22 / 44
第21話 コボルトメタル
しおりを挟む
キングコボルトとの激戦を制したトーシン達は、ドロップアイテムの採取をしていた。
ATOでは、パーティでボスを倒した場合ドロップアイテムは、パーティ内のプレイヤー毎でドロップするシステムになっている。そのため、ボスドロップでパーティ内で揉める事はあまり無いようになっている。
(さてと、俺のドロップアイテムはと。)
トーシンは、自身のドロップした3つのアイテムを確認する。
(えーと。キングコボルトの毛皮と、キングコボルトの爪と、コボルトメタルか。毛皮と爪はいいとして、コボルトメタルってなんだ?)
そう思い、コボルトメタルのアイテム詳細を確認する。
ーーーーーーーーーーーーーー
アイテム名:コボルトメタル
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
限られたコボルト種の体内でごく稀に生成される綺麗な青色の鉱物。とても希少。加工が非常に困難。売却不可。
ーーーーーーーーーーーーーー
(これは、レアアイテムっぽいな。けど、加工が非常に困難ってフェルリア村で加工できるのか?まぁ、村で聞けばわかるか。)
「じゃあ、そろそろ村に戻りましょうか。」
「そうですね。」
そうして、2人は村に帰ろうとボス部屋を出ようとする。扉には、入ってきた時は気づかなかったが青白い宝石の様な物が埋め込まれていた。
(そういえば、ゼエルさんが扉の宝石に触れるとダンジョンの外に転移できるって言ってたな。)
ここに来る前に、ゼエルから聞いていた情報を思い出す。
トーシンが、扉の宝石に触れるとダンジョンの外に転移するかどうかの画面が表示され、YESを選択する。
トーシンとシズクの体が光に包まれ、光が収まるとダンジョンの外に転移していた。
「えっ?あれ?なんでダンジョンの外に?」
突然ダンジョンの外に転移して、シズクが驚く。
「あ、すみません。ダンジョンの外に転移する方法をゼエルさんから聞いてたんで試して見ました。」
「あー、そうだったんですか。」
「先に、伝えて置くべきでしたね。すみません。」
「いえいえ、大丈夫です。ちょっと驚いただけですので。それより、早く村に戻って報告しちゃいましょう。」
「はい。本当にすみませんでした。」
そうして、2人は再び村への帰り道につく。
道中、運営からの緊急メッセージが届いた。その内容は、不具合が見つかった為に緊急メンテナンスを実施するというものだった。
「この後、緊急メンテナンスがあるみたいですね。」
シズクが、運営からのメッセージを見てトーシンに言う。
「はい。なので残念ですけどクエストの報告したら今日は遊んでる時間がもうなさそうですね。」
「ですよね。」
シズクは、少し残念そうな顔をしていた。
「良かったらなんですけど、これからも都合がいい時に一緒にパーティ組んで遊びませんか?」
シズクの目が輝く。
「はひゃい!!私で良ければいくらでもお付き合いさせていただきましゅっ!」
そう言って、シズクは噛んだのが恥ずかしかったのか顔を赤くする。
「ハハ。じゃあ、これからもお願いします。」
その後も、2人は雑談をしながら村に帰っていく。
◆◇◆◇◆
村に着き、トーシンとシズクはクエストの報告を済ませる。そして、新しくクエストを受けたのだが、このクエストをクリアすることで次の街に行けるようになるようだった。
クエストの名前は「次なる街」。内容は、次の街につながる道に現れたモンスターを倒して欲しいとの事だった。
このクエストを2人は迷うことなく受けた。
「ありがとうございます。では、ご武運をお祈りしております。」
