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モリィが怒ろうが騒ごうが今夜はハァルとの関係を進展させるつもりで、鼻息荒く帰ってきたナハムは、宿の入り口で待ち構えていたスタンに『うるさいモリィは用事が出来ましたので二日は戻りません。そろそろ限界でしょう?』と耳打ちされた。
我慢の限界を見極められたようで面白くはなかったが、『でかしたっ』の一言を残してナハムは部屋に飛び込んだ。
シャワーを手早く済ませて半裸で飛び込んだ寝室は、スタンの手でこれ以上ないほど整えられていて、ハァルはいつも以上においしそうに仕上がっていて舞い上がりそうになる。
「すーはぁー、すーはぁーっ」
スタンに困った時には深呼吸ですよと言われた時にはからかうのもいい加減にしろと怒ったナハムだが、実際には馬鹿のように深呼吸を繰り返していた。
出来る限り優しくハァルをベッドに押し倒したつもりのナハムだが、ケダモノじみた荒い息は抑えることが出来ず、慣れているはずの精油の香りにも興奮を後押しされてたまらない。
「ああ、ハァル、俺、おかしい。お前が愛くて狂いそうだ」
「ふぁ、え、え?」
ああ、つっこみてぇなぁ。
いつも愛しい可愛いといい続けているせいか、特別な言葉には聞こえなかったのだろう言葉を、それでも嬉しそうにはにかみ微笑んでいるハァルはいつもどおり可憐で、ナハムはグルグルと体内で渦巻く欲望を抑え細めた目でそれを見つめた。
身体から香る花の香りもより一層濃密で、香油と精油の香りと混じりあい官能を高めてくる。
もともと王族の閨の為に研究開発されたそれらは副作用など一切ないにも関わらず高性能で効果的だ。
「くそっ、かわいいな。ハァル愛してる。わかるか? 大人の愛してるだ」
「あ、あい、え、え」
大人として? え、本当に?
突然振ってきた幸福に目が眩むような心地で舞い上がるハァルは、至近距離で見つめるナハムの顔が何かを必死に堪えているような切なげな表情をしていることに気づき、胸がキュゥッとしてしまう。
ナハムの顔が近づき自然と目を閉じると唇が重なった。陶然としながら口を開けて熱い舌を誘いこむ。
ぬるりと入り込んできた肉厚な舌は上あごのザラザラした部分を優しく舐めくすぐり、舌の下に潜り込むと舌の付け根を軽く舐った。
「んっ、んっ、む、んくっ、はぷぅ……っ」
苦しい、でも、すごく気持ち良い……。
口の中で溢れた唾液を必死に飲み込んでいたハァルの唇がようやく開放され、はふはふと忙しなく空気を取り込んでいる。
「ハァル、ハァル。俺の唯一」
あ、あれ? 僕いつの間に裸に?
ナハムの甘い声に息苦しさが増したところにまた熱い唇がチゥッと吸い付き、そのまま首筋まで舐られたハァルはいつの間にか寝間着を脱がされ裸になっていることに気づく。
「は、ふっ……あ、あぅっ」
「ふふっ、感じやすい身体だ。ん、ここもおいしそう」
なんで、なんでっ、そんなところ……っ。
ぬるりとナハムの熱い咥内に胸の尖りを含まれ、腰の奥に走った疼きに戸惑う。
「やっ、やぁんっ、あんっ、あん……っ」
ねろりと舐めまわされ、堪えきれない恥かしい声がハァルの口から留めなく漏れた。
カリコリと尖りを歯でやさしく刺激され続け、舌でグリグリと押し潰すようにされともう駄目で、ハァルは背中を反らして喘いだ。
「気持ちよさそうだな。ハァル、ハァル、良い声だ」
「ん、んっ、ナ、ナハ、むぅっ」
ナハム、ナハムっ、気持ちよすぎて変になっちゃうっ。
目の前のナハムの頭に縋りつくようにすると、宥めるように優しく背を撫でられる。そんな些細な動きからも身体は敏感に快感を拾い上げてゆれてしまう。
再びコリコリと乳首をナハムの歯で扱かれて、ジンとした疼きが下腹に響き、無意識に下肢を擦り合わせるように太股が動いた。
ハァルがもぞもぞと落ち着きなく身体を揺する様子に、ナハムは目ざとく気付きいやらしく笑う。
「ん? なんだ、腰が動いたぞ? 精通はまだ……いや、少し芯をもっているな」
な、なんでこんなに恥かしいの?
