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不思議な存在
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ウチの親父も
お袋も
不思議な存在だった
末っ子で長男のおれは
幼い頃から
甘えん坊で
わがままな
ところがあったが
親父もお袋も
おれのことを
大事には
してくれたが
おれを甘やかしたり
しなかった
二人とも
おれが幼い頃から
おれに対しての
躾は
厳しい方だった
決しておれを
甘やかしたりは
しなかった
それでも親父も
お袋も
おれに対して
一生懸命に
思いやってくれた
おれの為なら
下げなくてもいい
頭を
下げてくれたのも
みんな親父だった
そんなおれも
長年の努力が
実って
今では
著名人になった
親父もお袋も
そのことに
関しては
何も言わず
黙ってはいるが
おれが出世を
出来たことで
胸の中に
つかえていたモノが
やっと
下りた様子だった
今まで
家の中では
ピリピリした
空気が
常にあったが
それが急に
緩んできた
親父もお袋も
本当に
不思議な
存在だった
おれのことを
大事には
してくれたが
決して
甘やかそうとは
しなかった
お袋も
不思議な存在だった
末っ子で長男のおれは
幼い頃から
甘えん坊で
わがままな
ところがあったが
親父もお袋も
おれのことを
大事には
してくれたが
おれを甘やかしたり
しなかった
二人とも
おれが幼い頃から
おれに対しての
躾は
厳しい方だった
決しておれを
甘やかしたりは
しなかった
それでも親父も
お袋も
おれに対して
一生懸命に
思いやってくれた
おれの為なら
下げなくてもいい
頭を
下げてくれたのも
みんな親父だった
そんなおれも
長年の努力が
実って
今では
著名人になった
親父もお袋も
そのことに
関しては
何も言わず
黙ってはいるが
おれが出世を
出来たことで
胸の中に
つかえていたモノが
やっと
下りた様子だった
今まで
家の中では
ピリピリした
空気が
常にあったが
それが急に
緩んできた
親父もお袋も
本当に
不思議な
存在だった
おれのことを
大事には
してくれたが
決して
甘やかそうとは
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