ゼエルのその言葉を聞き、2人はその場を後にする。
ちなみに、今回のクエストクリアの報酬とキングコボルトの戦いで獲得した経験値で2人ともレベルアップした。トーシンは4上がり、シズクは5上がる。
「じゃあ、俺はこの後武具屋に用事があるのでここで失礼します。お疲れ様でした。」
「はい、お疲れ様でした。私はもうこのままログアウトします。今日は、ありがとうございました。」
「いえ、こちらこそありがとうございました。それでは、また。」
そう言ってトーシンは武具屋の親父のもとへと向かう。
(一応まだ時間あるし、コボルトメタルの加工ができるかだけでも聞いておこう。)
そう、用事とはコボルトメタルの加工が可能かどうかを聞くためだったのだった。
◆◇◆◇◆
「すみません。」
武具屋に着いたトーシンは、武具屋の親父に話しかける。
「おぉ!兄ちゃんどうしたんだよ?」
「実は、このアイテムの加工が可能かどうか知りたくて。」
そう言ってトーシンは、アイテムボックスからコボルトメタルを取り出し武具屋のカウンターの上に置く。
「ん?なんだこれ?」
武具屋が置かれたコボルトメタルをじっくり見る。
「っておいおい!これ、コボルトメタルじゃねぇか!」
武具屋の親父が驚く。
「はい、そうです。キングコボルトを倒したら手に入ったんですけどやっぱりレアなんですか?」
「あぁ、それもかなりな。俺も実物を見たのはこれが初めてだ。」
武具屋の親父が興奮した様子で言う。
「そんなに、レアなんですね。」
「あぁ。えーと、それでこいつの加工が可能かどうかだったな?」
武具屋の親父が落ち着きを取り戻して聞いてくる。
「はい。出来ますかね?」
「結論から言うと、今は絶対無理だな。」
「そうですか。」
トーシンは、せっかくのレアアイテムが加工出来ないと知り落ち込む。
「まぁ、待て。俺は今は絶対無理だと言ったんだよ。コボルトメタルについての情報があればもしかしたら出来るかもしれねぇ。」
「そうなんですか!」
「あぁ。けど、出来るかもしれねぇってだけだ。そこで、相談なんだがこいつを俺に預けてみてくれねぇか?」
「はい!お願いします!」
武具屋の親父からの提案に、トーシンは即答する。
「おいおい、いいのかよ。そんなすぐに決めちまって。」
「はい。俺は、あなたのことを信じてるので。」
「ハハ。こりゃあ、その信頼にきっちり答えねぇといけねぇな。よっしゃ、じゃあこいつのことはしっかり調べとくぜ。」
「はい。お願いします。」
「おう!任されたぜ!」
そう言って、武具屋の親父は自分の胸を叩く。
「あっ!そういえば!」
武具屋の親父が何かを思い出した様に言う。
「どうしたんですか?」
「そういえば、兄ちゃんにまだ名乗ってなかったと思ってな。」
「あー、そういえば。」
(てっきり、名前が設定されてないだけだと思ってた。)
「それじゃあ今更だが、俺はラリウスだ。これからもよろしくな兄ちゃん!」
「はい!そういえば、俺も名乗ってなかったですね。俺は、トーシンです。よろしくお願いします!」
「おう!」
こうして、トーシンはフェルリア村の武具屋の親父の名前を初めて知ったプレイヤーになった。
ATOでは、パーティでボスを倒した場合ドロップアイテムは、パーティ内のプレイヤー毎でドロップするシステムになっている。そのため、ボスドロップでパーティ内で揉める事はあまり無いようになっている。
(さてと、俺のドロップアイテムはと。)
トーシンは、自身のドロップした3つのアイテムを確認する。
(えーと。キングコボルトの毛皮と、キングコボルトの爪と、コボルトメタルか。毛皮と爪はいいとして、コボルトメタルってなんだ?)
