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第5章 キエハナへ編
第47話 さよならバーム
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「俺は今から剣を取りに行くから、テイロ達は家の解体を任せるけどいいかな?」
テイロに頼むと『お任せください!あと、お手伝いで15匹ほどミニスライムを頼めますか?』と返答が来たので、二つ返事で了承した。俺は一旦家を出て鍛治工場に向かった。
「どうもこんにちは。」
「ん?お、おまえか。もう形はできるぞ。」
「形?どういうことですか?」
「ん?おまえ魔剣知らないのか?」
「魔剣?」
魔剣。それは親魔力性を持つ鉱石を主体で作った際にできる剣。通常の剣とは違い、魔法の効果を付与することができる。この親父さんが言っているのは、後は魔法を付与するだけということだ。
「どうやって魔法をつけるんですか?」
「ん?そうだな。一般的なのは作る際に別の鉱石を入れることだな。例えば火魔鉱石を含ませると魔力を流せば火を纏う剣になるな。」
「え!?それじゃあ俺のこの剣は魔法がつかないんですか!?」
「いや、後は付与魔法を持っている魔法使いに魔剣用の付与魔法を頼むかだな。」
「へえー、付与魔法をかけるのかー………!?」
付与魔法って言ったらうちのマロが使える魔法じゃないか。今俺の頭の上でスヤスヤ寝ているマロが。
「おーい、マロ起きろー。」
「zzz……、きゅ?」
「ちょっと頼みたいことがあるんだ。そこの机の上に乗ってくれ。」
頭からマロを下ろし、親父さんから剣をもらいそれも机に置く。さて、
「親父さん、魔剣の付与って何があるんですか?」
「ん、そうだな。定番なのは魔力硬化だな。他には各属性の付与や形態変化だな。でもどうするんだ?知り合いにいるのか?」
「あ、いやまあそれは置いといて。マロ、今言ってたのできるか?」
「きゅー?」
『どういうこと?』みたいな感じで腕をゆらゆらしている。
「おいおい、スライムにできるわけねえだろ。笑わせるなよ。見たことねえ色だけどよ。待っとけ俺が頼み込んで見るよ。」
仕方ないか。たしかにマロは能力はすでに並みのモンスターを超えているけど、まだ子スライムだ。知能は発展途上。言っていることをあんまり理解できないのか。と悩んでいるとリーンがぴょんと机に乗っかる。そして腕をわっせわっせと伸ばしてマロに何かを伝える。するとマロはリーンにビシッと腕を上げて、剣の方に向かう。
「きゅーー!」
マロが鳴き声をあげると、剣に紫色の光が当たる。そして何重にも光の層が出来上がる。
「おいおい!ちょっと待て!これは付与魔法じゃねえか。なんで出来てるんだよ。」
戻ってきた親父さんがこの光景を見て驚き始めた。
「きゅー♪」
「お、終わったんだな。よくやったマロ。よしよしー。」
「きゅー♪」
「あ、もちろんリーンもな。きっと通訳してくれたんだよな?ありがとう。」
「ピュー♪」
俺が撫でてやると、2匹とも喜ぶように腕をニョロニョロと伸ばして揺らす。マロは跳ねているぐらいだ。
「これが魔剣か。ふむ、たしかに魔力が剣から感じられる。ほい!おお、軽い。」
「ミスリル剣の特徴は軽いところもあるからな。特にレイピアにも使われるが、俺はそんなことよりそこの白いスライムの芸当に驚いてるんだが。」
「え、ああ。うちのスライムはみんなすごいですから。」
「まぁいいや。お代の8万ダリルな。」
「意外と安いですね。相場は30万前後だと聞いたんですが、」
「ああ、それはミスリル込みの値段だからな。今回は調達する分がないから費用は安い。」
「なるほど。ありがとうございました。」
~~~~~~~~
魔剣を受け取り、ギルドに向かうか迷ったがひとまず家の方に戻ることにした。テイロ達も一緒に連れて行きたいしね。家があった場所に行くと、すでに家はなく解体済みの材料などの仕分けがされていた。
「あ、テイロ。終わったようだね。」
テイロは『ええ、ミニスライム達の頑張りもあって早く終わりました。』と腕を伸ばして、頑張ったアピールをする。そしてリーンがシンジからカバンを取るとその中に材料などを入れ始めた。その様子を見たアクアや他のミニスライム達も一緒になって入れ始めた。
