ガラスの世代

大西啓太

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暴走列車

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この先
ずっと
詩を書き続けて
いるだけの
自信が
今のおれにはある
才能の枯渇や
アイディアの
枯渇なんてことは
今のところ
考えられない

この先
ずっと
詩を書いていられる
だけの
自信が
今のおれにはある

誰にも
おれを
止めることは
出来ない

まるで
ブレーキが効かない
アクセルだけの
暴走列車のように
壁に激突して
列車ごと
大破するまで
おれは
走り続ける

誰にもおれを
止めることは
出来ない
この身が滅んで
この世から
消えていなく
なるまで
おれは
走り続ける

このおれを
止めようと
しても
誰にも
止めることは
出来ない

おれは
暴走列車のように
走り続ける
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