そう思い、コボルトメタルのアイテム詳細を確認する。
ーーーーーーーーーーーーーー
アイテム名:コボルトメタル
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
限られたコボルト種の体内でごく稀に生成される綺麗な青色の鉱物。とても希少。加工が非常に困難。売却不可。
ーーーーーーーーーーーーーー
(これは、レアアイテムっぽいな。けど、加工が非常に困難ってフェルリア村で加工できるのか?まぁ、村で聞けばわかるか。)
「じゃあ、そろそろ村に戻りましょうか。」
「そうですね。」
そうして、2人は村に帰ろうとボス部屋を出ようとする。扉には、入ってきた時は気づかなかったが青白い宝石の様な物が埋め込まれていた。
(そういえば、ゼエルさんが扉の宝石に触れるとダンジョンの外に転移できるって言ってたな。)
ここに来る前に、ゼエルから聞いていた情報を思い出す。
トーシンが、扉の宝石に触れるとダンジョンの外に転移するかどうかの画面が表示され、YESを選択する。
トーシンとシズクの体が光に包まれ、光が収まるとダンジョンの外に転移していた。
「えっ?あれ?なんでダンジョンの外に?」
突然ダンジョンの外に転移して、シズクが驚く。
「あ、すみません。ダンジョンの外に転移する方法をゼエルさんから聞いてたんで試して見ました。」
「あー、そうだったんですか。」
「先に、伝えて置くべきでしたね。すみません。」
「いえいえ、大丈夫です。ちょっと驚いただけですので。それより、早く村に戻って報告しちゃいましょう。」
「はい。本当にすみませんでした。」
そうして、2人は再び村への帰り道につく。
道中、運営からの緊急メッセージが届いた。その内容は、不具合が見つかった為に緊急メンテナンスを実施するというものだった。
「この後、緊急メンテナンスがあるみたいですね。」
シズクが、運営からのメッセージを見てトーシンに言う。
「はい。なので残念ですけどクエストの報告したら今日は遊んでる時間がもうなさそうですね。」
「ですよね。」
シズクは、少し残念そうな顔をしていた。
「良かったらなんですけど、これからも都合がいい時に一緒にパーティ組んで遊びませんか?」
シズクの目が輝く。
「はひゃい!!私で良ければいくらでもお付き合いさせていただきましゅっ!」
そう言って、シズクは噛んだのが恥ずかしかったのか顔を赤くする。
「ハハ。じゃあ、これからもお願いします。」
その後も、2人は雑談をしながら村に帰っていく。
◆◇◆◇◆
村に着き、トーシンとシズクはクエストの報告を済ませる。そして、新しくクエストを受けたのだが、このクエストをクリアすることで次の街に行けるようになるようだった。
クエストの名前は「次なる街」。内容は、次の街につながる道に現れたモンスターを倒して欲しいとの事だった。
このクエストを2人は迷うことなく受けた。
「ありがとうございます。では、ご武運をお祈りしております。」
ゼエルのその言葉を聞き、2人はその場を後にする。
ちなみに、今回のクエストクリアの報酬とキングコボルトの戦いで獲得した経験値で2人ともレベルアップした。トーシンは4上がり、シズクは5上がる。
「じゃあ、俺はこの後武具屋に用事があるのでここで失礼します。お疲れ様でした。」
「はい、お疲れ様でした。私はもうこのままログアウトします。今日は、ありがとうございました。」
「いえ、こちらこそありがとうございました。それでは、また。」
そう言ってトーシンは武具屋の親父のもとへと向かう。
(一応まだ時間あるし、コボルトメタルの加工ができるかだけでも聞いておこう。)
そう、用事とはコボルトメタルの加工が可能かどうかを聞くためだったのだった。
◆◇◆◇◆
「すみません。」
武具屋に着いたトーシンは、武具屋の親父に話しかける。
「おぉ!兄ちゃんどうしたんだよ?」
「実は、このアイテムの加工が可能かどうか知りたくて。」
そう言ってトーシンは、アイテムボックスからコボルトメタルを取り出し武具屋のカウンターの上に置く。
「ん?なんだこれ?」
武具屋が置かれたコボルトメタルをじっくり見る。
「っておいおい!これ、コボルトメタルじゃねぇか!」
武具屋の親父が驚く。
「はい、そうです。キングコボルトを倒したら手に入ったんですけどやっぱりレアなんですか?」
「あぁ、それもかなりな。俺も実物を見たのはこれが初めてだ。」
