上 下
14 / 49
ペットには躾が必要です

④※

しおりを挟む

自分の足元に座るように指示する。
環さんは下半身をもじもじとさせながらも大人しく座った。

「今日はフェラチオの練習をしてもらいます。ご主人様を気持ちよくさせるのはペットにとって当たり前のことですからね」

「っ」

目の前に現れたそそり立つ怒張に環さんは思わず息をのんでいる。
これくらいは頑張ってもらわないと。

「まずは挨拶ですね。『おちんちん舐めさせてください』ですよ」

「っ、あ」

「早く」

「いっああああああっ」

まだ咥えてすらいないのにモタモタとしている環さんの乳首を強めにつねる。
強くつねったからか環さんの目には涙が浮かんでいる。

「お、おちんちん、な、舐めさせて、ください」

「よく言えましたね。次は実践あるのみですよ。どうぞ」

「んぐぅっ」

無理矢理口に突っ込むと、眉間に皺を寄せながら目をぎゅっとつむって耐えている。
目からはじわじわと涙があふれている。

「歯を立てないように。喉の奥までちんこを通すイメージで、ゆっくりでいいから顔を前後に動かしてください」

「ん、んっ」

「お、中々上手ですよ」

涙を流しながら一生懸命顔を動かしている様子はかなり下半身にクるものがある。
環さんの仕事机は常に整頓されていて、埃一つない印象だ。
そんなきれい好きな人が好きでもない人のちんこを咥えなきゃいけないなんて、どんなに嫌だろう。

想像しただけでゾクゾクする。

「んん!!」

「いたっ」

環さんのせいで下半身が更に元気になってしまい、急に大きくなったそれに驚いた環さんはカリの部分に歯を立ててしまった。
環さんは動きを止めて、ちんこを咥えたまま上目遣いでこちらの様子を伺っている。
自分でも歯を引っかけてしまったということは認識しているらしい。

「歯、立てちゃいましたね」

にっこりと笑って近くの棚にあらかじめ用意しておいた口枷を取り出す。
ちゃらりと音を鳴らしているそれは、口を強制的に開けっ放しにするものだ。
首輪と同じような構造をしているが中央部分には金属製のリングが付いていて、これを一度口に引っかけてやると自力で閉じることは叶わなくなる。
もちろんこれを使えばフェラをしていて歯が引っかかることもなくなるという優れモノだ。
まあ、抵抗できない分苦しいだろうけど。

どう見ても危なげな器具の登場にびくびくしている環さん。
無言で装着してやると、大した抵抗もなく大人しく口を開いて口枷を受け入れている。
少しずつ主従関係が分かってきたみたいだ。

「最初からこうすればよかったですね。それにしても…これ、かなり大きく口が開くんですね。喉の奥まで丸見えですよ」

「あうあっ」

「あはは、口枷をつけてないと全然話せないんだ。いいですね、ペットって感じで興奮します」

「あう…」

「ほら、訓練再開ですよ」

「あがっ」

頭を掴んで大きく開いた口の中にちんこを収めていく。
さっきの倍くらい入っているんじゃないだろうか。
唇や舌などで抵抗できない分するすると喉まで入っていってしまう。

「ああうっ」

「苦しいですか?それも最初だけです。環さんならすぐに喉でも感じるようになれますから」

「っぐ!」

どちゅっと思いきり喉の奥を犯してやると環さんは全力で抵抗してきた。
まあ、苦しいだろうし当たり前か。
けどペットである以上イラマチオくらいは覚えてもらわないといけない。

「っ、ぐ!!」

「強制的に口を開かされて、喉奥まで犯されて苦しいですね。でも、ほら。環さんはしっかり感じてますよ」

「っ!!」

足の指で環さんの秘部をつついてやれば、案の定愛液で大洪水状態になっている。

「喉の奥にちんこの先っぽが入ると連動して愛液が出てるの、自分で気づいてます?」

喉の奥を突くたびに環さんの秘部からはトロトロと愛液が溢れてくる。
分かってはいたけれど、ここまでドMだとは。
喉奥に入っていくおかげで一定の刺激が得られている上に、目の前には涙をボロボロこぼしながらもめちゃくちゃ感じてる環さん。
ぐぐっと精子が上がってくる感覚があった。

「…そろそろ、いきますよっ」

「っっ―――!!!ぐぇ、げほっ、げほ」

口の中に出して許可が出るまで飲み込まないようにさせる、というプレイもしたかったけど環さんが床に吐き出してしまう様子が容易に想像できたので喉の奥に出すことにした。
環さんは涙をボロボロこぼしながらえずいている。



環さんが落ち着いた頃を見計らって口枷と首輪を外し、終電もうすぐなので帰った方がいいと告げると目を丸くしてこちらを見つめている。
ほらほらと急かして衣服を着せてやるが、環さんはどこかノロノロとしていていつものような機敏さがない。
環さんの瞳はうるんでいて、時折何かを訴えかけるようにこちらを見ていたけどすべて気付かないふりをして家に帰してやった。
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

最後の恋って、なに?~Happy wedding?~

氷萌
恋愛
彼との未来を本気で考えていた――― ブライダルプランナーとして日々仕事に追われていた“棗 瑠歌”は、2年という年月を共に過ごしてきた相手“鷹松 凪”から、ある日突然フラれてしまう。 それは同棲の話が出ていた矢先だった。 凪が傍にいて当たり前の生活になっていた結果、結婚の機を完全に逃してしまい更に彼は、同じ職場の年下と付き合った事を知りショックと動揺が大きくなった。 ヤケ酒に1人酔い潰れていたところ、偶然居合わせた上司で支配人“桐葉李月”に介抱されるのだが。 実は彼、厄介な事に大の女嫌いで―― 元彼を忘れたいアラサー女と、女嫌いを克服したい35歳の拗らせ男が織りなす、恋か戦いの物語―――――――

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...