「お、ありがとうねみんな。俺もやらないとな、え?『頑張ってくれたテイロ達を撫でてやってください。私達がやっておきます。』だって?ならお言葉に甘えるよ。」
リーンからやらなくていいと言われ、特にやることもなかったのでテイロ達を撫で始める。うーん、テイロは若干固いね。まあこれがむしろ新鮮でいいんだけどさ。他のミニスライム達はみんなプルルンと柔らかいね。
~~~~~~~~
しばらく撫でていると、腕を伸ばして終わったとリーン達が伝えてくれたので。みんなを引き連れてギルドに向かった。もちろんミニスライム達は装備になってもらった。
「お、シンジじゃないか。」
「こんにちわジーさん。」
「剣が変わってるってことはもうこの街を出るんだな。」
「はい。色々とお世話になりました。」
「いや、いいさ。お前のおかげでこの街の領主も変わっていい街になりつつある。それに退屈だったギルド職も少しは楽しくなったしな。」
「そう言っていただけると嬉しいです。」
「お、シンジ。もうここ出るのか?」
「あ、ミラノさん達。皆さんはここに残るんですか?」
「ああ、バームは俺たちの拠点だからな。そうか、お前はもう行くんだな。元気でやれよ!」
「はい!もちろんです。」
ギルドを出て、街中で食料などの野営するために必要なものを買っていく。水はマロ以外は普通の水が好きだからな。あと、肉は余ってるし、そうだ。テントがいるかな。でも今はテイロがいるし、ほかのミニスライム達も能力が高くなってきてるから、ひと部屋ぐらいならすぐに建てちゃいそうだな。風呂も入りたいからテントはいらないな。
~~~~~~~~
「お、早速モンスターのお出ましですな。アクア達待ってくれ、魔剣を試してみたい。」
街を出て平原に行くと、ゴブリンロードが現れた。マロやアクア達が飛び出しそうになったのを抑える。せっかくだからこの魔剣の威力を試したい。魔力を込めてみる。
フォン!
おお、若干色が紫に変わった。ミスリルの色が出ているのかな?
「よし、いくぞ!」
「ぎゃあ! 」
スパン!
あれ!?切れ味やばすぎじゃないっすか?それなりに簡単に斬れるとは思ったけど、これ当てるだけでも斬れそうだな。
「キュー♪」
お、アクアが率先して解体し始めた。さてこっからキエハナまで冒険だ。
テイロに頼むと『お任せください!あと、お手伝いで15匹ほどミニスライムを頼めますか?』と返答が来たので、二つ返事で了承した。俺は一旦家を出て鍛治工場に向かった。
「どうもこんにちは。」
「ん?お、おまえか。もう形はできるぞ。」
「形?どういうことですか?」
「ん?おまえ魔剣知らないのか?」
「魔剣?」
魔剣。それは親魔力性を持つ鉱石を主体で作った際にできる剣。通常の剣とは違い、魔法の効果を付与することができる。この親父さんが言っているのは、後は魔法を付与するだけということだ。
「どうやって魔法をつけるんですか?」
「ん?そうだな。一般的なのは作る際に別の鉱石を入れることだな。例えば火魔鉱石を含ませると魔力を流せば火を纏う剣になるな。」
「え!?それじゃあ俺のこの剣は魔法がつかないんですか!?」
「いや、後は付与魔法を持っている魔法使いに魔剣用の付与魔法を頼むかだな。」
「へえー、付与魔法をかけるのかー………!?」
付与魔法って言ったらうちのマロが使える魔法じゃないか。今俺の頭の上でスヤスヤ寝ているマロが。
「おーい、マロ起きろー。」
「zzz……、きゅ?」
「ちょっと頼みたいことがあるんだ。そこの机の上に乗ってくれ。」
頭からマロを下ろし、親父さんから剣をもらいそれも机に置く。さて、
「親父さん、魔剣の付与って何があるんですか?」
「ん、そうだな。定番なのは魔力硬化だな。他には各属性の付与や形態変化だな。でもどうするんだ?知り合いにいるのか?」
「あ、いやまあそれは置いといて。マロ、今言ってたのできるか?」
「きゅー?」
『どういうこと?』みたいな感じで腕をゆらゆらしている。
「おいおい、スライムにできるわけねえだろ。笑わせるなよ。見たことねえ色だけどよ。待っとけ俺が頼み込んで見るよ。」
仕方ないか。たしかにマロは能力はすでに並みのモンスターを超えているけど、まだ子スライムだ。知能は発展途上。言っていることをあんまり理解できないのか。と悩んでいるとリーンがぴょんと机に乗っかる。そして腕をわっせわっせと伸ばしてマロに何かを伝える。するとマロはリーンにビシッと腕を上げて、剣の方に向かう。
