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パジャン島 四

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 さて突然だが質問だ男女の友情が成立するかしないか?…答えはしないだ…でなければ「こうなっていないだろう」「いきなり何言い出してるのコイツ?」「さあ?私も分かりません」


「いや…だってさおかしくないか?これ?」何とか部屋に入れて貰えたのは良いが何故か拘束された「「?」」何故?二人して首傾げる?「なあ?」「何?」「俺ってそんな信用無いか?」「うん」即答かよ「私はあんまり気にしませんが…」


「玲那!!そこは気にしなきゃだめ特にこういう奴に限って…」そう言って指を指される…失礼だな「こんなショ」「あぁ???それ以上言ったらそのまま追い出すよ?」「はい、すみません」


 まあ野宿を強制させられるよりはマシか「てか綾瀬が自分を男にすれば解決だろ?錦戸は気にして無いんだから」「…それは」


「何だよ?まさか男の娘状態でも襲われるとでも思ってるのか?」「…」「おいおい確かに男の状態でも顔が良いのは分かるがこの中では年長者だろ?」


「少しは自重し…ろ」「なぁかぁつぅきぃ~今?何か言ったかな~?このまま頭蓋骨踏みつぶしてあげようか?」今どういう表情をしているかは分からないが…その声で言うセリフではないな…


「悪かった…で?本当にこの状態で過ごせってか?」「…」…仕方ない「分かったじゃあ先に寝るからいい加減足どけろ」「あっ…ごめん」拘束状態から転がって反対側になり二人に背を向けた


 寝る前先ほど店主と話していたことを思い出した―
「一つ聞いても良いですか?」「はい何でしょうか?」「この辺に鍛冶屋ってあるんですか?」


「…二つありますがどちらの方でしょうか?」ほんの少しだけ空気が変わった「どちらかは分かりませんが…今日山梔子さんの所で篝火さんという方が来てその…刀を持っていたので…」


「あぁ…あの二人かあんな何処から来たのかも分からない…しかも気が使えない奴なのに…」「…」「あっ失礼しました…そうですね一つ目の方はここから更に北に向かっていただければあります」


「もう一つは東に向かって海岸の近くにあります」「そうですか…ありがとうございます」―恐らくあの刀を作った奴は…転生者だろうな丁度武器が欲しかったからありがたいな


 明日は取り合えず一つ目の方の鍛冶屋に行ってみるか……目を閉じ眠りに着いた
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