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後日談 その3 終章のあと、ミランダがノアと再開するまでのお話
その29
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『ザクリ、ザクリ』
砂を踏みしめる足の音は規則正しい音色で、ミランダはそれを楽しんで進む。
暑い日差しの元、砂漠を歩いているのは彼女だけだった。
他はラクダや、足長虎。
足長虎は南方の一部にしかいない騎獣だ。巨大な猫で、砂漠を進む足となる。
ピンと立った大きな耳が凜々しい黄色い足長虎が引くソリはとても早い。
ソリに乗る人、ラクダに乗る人、辺りを進む人達がドレス姿で歩くミランダを怪訝な目を向ける。
汗だくの彼らからみて、ドレス姿で汗一つかかない彼女は異様だった。
もっとも皆は一瞥後に興味を無くすのでミランダは気にしなかった。
強力な魔法使いの奇行は、たまにあることなのだ。
そしてもう一つ。ミランダが特別だったのは進む先。
彼女は、他の人達が進む方角とは違う方向を歩いていた。
「あら、先客がいたのね」
しばらく進んだミランダは、手を目元にかざして先をみる。
彼女の視線は、砂漠にある巨石の割れ目に注がれていた。
その巨石はまるで城のように大きくて、真横に走る割れ目は寝泊まりできる十分な空間を作り出す。
「ごきげんよう、お嬢さん」
ミランダが巨石の割れ目がつくる洞窟へと足を踏み入れると、先客はのんびりと挨拶した。
それは小太りで日にやけた男だった。ターバンを頭にまいて緑色の前掛けをした彼は、洞窟の壁に背をあずけ足を投げ出していた。
その恰好のまま、人なつっこい笑顔をミランダに向ける。
「案外知られているのかしら」
ミランダは男に会釈すると、割れ目が形作る洞窟の奥を見ながら言葉を返す。
そこにはたき火の後があった。
「行商人にはな。特にここ数日は大人気さ」
「最近、何かあったのかしら」
「空が綺麗になったろう。陽ざしがさらに綺麗になってオアシスを照らすのが格別に良いんだ。この涼みの中で見る砂漠の宝石は、疲れを吹き飛ばすってなもんで、あっしも結構なお気に入りってなもんよ」
ミランダは、サッと振り返る。
「確かにそうよね。夜は星空、昼は太陽。そして洞窟は涼しくて……」
子供の頃にピクニックした時、そのままに。
「ところで外は暑かったろう? いいものがあるぜ」
小さな幌つきの荷台。ただし、馬が引くための出っ張りはない。その代わりに背負うためのベルトが張ってある。
どうやら馬車の荷台を背負って旅しているらしい。
変わり者よね。
おそらく自分と同類、何らかの魔法に長けた者のよう。
男の風体の妙をミランダはちょっとした考察のあと片付けた。
「へっへっへ、あらよっと」
男は荷台へと上半身を突っ込むと、ゴソゴソと何かをした後、ミランダへ円錐型の何かを差し出した。
広がった側には球状の球がのっている。
黄色いそれは柔らかい色合いだった。
「氷菓子かしら?」
「ご名答! もっとも、あっしのオリジナル。調合したスープを特別な方法で固めたもんさ」
「冷気の魔法で、でしょ?」
「まぁねぇ。あっしはこう見えても氷の魔法が得意な大魔法使い。それを活用したって寸法さ。だけれど、コイツは魔法だけじゃ作れない」
柑橘系の爽やかな香りがほんのりと漂うそれはおいしそうだ。
ミランダはさらに考察を続ける。
男の言うように、この氷菓子を自分の魔法で再現することはできないだろう。
水以外の材料をふんだんに使っているのが理由だ。
「悪くはなさそうね」
「だろう、だろう? 他にも3つの色があるぜ。赤白黄色……どれも味も違って全部が美味くて、全部が極上。一つ、コルキ金貨1枚だ」
「案外高いのね」
「材料費が高いのがなぁ。で、どうする?」
3つか。ちょうどいい。
「お前達は何色がいいんだい?」
ミランダはバッと振り返って言う。
でも。
そこには誰もいない。
洞窟の壁、その先には日に輝く黄金色の砂漠と青い空だけだ。
「どうした?」
「いえ。なんでもないわ」
ミランダは苦笑する。
三人の旅は1ヶ月にも満たない時間だったのに、ずいぶんと慣れていたものだ。
こうしていると、なんだか独りが寂しくも感じる。
人生の大半が孤独な戦いだったのに……。
「せっかくだから3つの色全部を頂こうかしら」
気をとりなおしたミランダは楽しげに言った。
どうせなら土産話を沢山仕入れよう。
「いいね。んじゃま、ほら、特製アイスクリン3つだ」
3つの氷菓子を受け取ったミランダは2つを魔法で浮かせて、一つを手にした。
赤いそれは少し囓るとイチゴの味がした。
そして彼女はそれを味わいながら洞窟から外へ、砂漠へと出て行く。