「きゅーー!」
マロが鳴き声をあげると、剣に紫色の光が当たる。そして何重にも光の層が出来上がる。
「おいおい!ちょっと待て!これは付与魔法じゃねえか。なんで出来てるんだよ。」
戻ってきた親父さんがこの光景を見て驚き始めた。
「きゅー♪」
「お、終わったんだな。よくやったマロ。よしよしー。」
「きゅー♪」
「あ、もちろんリーンもな。きっと通訳してくれたんだよな?ありがとう。」
「ピュー♪」
俺が撫でてやると、2匹とも喜ぶように腕をニョロニョロと伸ばして揺らす。マロは跳ねているぐらいだ。
「これが魔剣か。ふむ、たしかに魔力が剣から感じられる。ほい!おお、軽い。」
「ミスリル剣の特徴は軽いところもあるからな。特にレイピアにも使われるが、俺はそんなことよりそこの白いスライムの芸当に驚いてるんだが。」
「え、ああ。うちのスライムはみんなすごいですから。」
「まぁいいや。お代の8万ダリルな。」
「意外と安いですね。相場は30万前後だと聞いたんですが、」
「ああ、それはミスリル込みの値段だからな。今回は調達する分がないから費用は安い。」
「なるほど。ありがとうございました。」
~~~~~~~~
魔剣を受け取り、ギルドに向かうか迷ったがひとまず家の方に戻ることにした。テイロ達も一緒に連れて行きたいしね。家があった場所に行くと、すでに家はなく解体済みの材料などの仕分けがされていた。
「あ、テイロ。終わったようだね。」
テイロは『ええ、ミニスライム達の頑張りもあって早く終わりました。』と腕を伸ばして、頑張ったアピールをする。そしてリーンがシンジからカバンを取るとその中に材料などを入れ始めた。その様子を見たアクアや他のミニスライム達も一緒になって入れ始めた。
「お、ありがとうねみんな。俺もやらないとな、え?『頑張ってくれたテイロ達を撫でてやってください。私達がやっておきます。』だって?ならお言葉に甘えるよ。」
リーンからやらなくていいと言われ、特にやることもなかったのでテイロ達を撫で始める。うーん、テイロは若干固いね。まあこれがむしろ新鮮でいいんだけどさ。他のミニスライム達はみんなプルルンと柔らかいね。
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しばらく撫でていると、腕を伸ばして終わったとリーン達が伝えてくれたので。みんなを引き連れてギルドに向かった。もちろんミニスライム達は装備になってもらった。
「お、シンジじゃないか。」
「こんにちわジーさん。」
「剣が変わってるってことはもうこの街を出るんだな。」
「はい。色々とお世話になりました。」
「いや、いいさ。お前のおかげでこの街の領主も変わっていい街になりつつある。それに退屈だったギルド職も少しは楽しくなったしな。」
「そう言っていただけると嬉しいです。」
「お、シンジ。もうここ出るのか?」
「あ、ミラノさん達。皆さんはここに残るんですか?」
「ああ、バームは俺たちの拠点だからな。そうか、お前はもう行くんだな。元気でやれよ!」
「はい!もちろんです。」
ギルドを出て、街中で食料などの野営するために必要なものを買っていく。水はマロ以外は普通の水が好きだからな。あと、肉は余ってるし、そうだ。テントがいるかな。でも今はテイロがいるし、ほかのミニスライム達も能力が高くなってきてるから、ひと部屋ぐらいならすぐに建てちゃいそうだな。風呂も入りたいからテントはいらないな。
~~~~~~~~
「お、早速モンスターのお出ましですな。アクア達待ってくれ、魔剣を試してみたい。」
街を出て平原に行くと、ゴブリンロードが現れた。マロやアクア達が飛び出しそうになったのを抑える。せっかくだからこの魔剣の威力を試したい。魔力を込めてみる。
フォン!
おお、若干色が紫に変わった。ミスリルの色が出ているのかな?
「よし、いくぞ!」
「ぎゃあ! 」
スパン!
あれ!?切れ味やばすぎじゃないっすか?それなりに簡単に斬れるとは思ったけど、これ当てるだけでも斬れそうだな。
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お、アクアが率先して解体し始めた。さてこっからキエハナまで冒険だ。
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