武具屋の親父が興奮した様子で言う。
「そんなに、レアなんですね。」
「あぁ。えーと、それでこいつの加工が可能かどうかだったな?」
武具屋の親父が落ち着きを取り戻して聞いてくる。
「はい。出来ますかね?」
「結論から言うと、今は絶対無理だな。」
「そうですか。」
トーシンは、せっかくのレアアイテムが加工出来ないと知り落ち込む。
「まぁ、待て。俺は今は絶対無理だと言ったんだよ。コボルトメタルについての情報があればもしかしたら出来るかもしれねぇ。」
「そうなんですか!」
「あぁ。けど、出来るかもしれねぇってだけだ。そこで、相談なんだがこいつを俺に預けてみてくれねぇか?」
「はい!お願いします!」
武具屋の親父からの提案に、トーシンは即答する。
「おいおい、いいのかよ。そんなすぐに決めちまって。」
「はい。俺は、あなたのことを信じてるので。」
「ハハ。こりゃあ、その信頼にきっちり答えねぇといけねぇな。よっしゃ、じゃあこいつのことはしっかり調べとくぜ。」
「はい。お願いします。」
「おう!任されたぜ!」
そう言って、武具屋の親父は自分の胸を叩く。
「あっ!そういえば!」
武具屋の親父が何かを思い出した様に言う。
「どうしたんですか?」
「そういえば、兄ちゃんにまだ名乗ってなかったと思ってな。」
「あー、そういえば。」
(てっきり、名前が設定されてないだけだと思ってた。)
「それじゃあ今更だが、俺はラリウスだ。これからもよろしくな兄ちゃん!」
「はい!そういえば、俺も名乗ってなかったですね。俺は、トーシンです。よろしくお願いします!」
「おう!」
こうして、トーシンはフェルリア村の武具屋の親父の名前を初めて知ったプレイヤーになった。
0
お気に入りに追加
81
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
後天スキル【ブラックスミス】で最強無双⁈~魔砲使いは今日も機械魔を屠り続ける~
華音 楓
SF
7歳で受けた職業診断によって憧れの狩猟者になれず、リヒテルは失望の淵に立たされていた。
しかし、その冒険心は消えず、立入禁止区域に足を踏み入れ、そこに巣食う機械魔に襲われ、命の危機に晒される。
すると一人の中年男性が颯爽と現れ、魔砲と呼ばれる銃火器を使い、全ての機械魔を駆逐していった。
その姿にあこがれたリヒテルは、男に弟子入りを志願するが、取り合ってもらえない。
しかし、それでも諦められず、それからの日々を修行に明け暮れたのだった。
それから8年後、リヒテルはついに憧れの狩猟者となり、後天的に得た「ブラックスミス」のスキルを駆使し、魔砲を武器にして機械魔と戦い続ける。
《この物語は、スチームパンクの世界観を背景に、リヒテルが機械魔を次々と倒しながら、成長してい物語です》
※お願い
前作、【最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~】からの続編となります
より内容を楽しみたい方は、前作を一度読んでいただければ幸いです
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
SEVEN TRIGGER
匿名BB
SF
20xx年、科学のほかに魔術も発展した現代世界、伝説の特殊部隊「SEVEN TRIGGER」通称「S.T」は、かつて何度も世界を救ったとされる世界最強の特殊部隊だ。
隊員はそれぞれ1つの銃器「ハンドガン」「マシンガン」「ショットガン」「アサルトライフル」「スナイパーライフル」「ランチャー」「リボルバー」を極めたスペシャリストによって構成された部隊である。
その中で「ハンドガン」を極め、この部隊の隊長を務めていた「フォルテ・S・エルフィー」は、ある事件をきっかけに日本のとある港町に住んでいた。
長年の戦場での生活から離れ、珈琲カフェを営みながら静かに暮らしていたフォルテだったが、「セイナ・A・アシュライズ」との出会いをきっかけに、再び戦いの世界に身を投じていくことになる。
マイペースなフォルテ、生真面目すぎるセイナ、性格の合わない2人はケンカしながらも、互いに背中を預けて悪に立ち向かう。現代SFアクション&ラブコメディー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる