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第9章 温泉街リリーシア
第100話 助けに行きます
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「あっけなく終わったな。」
当然といえば当然だ。ミニスライム達の溶解液1発で倒れるゴブリンだ。それが20匹もいれば何十といようとすぐに壊滅する。
「ギャアーーーー!!」
「ん!?なんだこの声!?」
ゴブリンではない。人の声だ。遠くで何かに襲われているのか。
「シンジ様!急いで向かいましょう。」
「ピイー!」
「……そう、だな。急いで助けに行こう。」
シルとルーは助ける気満々だ。そんな顔を見せられては助けないなんてことはできない。
先導はアクア、時折出てくるモンスターはテイロが溶解液や土魔法で倒したり妨害する。
~~~~~~~~~~
「ギュシャーーー!!」
「これは……なんだ。」
ついに声がした場所に到着すると、そこには大きなモンスター、6本の首を持つドラゴンみたいなモンスターがいた。
「………ヒドラ、」
「え?」
シルはなぜかガクガクと肩を震わせながらそう答える。
「このモンスターはヒドラです。Aランク指定のモンスターで神獣種に近しい存在です。」
「Aランク、か。でもなんでそんなに肩を震わせてるんだ?ルーもそうだし。」
「ヒドラは邪竜種の一つで、私達天使族とは相対する関係なんです。天使族と邪竜種には人間とは違う魔力が流れていて、人間以上にこのヒドラから漂う邪悪な魔力に恐怖心を抱いてしまうんです。」
「ピイー....」
「そういうことか、マロもなんか苦しそうだしあのヒドラの影響を受けているのか。」
「きゅー....」
そんな特性があったなんて。うちの戦力はかなりダウンするのか。......ん?
「じゃあ、何であいつはシルたちの天使の魔力?を受けてないんだ?」
「おそらくレベル差だと思います。あのヒドラはまだ成体ではありませんがそれでも私達よりも強いです。なので私達だけが影響を受けると思います。」
なんてこった、あの大きさでまだ成体じゃないなんて。俺でもかなり嫌な魔力を感じる。シルたちからするともっときついんだろう。
「助けてくれーーーー!!」
「やばい、早くしないと。テイロはシルたちの魔力を遮るように土魔法でシルたちを隠して守ってくれ。ミニスライム達は装備になってくれ。アクアとリーンは共闘するぞ。」
「キュー!!」「ピュー!!」
ローブからミニスライム達が飛び出してきて装備に変わる。テイロは土のドームを作ってシルたちを隠す。そこにカバンもしまってもらう。
「(どうかシンジ様に神のご加護を。)」
「いくぞ、リーンは倒れている人たちの回復を、アクアは牽制を頼む。」
「グァ?」
ヒドラは俺たちを見つけると倒れている人たちから俺たちに標的を変えた。先を行くアクアに長い首で噛み付くも俊敏な速さを見せるアクアを捉えることは出来なかった。
~~~~~~~~~~~~
「なんだ、このスライムは!?うん?ポーションか?これは。」
倒れてる冒険者は目の前に現れた青いスライムに驚きを隠せないでいた。スライムはなにもしなければ干渉することはめったに無い。しかもこのピンチの中現れた上、体からポーションを吐き出して提供するのだ。懸命に触手を揺らすもシンジでない限り意図はなかなか伝わらない。
「リーダー、このポーションを飲めってことじゃないですか?」
「ピューー!!」
「そういうことなのか、すまないがいただく。.....!?」
「これ、パーフェクトポーション!?いや、魔力も回復してるからそれの上位互換か?」
リーンが冒険者に渡したポーションは現段階でリーンが製作している中の最高品質のものだった。だがそんなポーションはどこにも売られてないものだった。
「ピュー、ピュ、ピュ、」
「....逃げろってことですか?」
「ピューー!!」
「わかった、あの男に任せたほうがいいのか?」
「ピュ!」
リーンはコクリと頷くと、シンジとアクアの援護に向かった。冒険者達は後ろ髪を引かれる思いをしながらも危険と判断しその場を去った。
~~~~~~~~~~~
「キュー!」
ヒドラから放たれる火魔法をアクアがその小さな体からは想像も出来ない量の溶解液を出して森の火事を防いでる。他の首により常時噛み付き攻撃が来るが、華麗に交わし、隙あらば顔に近づき溶解液を発射している。
「よし、いいぞアクア。俺も参加する。」
リーンが冒険者達の手当てをうまく対処しているのを確認し、アクアと一緒にヒドラ討伐にむかう。体がでかいだけに速度は遅いが長いリーチと多角的に攻撃が来るから変に突っ込めば危険だ。
「『ウォータープロージョン』」
爆発する水魔法を放つ。ヒドラの弱点属性がわからないためいろんな属性の魔法を撃つ。一個の大きな泡が放出され、ヒドラの体にぶつかる。
バアン!!!!
