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新たな旅立ち編
第3話 食事どうしよう
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俺に新しくレディアントスライムのプルムが仲間に加わってから大体3時間が経過した。時計がないので正確にはわからないが、恐らく昼ごはんどきだろう。
「そういえばスライムって何を食べてたんだ?」
「私たちは基本森に落ちた葉っぱやモンスターの死骸の一部を食べてました。ですがスライムはあまり食事については食べれないものはなく、極端な話土などでも一応生きていられる程度栄養補給できます。」
「じゃあ俺が食べるやつを一緒に食べても大丈夫かな?」
「はい!それにちゃんとした食べ物はスライムにとってもかなり栄養価が高いんです。」
なるほど。しかし何かあったかな。確かシャルがインベントリの中には必要だと思うものが入ってるって言ってたな。
「インベントリの中には………お!」
中にはコリンコの実というのがあった。日本のりんごによく似ていた。あと、お茶がペットボトルで何本も入っていた。
「プルムはこれ食べれるかな?」
俺はそう言ってコリンコの実を見せてみる。
「はい!なんかとても甘い匂いがします。美味しそうです!」
そう言ってプルムは体を震わせていた。たしかに今まで葉っぱとかだったのを考えると喜んでしまうのも当然か。
「それじゃあこの実をきっていくか。『カッター』」
この実を切るために風魔法の一つを使った。そして見事綺麗に四つにカットできた。だがここで一つ気づいた。
「プルムってどうやって食べるの?」
今の姿を見て思った。進化以前はただの丸であったのが、今は形が少し変わっている。ほんの少し腕のような突起があり、下の部分も丸ではなく少しゼリーのようなものが広がっている感じだ。
「このまま渡してくださればあとは体内に入れればそれで大丈夫です。」
「そうか。それじゃ二つ」
「ありがとうございます。」
そう言ってプルムは実を持って体内に入れた。白の半透明なので中の様子が見えて徐々に消えていってる。するとプルムがとんでもなく震え始めた。
「な、なんかあった? やばかった?」
そう俺は心配した。
「ん~~~~~とっーーーーても美味しいです!!こんな美味しいの食べたことありません!」
「そうか。それは良かった」
そうして俺とプルムは残りの部分を食べ終えた。
「昼はこれぐらいしかできなかったけど夜はもっといいもの食べようね。」
「はい!とっても楽しみです。」
それは良かった。また森の中を移動するためプルムを肩の上に乗せようとした。
形状が変わって自分でもスムーズに進めるようだがやはり小さいので万が一を想定して俺の肩に乗せる。
ん?なんか肩が硬くなったか?なんか重い気がする。さっきの戦闘の疲れが出たかな?
そうして街を目指して歩いて行った。時々モンスター達に遭遇するがここの森はそこまで強いモンスターはでず素早く倒して行ったのであまり問題は出なかった。そして夜になった。
「それじゃあここで夜ご飯にしようか。」
そうして俺はインベントリから猪の肉を取り出す。さっきジャイアントペッグという強くはないがその肉は美味と言われているモンスターを倒していたのだ。夜ご飯はこいつを作った料理にしよう。その肉以外にも皿や鉄網などを出して料理の準備をする。
「薪を並べ終わりました」
「おっ!ありがとう。これで作れるぞ。
期待しててね。」
「はい!」
そう言ってプルムはプルプルしている。やっぱ可愛いなー。実はまだ小さいので薪を探すのは流石に無理だったが並べるぐらいならできたらしい。しかも俺が一度教えただけでほぼ完璧に並べてあった。やはりここら辺で脅威の賢さがでてくるなー。この薪に魔法を唱える
「『フレア』」
初等火属性魔法を使った。プルムに魔法について聞いたところ初等魔法ならだいたい知っていたので教えてもらっていたのだ。そして火の上に網を置いて猪の肉を焼き少し塩を振る。やはりインベントリは便利だなー。ありがとうシャル。そうして出来上がった焼き猪を細かくきっていく。俺はともかくプルムにはやはり大きいのであらせてやらないと苦労しそうだ。そうして切ったものを皿に乗せる。あと付け合わせに日本の野菜に似た木の実を少し焼いて入れた。
「う~~~んとってもいい匂いがしますね。」