裸なんて何度も見られてきたはずが、ハァルは始めてナハムの目から自分の身体を隠したくなる。
期待するような顔のナハムに股間を見つめられて、ハァルは羞恥に震えた。
大きな手が優しく陰嚢ごと性器を握りこみ、様子を見るようにフニフニと刺激すると、ハァルはビクビクと身体をはねさせる。
「ふやぁ、んっ、んーっ……」
「……ハァル、かわいい……腰が揺れてる……」
明らかに反応し始めている性器をナハムはグリグリと遠慮なく撫で回すと、ハァルは快感に耐え切れない様子で身体を大きく震わせた。
ハァルを見下ろすナハムの息も興奮で荒い。
淡くピンク色だった胸はさんざんに弄られて赤くツンと熟れていて、無垢だった下肢の性器は緩く勃ちあがり、可愛らしく色づいていて。
ごくり、とナハムの喉が鳴った。
舌なめずりするように唇を湿らせ、熱っぽい目でハァルを見下ろすその顔は、明らかに欲情している。
幼いハァルの性器は先端からぷくりと透明な涎を漏らしていて、美味しそうなそれにナハムは躊躇いなく唇を寄せた。
敏感な性器にナハムの息がかかりハァルの腰が跳ねる。
「ひっ、ひゃふっ、ヒィ……ッ」
ナハムはなんの躊躇いもなくパクリとそれを口に咥え込み、ハァルはいろんな意味で悶絶した。
「やっ、そ、そん、な……あっ、や、やだっ!」
ナハムのかっこいい顔がそんなところにっ、駄目っ、駄目っ!
股間に顔を埋めたナハムに激しいショックを覚えると同時に、熱い口腔で弄られる性器から脳天まで響くような快感が走り、ハァルは足が震えるのが止められない。
「ひんっ、ひっ、ひぃっ……!」
これはちょっと上級者向けすぎるか。まぁ、何事も慣れだ。
少し意地悪な気持ちでナハムは口に咥えた性器を、容赦なく喉奥で飲み込むように締め上げた。身悶えながら甲高い声をあげているハァルの様子をじっくり眺めながら、口の中で丁寧に舐めしゃぶりちゅぅっと吸い上げるように口から引き抜く。
「あー、かわいすぎる……よしよし、もっと、気持ちよくなろうな」
「あふっ、んっ、んっ、ん……っ」
べろりと裏筋を舐め上げ小さい二つの陰嚢をやんわりと揉むと、ナハムはハァルの腰の下に柔らかなクッションを差し込んだ。
眼前に晒された可憐な薄桃色の後孔にナハムの口元がニヤニヤと緩む。
痛みを和らげる効果をも持つ香油をたっぷり纏わせた指でそこにつんと触れても、ビクリと身体を揺らすだけで大人しくしているハァルの様子から、ナハムの動きから遠慮がなくなる。
「ほんの少し、慣らすだけだ。怖くない怖くないからな」
「あっ、ああっ、あ、あ……っ」
嫌がるかと思ったが……まぁ、それなら、遠慮なく。
指を進めれば流石に緊張で強張るが、それを宥めるように柔らかな内股に舌を這わせ、ちゅぱちゅぱと吸い付く。
ついでにちゅぅっと強く吸い付き赤い痕をつけると、プルプルと美味しそうに震えてハァルの体から力が抜けた。
その間にも抜け目なく慎重に指を後孔に差し込みぬちぬちと具合を確かめる。
「ん、上手に飲み込んだな。良い子だ。ほら、こっちも気持ち良くなろう」
「あんっ、んんっ、やっ、きゃぅぅ……っ!」
身体はビクビクと異物感に震えているが、健気に勃ちあがっている性器の鈴口をぐりぐりと刺激してやると、ハァルは一際高い嬌声をあげた。
「ああ、たまんねぇな。キツキツなのに俺の指をキュウキュウ喰いしめて……具合が良さそうだ」
「あっ、あんっ、あ、あ、あぁっ!」
あちこち刺激してやりながら、ナカの良さを教え込むように指を抜き差しし、ゆるく擦りあげて快感を身体に教え込む。初めてにしては敏感すぎる様子にナハムの顔がだらしなく緩むが、あんあん言わされているハァルはそれに気づくどころではない。
さて、最高に気持ち良い状態で精通させてやろう。一生俺から離れられないようにな。
にやりと悪辣に笑う男は優しく獲物を追い詰めていく。
「ハァル、かわいいな。そろそろナカがよくなってきたか? さっきから気持ち良さげに指を喰いしめて離さないもんな? 恥かしがらなくてもいい。初めてなのに偉いぞ」
「やっ、んんっ、しょこ、だめぇ、あ、ああっ」
恥かしがる顔をたっぷり堪能しながらナハムがナカを丁寧に擦り、くにくにと指を曲げて刺激するとハァルは面白いほど感じて喘いだ。
「このままエロかわいくぴゅっぴゅと出しちまえ……ううん? 尻の刺激だけじゃ無理か? ほら、ここが気持ち良い所だろう?」
「ふあっ、あああっ、……ひやぁぁぁっ!」
何かが込み上げてくる感覚と共にナカをグリッと抉られ、ハァルの腰が勝手に浮き上がる。
止めとばかりに鈴口をとがった舌先で刺激されるともう駄目だった。
「ひぅっ! んっ、んっ、やぁぁ――――――っ!」
「おぉっ、エッロ、ハァルのはじめての……よ、よしよし、良い子だ。全部ペロペロしてやるからな」
ビクビクと体を震わせる様をうっとりと眺めていたナハムは、鼻息荒くハァルの腹を濡らす白濁を舐め尽くし、そのまま憐れに震えて萎えている性器に吸い付き残滓まで綺麗に吸いだすと、達成感から長く息を吐きだした。
「ふふふっ、まぁ、初めてだしあまりやりすぎてもいけない。次はもっと気持ち良くイカせてやろう」
もっと? 次は僕死んじゃうの?
