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著名な詩人
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おれが27歳の時に
初めて詩集を
出す前に
人からこう
陰口を
叩かれた
「アイツのことだから
下らねえ
ラブソングの
歌詞みてえな
詩を
書いているんじゃねえの」
おれはそれを
知った時に
心外だと思って
憤慨したモンだが
ある意味
その言葉は
当たっていたのかも
しれない
おれみたいな
詩人が
出てくるまでは
詩というのは
偏見もあったし
その程度の
詩を書く人しか
存在して
いなかった
それこそ
下らない
ラブソングみたいな
詩を書く人ぐらいしか
いなかった
だけど
おれは違った
おれはそんな詩は
書かなかった
おれが書く詩は
あまりにも
攻撃的で
人によっては
激怒するぐらいの
強烈な
モノだった
それこそが
おれが望んで
いたことだ
それまでは
詩を書いていると
人前で
言おうならば
みんなから
失笑されて
それでおしまいだった
だけど
おれが書くモノは
違った
おれはただ単に
詩を書いてきた
だけだが
いつの間にか
著名人に
なってしまった
おれがもしも
下らない
ラブソングの
歌詞みたいな
詩ぐらいしか
書けなかったら
人から
ゲラゲラと
笑われて
それでおしまいだった
それ以上は
いかなかった
だけど
おれはそうは
ならなかった
おれはいつの間にか
著名な
詩人に
なってしまった
初めて詩集を
出す前に
人からこう
陰口を
叩かれた
「アイツのことだから
下らねえ
ラブソングの
歌詞みてえな
詩を
書いているんじゃねえの」
おれはそれを
知った時に
心外だと思って
憤慨したモンだが
ある意味
その言葉は
当たっていたのかも
しれない
おれみたいな
詩人が
出てくるまでは
詩というのは
偏見もあったし
その程度の
詩を書く人しか
存在して
いなかった
それこそ
下らない
ラブソングみたいな
詩を書く人ぐらいしか
いなかった
だけど
おれは違った
おれはそんな詩は
書かなかった
おれが書く詩は
あまりにも
攻撃的で
人によっては
激怒するぐらいの
強烈な
モノだった
それこそが
おれが望んで
いたことだ
それまでは
詩を書いていると
人前で
言おうならば
みんなから
失笑されて
それでおしまいだった
だけど
おれが書くモノは
違った
おれはただ単に
詩を書いてきた
だけだが
いつの間にか
著名人に
なってしまった
おれがもしも
下らない
ラブソングの
歌詞みたいな
詩ぐらいしか
書けなかったら
人から
ゲラゲラと
笑われて
それでおしまいだった
それ以上は
いかなかった
だけど
おれはそうは
ならなかった
おれはいつの間にか
著名な
詩人に
なってしまった
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