「もう行くのかい?」
「えぇ」
背に男の声を受けつつ、ミランダは空をみて考える。
このままこのお菓子……アイスクリンをもって街へ戻るのはダメよね……。
感動的な別れが台無しになる。変な名乗りをせずにあっさりと出て行けばよかった。
あの状況から直ぐ戻ったら……師匠としての威厳が台無しだ。
ミランダは首を振る。
しかたがない。すぐ用事を済ませてもどるか。
「そういえばヨラン王の頼みもあったわね」
あのリーダが王子だとは……。
それはそれで悪くない。
彼を王子として認める代わりに触媒を要求してみようかしら。
そうだ。
ミランダは、ノアサリーナに会いにいこうと思いつく。
「ちょっとした寂しさを慰めてもらおう」
彼女は声にもならないほど小さく囁いた。
そしてクックッと笑う。それは子供が悪巧みを思いついたときのように。
笑いながら、腰に手をやって、帯の隙間から氷の欠片を取り出して砂漠へと投げ落とした。
『ズゥン』
ちょっとした地響きを鳴らせて、氷の欠片は巨大な氷の狼へと姿を変える。
狼を見上げたミランダは「さて行こうか」とつぶやいて狼の額へと飛び乗った。
「おいおい、そりゃ」
ドタドタと駆け寄ってきた男を眼下にとらえたミランダは笑う。
どうやら先ほどの地響きが気になったらしい。
「心配はないわ。これは私の使い魔……私も氷の魔法が得意なのよ。少しだけ」
ミランダが言うと同時、狼は風のように駆け出した。
男の「まいったな」という声は狼の足音にかき消えた。
日の光をうけてキラキラと輝く白い狼は、疾風を伴い砂漠へ消えた。
最初は何処をめざそうかしら。
ジムニは大丈夫だろうけれど、シェラは心配よね。
年を越えて戻ったら、私のことをすっかり忘れていそう。
師匠と呼ばれず、またおばちゃん扱い。
それもまたいいのだけれど。
狼の額のうえで、ミランダは物思いにふける。
微笑む彼女は、流れる景色を眺めながら氷菓子を囓った。
おしまい
砂を踏みしめる足の音は規則正しい音色で、ミランダはそれを楽しんで進む。
暑い日差しの元、砂漠を歩いているのは彼女だけだった。
他はラクダや、足長虎。
足長虎は南方の一部にしかいない騎獣だ。巨大な猫で、砂漠を進む足となる。
ピンと立った大きな耳が凜々しい黄色い足長虎が引くソリはとても早い。
ソリに乗る人、ラクダに乗る人、辺りを進む人達がドレス姿で歩くミランダを怪訝な目を向ける。
汗だくの彼らからみて、ドレス姿で汗一つかかない彼女は異様だった。
もっとも皆は一瞥後に興味を無くすのでミランダは気にしなかった。
強力な魔法使いの奇行は、たまにあることなのだ。
そしてもう一つ。ミランダが特別だったのは進む先。
彼女は、他の人達が進む方角とは違う方向を歩いていた。
「あら、先客がいたのね」
しばらく進んだミランダは、手を目元にかざして先をみる。
彼女の視線は、砂漠にある巨石の割れ目に注がれていた。
その巨石はまるで城のように大きくて、真横に走る割れ目は寝泊まりできる十分な空間を作り出す。
「ごきげんよう、お嬢さん」
ミランダが巨石の割れ目がつくる洞窟へと足を踏み入れると、先客はのんびりと挨拶した。
それは小太りで日にやけた男だった。ターバンを頭にまいて緑色の前掛けをした彼は、洞窟の壁に背をあずけ足を投げ出していた。
その恰好のまま、人なつっこい笑顔をミランダに向ける。
「案外知られているのかしら」
ミランダは男に会釈すると、割れ目が形作る洞窟の奥を見ながら言葉を返す。
そこにはたき火の後があった。
「行商人にはな。特にここ数日は大人気さ」
「最近、何かあったのかしら」
「空が綺麗になったろう。陽ざしがさらに綺麗になってオアシスを照らすのが格別に良いんだ。この涼みの中で見る砂漠の宝石は、疲れを吹き飛ばすってなもんで、あっしも結構なお気に入りってなもんよ」
ミランダは、サッと振り返る。
「確かにそうよね。夜は星空、昼は太陽。そして洞窟は涼しくて……」
子供の頃にピクニックした時、そのままに。
「ところで外は暑かったろう? いいものがあるぜ」
小さな幌つきの荷台。ただし、馬が引くための出っ張りはない。その代わりに背負うためのベルトが張ってある。
どうやら馬車の荷台を背負って旅しているらしい。
変わり者よね。
おそらく自分と同類、何らかの魔法に長けた者のよう。
男の風体の妙をミランダはちょっとした考察のあと片付けた。
「へっへっへ、あらよっと」
男は荷台へと上半身を突っ込むと、ゴソゴソと何かをした後、ミランダへ円錐型の何かを差し出した。
広がった側には球状の球がのっている。
黄色いそれは柔らかい色合いだった。
「氷菓子かしら?」
「ご名答! もっとも、あっしのオリジナル。調合したスープを特別な方法で固めたもんさ」
