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2章

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背の高い湊が公園からいなくなり、3人は緊張から解放された。
見た目の印象では優しそうだが、湊はのぞみにしか優しくない。
3人で接して分かったこと。
のぞみの前の湊は、のぞみのためだけの湊なのだ。

「高杉は、大物ね」
かすみの言葉に、顕檎は首を傾げる。
「そうか?」
「湊さんって、春川の前と全然雰囲気違うじゃん?」
あかりの言葉にも、曖昧に頷く。
「そうだったな」

3人とも思う所はあったものの、さっきの出来事を各々で思い出す。
「それより、布之は珍しく緊張してたのか?」
顕檎の言葉に、かすみは素直に頷いた。
「姉のアドバイス通り、懐に入り込むところまでは良かったんだけどね…」
素直に認めたかすみに、顕檎は何も言わなかった。

かすみは、初めてともいえる緊張を味わった。
対、人で緊張することなどないと思っていたのに。
その証拠に、休み時間に湊に話しかけにいった時は平気だった。

なのに、湊がする春川の話を聞いていたら、急に口を開くのが怖くなってしまった。
自分のしていることが合っているのか、間違っているのか、春川のためには何が良いのか。
考えれば考えるほど、言葉が出て来なかった。
自分は、春川のために動いているはずと言う気持ち。
なのにそれが揺らいでしまった。

湊が、当たり前のように“のぞみのため”に行動していたから。
自分の気持ちが追いついていないような気がして。
そう思ったら、この感情と行動は自己満足以外の何物でもない。
湊の言う、独りよがりの感情のように感じてしまった。

自己反省を行い、気持ちを切り替える。
「あかりは、途中まで良かったんだけどね?」
湊との受け答えで、あかりははっきりと意思を伝えることが出来た。
「でもさ、全然聞いてない感じだったな」

2人で謝罪したのに、不要と言われたあの感覚。
初めての出来事だった。
あかりの中でも、さっきの湊との会話は正しかったのか今となっては分からない。
かすみと同じように、5年前のことを話されると急に弱気になってしまった。
「それに、あの日の話をされるとやっぱり、な?」

「それより、5年前に何があったんだ?」
小学校の違う顕檎は、初めて聞く話だったがそこは空気を読んだようで一切口を挟まなかった。
いや、挟めなかったが正しいのだろう。

「それ、聞くか?…この空気感で」
「だから、高杉は大物だっていうのよ、あかり?」
「先に、自転車を取って来る」

マイペースな顕檎に、2人は肩の力を抜いた。
そして顕檎に続く。
自転車を押しながら、再び公園に寄る。
「明日も試験だし、湊さんも来るから手短で良いんだけど?」
「あら?高杉?春川の話を聞きたいというのに、手短で良いのね?」

かすみの言葉に、顕檎は一瞬止まる。
「概要が分かれば良い」
しかし、自分が聞いても出来ることもないだろうと判断した。
「はいはい、やっぱりブレないのが高杉ね」

「まず、小学生の頃の春川の可愛さから説明しようかしら?」
「…布之?」
「冗談よ。だけど、本当に目を引く存在だったのよ…。顔が小さいのに、目が大きくて“アイドル”って、こういう子のことを言うのだろうって私はずっと思ってたわ」
その当時のことを思い出したように、かすみは少しだけ頬を緩める。

「確かに、何か“カワイイ!”って飛び抜けていた存在だったんだよな。だけど、性格はのんびりで、でも言うことははっきりしていて、うちらは小3で同じクラスになったばかりだけど、帰る方向が途中まで一緒だからっていつも何となくいた、みたいな?」
あかりの言葉に、かすみも『そうそう』と相槌を打つ。
「あとは、村野と越川も一緒ね、そしてB組にいる高田さんと、C組の古賀さんと尾根…かしら?」

「ずいぶんいるな」
顕檎は自分の下校時のことを思い出したが、そこまで大人数で下校することはなかったと思った。
「そうだぞ。多いと10人位にはなったもんな?」
「そうね…。毎日飽きずに、どの家の何が変わってるとか、テレビで観たこととか、何でもない会話をしていたのよね?」

あかりとかすみも、その時のことを思い出す。
「ふと、ね。春川が…その頃は“のぞみちゃん”なんて呼んでたけど…。急に『目が見えにくくなる』って言い出して」
「そうそう!うちら、みんなで『えー?』とか馬鹿みたいに騒いでな?」

