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異世界で気をつけるは食材!?

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俺は羽柴 タケル
ある朝、普通に起きたら開けた森の中で目が覚めた。転生トラックなんてフラグも無くいきなりだ。夢かと思ったが足裏は歩き回ったせいで傷つき痛みを感じている。食べ物はなく、空腹を感じてきたところで現実を受け入れた。

単純に食わねば死ぬ。
歩き回ったおかげで森にも実やキノコがある事を確認できた。後は食べる覚悟だ。
そして空腹に耐えかねて毒でも構わないとカラフルな果物を食べた。
食べて空腹が満たされたが急激に身体が熱くなり……それから記憶が途切れた。


次に起きた時には見知らぬ場所で意識を取り戻した。しかも、柔らかい布の上で見知らぬ男を後ろから抱いている最中という、とんでもない状況でだ。

見知らぬ男の顔は下を向いているため見えない、肩より長い髪型がわかる程度だ。肩から腰にかけて広背筋は発達して逞しいが、脱げかけて重なった衣服の下、掴んだ腰から筋肉だけでは無い柔らかさを感じる。
臀部の割れ目は柔らかく広がり、俺の下生えにピッタリとくっつく感覚がある。

そう、単純に抱きしめている訳では無く、俺の愚息が相手方の穴にミッチリ埋まっていたのだ!

「へっ??ッ!」
「ん、ァッ!!」

自身の状況把握が終わると、包み込まれた肉筒に改めて快感を拾い素直な愚息は硬度と角度が上がった。
目の前の男がすぐに反応した。
そして異変に気付いたのか、肩越しに俺をみやると息を吐き出し「……はあ、はあ、ん……やっと、正気になったか」と呟いた。

後ろを振り向いた美丈夫にドキリとしたが気まずさに肉棒を抜くと、快感を拾うようで喘ぎとも吐息ともつかない声が漏れでた。

(この状況はなんだ!?なんで!!)
混乱しつつも言い逃れが出来ない有様である。
罪悪感から顔を上げる事も出来ない。

その間にごそごそとうつ伏せだった男が、仰向けになった気配がする。動く視界の端で俺が出したと思われる白濁がアナルからぶピュッと音を立てた。俺はその間も相手の股にいる。むしろ今も太ももに挟まれ、ぎゅうぎゅうと下半身がつかまっている。
しかし何も言われない。恐る恐る顔をあげると、しっかりと相手の顔が見えた。

男は汚れたままの姿で、にんまりと口で弧を描いた。量の多い長髪は濃いブラウン、意志の強そうな目元はキリとした眉と金色の瞳。
髪からは猫耳のようなものが見え、ピクピクと動いている。
(ええー、猫耳!?)
違う驚きに意識が遠くなるが、目の前の男に見られている事を思い出して平静を装う。
お互い落ち着いたのが分かったのか男が話した。

「はぁ、正気に戻ったか?」
「へぁ!?は、はい!この度は、も、申し訳あ、あり…ッ」
謝罪の言葉を言う前に不要だと手で制される。

「俺はアクレウスだ。お前の名は?」
「えぇ、と健と言います……」
「タケル…と言うのだな、名は交換した。なら続けようか」

(何を……?)
と思ったと同時に首に抱きつかれて、抵抗する事なくアクレウスの胸に倒れてしまった。
「あの、コレは一体?」

「さっきはラリィマの実のせいで意識がなくまぐわったからな。次は意志がある状態で、な♡」

なにが「な♡」なのか分からなくて胸の上で顔を上げると、熱っぽい金色の瞳と目があう。先刻口にしたのはラリィマと言うらしい。媚薬の類かまだ身体が熱い、ゴクリと喉を鳴った。それが合図となり顔が近づき荒々しくキスをされた。口内に入り込む舌を好きにさせると、お返しにアクレウスの口内も味わった。犬歯が発達していて、近くを確かめるように舌でイジると気持ちよさそうな声がした。
アクレウスの片手が俺の下半身にのびて、優しく包むと付け根から鬼頭までゆっりなぞられた。
そのまま自身の蕾にあてがい、アナル周りに手を置き指で開き誘っている。
先程まで入っていたせいで緩んだアナルに鬼頭を押し込むと、ぐぽんと抵抗なく入った「ぅ、お!」とアクレウスから悦びの声が上がった。

「この体勢キツく無いですか」尋ねつつ足を俺の両肩に担いだら唇をくっつけ舌を絡ませながら、腰を進めていく。
体が柔らかいのか難なく折り畳んだ体勢になっても気持ちよさそうに目を細めている。
お尻に手を当てていた手は取り上げ、こちらも指を絡めて恋人繋ぎにする。肉球はなく普通の人の手と変わらない。少しゴツゴツして太い。

体重を乗せても潰れないのを確認できたら、
胸に手を伸ばす。揉めば、むにむに意外と柔らかい。突起を撫でると唇が離れた。

「ハァ……むね、触るのか」
「気持ち良くないですか」

気持ちは良いのか納得したように唇が合わさった。
乳首を撫でて、軽く潰して、その度に肉筒が収縮する事で反応が分かって俺の気分も良くなっていく。

肉棒が全部埋まったところで、また引き抜くとカリの部分がシコリに当たった感触が合わさった口内から嬌声が漏れでる。
滑りの良い後腔を激しめに抜き差しを繰り返すと、アクレウスは首を振って過ぎた快楽に耐えようとする。逞しい肉体とのギャップに嗜虐心が煽られる。

「おっ♡あっ♡そこ、んん、イイ!」
「知らない男にこんなズボズボ犯されて良いんですか?」
「ちがっ!名、ッん!ッ交換したぁ!」
「なるほど、名前を交換したから、知り合いだとッ!」
「~~んゔ」
「知り合いになったらこんなケツマンに種づけしてもッ良いんですね!」
「あ、あ!ぅおお!イイ!たねづけしろッ!!」

ーーッパン!!

隙間なく雌穴に挿し終わると小気味いい音が響いた。遠慮なく陰嚢から湧き出る精子を最奥にぶち撒けた。
ぶるりと最後まで出しきり、いま一度冷静になろうとする。
しかし、繋いだ手はまた首にかかり「再戦だ」とでも言うように腰を揺すられ誘われる。肉食獣のような初対面の漢に俺は誘われるまま、ラリィマという実のせいにして淫らな時間を過ごす事にした。
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