「冷気の魔法で、でしょ?」
「まぁねぇ。あっしはこう見えても氷の魔法が得意な大魔法使い。それを活用したって寸法さ。だけれど、コイツは魔法だけじゃ作れない」
柑橘系の爽やかな香りがほんのりと漂うそれはおいしそうだ。
ミランダはさらに考察を続ける。
男の言うように、この氷菓子を自分の魔法で再現することはできないだろう。
水以外の材料をふんだんに使っているのが理由だ。
「悪くはなさそうね」
「だろう、だろう? 他にも3つの色があるぜ。赤白黄色……どれも味も違って全部が美味くて、全部が極上。一つ、コルキ金貨1枚だ」
「案外高いのね」
「材料費が高いのがなぁ。で、どうする?」
3つか。ちょうどいい。
「お前達は何色がいいんだい?」
ミランダはバッと振り返って言う。
でも。
そこには誰もいない。
洞窟の壁、その先には日に輝く黄金色の砂漠と青い空だけだ。
「どうした?」
「いえ。なんでもないわ」
ミランダは苦笑する。
三人の旅は1ヶ月にも満たない時間だったのに、ずいぶんと慣れていたものだ。
こうしていると、なんだか独りが寂しくも感じる。
人生の大半が孤独な戦いだったのに……。
「せっかくだから3つの色全部を頂こうかしら」
気をとりなおしたミランダは楽しげに言った。
どうせなら土産話を沢山仕入れよう。
「いいね。んじゃま、ほら、特製アイスクリン3つだ」
3つの氷菓子を受け取ったミランダは2つを魔法で浮かせて、一つを手にした。
赤いそれは少し囓るとイチゴの味がした。
そして彼女はそれを味わいながら洞窟から外へ、砂漠へと出て行く。
「もう行くのかい?」
「えぇ」
背に男の声を受けつつ、ミランダは空をみて考える。
このままこのお菓子……アイスクリンをもって街へ戻るのはダメよね……。
感動的な別れが台無しになる。変な名乗りをせずにあっさりと出て行けばよかった。
あの状況から直ぐ戻ったら……師匠としての威厳が台無しだ。
ミランダは首を振る。
しかたがない。すぐ用事を済ませてもどるか。
「そういえばヨラン王の頼みもあったわね」
あのリーダが王子だとは……。
それはそれで悪くない。
彼を王子として認める代わりに触媒を要求してみようかしら。
そうだ。
ミランダは、ノアサリーナに会いにいこうと思いつく。
「ちょっとした寂しさを慰めてもらおう」
彼女は声にもならないほど小さく囁いた。
そしてクックッと笑う。それは子供が悪巧みを思いついたときのように。
笑いながら、腰に手をやって、帯の隙間から氷の欠片を取り出して砂漠へと投げ落とした。
『ズゥン』
ちょっとした地響きを鳴らせて、氷の欠片は巨大な氷の狼へと姿を変える。
狼を見上げたミランダは「さて行こうか」とつぶやいて狼の額へと飛び乗った。
「おいおい、そりゃ」
ドタドタと駆け寄ってきた男を眼下にとらえたミランダは笑う。
どうやら先ほどの地響きが気になったらしい。
「心配はないわ。これは私の使い魔……私も氷の魔法が得意なのよ。少しだけ」
ミランダが言うと同時、狼は風のように駆け出した。
男の「まいったな」という声は狼の足音にかき消えた。
日の光をうけてキラキラと輝く白い狼は、疾風を伴い砂漠へ消えた。
最初は何処をめざそうかしら。
ジムニは大丈夫だろうけれど、シェラは心配よね。
年を越えて戻ったら、私のことをすっかり忘れていそう。
師匠と呼ばれず、またおばちゃん扱い。
それもまたいいのだけれど。
狼の額のうえで、ミランダは物思いにふける。
微笑む彼女は、流れる景色を眺めながら氷菓子を囓った。
おしまい
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楽しく拝見させて頂きました😊
久しぶりに夢中になれる作品に出会えて嬉しいデス😆違う作品も読んでみたいです😊
読んで頂きありがとうございました。
夢中になってもらえて嬉しいです。
次回作も考えていますが、ちょっと時間がかかりそうです。
ノアさんが素敵です🎵
ありがとうございます。
200~300時間残業を3カ月するストーリーが見せていただけないでしょうか。基本、職場で寝泊まりするので臭くなります。足が蒸れて痒いを通り越して痛くなります。自分が何を考えてるのかわからなくなるぐらい思考力が落ちます。脳みそがとろける感覚を味わいます。あと、常に眠気との戦いになります。いつの間にか寝落ちするけど、夢の中で仕事する羽目になります。夢から覚めると全く進んでいない現実の描写も欲しいです。そんな、一生に何回かは有るよねストーリーが見たいです。
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