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百獣の王 アレクウスside

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俺様はアレクウス。獅子族の中でも身体がデカく、強いばかりに面倒な首長というトップになっちまった。
毎日同じような会議に疲れて、息抜きに誰も脚を踏み入れない近くの森へ遊びに行った時、タケルを見つけた。

この辺じゃ見ねえ黒髪に獣耳がないタイプの獣人(この時はただの人間とは知らなかったわけだが)が陰茎握って「ヒィヒィ」自慰してんのを目撃したってわけ。
潤滑剤がないのか擦ってるわりに剥いた先が赤く晒されて痛そうだ。

ラリィマの実が食いかけで落ちてるのを見たところ、知らずに食っちまったみてえだな。
ラリィマの実は媚薬の類だが初めの発破剤として使うことが多く、数回出したら効果も落ち着いてそんなに長引かねぇはずだが…食べたばかりなのか、下手くそで上手く出せてねぇのか?

種族が違うと効果も違うのかねぇ。
手を顎に添えて観察を続けると、
赤黒くて硬そうな剛直に俺の胎の奥が疼いてきやがって……濡れたのを幸いと、そのまま味見として一発乗ることにした。
今日に限ってツナギみたいな上下繋がった服だ。上着から手を抜いても腰にくっついたまま。森の中で全裸つーのも吹っ切れなくて、股の下のボタンを全て開いた。これで結合するだけならし易くなった。尻尾の上に服が乗って鬱陶しいがなぁ。気が急いてる俺には些細なことだ。

「っへ、はっ?」混乱してるコイツの上に乗り、残ったラリィマの実を潰して塗りつけて、尻穴の皺に数回擦り付けてそのまま沈めた。

「っん、くおっ!?んほぉ」
思ったより熱く硬いかさに押し込まれ情けねえ声が出る。入れた途端しこりが、ごりゅごりゅ潰されて、良い!!
しばらく浅いところで味わっていたが目の前の雄は種付けさせろとばかりに腰を掴んで推し進めようとする。
「ま、まてよっ!じらして、らわけじゃあっ!!」動き易いように脚を開きなおしたところで

ばちゅんっ!!!
一気に貫かれた。下腹部につぶれされ、尻たぶの形が変わる。

「ッ♡~~ふぁ!、ぁあっ!!」

これ胎の子供部屋まで届いてる♡届いてもノックするみたいにコツンコツコツって突いてるぅ!ココで出されたら孕む♡
あ、入り口が開いてるぅ奥まで誘ってる!?
胎が雄棒を離さないように締めつけていると、腹でも空いてるのかパクリと俺の豊満な胸にもかぶりついて吸いだした。口内の粘膜や舌に挟まれしごかれピリリと甘い刺激が胎にくる。

やっとの事で尻をあげてもまた、ばちゅん!ぐりゅぐりゅ~と引き戻されて種付けさせろと催促される。
馬鹿ぢからで腰や尻にコイツの手がめり込んでる。その痛ささえも心地よい。

ーーコイツ、俺だけしか見えてないんだよな
実のせいとはいえ盲目的に俺を頼る目の前の雄がたまらなく可愛く見えた。
錯乱してるコイツには格好の雌袋だと自覚してるものの、その錯乱した中の本能がたまらなく良い。

「ッいいぜぇ♡いっぱい、出してぇんだろおっ、だせって♡いっ、んあッッ!!」

されるがままの尻穴は雄棒のための肉筒となり自分勝手に扱かれ思わず快感で締めつければ奥に出された。
しかし子供部屋がいっぱいになったのにまだ硬さが残る雄棒は不服そうだ。許可なく再開される無遠慮なピストン。
ーーばちゅばちゅばちゅ。
ーーばちゅっ、ばちゅん!!

「がっ!?まだ腰振るっ?ダメだ、まてえっ?おっ?おっ、なんかぁ、くる!
ンンッ!!おぉっん、あぐっ!キツいのきたぁ!!」

初めての雌イキに特大の快感にうち震えた。快楽で力が抜けそうな足腰に鞭を打ち、動けるうちに急いで屋敷へと運んだ。
横抱きで運んだんだが俺の乳首が気に入ったらしくイジられ過ぎて気が散って仕方なかった。チンポの方は大人しく出来ずもう片方の胸に擦り付けたり腕の間に入れてこようと、腰をヘコヘコして俺はこの可愛い生き物を受け入れたくて堪らなくなった。

屋敷に戻った上半身裸の俺は使用人に心配されたが「交尾をするから、邪魔してくれるな」と言い残し部屋に篭った。

ベッドの上に下ろしても尚そそり立つ男を前に着替えるのも惜しくベロちゅうをして誘う。唇から離れると、うつ伏せになって腰を高くして尻穴が見えるように広げる。お前の雌袋だとつたわるように。
背後でゆらりと動く気配がしてすぐに挿入が始まった。
ずちゅんっ!
抵抗なく押し入られた剛直に雌の部分が喜んで歓迎してしまう。

早く意識戻んねえかなぁ……
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