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第二十糞
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大学入学希望者学力評価テスト。
今、鰤便高校では大学入試への前哨戦が行われていた。
(いざ、ゆかん)
池谷和人は33HRの自分の席で試験開始の合図を聞いた。
(ラッキーだ。一問目から得意なところだ)
この一週間は緊張で排便すら忘れていたが、ここにきて運が回ってきた。
(うんこだけに、な)
それでも、気が緩んではいけない。彼は尻の穴をキュッと引き締め、目の前の試験問題に取りかかった。
ところが、制限時間が半分ほど過ぎたところで、彼に異変が起こった。最初は小さな違和感だった。
(ん、なんか肛門の調子が)
そして、十分後。
(まずい! 便意が!)
彼は焦っていた。
(肛門に気合いを入れすぎていたからか!?)
気を緩めないために尻の穴に力を入れたはずが、時間とともにその穴の筋力が緩んでしまったのだ。
(まずい! どうする!? 一時退席したとしても、一週間ため込んだこのビッグウェーブを乗り切るには残り時間を使い切ってしまうかもしれない!)
和人は必死になって考えた。
(やるしかないのか、ここで? でも、この大きな気配は……)
唯一浮かんだ解ケツ策は試験を受けながらの脱糞。だが、彼の尻は言っている。「俺、大きな音、出しちゃうぜ?」と。
(問題はそれだけじゃない。一週間もため込んだんだぞ……)
その臭いは教室中を席巻するだろう。懸念は他にもある。
(カンニング……)
そう、カンニングが疑われる可能性がある。携帯電話の着信音がカンニング扱いにされるくらいなのだ。あり得ない訳ではない。
(やばい、もう……)
考えている間に、迷っている時間はなくなっていた。大腸の住人たちがその時を今か今かと待っている。
(限界、だ)
フン闘むなしく、尻穴の筋力は限界を迎えていた。
(せめて、最後まで)
彼は鉛筆を走らせる。
尻穴の筋肉が緩んだ瞬間、一週間分の大便が肛門に殺到した。
そして。
(あれ?)
和人は思わず目を見開いた。
(おかしい)
確かに脱糞の快感があるのだ。パンツの膨らみも感じる。でも。
(音も臭いも……)
脱糞に伴う現象がそこには存在していなかったのだ。
(どういうことだ?)
彼は顔を動かさずに周囲に視線を走らせる。すると。
『大丈夫ですよ』
聞き覚えのある声。その主がニュッと眼前に姿を現した。
(千代……?)
彼女は鰤高に住まう地縛霊、水野千代だった。
(どういうことだ?)
『えっとですね……』
当然ながら彼女の声は和人以外に聞こえてはいない。
『池谷さんのう○この臭いや音は念力で飛ばしちゃってます』
(え? そんなことが? いや、そんなことよりどこに飛ばしたんだ?)
千代は人差し指の腹を口に当てる。
『んー。二年以上前でしょうか?』
(まて、時間も超えることができるというのか!?)
『はい。でも、大きな物は運べないんですけどね。池谷さんのう○こみたいに』
(そう、なのか。……それで、どこに?)
『13HRの同じ位置ですね』
(二年以上前の同じ位置……まさか!?)
和人は思い出していた。二年八ヶ月ほど前のあの日を。忘れてはいない。あの、全ての始まりとも言える事件を。
(そうか、そうだったんだ)
疑っていた、自分ではないと。
疑っていた、クラスの誰かを。
憎んでいた、顔も名前も分からない犯人を。
(でも)
彼はようやく真実に辿り着いた。
ストゥールという自身に付けられたレッテル。
今、彼は晴れて。
(俺、だったんだ)
真のストゥールとなった。
「あー終わった終わったー」
試験が終わると大石聡美が伸びをした。
「あ、和人。和人はどうだ……て、うわっ。何泣いてんのよ! ……もしかしてダメだったの?」
彼女が心配して声をかけると和人はこう言った。
「いや、心配するな。すでにブツは始末してある」
「ブツ? よく分かんないけど次は大学入試だから気合い入れてよ?」
「ああ、次は持久力を付けて臨む」
「そうね、最後の一秒まで出し切らないとだしね」
「いや、出したらダメだろ」
「は? 出さなきゃダメでしょ」
「いや、出したらダメだ」
「出すのよ」
「出さない」
「だ・す・の」
最後まで噛み合っていない二人だった。
「冬の寒さも和らぎ、冬眠中の熊も起き出してフンをする今日この頃。私たちは卒業の日を迎えました」
高校生活最後の日。池谷和人は壇上で卒業生代表として答辞を読んでいた。元生徒会長が数日前からノロウィルスで休んでいるため、和人が代わりを務めている。
(元生徒会長、今日は俺に任せて安心して脱糞してくれ)
「思えばこの三年間、色々なことがありました。
