星空に導かれて~仲間を連れてほのぼの暮らします

Miiya

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星空に導かれて

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        「ここは一体どこだ」

ここは床がなく何故か光っており周りを見ても何も無い。


  「あなたは矢神文也さんですね」

声に気づいてふと前を見るとそこには1人の美男子が立っていた

 「そうだが、ここはどこだ?」

 「ここは神のいる世界と言いましょうか」

は?  神? 聞き間違えじゃないよな

 「もちろん聞き間違えじゃありませんよ」

 「なんで今俺が思ったことがわかったんだ」 

 「これでも一応神なんで人の心は読めますよ。」

こんな若い男が神なのか?

そう思っていると彼は色々と説明し始めた

 「まず私はこの世界を司る神の1人、名をシャルル=フラッティと申します。通称竜神のシャルです」

 「じゃあシャル。何で俺はここにいるんだ?」

 「まずあなたは一度死にました。」

「なるほど。」

「もっと驚くと思ったんたんですけど」

「まあ、今更何言っても変わらんと思うし」

俺は前世では結構ラノベが好きで特に異世界転生は何十冊と呼んだことがある。その中にはこのような展開もあった。
 
 「私のミスであなたはあの日の夜に流星群の被害にあい運悪く当たってしまい死んでしまったわけなのです。本当に申し訳ありません。」

 「ちょっと待て! 俺は流星群は見てないぞ。あの日は確か夜空の星空を見てた筈だ。」

だが、そのあとの記憶は全く出てこない。何でだ?

 「はい。たしかにあの日の夜は綺麗な星空がありました。しかし、実はあれは私の魔法の一部で、そちらの世界にも飛んでしまったせいで文也さんに当たってしまったわけなのです。」

なるほど。だから記憶がぼんやりと曖昧になっているのか。

 「それで俺はこの後はどうなるんだ?まさか魔王とかを倒さないといけないのか?」

  「そんなことはありません。あなたの人生を潰してしまったのでこちらの世界でもう一度人生を歩んで頂きたいと思います。」
 
 「特にやるべきことは無いんだな?」
 
 「はい。あなたには自由に人生を歩んでもらいます。それで構いませんか?」

 「ああ。問題ない。」


「わかりました。しかし、このままでは危ないので私の加護をお受け取りください。きっと向こうの世界で役に立つと思います。」 

そうシャルが説明してる途中急に俺の体が光り始めた。

 「おいっ、これどうなってるんだ」

 「あ、もう時間がありませんか。もう少しあなたと話していたかったですが仕方ありません。」

 「まだ聞きたいことがたくさんあるんだけど」

 「今からあなたは冒険者『フミヤ=ヤガミ』として転生します。大丈夫です。私の加護に加え向こうの世界のある程度の知識、文字の読み書きもできるようにしました。教会を見つけましたらそこで祈って下さればまた会うことができます。しばしのお別れです。」
 
 
 そうして俺はどこへワープされた


 「いててて………………。 ここは森の中か?」 

そうして俺の異世界生活が始まった。



 
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