息も絶え絶えなハァルは、強烈すぎる快感に声もなく朦朧としていた。
我慢の限界を見極められたようで面白くはなかったが、『でかしたっ』の一言を残してナハムは部屋に飛び込んだ。
シャワーを手早く済ませて半裸で飛び込んだ寝室は、スタンの手でこれ以上ないほど整えられていて、ハァルはいつも以上においしそうに仕上がっていて舞い上がりそうになる。
「すーはぁー、すーはぁーっ」
スタンに困った時には深呼吸ですよと言われた時にはからかうのもいい加減にしろと怒ったナハムだが、実際には馬鹿のように深呼吸を繰り返していた。
出来る限り優しくハァルをベッドに押し倒したつもりのナハムだが、ケダモノじみた荒い息は抑えることが出来ず、慣れているはずの精油の香りにも興奮を後押しされてたまらない。
「ああ、ハァル、俺、おかしい。お前が愛くて狂いそうだ」
「ふぁ、え、え?」
ああ、つっこみてぇなぁ。
いつも愛しい可愛いといい続けているせいか、特別な言葉には聞こえなかったのだろう言葉を、それでも嬉しそうにはにかみ微笑んでいるハァルはいつもどおり可憐で、ナハムはグルグルと体内で渦巻く欲望を抑え細めた目でそれを見つめた。
身体から香る花の香りもより一層濃密で、香油と精油の香りと混じりあい官能を高めてくる。
もともと王族の閨の為に研究開発されたそれらは副作用など一切ないにも関わらず高性能で効果的だ。
「くそっ、かわいいな。ハァル愛してる。わかるか? 大人の愛してるだ」
「あ、あい、え、え」
大人として? え、本当に?
突然振ってきた幸福に目が眩むような心地で舞い上がるハァルは、至近距離で見つめるナハムの顔が何かを必死に堪えているような切なげな表情をしていることに気づき、胸がキュゥッとしてしまう。
ナハムの顔が近づき自然と目を閉じると唇が重なった。陶然としながら口を開けて熱い舌を誘いこむ。
ぬるりと入り込んできた肉厚な舌は上あごのザラザラした部分を優しく舐めくすぐり、舌の下に潜り込むと舌の付け根を軽く舐った。
「んっ、んっ、む、んくっ、はぷぅ……っ」
苦しい、でも、すごく気持ち良い……。
口の中で溢れた唾液を必死に飲み込んでいたハァルの唇がようやく開放され、はふはふと忙しなく空気を取り込んでいる。
「ハァル、ハァル。俺の唯一」
あ、あれ? 僕いつの間に裸に?
