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第五話転移者と転生者

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 風呂から上がろうと思った時そう言えば俺タオル持ってないわまあ良いか全裸で錦戸の元に向かった一応何かで隠してはいたはずだが

「ちょっ!?何で何も着てないんですか?」「タオル何て持ってないから自然乾燥」「そっそうでしたか」ちゃんと隠れてるよな?これ?「ちょっと動かないで下さい」「分かったよ」

そして何やら暖かい風が俺に向かって来た
「風気持ちいいぃぃ」「なら良かったです」錦戸はそっぽを向いていた

 俺は手を横に広げてT字状態になっていた全裸でT字の男にそっぽを向いて風を当てる美少女傍から見たらとんでもない状況だ「良し大体乾いたな」「じゃじゃあ早く服を着て来て下さい!!」

「何怒ってんだ?」「別に怒ってません!!」背中に何かが飛んで来たタオルだった何だ持ってたのか残った水気を拭いて着替え再び錦戸元に向かった

「服着て来たぞ」「仲月さんがどうやってこの世界に来たのか少し話してくれませんか?」「それは俺も錦戸に聞きたかった事だ」「そうですか」「多分俺の方が早いから俺から話すよ」

「分かりました」「俺は―」そうしてどうやってこの世界に来たのか話した「そうだったんですねなら何で靴とか履いてるんですか?」「ああ、これは部屋靴だ」「そうですかちょっと意外です」

「じゃあ次は私ですね」そうして錦戸が話し始めた「私は家族で交通事故に遭って多分全員死にました」

「その後に何処か分からない場所に私はいましたそこで女神様に選択を迫られました―(このまま消えるか別の世界に転生して新たな人生を歩むか)ってそれで私は後者を選択しました」

「……」「そして私は女神様に両親に見つけて貰うため生前の姿のままにして転生させて貰い一応スキルなどもそこで貰ったりしました」

「……」「あの~何か言って貰いたいんですが?」「あぁ、すまんちょっと整理してた」「まあそんな感じでこの世界に来たんですよ」「そうか」

「俺は転生ではなくどちらかと言えば転移って感じか女神何て会って無いしな」「そうみたいですね」もし女神が俺をこの世界に転移させたんなら一言文句を言わないとな

「そう言えば錦戸は両親と会えたのか?」「会ったはずなんですけどちょっと両親との記憶が無いんですよ」「そうか」「他に何かありますか?」「生前の姿がそれなのか?」「そうですけど」

「今何歳?」「十四」「三つも下かよ」「何か問題でも?」少し顔を膨らませていた「その髪校則違反だろ?って思っただけだ」「じゃあお兄さんもじゃん」「これは歳だからだ」「老けやすいんだね」「お前はストレートに言う奴だな」

「事実なんだから良いでしょ?」「まあ否定はしないけど」「けど何でだろう?確か私黒髪だったはずなんだけど?」「そうだったのか?」「うん」「錦戸はこの世界に来てどのくらい経ったんだ?」「多分まだ一年も経ってないと思うよ」「そうか」後はあれを確認しとかないとな

「錦戸良かったらステータス見ても良いか?」「良いけどその代わり仲月さんのも見せて」「分かったよ」「ステータス」あの紙を出して錦戸に渡した錦戸もプレートの様な物をこちらに見せてくれた
 さて転移者と転生者ではどのくらい違うのか―

【錦戸玲那】覚醒者
 レベル:不明
 種族:人間
 性別女:14
 攻撃力:不明
 防御力:不明
 魔力:不明
 知力:不明

 スキル:≪あらゆる言語理解≫≪鑑定≫≪魔力探知≫≪蘇生と一部の魔法以外の魔法≫
 覚醒後EXスキル:≪状態異常完全耐性≫≪無詠唱≫≪無傷死≫≪鑑定無効≫≪二重歩行者≫≪ギフト≫≪授かる者≫≪創造者≫≪拘束≫≪蘇生≫≪???≫

 称号:≪転生者≫≪悲しき者≫≪善人≫≪魔物殺し≫

まあ知ってた「そっちは見えたか?」「魔物食らいって一体何食べたんですか?」「猪」「へーそうなんですね」「あとこの紙はどうすれば良いですか?」

「ああ、燃やしといてくれて良いよ」「良いんですか!?それ」「私のステータス見れました?」「ステータスの言語が異世界語だったから見れなかったよ」「そうでしたか」「文字を読む練習でまたステータス見せて貰っても良いか?」「はい構いませんよ」「ありがとう助かるよ」

 その後言語の練習と森の中の物を鑑定して貰ったりして今日は終わった「じゃあ私は帰るね」「おう」「早く喋れるようになってシルドルクに行こうね」「そうだな」寝るか火を起こして眠りについた

 称号≪軽い嘘吐き≫
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