どうやらプルムは待ちきれないようだ。やはりコリンコの実で感動したのだろう。
「よし。それじゃあ食べようか!」
そうして猪を食べてみる。
おーー結構いけるなー。話どうりで結構うまい。塩だけなのにこの味はなかなかでないと思う。やはり素材がいいのだろうか。プルムの方を見てみるとそれはもう尋常じゃないくらいプルプルしてた。どうやら満足してもらえたようだ。
そうして片付けをしようとしたその時。
「ご主人様。そのお皿を貸してください。」
ん?何をするのかな?ひとまず渡してみる。するとプルムの体に皿の一部分を入れ始めた。少しして取り出すとなんと汚れが取れていた。
「プルムーーーーーー」
俺は感動してプルムを抱きしめた。
「えへへ。ご主人様に喜んでもらえて何よりです。」
そうして片付けも終わり暗いので寝ようとする。インベントリに毛布が何枚も入っていた。そうして俺は寝る体勢をつくったが、プルムがこちらの方に来ない。
「おーいどうしたんだ?」
「私は寝ているところを襲われないように見張っておきます。ですので気にせずお眠りください。」
出会ってまだ1日目とはいえ俺はもうプルムをただのモンスターとは思っていない。プルムを拾い上げる。
「えっ!?」
そうプルムは驚くがそのまま毛布の中に入れてあげる。そのあと俺は結界魔法を使った。
「『シールドエリア』」
こうすればプルムが見張る必要もなくなるだろう。もちろん俺のことを思って見張ろうとしてくれたんだろうけどやっぱりそんなことはさせたくない。
「ご主人様……」
プルムがそう言って安心したのか俺の方へともたれかかった。やはり仲間を失ったり急に人間と生活するといったことがあったから緊張したのだろう。
「ご主人様、あったかいですね。」
「うん。そうだね。」
そうして俺プルムは眠りについた。
異世界に転生して1日目。なんとかやってけそうに思えてきた。やっぱ誰かがいるっていうのはいいなー。
「そういえばスライムって何を食べてたんだ?」
「私たちは基本森に落ちた葉っぱやモンスターの死骸の一部を食べてました。ですがスライムはあまり食事については食べれないものはなく、極端な話土などでも一応生きていられる程度栄養補給できます。」
「じゃあ俺が食べるやつを一緒に食べても大丈夫かな?」
「はい!それにちゃんとした食べ物はスライムにとってもかなり栄養価が高いんです。」
なるほど。しかし何かあったかな。確かシャルがインベントリの中には必要だと思うものが入ってるって言ってたな。
「インベントリの中には………お!」
中にはコリンコの実というのがあった。日本のりんごによく似ていた。あと、お茶がペットボトルで何本も入っていた。
「プルムはこれ食べれるかな?」
俺はそう言ってコリンコの実を見せてみる。
「はい!なんかとても甘い匂いがします。美味しそうです!」
そう言ってプルムは体を震わせていた。たしかに今まで葉っぱとかだったのを考えると喜んでしまうのも当然か。
「それじゃあこの実をきっていくか。『カッター』」
この実を切るために風魔法の一つを使った。そして見事綺麗に四つにカットできた。だがここで一つ気づいた。
「プルムってどうやって食べるの?」
今の姿を見て思った。進化以前はただの丸であったのが、今は形が少し変わっている。ほんの少し腕のような突起があり、下の部分も丸ではなく少しゼリーのようなものが広がっている感じだ。
「このまま渡してくださればあとは体内に入れればそれで大丈夫です。」
「そうか。それじゃ二つ」
「ありがとうございます。」
そう言ってプルムは実を持って体内に入れた。白の半透明なので中の様子が見えて徐々に消えていってる。するとプルムがとんでもなく震え始めた。
「な、なんかあった? やばかった?」
そう俺は心配した。
「ん~~~~~とっーーーーても美味しいです!!こんな美味しいの食べたことありません!」
「そうか。それは良かった」
そうして俺とプルムは残りの部分を食べ終えた。
「昼はこれぐらいしかできなかったけど夜はもっといいもの食べようね。」
「はい!とっても楽しみです。」
それは良かった。また森の中を移動するためプルムを肩の上に乗せようとした。
形状が変わって自分でもスムーズに進めるようだがやはり小さいので万が一を想定して俺の肩に乗せる。
ん?なんか肩が硬くなったか?なんか重い気がする。さっきの戦闘の疲れが出たかな?