時々思い出しながら告げる口調は、2人とも少しだけ居心地が悪い。
「あんなに綺麗で大きな目が見えなくなるわけがないって、みんなで口々に言ってしまって…。春川は、悲しそうにしてたわ。お医者様に行ってるんだって、それでも自分の目のことを私達に教えようとしていたの」
かすみの言葉には、後悔が滲んでいた。

改めて、中学校で告げてくれた時ののぞみの様子と表情は、今でもしっかり記憶している。
青い顔で、倒れそうなほど震えていたのぞみ。
もしかしたら、あの時のことを思い出しながら言っていたのかもしれない。
「私達に、『嘘吐き』なんて言われるかもしれないって、震えていたのに…。それでも、目のことを必死に教えてくれたでしょ?」

かすみの言葉に、顕檎は頷く。
のぞみは言っていた。
『信じてもらいたいとか、受け入れてほしいってことじゃない』と。
どこか諦めているような口調だった。
だけど、それでも自身の目のことを伝えようとしてくれた。
その時には、すでにのぞみの目の異変に気付いていたのですんなりと話を聞いたが。

「その頃は、多分本当に見えにくくなる、ってだけだったと思うの。だけど、その時に、私達が口々に『本当?』って言うのから、言葉が悪いけれど『嘘吐き』に変わってしまって…」
思い出しても、後悔する記憶。
かすみの中で、唯一消化できない後悔だった。

そこで一言でも『大丈夫?』と言えれば良かったのに。
『痛いの?』とか『大変だね?』そう言えていたら、あの時の関係も大きく変わっていただろうに。
そう思うと、後悔しかない。

「あれは、絶対に村野と越川な、それと尾根。何か新しいこととか、珍しいことには確実に飛びつくタイプ。それで、多分普段から春川の可愛さに嫉妬してた奴らだったから、言い方が段々攻撃的になって…」
あかりも、後悔していた。
回りが口々に『うそつきー』『もう帰るのやめよ』と言ってる中で、のぞみの言うことがどういうことなのか理解できていなかったから。

他の子がのぞみを見る時に、自分も便乗して顔を近付けた。
あの大きな瞳に反射する自分の顔はとても困っていた。
だけど、それ以上に困っていたのはのぞみの方だった。
困っているのは、何でなのかその時に聞けば良かったのに。
一言でも、『平気か?』と言えれば違っていたのか、と。

「で、春川を置いて帰った、と?」
顕檎の言葉に、2人とも気まずそうに頷く。
「私とあかりは、遠巻きに見ていたの。春川が、その…嘘をつくということがあまり想像できなくて、だけど、側にいなかったのは事実。だから、私達も同罪なの」

「だけど、本当に不思議だったんだよな?見ている目にうちらが映るのに、段々泣き顔みたいになるにつれて、目の焦点が合わない、みたいな?」
あかりの言葉に、顕檎は頷く。
「置いてかれた春川は、すごく困って…泣いてた。何でその時に、すぐ側に行かなかったのか、自分でも良く分からんけど…」

今でも鮮明に覚えている光景。
夕焼けの中、佇む小さなシルエット。
「急に走り出したと思ったら、すぐに転んで…。見ていられなかった…」
だけど、手を貸すことをしなかった。

そのことを思い出すと、あかりとかすみは今でも苦しくなる。
「次の日に来た春川は、明らかに様子がおかしかった」
あかりの言葉に、かすみは頷いた。
それもそうだろう。
朝から見えていなかったのだから。

「登校後、何か怯えたようにキョロキョロする春川は、確かにおかしかったわ」
「それで廊下で走ってた男子に正面からぶつかって、春川が派手に転んだんだよな?」
記憶の中なのに、思い出すだけで痛そうだった。
「そう、丁度消火栓に頭をぶつてしまって、そのまま病院に行くって早退したんだもの」
その日から、のぞみは丸4日間学校を休んだ。

「湊さんの言葉通りなら、帰り道にはすでに目に異常があって。見えていなかった…。で、その翌日から春川は見えないままの生活が4日間あったってことになるな」
顕檎が知ったばかりの情報と、さっき湊から聞いた情報でそれが事実なんだと思う。
「…怖かった、でしょうね」
ぽつりとかすみが呟いた。
「だよな」
あかりも小さく同意した。

