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第十五話 転生者殺し
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「言ってる事がちょっと良く分からないんだ……が」先程まで目の前にいたアイツはいなかった「やっぱ近くで見るとより欲しくなってくるなぁ~」「もう正直俺は魔王を殺すとか面倒くさいしこの先も今みたいに女を連れての人生を楽しみたいわけよ?」
「…何なの?コイツ?」「ちょっと私にも分かんないですね」「直ぐにオッケーしない…うん!うん!!良いねその方が調教し甲斐がある」俺は完全にスルーされてるなまあ良いけど
「申し訳ないがその二人は渡せないな」「…あぁまだいたのか?糞陰キャ見逃してやるからどっか行け」「お前みたいな奴にそいつ等は愚かそこの三人も勿体ねぇなあ?」
「そんなカッコつけた発言して自分はヒーロー気取りか?良いぜかかって来いよ?」アイツから貰った武器を取り出し引き金を引こうとした瞬間だったボトッとその場に腕が落ちた「!?」「うあぁぁ何なんだよ!!?コレ?」
「へぇ~銃ってもうあったのか?……あぁまさかコレ作ったのお前?」「……」「つまりお前は俺と同じ転生した人間かぁ」「残念だったな~この程度じゃ俺には勝てねぇよ?」
「なあw?どんな気持ちだ?何も出来ずにさあ?カッコつけた事だけ言ってだっせーなお前」その時遠くで見ていた三人は少し残念な表情だった
「邪魔は消えたし二人共行こうか?」……そうかそれがお前の持っている能力かなら…ここで使うのは勿体ないがまあ良いか「おい!!お前らも早く来い」「「……はい」」
隣を通り過ぎる際「ごめんなさい」一人がそう言った「仲月何やってるの?立ちなさいよ」「……」「顔を見る限りでは女だがまさか男って展開は無いよな?」「てか?今更起き上がって何かすんの?お前」
「まあそうだな」「もう止めとけってwwこれ以上は恥の上塗りだぜお前」俺は瓶の中身を飲んだ「うっ」「ポーション使って腕を治して?それで?どうすんの?」
「はぁ…結局それかよ?つまんねぇーなやっぱ陰キャだわお前」「何か可哀想だからさここで死んどけ」その時錦戸以外の奴は驚いただろうな「!?」「おいどうした?地面に雌の虫でもいたのか?」
「何しやがった陰キャの分際でぇ!!」銃を向け発砲するが再び奴は消えたが「んなアぁんだ何が起こってるんだ視界がおかしいぞ?」もうそろ虫の息になるだろうまあ良いか「その毒の解毒方法だけ言ってやると信仰系の魔法で治せるぞ」
その言葉に当てはまる人物がいたのか直ぐに振り返り命令をした「おい!!!オマエらいまずぐ俺を回復させろぉぉ!!!」「……」「さて、どうするん?別にコイツを助けるのを止めるつもりは無いぞ?」
「はっはやぐしろおまえら今まで誰のおかげで……」あーあせっかくのチャンスを捨てたなアイツでもまあどっちにしても変わらない気がするが「誰が…」「?」「私達は望んでお前の所有物になった覚えはない!!!」
「そのまま死んどけこのクソ野郎」フゥゥーーカッコゥェイ「本当は分かっていたがいつの間にか感覚がおかしくなっていたのか知らないがお前はまるで時間が止まっている世界で自分だけが動けていたと思ってるんだがそれは間違いだぞ……まあもう聞こえて無いと思うが」
「良くやった仲月」綾瀬が親指でグッドを作る「全員それ以上は俺に近づかない方が良いぞあとそれにも」「え?どういう事?」「コイツは空気感染するからな」「ちょそう言う事は早く言ってよ」錦戸を引っ張りその場を離れようとしていた
「でも何であなたは平気そうにしてるんですか?」三人の内の一人がそう質問してきた「コイツの厄介な所は感染者より感染源の方がより長い時間生きるように出来てるからな」「つまり仲月さんは健康保菌者って事ですね」「そんな所だ」
「そこで一つ頼みがあるんだが……治して貰って良いですか?」「ん?え?あぁ…はい分かりました」これで治ったとは思うが「あの…私達は」「ところでそれはアイツにやられたのか?」俺は耳の部分を指し示した
「私達の中で回復系統の魔法を使える者はいませんでしたそこで死んでる奴以外は…」「そうか何か悪かったな」「いえ、いつ殺せるか分からなかったので」「ちょっと失礼しますね」錦戸が治療したのだろう「ねぇ?ねぇ?仲月あれってエルフって奴よね!?」
「…そうだな」「顔も整ってるしスタイルも…」綾瀬気にするなお前の第二次成長期はもしかするとまだ来てないのかも知れないのだから(笑)
「うっウソある…私達の誇りが」「……」三人が泣き崩れ錦戸が少し慌てていた「すみません嬉しくて」「…もう大丈夫です」「これからどうするんだ?」「そうですね……」何も当てが無いみたいだな…「ここからあの方向に行き続けると港が見えてそこからパジャン島って所に行ける」
「島に着いたら門番の人間に仲月の知り合いだとでも言えばアイツなら通してくれるだろうそしたら極楽の園って言う店に着いたらここに行けと言われたって言えば面倒くらい見てくれるだろう」
「ありがとうございます」「金が必要なら渡すが?」「流石にそこまでは…あなたのような善良な人からは貰えません」「そうか」「私達はこれで…このご恩は忘れません」
この死体は…まあどうでも良いし放置しておくか「えー仲月とチェンジで良いじゃん」「お前な」「まあ晴ちゃんそう言わずに」「ほら仲月ボンガストだっけ?早く向かおうよ」
