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第7章 王と再会編
第81話 シンジの奇行
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後ろを振り返ると、そこには3人の勇者が、装備している状態で来た。俺は3人に近づく。
「久し振りだな。」
俺はリーダーにそう言う。
「あ、ああ。それでどうしたのかな?今日は?あ、もしかして戻って来たの!?」
「いや、俺は戻る気なんてない。」
「え?」
「もう干渉するな、と伝えに来ただけだ。」
「な、なんで、君が来てくれたら僕たちとしてはすごい助かるんだよ!!同じ召喚された勇者同士で戦っていこうよ。」
「うるさい!俺は別にそんなことをするつもりじゃないんだ。」
「痛い!」
俺はリーダーを手で突き飛ばした。
「この程度で吹っ飛ばされるようじゃあ、俺とは釣り合わないな。」
「どうしたんじゃ?シンジ。」
「もう俺は決めた。」
俺は王宮のちょうど真ん中に立ち、
「俺はこの街を破壊する。」
「「「「な、なんで!?」」」」
「この街は俺にとって悪夢でしかない。あの日、何も知らない俺をいきなり突き飛ばした。」
握ってる手に力が入る。
「だからもう、こんな街なんて消えてしまえばいいんだ!!」
「な、それは違う!」
「そうよ、」
「そうだ、ユウトの言う通りだ!」
「それよりもなんでお前らはこんなにも弱いんだ!?だから俺はここに戻らなくちゃならなかったんだ!」
「そ、それはそうだが、だからと言って壊す必要はないはずだ。君がこの街を去ればいいだけじゃないか?」
「ああ、うるさいうるさいうるーーーさーーい!」
俺は体からあふれんばかりの魔力を解き放った。
「もういい、この国なんか魔王軍に滅ぼされたらいいんだ。」
「まずい、早く止めないと。カレン、リク、いくよ。」
「ええ、」「ああ、」
勇者3人が各々の武器を手に取り、俺に向かって攻撃し始める。
「『ダークスフィア』」
俺の手から強力な闇魔法が放たれる。なぜ俺はいきなりこんな高難易度の闇魔法が撃てるんだ?
「グァア!」
勇者たちはあっという間に蹴散らされた。
「さてと、あとはこの街をぶっ壊すだけだな。」
「な、それはなんでもいけないじゃろ!!皆の者、こやつを取り押さえるんじゃ!」
「ふん、こいつらにできるのか?やってみろ!」
何人もの兵士が俺に向かって剣をふって来たらやりを突き刺そうとしてくる。
「はあ!」
回転斬り、さらには闇魔法と風魔法を混合させた斬撃波で全員吹き飛ばした。
「これで邪魔するものはいなくなったかな?」
「ぬう、どうすれば。このままではこの街、いやもしかしたらこの国が終わるかもしれん。」
「喰らえ!『サタンズスー…』」
「きゅー!!」
「マロ!?なんでいきなり前に飛び出して……」
「キュー!」「ピュー!」
仲間のスライム全員が目の前に集まり腕を伸ばした何かを伝える。
「ガアーーーーーーー!」
痛い、頭が割れるように痛い。頭痛とかのレベルじゃない。
「きゅー!」
マロが何か魔法を唱えたようだが、もう視界がまともに見えな……い。何かが抜けるような感覚だ。
バタン、
~~~~~~~~
「な、何が起こったのじゃ?」
シンジの突然の奇行、そして彼のスライムたちの叫び、最後のマロの魔法でシンジが紫の何かが抜けながら倒れたことにその場にいたものが全員困惑している。
『マロ、何をしたの?』
『あ、リーンお姉ちゃん。なんか、主人から変な感じがした。』
『変な感じ?』
『うん、よくわからないけど、なんか暗くてモヤモヤしている。』
『よくわからないですが、今はそれよりも急いでどこかに運ばないといけません。』
『そうっすね、ミニスライムたちと急いで安静にできる場所を探してきますっす!』
『主人!大丈夫!!早く起きてよ!!』
『アクア、』
『リーンちゃん!早くなんとかしないと、主人が、主人がーー!』
『落ち着きなさい!原因はわからないけど、今は私たちが焦ってる場合じゃありません。』
『うう、そうだけど。』
『ひとまずマロがどうにかして最悪のケースは防いでくれました。テイロからの連絡を待ちましょう。』
『……うん、そうだね。わかったよ。』
『あなたは私たちのリーダーなんですから、もっとしっかりしてくださいね。』
この後、テイロからの連絡によりシンジは王宮内にある医務室のベッドに運ばれた。
~~~~~~~~
「魔王よ、あれで大丈夫なのか?」
「ん、ああ、 リドか。おそらくな。君の言ってたシンジという勇者はおそらく自我を失って暴れている頃だろう。」
リドは今、魔王の間にいる。彼は追い出された後、シンジや追い出した国王への復讐を込めて魔王軍に乗り込み、そこで情報を売るとともに仲間になったのだ。
「あの魔法陣にはいくつ仕掛けがあったんだ?」
「ふむ、確か記憶では自我を失う魔法に固有魔法の『サタンズスーレラトム』を使えるようにする魔法が、おっと後闇魔法助長も入れてたな。」
「なるほど、今それが作用していると。」
「ああ、お前のおかげで勇者が消えると同時に新たな強力な仲間もできた。わざわざ隠れて門に仕掛けた甲斐があったよ。」
リドの情報には最新のものまであり、シンジの王宮への送迎も持っていた。そのため簡単にそしてバレることなくシンジに魔法をかけることができた。
「あとはやつがこちらにくるのを待つのみということか。」
「ふふ、楽しみだなー。ハハハハハー!」
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考えるのきつかった!お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます!