想像でしか思えない。
朝起きて、自分の目が見えなかったら?
何も映さなかったら?
それは、ただ恐怖で絶望だっただろう。

その中に、4日間ものぞみはいたことになる。
それを、どうしても後悔していたあかりとかすみ。
だからのぞみに話を聞いてほしかった。

そのことを話題に上げたのは、つい最近だ。
湊が言う通り、今頃になってからだった。
だけど、のぞみは謝罪する2人に『いいよ』と言ってくれた。
少しだけ、表情は硬かった。
そのことはあの事故の後で、打ち解けるが…。
そのまま見えなくなる時間が来たようで、階段から落ちてしまった。

「ま、そんなとこだな?」
これ以上は続けても、気持ちが落ち込んでしまう。
あかりの切り替えに、2人は同意した。

「それより、あの時みやまのおばさんにアイス盛り4つって言われて、マジで焦ったな?」
あかりの言葉に、さっきでの出来事を思い出す。
「湊さんが気を利かせて先にオーダーしてくれていたのに、それでバレたらって私達固まってたものね?」
かすみも思い出しながら同調する。
「それを言うなら、湊さんも、だろ?」

顕檎の言葉に、アイス盛り4つと言われた時の湊の表情を思い出す。
特に何かを言うわけでもない姿。
のぞみには、不自然な誤魔化し方だったのに、それでものぞみは疑問を感じなかったようだ。
「でも、それでバレたら、うちらのせいじゃないのに追い出されてたんだろ?理不尽だな」
「まぁまぁ、最初からそう言う約束にしてたんだもの。仕方ないわよ?」

「春川、何回もアイス盛りのこと気にしてたな?」
あかりの言葉に、顕檎も思い出す。
湊が4つもアイス盛りを食べると思って、心配するのぞみの姿。
それはそれで、どこか見ていて楽しかった。

「だけど、湊さんは本当に春川が大好きなのね?あんなに、成人男性が『可愛い』とか『お姫様』なんていうところ、見たことも聞いたこともないもの」
かすみの言葉に、あかりも大きく頷く。
「あと、ハグにチューな。嫌がらない春川も春川だけど…」

「まぁ、さやかちゃんの距離感も近いし、だからおばさんが言ってたんじゃないのか?春川のことを『好きすぎる』って」
顕檎の言葉に、あかりとかすみで目配せをする。

「高杉もなんだろ?」
あかりがたまらずに問いかける。
「何が?」
「春川のこと、好きなんじゃないのか?」
「俺が?」

顕檎の表情に、2人は少しだけ肩透かしを食らう。
「じゃあ、聞くけれど善意のみで、春川に優しくしている、とでも?」
かすみの言葉にも、顕檎は曖昧に頷いた。
「まぁ、なりゆきとでもいうのか…」
確かに始まりは、なりゆきだった。

同じ委員会という繋がり。
しかも、毎週とか毎月とかではなく、時々思い出したように大谷先生に頼まれる放課後の作業。
それだけだった。
今思えば、のぞみが放課後まで見えていて学校にいる時に、大谷先生が“図書委員”という名目で頼んでいただけの感は十分あった。

だけど、顕檎はそれを嫌だとも面倒だとも思わなかった。
最初は、少しだけ不思議だった。
何故自分なのだろうと。
だけど、考えても仕方がないし、頼まれた作業はやらないといけないのでそれを行っていた。
それだけだ。

「その割に、お前春川と一緒にいたいって、湊さんに言い切ってたろ?何でだ?」
あかりの言葉にも、顕檎は『そうだな』とあっさり認める。
「別に、将来を誓ったわけでもないし…。単純に今は、春川の力になりたいし、側にいたいと思ったから言っただけだ」
「…男前なのか、考えなしなのか、判断に困るところね」
「それは、どうも」

「ま、帰るか。それこそ、可愛い春川も見れたし。明日の現文と地理はどうにかなりそうだし」
あかりの言葉に、顕檎はもう話は以上だと自転車に跨る。
「また、明日。第2ラウンド、頑張ろうぜ」
あかりの言葉に、顕檎は頷く。
「そうだな」

湊が来るのなら、もしかしたらのぞみの前で話すことがあるのかもしれない。
それは、さっきの話の続きではない。
だから、次のラウンドになっている、と。
あかりの言う第2ラウンドが、どうなるのか顕檎は少しだけワクワクしていた。

明日、またこんな時間が作れるなら、それはそれで楽しい。
新しいのぞみを見ることや知ることは、楽しいと思う感情だ。
そう思いながら帰宅する。
颯爽と走り去る顕檎に、あかりとかすみはお互いを見合う。

「帰るか」
「そうね」

明日ものぞみに会える楽しみ、それを思いながら2人も帰宅した。
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