爆発の衝撃に耐えられなかったのかヒドラは体を大きく崩し、周りは砂埃が吹き、木々もバンバン倒れていく。それを見たアクアも『水竜』と俺が勝手に呼んでいる竜の形をした水魔法をヒドラに撃つ。
「グギャア!!」
弱点なようでかなり大きな叫びをあげるヒドラ。その間に剣を抜き魔力を流して強化する。
「くらえ!」
一本の首を何とか避けながら根元から切る。さすがマロの付与なだけあり綺麗にスパーンと切れて首が吹っ飛んだ。
「よしこのまま他の首もき....!?」
切ったはずの首から新たに首が生えてきた。
-----------------------------------------------
今回でついに100話行きました!!ここまで続けれたのもいつも読んで下さる皆様のおかげです。リアルが忙しくなかなか凝った話は作れないですがこれからも頑張っていい作品にしていきたいと思います。
当然といえば当然だ。ミニスライム達の溶解液1発で倒れるゴブリンだ。それが20匹もいれば何十といようとすぐに壊滅する。
「ギャアーーーー!!」
「ん!?なんだこの声!?」
ゴブリンではない。人の声だ。遠くで何かに襲われているのか。
「シンジ様!急いで向かいましょう。」
「ピイー!」
「……そう、だな。急いで助けに行こう。」
シルとルーは助ける気満々だ。そんな顔を見せられては助けないなんてことはできない。
先導はアクア、時折出てくるモンスターはテイロが溶解液や土魔法で倒したり妨害する。
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「ギュシャーーー!!」
「これは……なんだ。」
ついに声がした場所に到着すると、そこには大きなモンスター、6本の首を持つドラゴンみたいなモンスターがいた。
「………ヒドラ、」
「え?」
シルはなぜかガクガクと肩を震わせながらそう答える。
「このモンスターはヒドラです。Aランク指定のモンスターで神獣種に近しい存在です。」
「Aランク、か。でもなんでそんなに肩を震わせてるんだ?ルーもそうだし。」
「ヒドラは邪竜種の一つで、私達天使族とは相対する関係なんです。天使族と邪竜種には人間とは違う魔力が流れていて、人間以上にこのヒドラから漂う邪悪な魔力に恐怖心を抱いてしまうんです。」
「ピイー....」
「そういうことか、マロもなんか苦しそうだしあのヒドラの影響を受けているのか。」
「きゅー....」
そんな特性があったなんて。うちの戦力はかなりダウンするのか。......ん?
「じゃあ、何であいつはシルたちの天使の魔力?を受けてないんだ?」
「おそらくレベル差だと思います。あのヒドラはまだ成体ではありませんがそれでも私達よりも強いです。なので私達だけが影響を受けると思います。」
なんてこった、あの大きさでまだ成体じゃないなんて。俺でもかなり嫌な魔力を感じる。シルたちからするともっときついんだろう。
「助けてくれーーーー!!」
「やばい、早くしないと。テイロはシルたちの魔力を遮るように土魔法でシルたちを隠して守ってくれ。ミニスライム達は装備になってくれ。アクアとリーンは共闘するぞ。」
「キュー!!」「ピュー!!」
ローブからミニスライム達が飛び出してきて装備に変わる。テイロは土のドームを作ってシルたちを隠す。そこにカバンもしまってもらう。
「(どうかシンジ様に神のご加護を。)」
「いくぞ、リーンは倒れている人たちの回復を、アクアは牽制を頼む。」
「グァ?」
ヒドラは俺たちを見つけると倒れている人たちから俺たちに標的を変えた。先を行くアクアに長い首で噛み付くも俊敏な速さを見せるアクアを捉えることは出来なかった。
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「なんだ、このスライムは!?うん?ポーションか?これは。」
倒れてる冒険者は目の前に現れた青いスライムに驚きを隠せないでいた。スライムはなにもしなければ干渉することはめったに無い。しかもこのピンチの中現れた上、体からポーションを吐き出して提供するのだ。懸命に触手を揺らすもシンジでない限り意図はなかなか伝わらない。
「リーダー、このポーションを飲めってことじゃないですか?」
「ピューー!!」
「そういうことなのか、すまないがいただく。.....!?」
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リーンが冒険者に渡したポーションは現段階でリーンが製作している中の最高品質のものだった。だがそんなポーションはどこにも売られてないものだった。
「ピュー、ピュ、ピュ、」
「....逃げろってことですか?」
「ピューー!!」
「わかった、あの男に任せたほうがいいのか?」
「ピュ!」
リーンはコクリと頷くと、シンジとアクアの援護に向かった。冒険者達は後ろ髪を引かれる思いをしながらも危険と判断しその場を去った。
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「キュー!」
ヒドラから放たれる火魔法をアクアがその小さな体からは想像も出来ない量の溶解液を出して森の火事を防いでる。他の首により常時噛み付き攻撃が来るが、華麗に交わし、隙あらば顔に近づき溶解液を発射している。
「よし、いいぞアクア。俺も参加する。」
リーンが冒険者達の手当てをうまく対処しているのを確認し、アクアと一緒にヒドラ討伐にむかう。体がでかいだけに速度は遅いが長いリーチと多角的に攻撃が来るから変に突っ込めば危険だ。
「『ウォータープロージョン』」
爆発する水魔法を放つ。ヒドラの弱点属性がわからないためいろんな属性の魔法を撃つ。一個の大きな泡が放出され、ヒドラの体にぶつかる。
バアン!!!!
爆発の衝撃に耐えられなかったのかヒドラは体を大きく崩し、周りは砂埃が吹き、木々もバンバン倒れていく。それを見たアクアも『水竜』と俺が勝手に呼んでいる竜の形をした水魔法をヒドラに撃つ。
「グギャア!!」
弱点なようでかなり大きな叫びをあげるヒドラ。その間に剣を抜き魔力を流して強化する。
「くらえ!」
一本の首を何とか避けながら根元から切る。さすがマロの付与なだけあり綺麗にスパーンと切れて首が吹っ飛んだ。
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