善良か……俺が渡そうとしたあの金が人を殺して奪った物だったとしてらあの三人から俺に向けられる視線は真逆の物になっていただろうな
称号≪偽善≫≪転生者殺し≫
「…何なの?コイツ?」「ちょっと私にも分かんないですね」「直ぐにオッケーしない…うん!うん!!良いねその方が調教し甲斐がある」俺は完全にスルーされてるなまあ良いけど
「申し訳ないがその二人は渡せないな」「…あぁまだいたのか?糞陰キャ見逃してやるからどっか行け」「お前みたいな奴にそいつ等は愚かそこの三人も勿体ねぇなあ?」
「そんなカッコつけた発言して自分はヒーロー気取りか?良いぜかかって来いよ?」アイツから貰った武器を取り出し引き金を引こうとした瞬間だったボトッとその場に腕が落ちた「!?」「うあぁぁ何なんだよ!!?コレ?」
「へぇ~銃ってもうあったのか?……あぁまさかコレ作ったのお前?」「……」「つまりお前は俺と同じ転生した人間かぁ」「残念だったな~この程度じゃ俺には勝てねぇよ?」
「なあw?どんな気持ちだ?何も出来ずにさあ?カッコつけた事だけ言ってだっせーなお前」その時遠くで見ていた三人は少し残念な表情だった
「邪魔は消えたし二人共行こうか?」……そうかそれがお前の持っている能力かなら…ここで使うのは勿体ないがまあ良いか「おい!!お前らも早く来い」「「……はい」」
隣を通り過ぎる際「ごめんなさい」一人がそう言った「仲月何やってるの?立ちなさいよ」「……」「顔を見る限りでは女だがまさか男って展開は無いよな?」「てか?今更起き上がって何かすんの?お前」
「まあそうだな」「もう止めとけってwwこれ以上は恥の上塗りだぜお前」俺は瓶の中身を飲んだ「うっ」「ポーション使って腕を治して?それで?どうすんの?」
「はぁ…結局それかよ?つまんねぇーなやっぱ陰キャだわお前」「何か可哀想だからさここで死んどけ」その時錦戸以外の奴は驚いただろうな「!?」「おいどうした?地面に雌の虫でもいたのか?」
「何しやがった陰キャの分際でぇ!!」銃を向け発砲するが再び奴は消えたが「んなアぁんだ何が起こってるんだ視界がおかしいぞ?」もうそろ虫の息になるだろうまあ良いか「その毒の解毒方法だけ言ってやると信仰系の魔法で治せるぞ」
その言葉に当てはまる人物がいたのか直ぐに振り返り命令をした「おい!!!オマエらいまずぐ俺を回復させろぉぉ!!!」「……」「さて、どうするん?別にコイツを助けるのを止めるつもりは無いぞ?」
「はっはやぐしろおまえら今まで誰のおかげで……」あーあせっかくのチャンスを捨てたなアイツでもまあどっちにしても変わらない気がするが「誰が…」「?」「私達は望んでお前の所有物になった覚えはない!!!」
「そのまま死んどけこのクソ野郎」フゥゥーーカッコゥェイ「本当は分かっていたがいつの間にか感覚がおかしくなっていたのか知らないがお前はまるで時間が止まっている世界で自分だけが動けていたと思ってるんだがそれは間違いだぞ……まあもう聞こえて無いと思うが」
「良くやった仲月」綾瀬が親指でグッドを作る「全員それ以上は俺に近づかない方が良いぞあとそれにも」「え?どういう事?」「コイツは空気感染するからな」「ちょそう言う事は早く言ってよ」錦戸を引っ張りその場を離れようとしていた
「でも何であなたは平気そうにしてるんですか?」三人の内の一人がそう質問してきた「コイツの厄介な所は感染者より感染源の方がより長い時間生きるように出来てるからな」「つまり仲月さんは健康保菌者って事ですね」「そんな所だ」
「そこで一つ頼みがあるんだが……治して貰って良いですか?」「ん?え?あぁ…はい分かりました」これで治ったとは思うが「あの…私達は」「ところでそれはアイツにやられたのか?」俺は耳の部分を指し示した
「私達の中で回復系統の魔法を使える者はいませんでしたそこで死んでる奴以外は…」「そうか何か悪かったな」「いえ、いつ殺せるか分からなかったので」「ちょっと失礼しますね」錦戸が治療したのだろう「ねぇ?ねぇ?仲月あれってエルフって奴よね!?」
「…そうだな」「顔も整ってるしスタイルも…」綾瀬気にするなお前の第二次成長期はもしかするとまだ来てないのかも知れないのだから(笑)
「うっウソある…私達の誇りが」「……」三人が泣き崩れ錦戸が少し慌てていた「すみません嬉しくて」「…もう大丈夫です」「これからどうするんだ?」「そうですね……」何も当てが無いみたいだな…「ここからあの方向に行き続けると港が見えてそこからパジャン島って所に行ける」
「島に着いたら門番の人間に仲月の知り合いだとでも言えばアイツなら通してくれるだろうそしたら極楽の園って言う店に着いたらここに行けと言われたって言えば面倒くらい見てくれるだろう」
「ありがとうございます」「金が必要なら渡すが?」「流石にそこまでは…あなたのような善良な人からは貰えません」「そうか」「私達はこれで…このご恩は忘れません」
この死体は…まあどうでも良いし放置しておくか「えー仲月とチェンジで良いじゃん」「お前な」「まあ晴ちゃんそう言わずに」「ほら仲月ボンガストだっけ?早く向かおうよ」
善良か……俺が渡そうとしたあの金が人を殺して奪った物だったとしてらあの三人から俺に向けられる視線は真逆の物になっていただろうな
称号≪偽善≫≪転生者殺し≫
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