そうして街を目指して歩いて行った。時々モンスター達に遭遇するがここの森はそこまで強いモンスターはでず素早く倒して行ったのであまり問題は出なかった。そして夜になった。
「それじゃあここで夜ご飯にしようか。」
そうして俺はインベントリから猪の肉を取り出す。さっきジャイアントペッグという強くはないがその肉は美味と言われているモンスターを倒していたのだ。夜ご飯はこいつを作った料理にしよう。その肉以外にも皿や鉄網などを出して料理の準備をする。
「薪を並べ終わりました」
「おっ!ありがとう。これで作れるぞ。
期待しててね。」
「はい!」
そう言ってプルムはプルプルしている。やっぱ可愛いなー。実はまだ小さいので薪を探すのは流石に無理だったが並べるぐらいならできたらしい。しかも俺が一度教えただけでほぼ完璧に並べてあった。やはりここら辺で脅威の賢さがでてくるなー。この薪に魔法を唱える
「『フレア』」
初等火属性魔法を使った。プルムに魔法について聞いたところ初等魔法ならだいたい知っていたので教えてもらっていたのだ。そして火の上に網を置いて猪の肉を焼き少し塩を振る。やはりインベントリは便利だなー。ありがとうシャル。そうして出来上がった焼き猪を細かくきっていく。俺はともかくプルムにはやはり大きいのであらせてやらないと苦労しそうだ。そうして切ったものを皿に乗せる。あと付け合わせに日本の野菜に似た木の実を少し焼いて入れた。
「う~~~んとってもいい匂いがしますね。」
どうやらプルムは待ちきれないようだ。やはりコリンコの実で感動したのだろう。
「よし。それじゃあ食べようか!」
そうして猪を食べてみる。
おーー結構いけるなー。話どうりで結構うまい。塩だけなのにこの味はなかなかでないと思う。やはり素材がいいのだろうか。プルムの方を見てみるとそれはもう尋常じゃないくらいプルプルしてた。どうやら満足してもらえたようだ。
そうして片付けをしようとしたその時。
「ご主人様。そのお皿を貸してください。」
ん?何をするのかな?ひとまず渡してみる。するとプルムの体に皿の一部分を入れ始めた。少しして取り出すとなんと汚れが取れていた。
「プルムーーーーーー」
俺は感動してプルムを抱きしめた。
「えへへ。ご主人様に喜んでもらえて何よりです。」
そうして片付けも終わり暗いので寝ようとする。インベントリに毛布が何枚も入っていた。そうして俺は寝る体勢をつくったが、プルムがこちらの方に来ない。
「おーいどうしたんだ?」
「私は寝ているところを襲われないように見張っておきます。ですので気にせずお眠りください。」
出会ってまだ1日目とはいえ俺はもうプルムをただのモンスターとは思っていない。プルムを拾い上げる。
「えっ!?」
そうプルムは驚くがそのまま毛布の中に入れてあげる。そのあと俺は結界魔法を使った。
「『シールドエリア』」
こうすればプルムが見張る必要もなくなるだろう。もちろん俺のことを思って見張ろうとしてくれたんだろうけどやっぱりそんなことはさせたくない。
「ご主人様……」
プルムがそう言って安心したのか俺の方へともたれかかった。やはり仲間を失ったり急に人間と生活するといったことがあったから緊張したのだろう。
「ご主人様、あったかいですね。」
「うん。そうだね。」
そうして俺プルムは眠りについた。
異世界に転生して1日目。なんとかやってけそうに思えてきた。やっぱ誰かがいるっていうのはいいなー。
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