「久し振りだな。」
俺はリーダーにそう言う。
「あ、ああ。それでどうしたのかな?今日は?あ、もしかして戻って来たの!?」
「いや、俺は戻る気なんてない。」
「え?」
「もう干渉するな、と伝えに来ただけだ。」
「な、なんで、君が来てくれたら僕たちとしてはすごい助かるんだよ!!同じ召喚された勇者同士で戦っていこうよ。」
「うるさい!俺は別にそんなことをするつもりじゃないんだ。」
「痛い!」
俺はリーダーを手で突き飛ばした。
「この程度で吹っ飛ばされるようじゃあ、俺とは釣り合わないな。」
「どうしたんじゃ?シンジ。」
「もう俺は決めた。」
俺は王宮のちょうど真ん中に立ち、
「俺はこの街を破壊する。」
「「「「な、なんで!?」」」」
「この街は俺にとって悪夢でしかない。あの日、何も知らない俺をいきなり突き飛ばした。」
握ってる手に力が入る。
「だからもう、こんな街なんて消えてしまえばいいんだ!!」
「な、それは違う!」
「そうよ、」
「そうだ、ユウトの言う通りだ!」
「それよりもなんでお前らはこんなにも弱いんだ!?だから俺はここに戻らなくちゃならなかったんだ!」
「そ、それはそうだが、だからと言って壊す必要はないはずだ。君がこの街を去ればいいだけじゃないか?」
「ああ、うるさいうるさいうるーーーさーーい!」
俺は体からあふれんばかりの魔力を解き放った。
「もういい、この国なんか魔王軍に滅ぼされたらいいんだ。」
「まずい、早く止めないと。カレン、リク、いくよ。」
「ええ、」「ああ、」
勇者3人が各々の武器を手に取り、俺に向かって攻撃し始める。
「『ダークスフィア』」
俺の手から強力な闇魔法が放たれる。なぜ俺はいきなりこんな高難易度の闇魔法が撃てるんだ?
「グァア!」
勇者たちはあっという間に蹴散らされた。
「さてと、あとはこの街をぶっ壊すだけだな。」
「な、それはなんでもいけないじゃろ!!皆の者、こやつを取り押さえるんじゃ!」
「ふん、こいつらにできるのか?やってみろ!」
何人もの兵士が俺に向かって剣をふって来たらやりを突き刺そうとしてくる。
「はあ!」
回転斬り、さらには闇魔法と風魔法を混合させた斬撃波で全員吹き飛ばした。
「これで邪魔するものはいなくなったかな?」
「ぬう、どうすれば。このままではこの街、いやもしかしたらこの国が終わるかもしれん。」
「喰らえ!『サタンズスー…』」
「きゅー!!」
「マロ!?なんでいきなり前に飛び出して……」
「キュー!」「ピュー!」
仲間のスライム全員が目の前に集まり腕を伸ばした何かを伝える。
「ガアーーーーーーー!」
痛い、頭が割れるように痛い。頭痛とかのレベルじゃない。
「きゅー!」
マロが何か魔法を唱えたようだが、もう視界がまともに見えな……い。何かが抜けるような感覚だ。
バタン、
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「な、何が起こったのじゃ?」
シンジの突然の奇行、そして彼のスライムたちの叫び、最後のマロの魔法でシンジが紫の何かが抜けながら倒れたことにその場にいたものが全員困惑している。
『マロ、何をしたの?』
『あ、リーンお姉ちゃん。なんか、主人から変な感じがした。』
『変な感じ?』
『うん、よくわからないけど、なんか暗くてモヤモヤしている。』
『よくわからないですが、今はそれよりも急いでどこかに運ばないといけません。』
『そうっすね、ミニスライムたちと急いで安静にできる場所を探してきますっす!』
『主人!大丈夫!!早く起きてよ!!』
『アクア、』
『リーンちゃん!早くなんとかしないと、主人が、主人がーー!』
『落ち着きなさい!原因はわからないけど、今は私たちが焦ってる場合じゃありません。』
『うう、そうだけど。』
『ひとまずマロがどうにかして最悪のケースは防いでくれました。テイロからの連絡を待ちましょう。』
『……うん、そうだね。わかったよ。』
『あなたは私たちのリーダーなんですから、もっとしっかりしてくださいね。』
この後、テイロからの連絡によりシンジは王宮内にある医務室のベッドに運ばれた。
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「魔王よ、あれで大丈夫なのか?」
「ん、ああ、 リドか。おそらくな。君の言ってたシンジという勇者はおそらく自我を失って暴れている頃だろう。」
リドは今、魔王の間にいる。彼は追い出された後、シンジや追い出した国王への復讐を込めて魔王軍に乗り込み、そこで情報を売るとともに仲間になったのだ。
「あの魔法陣にはいくつ仕掛けがあったんだ?」
「ふむ、確か記憶では自我を失う魔法に固有魔法の『サタンズスーレラトム』を使えるようにする魔法が、おっと後闇魔法助長も入れてたな。」
「なるほど、今それが作用していると。」
「ああ、お前のおかげで勇者が消えると同時に新たな強力な仲間もできた。わざわざ隠れて門に仕掛けた甲斐があったよ。」
リドの情報には最新のものまであり、シンジの王宮への送迎も持っていた。そのため簡単にそしてバレることなくシンジに魔法をかけることができた。
「あとはやつがこちらにくるのを待つのみということか。」
「ふふ、楽しみだなー。ハハハハハー!」
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