点数が悪い俺異世界転移したがロクなスキルがなかったので転生者を手に入れる

eegww 松実

文字の大きさ
上 下
56 / 66

ボンカスト編 1話 免疫過剰反応

しおりを挟む
「錦戸あれがボンカスト?だよな?」「はい、あれですね」「はぁぁ~何か一気に疲れが~」「少し面倒な奴に出会ったからかもな」入口に門番が配置されているが周囲の入り具合的に特に通行手形などは必要なさそうだ


 そのため特に何事も無く俺達は入国する事が出来た
 荷車などは何か手続きをしていた…あっちは許可書などが必要なのだろう


「ひとまず宿を探しますか?」「……そうだな」「どうかしたんですか?」「いや、俺もちょっと疲れてるのかもな」「そんな急いで宿を探さなくても少し歩いてからでも良いんじゃない?」「どうします?」「じゃあそうするか」


「じゃあ、れ~いな!!」綾瀬が錦戸に腕を絡ませ「行こっか?」えぇ…?二人の背中が遠ざかって行くのを見るとマジで置いていくつもりらしい(仲月さん多分晴ちゃん止まりません後で合流しましょう)(俺ここの言語知らないんだが)


(……Good luck)そんな激励だけを残しどっか行った……換金出来る場所を探すか数十分歩いて見つけたのは良いだが問題は言葉が通じるのかどうかだ……シルドルクにするかパジャン島で行くか


 パジャン島の方が喋りやすいしこっちでいくか「すみませんこれって換金出来ますか?」手持ちの一部を見せ女性の職員に聞いた時言語なのか見せた硬貨に対してか分からないが「……はい、出来ますよ」少し遅れ気味だったが通じたようでありがたかった


「もしかして、あの島国から来ました?」この聞き方からして恐らく出身なのだろう…「そうですね旅の道中で数日間滞在して今日ここに着いたんですよ」「そうでしたか実は私あの島出身なんですよ」


「今は出稼ぎに来てる感じなんですか?」「ちょっと違うかな?親と少し揉めちゃってそのまま出て行って現在に至るって感じかな」少し濁したような笑顔で彼女はそう言った「すみませんそんな事情も知らずに」「いえいえ大丈夫ですよ」


 その後少し彼女が居た時の話を始めた…「ちょっと長く話過ぎちゃいましたね」「いえ、僕の知らない事を多く知れたので良かったです」「ありがとう……はい、換金した分ね」


「どうかした?」「少し聞きづらいんですがもうあの島に帰るつもりは無いんですか?」「…多分無いかな……でも、そうだな~山梔子にはもう一回くらい会いたいかな?」


「もしかして会ったりした?」「いえ、会ってませんね」「そっか~元気にしてるかな~?」「きっと向こうで元気にしてますよ」「君結構優しいんだね、目がちょっと腐ってるけど」「一言余計っすね」「アハハッごめんごめん」


「じゃあ俺行きますね」「うん、今日は君と話せて良かったよ」「こちらこそ」「バイバイ」振り返る事無く背後に手を振った……「帰るつもりは無いか……」それで良い…知る事が無いなら知らないままで良い


 少し歩いている内に聞こえる会話……うん、何言ってるか全然分かんねぇ~そんな時だったた一人の女性が悲鳴を上げたのだろう周囲の奴らが少し集まって行ったどうやら一人の男が倒れたようだ


 距離が近かったため少しその男の様子を見に行った……倒れた男は呼吸困難を起こしていた他の人間は何が起こっているのか分かっていないようだこうなった原因は……恐らくあれだろう


 つまりこの症状は「なーんだただのアナフィラキシーショックかぁ~」そうアナフィラキシー……は?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

月が導く異世界道中

あずみ 圭
ファンタジー
 月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。  これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。  漫遊編始めました。  外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない

一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。 クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。 さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。 両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。 ……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。 それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。 皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。 ※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

処理中です...