点数が悪い俺異世界転移したがロクなスキルがなかったので転生者を手に入れる

eegww 松実

文字の大きさ
上 下
8 / 66

第七話シルドルク

しおりを挟む
 それから一週間俺は錦戸を鍛えたまあ既に素材が出来上がってたから後は技術を付けるだけだな正直な話相手がどんな攻撃をしても≪無傷死≫の前では何も意味ないんだろうな俺がそれをもう実感してるからな

「錦戸力加減が出来るようになったな」「はいありがとうございます」「それでも常人離れしてる事には変わりないがな」「それ?褒めてます?」「それよりちょっとあれを頼む」「あれってまさか」「風呂」「はぁ」何かため息をつかれたんだが

 風呂に入って情報を整理していた残りのスキルも一応確認はした≪二重歩行者ドッペルゲンガー≫:他者になる事が出来るスキル※他者にも使用可

≪蘇生≫:死人蘇生する事が出来る魔法※死体が残って無い場合は蘇生不可死後一日経った場合も同様その他条件あり
 
まあこのスキルに関しては多少条件があるが蘇生できる事自体が元の世界では奇跡だからな
 さてそろそろ上がるか今回はちゃんとタオルがあったしかしだ「なあ錦戸」「何ですか?」

「風くれ」「嫌です」「頼む」「嫌」「別に良いじゃねーかあれスゲェ気持ち良いんだよ」「じゃあちゃんとタオル撒いてて下さい」「分かったよ」

 そうして錦戸がこの間の様に風を生成した「フウゥゥー気持ちーー」気づいた時には真っ裸になっていた「そうですかって何でタオル付けて無いんですか!?」

「まあ気にすんなよ臓器が出てるだけだろ?」「潰しますよ?それ?」俺は直ぐに着替えに行った「もうちょっと風浴びてたかったな~」「服は着て来ましたか?ヘンタイさん」

どうやら俺は変態にジョブチェンジしたらしい「明日シルドルクに行くぞ」「でも?大丈夫ですか?」「また異界人認識されませんかね?」「そこは何とかする」「なら良いんですけど」

 それよりも今は「なあ?錦戸?」「何ですか?」「鑑定とかも言語のスキルくれたみたいに出来ないのか?」「やってみますか?」「うん、ちょっと頼む」「分かりました」錦戸が操作を始めた

「ステータス」ステータスを見て気づいた≪軽い嘘吐き≫しっかりこっちにはバレてんのかスキル覧に鑑定のスキルが出て来た「おぉ来たみたいだ」早速タップしてみた結果

「何ですか?そのお面」「多分これを付けたら鑑定出来るって事じゃないか」お面を付けて適当に近くの石を見た≪石≫その表記が出て来た

「見えました?」「まあ見えたんだが」俺は一回食べようとしていた果物みたいな物に指をさして「錦戸ちょっとあれ鑑定して見てみてくれ」「分かりました」同時に俺も見た≪吐血の果実≫とだけ出て来た

「錦戸どう見えた?」「吐血の果実食べた者は果実の猛毒により約五から七分後に吐血する最悪の場合死ぬらしいです」「仲月さんはどう見えたんですか?」

「吐血の果実とだけ」つまり俺の鑑定は「名前しか確認出来ないって事か」いやまだ決定するのは早いな人を鑑定してないからな

 ただ錦戸は鑑定無効だから何も見えないんだよな人を鑑定するのはシルドルクに行ってからだな「シルドルクには明日行くんですか?」

「そうだな明日行くか」シルドルクか、顔を覚えられている可能性は大きいがそこは誤魔化しながら説得するしか無いな「どうかしたんですか?」「すまん少し考え事をしてただけだ」「そうでしたか」

「あっ!そう言えば私用事あったんでした」「すみません仲月さん今日はもう帰りますね」「そうかじゃあまた明日」「あと錦戸」「何ですか?」「俺が転移者って事は内密に頼む」

「そうですか分かりました」錦戸がシルドルクに帰って行った「さて」時間が余ったなオークから拝借した酒を見た腕が使えなかった間だけ使わせて貰ったがもう残りが少ないなまあこれはそうだな

 オークを埋葬した所にその酒をかけた「正直この酒が無かったら危なかったよありがとう」そう言えば錦戸の用事って何だったんだろうな?―

 多分あの人の言っている事に基本嘘は無いのだろうけどあの時のステータスに書かれていた事≪軽い嘘吐き≫一体どこが嘘だったのか私には分からなかった

「お待ちしておりました玲那殿」「あの方もお待ちになっております」「そうですか」部屋の前に行きノックをしようとした時「玲那だろ?入れ」何故分かるのだろうか

「……失礼します」「それで?前にアルナ姫が言っていた奴はいたのか?」「いえまだ見つかっていません」「そうかもしかするともう何処かに行ってしまったのかも知れないな」「そうかも知れませんね」

「この話は取り合えず保留だなそれよりも」「玲那ステータスを私に見せろ」「分かりました」ステータスを開き見せた「また一つスキルが増えたな」「まあそうですね」

「お前はこの国の宝だからな」「そうですか」何だろうか毎回この人と関わると何故か自分の中の何かがゾワゾワするそんな感覚になる「用事はそれだけだ」「じゃあ私は帰りますね」

「姫には会いに行かないのか?」「多分私は姫に好かれて無いので行きません」「そうか」私は部屋を後にしたそう言えばお兄さんにあれを使わせないとね

 次の日今日はいよいよシルドルクに行く日だ何となく気配がした「来たか」「仲月さん今日はようやくシルドルクに行くんですね」「そうだ」行くなら早めに行きたいな

「じゃあ錦戸が来たことだし行くか」「ちょっとだけ待って下さい」「?」そう言って何かを渡してきた髭剃りだった「何故髭剃り?」ちょっと顔を触った

「あーそういう事か」「まあ気にしないなら良いんですけど」「ちょっと待っといてくれ」「分かりました」髭を剃った「じゃあ行くか」「はい行きましょう」そうしてシルドルクに俺は着いた

「あそこが入口です」警備兵がいたしかも俺が知っていた奴だったあの時の警備兵か顔は見られているからなどうするかそう思っていたが何故か特に声を掛けられる事も無くシルドルクに入れたどういうことだ?少し気になり警備兵に話しかけた

「ここってシルドルクで合ってますよね?」「はいそうですけど何かありましたか?」「あまりこの辺に詳しく無くてすみません」

「そうでしたかぜひシルドルクでゆっくりしていって下さい」「分かりました」確かに警備兵の男は俺の顔を見たが初めて会ったような顔をしていた忘れた可能性も無いわけでは無いがもっと別の理由な気がした

「行かないんですか?」「今行くよ」錦戸の元に向かったそして「ここがシルドルクか」「そうですよ仲月さん」「何だこの国?」何て言えば良いのだろうか文化が混ざっているそんな感じの国だった

「どうかしましたか?」「いやちょっと驚いただけだ」「そうですか?私はあんまりそうは思いませんでしたが」「そうか」

 これはいるなこのシルドルクに俺や錦戸以外の転生者か転移者が
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

月が導く異世界道中

あずみ 圭
ファンタジー
 月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。  これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。  漫遊編始めました。  外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない

一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。 クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。 さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。 両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。 ……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。 それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。 皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。 ※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

処理中です...