春に落ちる恋

まめ太郎

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 将仁さんの指先が俺の胸の突起に触れる。
 視線を受け、そこが自然と硬くなるのが分かった。
「さっきいじりすぎたかな?真っ赤だ」
 将仁さんが尖った先端にちょんと触れる。
 それだけで俺は熱い息を吐いた。
 将仁さんが俺の下半身にも手を伸ばす。
「ここの匂いも形も好きだ。先っぽが隠れてんのも可愛くてたまんねぇ」
 将仁さんが俺の屹立にチュッとキスをした。
 俺のそこはもう我慢できないとばかりに涎を垂らして、震えている。

「ねえ、将仁さんお願い。入れて」
「いや、でもさっき三回したろ?」
 将仁さんが心配そうな表情で俺を見る。
「だって欲しくなっちゃったんだもん。将仁さんが触るから」
「悪かったよ。でもうーん。大丈夫か?」
 そう言うと将仁さんは俺の奥のすぼまりを覗きこんだ。
「春、知っているか?ここ入口はピンクなのに、少し襞を捲ると深紅に変わるんだ。俺の一番好きな色だ」
 将仁さんがそこに息を吹きかけ、両方の親指でむにりと開く。
「あっ、やあ。そんなとこ見なくていいから」
 俺が足をばたつかせると、将仁さんがようやくそこから顔を離した。
「うん。腫れてないし、問題なさそうだな。ローション多めに使うけど、痛かったらすぐに言えよ」
 そう言って将仁さんが特大ボトルを取り出し、惜しげもなく俺の後口にかけた。
 指で中を探りながら、上半身を倒し、俺の乳首に口を寄せる。
 吸いながら、尖らせた舌でピンと立った乳首を押しつぶす。
「やん、あっ、あっ、あっ。両方いっぺんにされたら、すぐ出ちゃうっ」
 俺は我慢できず、自分の腹に薄い白濁を撒いた。

「春…、入れるぞ」
 余裕のない将仁さんの声が聞こえ、すぼまりに熱を感じた。
 半分突き入れられ「うん、んんっ」と喘いでいる俺の両手に、将仁さんが自らの手を絡める。
 そして引き寄せるように、最後まで腰を進めた。
「あっ、ああああん。んぅ」
 背中を反らせる俺に、将仁さんが覆いかぶさる。
「いつもお前抱いている時、夢じゃねえかって思うくらい幸せ」
 そう笑顔で言う。
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