まよいが

水戸けい

文字の大きさ
上 下
11 / 21
宇梶和彦

(なんでだよ……なんで俺は、覚えていないんだ)

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

妻のち愛人。

ひろか
恋愛
五つ下のエンリは、幼馴染から夫になった。 「ねーねー、ロナぁー」 甘えん坊なエンリは子供の頃から私の後をついてまわり、結婚してからも後をついてまわり、無いはずの尻尾をブンブン振るワンコのような夫。 そんな結婚生活が四ヶ月たった私の誕生日、目の前に突きつけられたのは離縁書だった。

もっさいおっさんと眼鏡女子

なななん
ライト文芸
もっさいおっさん(実は売れっ子芸人)と眼鏡女子(実は鳴かず飛ばすのアイドル)の恋愛話。 おっさんの理不尽アタックに眼鏡女子は……もっさいおっさんは、常にずるいのです。 *今作は「小説家になろう」にも掲載されています。

良心的AI搭載 人生ナビゲーションシステム

まんまるムーン
ライト文芸
 人生の岐路に立たされた時、どん詰まり時、正しい方向へナビゲーションしてもらいたいと思ったことはありませんか? このナビゲーションは最新式AIシステムで、間違った選択をし続けているあなたを本来の道へと軌道修正してくれる夢のような商品となっております。多少手荒な指示もあろうかと思いますが、全てはあなたの未来の為、ご理解とご協力をお願い申し上げます。では、あなたの人生が素晴らしいドライブになりますように! ※本作はオムニバスとなっており、一章ごとに話が独立していて完結しています。どの章から読んでも大丈夫です! ※この作品は、小説家になろうでも連載しています。

旦那様は大変忙しいお方なのです

あねもね
恋愛
レオナルド・サルヴェール侯爵と政略結婚することになった私、リゼット・クレージュ。 しかし、その当人が結婚式に現れません。 侍従長が言うことには「旦那様は大変忙しいお方なのです」 呆気にとられたものの、こらえつつ、いざ侯爵家で生活することになっても、お目にかかれない。 相変わらず侍従長のお言葉は「旦那様は大変忙しいお方なのです」のみ。 我慢の限界が――来ました。 そちらがその気ならこちらにも考えがあります。 さあ。腕が鳴りますよ! ※視点がころころ変わります。 ※※2021年10月1日、HOTランキング1位となりました。お読みいただいている皆様方、誠にありがとうございます。

【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜

なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」  静寂をかき消す、衛兵の報告。  瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。  コリウス王国の国王––レオン・コリウス。  彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。 「構わん」……と。  周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。  これは……彼が望んだ結末であるからだ。  しかし彼は知らない。  この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。  王妃セレリナ。  彼女に消えて欲しかったのは……  いったい誰か?    ◇◇◇  序盤はシリアスです。  楽しんでいただけるとうれしいです。    

おっぱいと東京

まんまるムーン
ライト文芸
都会に出るのが夢だった。学校帰りにファーストフード店に寄ったり、カフェでお茶したりする映像を見るにつけて、ド田舎に住む僕は、自分だけが世界から取り残されているような気がしていた。羨ましくて、妬ましくて、都会の人間を呪った。だから僕は誓ったんだ。田舎を脱出してやると! そして東京の大学に行く為に猛勉強をしている僕に、ある日魔の手が迫った。こともあろうか近所でも有名なヤンキー美少女が迫って来たのだ。何故、こんな冴えない僕に? 月日は経ち、ついに僕は東京へやって来た。いい大学を出て、いい仕事も得た。そして可愛くてオシャレで控えめで気が利く理想の彼女が出来た。彼女と結婚し、僕の人生、順風満帆だーっ! っと思っていたのは束の間で、可愛い妻は鬼嫁と化した。鬼嫁との生活に疲弊していた僕の前に、高校時代、僕に迫ってきたヤンキー美少女が現れた。思ってもみなかった姿で…。 本作は、前作「すみません、妻です」のスピンオフです。前作の主人公、長谷川瑞貴の司法書士友達の津田雅彦が今回の主役です。前作で二人が居酒屋で飲んでいるところに麗子と鉢合わせたシーンも出てきます。そして瑞貴と麗子の結婚式シーンも!

渡良瀬鏡子の処方箋余禄

つきしろりょうや
ライト文芸
 九頭竜蒼志(19歳)は大学受験に失敗後、叔母家族が経営する小さな温泉旅館で住み込みで働いていた。  そこに近い将来、蒼志のお姉さんになるという人物が現れる。彼女の名は渡良瀬鏡子(アラサー)。職業はメガネ屋。  ~処方箋だけでは読み解くことのできない悩みを鋭い観察眼で紐解く《お仕事ミステリー》をお楽しみください~ 第1章 「頭痛」の謎 第2章 「メガネ嫌い」の謎 第3章 「備考欄」の謎 第4章 「視力回復」の謎 最終章 「合格」の意味 表紙:ゆー様(加工修正して使わせていただいております)

処理中です...