ガラスの世代

日増しに興味が薄らいでいく

おれがかつて
夢中になっていた
ギターに対しての
興味が
無くなったのと
同様に
小説を
書くことへの
興味が
日に日に
薄らいでいる

一時期は
小説を
面白がって
書いたことも
あったが
今ではもう
次第に
興味を無くしてきた

今のおれに
興味が
あることは
詩を書くことと
音楽を
聴くことぐらいだ

ギターを
弾くことへの
興味も関心も
徐々に薄らいで
いるように
小説を
書くことへの
興味も関心も
徐々に
無くしてきている

詩を書くことは
今でも十分
興味は
あるが
小説を
書くことへの
意欲も情熱も
徐々に
無くしてきた

詩を書くだけで
何とかなるのなら
出来ればそれが
一番いい

おれはきっと
詩を書く為に
生まれてきた
生まれながらの
詩人なんだ