私たちは三年前の四月、希望と期待に尻の穴を膨らませ、この鰤便高校に入学しました。『これからどんなことが起こるのだろう』『どんなことができるのだろう』と高まる鼓動を抑えつつ、高校生活をスタートしたのです。ですが、あの事件は起こりました。皆様もご存知のことと思いますが、私は入学の月に授業中の教室で脱糞をしてしまいました。その時、私は高校生活の始まりと同時に、それが終わっていくのを感じました。実際、ストゥールとしてその噂は広まり、学校に私の居場所はなくなりました」
皆、苦い表情でそれを聞いた。
「苦しい毎日でした。しかし、便所飯を食す私に救いの手を差し伸べてくれたクラスメイトがいました。今でも、その手の温かさは覚えています」
佐藤がはっとした表情を浮かべ、和人の背中を見つめた。
「それでも、それからも多くの苦難が私に降りかかりました。謂われのない誹謗中傷、行事などの妨害行為。ですが、苦しかったのは私だけではありませんでした。『うんこクラス』。そう呼ばれていたのを知ったのです。私は、それを知ってさらに落ち込みました。自分のせいでみんなに迷惑をかけたと、そう思いました」
すすり泣く生徒の声が聞こえてくる。聡美も俯いて涙を流した。
「だから、毎日必死でそのレッテルを剥がそうともがきました。体育祭や鰤高祭などの行事を含め、全てに全力を注ぎました。
当時は本当に大変でした。くじけそうになることもありました。そうして考えると一つの疑問が生まれました。なぜ自分はそれらの困難を乗り越えることができたのか。私は当時を思い返して、その答えに辿り着きました。それは、一緒に戦う仲間がいたからです。時に喧嘩をし、ぶつかり合うこともありましたが、どんな時にも、側には共に前を向く友人たちの姿がありました。
文化祭で合唱を盛り立ててくれた仲間、クリスマスに幸せを届けてくれた仲間、勉強合宿やバレンタインデーで絆を深め合った仲間、修学旅行で試練を乗り越えた仲間。思い出せば、枚挙に暇がありません」
泰平が、山本が、佐藤が、中村が、内山が、玲奈が、33HRの皆が、号泣した。
「そして、そんな充実した学校生活を送れたのも、先生方や保護者の皆様、在校生の皆さんを始め、多くの方々の支えがあったからです。この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
私は今、とても晴れやかな気持ちでこの場に立っています。これからも様々な困難が私たちを待っていることでしょう。苦しくて立ち止まってしまうこともあるでしょう。でも、鰤高で経験した毎日が、私たちの背中を押してくれるはずです。
鰤高での生活は、かけがえのない宝物です」
和人は、そこで大きく深呼吸をした。
今、万感の思いを込めて言う。
「そう、笑って言えるまでに、私には少なくとも千リットルの脱糞が必要でした。
私はストゥールです。
そのことに胸を張って旅立ちの言葉とさせていただきます。
卒業生代表 池谷和人」
会場が、感動と涙に包まれた。
「答辞、良かったわよ」
卒業証書の入った筒を手に、聡美が声をかけてきた。
「ありがとう」
素直に感謝する和人。
「それにしても、その鞄パンパンね……」
和人の鞄は今にもはち切れそうだ。
「ああ、持ってくの後回しにしてたらな……」
強調するようにトントンと自分の鞄を叩いた瞬間。
ブチッ。
「「あ」」
鞄のベルトがちぎれた音がした。
「あらら……」
「参ったな……」
和人が困って頭を擦っていると。
「あっ」
聡美が何か閃いたような顔をした。
「どうしたんだ?」
「ちょっと待っててね……」
後ろを振り向いて何やらがさごそとやたら大きな音を立てて自分の鞄を漁る聡美。
取り出したのは。
「マフラー? 何でこんな時期に……」
「入れっぱなしになってたの。これをこうして……」
マフラーを和人の鞄のリングに通していく聡美。
「よし、おっけー!」
ベルトの代わりにマフラーを結び、和人の肩にかけると、聡美はそう言って笑った。
「悪いな。伸びちまうだろうし、今度買って返しに行くよ」
「いいよ、別に。それあげるから。新しいの欲しかったし」
「そういう訳にも……」
「あ、じゃあ代わりに一食おごってよ」
「お手柔らかにお願いします……」
「大学の学食でいいよ。一番安いやつ」
「……それもそれで何かな」
「いいよ、それで。また、何か頼むかもだけど」
「……分かった。それで」
「おーい、お前ら打ち上げ行くぞー」
泰平が遠くから声をかける。
「はーい」
「おう」
三月の空。
早咲きの桜が、彼らの過去と未来を祝福するかのように舞っていた。
今、鰤便高校では大学入試への前哨戦が行われていた。
(いざ、ゆかん)
池谷和人は33HRの自分の席で試験開始の合図を聞いた。
(ラッキーだ。一問目から得意なところだ)
この一週間は緊張で排便すら忘れていたが、ここにきて運が回ってきた。
(うんこだけに、な)
それでも、気が緩んではいけない。彼は尻の穴をキュッと引き締め、目の前の試験問題に取りかかった。
ところが、制限時間が半分ほど過ぎたところで、彼に異変が起こった。最初は小さな違和感だった。
(ん、なんか肛門の調子が)
そして、十分後。
(まずい! 便意が!)
彼は焦っていた。
(肛門に気合いを入れすぎていたからか!?)
気を緩めないために尻の穴に力を入れたはずが、時間とともにその穴の筋力が緩んでしまったのだ。
(まずい! どうする!? 一時退席したとしても、一週間ため込んだこのビッグウェーブを乗り切るには残り時間を使い切ってしまうかもしれない!)
和人は必死になって考えた。
(やるしかないのか、ここで? でも、この大きな気配は……)
唯一浮かんだ解ケツ策は試験を受けながらの脱糞。だが、彼の尻は言っている。「俺、大きな音、出しちゃうぜ?」と。
(問題はそれだけじゃない。一週間もため込んだんだぞ……)
その臭いは教室中を席巻するだろう。懸念は他にもある。
(カンニング……)
そう、カンニングが疑われる可能性がある。携帯電話の着信音がカンニング扱いにされるくらいなのだ。あり得ない訳ではない。
(やばい、もう……)
考えている間に、迷っている時間はなくなっていた。大腸の住人たちがその時を今か今かと待っている。
(限界、だ)
フン闘むなしく、尻穴の筋力は限界を迎えていた。
(せめて、最後まで)
彼は鉛筆を走らせる。
尻穴の筋肉が緩んだ瞬間、一週間分の大便が肛門に殺到した。
そして。
(あれ?)
和人は思わず目を見開いた。
(おかしい)
確かに脱糞の快感があるのだ。パンツの膨らみも感じる。でも。
(音も臭いも……)
脱糞に伴う現象がそこには存在していなかったのだ。
(どういうことだ?)
彼は顔を動かさずに周囲に視線を走らせる。すると。
『大丈夫ですよ』
聞き覚えのある声。その主がニュッと眼前に姿を現した。
(千代……?)
彼女は鰤高に住まう地縛霊、水野千代だった。
(どういうことだ?)
『えっとですね……』
当然ながら彼女の声は和人以外に聞こえてはいない。
『池谷さんのう○この臭いや音は念力で飛ばしちゃってます』
(え? そんなことが? いや、そんなことよりどこに飛ばしたんだ?)
千代は人差し指の腹を口に当てる。
『んー。二年以上前でしょうか?』
(まて、時間も超えることができるというのか!?)
『はい。でも、大きな物は運べないんですけどね。池谷さんのう○こみたいに』
(そう、なのか。……それで、どこに?)
『13HRの同じ位置ですね』
(二年以上前の同じ位置……まさか!?)
和人は思い出していた。二年八ヶ月ほど前のあの日を。忘れてはいない。あの、全ての始まりとも言える事件を。
(そうか、そうだったんだ)
疑っていた、自分ではないと。
疑っていた、クラスの誰かを。
憎んでいた、顔も名前も分からない犯人を。
(でも)
彼はようやく真実に辿り着いた。
ストゥールという自身に付けられたレッテル。
今、彼は晴れて。
(俺、だったんだ)
真のストゥールとなった。
「あー終わった終わったー」
試験が終わると大石聡美が伸びをした。
「あ、和人。和人はどうだ……て、うわっ。何泣いてんのよ! ……もしかしてダメだったの?」
彼女が心配して声をかけると和人はこう言った。
「いや、心配するな。すでにブツは始末してある」
「ブツ? よく分かんないけど次は大学入試だから気合い入れてよ?」
「ああ、次は持久力を付けて臨む」
「そうね、最後の一秒まで出し切らないとだしね」
「いや、出したらダメだろ」
「は? 出さなきゃダメでしょ」
「いや、出したらダメだ」
「出すのよ」
「出さない」
「だ・す・の」
最後まで噛み合っていない二人だった。
「冬の寒さも和らぎ、冬眠中の熊も起き出してフンをする今日この頃。私たちは卒業の日を迎えました」
高校生活最後の日。池谷和人は壇上で卒業生代表として答辞を読んでいた。元生徒会長が数日前からノロウィルスで休んでいるため、和人が代わりを務めている。
(元生徒会長、今日は俺に任せて安心して脱糞してくれ)
「思えばこの三年間、色々なことがありました。
私たちは三年前の四月、希望と期待に尻の穴を膨らませ、この鰤便高校に入学しました。『これからどんなことが起こるのだろう』『どんなことができるのだろう』と高まる鼓動を抑えつつ、高校生活をスタートしたのです。ですが、あの事件は起こりました。皆様もご存知のことと思いますが、私は入学の月に授業中の教室で脱糞をしてしまいました。その時、私は高校生活の始まりと同時に、それが終わっていくのを感じました。実際、ストゥールとしてその噂は広まり、学校に私の居場所はなくなりました」
皆、苦い表情でそれを聞いた。
「苦しい毎日でした。しかし、便所飯を食す私に救いの手を差し伸べてくれたクラスメイトがいました。今でも、その手の温かさは覚えています」
佐藤がはっとした表情を浮かべ、和人の背中を見つめた。
「それでも、それからも多くの苦難が私に降りかかりました。謂われのない誹謗中傷、行事などの妨害行為。ですが、苦しかったのは私だけではありませんでした。『うんこクラス』。そう呼ばれていたのを知ったのです。私は、それを知ってさらに落ち込みました。自分のせいでみんなに迷惑をかけたと、そう思いました」
すすり泣く生徒の声が聞こえてくる。聡美も俯いて涙を流した。
「だから、毎日必死でそのレッテルを剥がそうともがきました。体育祭や鰤高祭などの行事を含め、全てに全力を注ぎました。
当時は本当に大変でした。くじけそうになることもありました。そうして考えると一つの疑問が生まれました。なぜ自分はそれらの困難を乗り越えることができたのか。私は当時を思い返して、その答えに辿り着きました。それは、一緒に戦う仲間がいたからです。時に喧嘩をし、ぶつかり合うこともありましたが、どんな時にも、側には共に前を向く友人たちの姿がありました。
文化祭で合唱を盛り立ててくれた仲間、クリスマスに幸せを届けてくれた仲間、勉強合宿やバレンタインデーで絆を深め合った仲間、修学旅行で試練を乗り越えた仲間。思い出せば、枚挙に暇がありません」
泰平が、山本が、佐藤が、中村が、内山が、玲奈が、33HRの皆が、号泣した。
「そして、そんな充実した学校生活を送れたのも、先生方や保護者の皆様、在校生の皆さんを始め、多くの方々の支えがあったからです。この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
私は今、とても晴れやかな気持ちでこの場に立っています。これからも様々な困難が私たちを待っていることでしょう。苦しくて立ち止まってしまうこともあるでしょう。でも、鰤高で経験した毎日が、私たちの背中を押してくれるはずです。
鰤高での生活は、かけがえのない宝物です」
和人は、そこで大きく深呼吸をした。
今、万感の思いを込めて言う。
「そう、笑って言えるまでに、私には少なくとも千リットルの脱糞が必要でした。
私はストゥールです。
そのことに胸を張って旅立ちの言葉とさせていただきます。
卒業生代表 池谷和人」
会場が、感動と涙に包まれた。
「答辞、良かったわよ」
卒業証書の入った筒を手に、聡美が声をかけてきた。
「ありがとう」
素直に感謝する和人。
「それにしても、その鞄パンパンね……」
和人の鞄は今にもはち切れそうだ。
「ああ、持ってくの後回しにしてたらな……」
強調するようにトントンと自分の鞄を叩いた瞬間。
ブチッ。
「「あ」」
鞄のベルトがちぎれた音がした。
「あらら……」
「参ったな……」
和人が困って頭を擦っていると。
「あっ」
聡美が何か閃いたような顔をした。
「どうしたんだ?」
「ちょっと待っててね……」
後ろを振り向いて何やらがさごそとやたら大きな音を立てて自分の鞄を漁る聡美。
取り出したのは。
「マフラー? 何でこんな時期に……」
「入れっぱなしになってたの。これをこうして……」
マフラーを和人の鞄のリングに通していく聡美。
「よし、おっけー!」
ベルトの代わりにマフラーを結び、和人の肩にかけると、聡美はそう言って笑った。
「悪いな。伸びちまうだろうし、今度買って返しに行くよ」
「いいよ、別に。それあげるから。新しいの欲しかったし」
「そういう訳にも……」
「あ、じゃあ代わりに一食おごってよ」
「お手柔らかにお願いします……」
「大学の学食でいいよ。一番安いやつ」
「……それもそれで何かな」
「いいよ、それで。また、何か頼むかもだけど」
「……分かった。それで」
「おーい、お前ら打ち上げ行くぞー」
泰平が遠くから声をかける。
「はーい」
「おう」
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