ナハムの甘い声に息苦しさが増したところにまた熱い唇がチゥッと吸い付き、そのまま首筋まで舐られたハァルはいつの間にか寝間着を脱がされ裸になっていることに気づく。
「は、ふっ……あ、あぅっ」
「ふふっ、感じやすい身体だ。ん、ここもおいしそう」
なんで、なんでっ、そんなところ……っ。
ぬるりとナハムの熱い咥内に胸の尖りを含まれ、腰の奥に走った疼きに戸惑う。
「やっ、やぁんっ、あんっ、あん……っ」
ねろりと舐めまわされ、堪えきれない恥かしい声がハァルの口から留めなく漏れた。
カリコリと尖りを歯でやさしく刺激され続け、舌でグリグリと押し潰すようにされともう駄目で、ハァルは背中を反らして喘いだ。
「気持ちよさそうだな。ハァル、ハァル、良い声だ」
「ん、んっ、ナ、ナハ、むぅっ」
ナハム、ナハムっ、気持ちよすぎて変になっちゃうっ。
目の前のナハムの頭に縋りつくようにすると、宥めるように優しく背を撫でられる。そんな些細な動きからも身体は敏感に快感を拾い上げてゆれてしまう。
再びコリコリと乳首をナハムの歯で扱かれて、ジンとした疼きが下腹に響き、無意識に下肢を擦り合わせるように太股が動いた。
ハァルがもぞもぞと落ち着きなく身体を揺する様子に、ナハムは目ざとく気付きいやらしく笑う。
「ん? なんだ、腰が動いたぞ? 精通はまだ……いや、少し芯をもっているな」
な、なんでこんなに恥かしいの?
裸なんて何度も見られてきたはずが、ハァルは始めてナハムの目から自分の身体を隠したくなる。
期待するような顔のナハムに股間を見つめられて、ハァルは羞恥に震えた。
大きな手が優しく陰嚢ごと性器を握りこみ、様子を見るようにフニフニと刺激すると、ハァルはビクビクと身体をはねさせる。
「ふやぁ、んっ、んーっ……」
「……ハァル、かわいい……腰が揺れてる……」
明らかに反応し始めている性器をナハムはグリグリと遠慮なく撫で回すと、ハァルは快感に耐え切れない様子で身体を大きく震わせた。
ハァルを見下ろすナハムの息も興奮で荒い。
淡くピンク色だった胸はさんざんに弄られて赤くツンと熟れていて、無垢だった下肢の性器は緩く勃ちあがり、可愛らしく色づいていて。
ごくり、とナハムの喉が鳴った。
舌なめずりするように唇を湿らせ、熱っぽい目でハァルを見下ろすその顔は、明らかに欲情している。
幼いハァルの性器は先端からぷくりと透明な涎を漏らしていて、美味しそうなそれにナハムは躊躇いなく唇を寄せた。
敏感な性器にナハムの息がかかりハァルの腰が跳ねる。
「ひっ、ひゃふっ、ヒィ……ッ」
ナハムはなんの躊躇いもなくパクリとそれを口に咥え込み、ハァルはいろんな意味で悶絶した。
「やっ、そ、そん、な……あっ、や、やだっ!」
ナハムのかっこいい顔がそんなところにっ、駄目っ、駄目っ!
股間に顔を埋めたナハムに激しいショックを覚えると同時に、熱い口腔で弄られる性器から脳天まで響くような快感が走り、ハァルは足が震えるのが止められない。
「ひんっ、ひっ、ひぃっ……!」
これはちょっと上級者向けすぎるか。まぁ、何事も慣れだ。
少し意地悪な気持ちでナハムは口に咥えた性器を、容赦なく喉奥で飲み込むように締め上げた。身悶えながら甲高い声をあげているハァルの様子をじっくり眺めながら、口の中で丁寧に舐めしゃぶりちゅぅっと吸い上げるように口から引き抜く。
「あー、かわいすぎる……よしよし、もっと、気持ちよくなろうな」
「あふっ、んっ、んっ、ん……っ」
べろりと裏筋を舐め上げ小さい二つの陰嚢をやんわりと揉むと、ナハムはハァルの腰の下に柔らかなクッションを差し込んだ。
眼前に晒された可憐な薄桃色の後孔にナハムの口元がニヤニヤと緩む。
痛みを和らげる効果をも持つ香油をたっぷり纏わせた指でそこにつんと触れても、ビクリと身体を揺らすだけで大人しくしているハァルの様子から、ナハムの動きから遠慮がなくなる。
「ほんの少し、慣らすだけだ。怖くない怖くないからな」
「あっ、ああっ、あ、あ……っ」
嫌がるかと思ったが……まぁ、それなら、遠慮なく。
指を進めれば流石に緊張で強張るが、それを宥めるように柔らかな内股に舌を這わせ、ちゅぱちゅぱと吸い付く。
ついでにちゅぅっと強く吸い付き赤い痕をつけると、プルプルと美味しそうに震えてハァルの体から力が抜けた。
その間にも抜け目なく慎重に指を後孔に差し込みぬちぬちと具合を確かめる。
「ん、上手に飲み込んだな。良い子だ。ほら、こっちも気持ち良くなろう」
「あんっ、んんっ、やっ、きゃぅぅ……っ!」
身体はビクビクと異物感に震えているが、健気に勃ちあがっている性器の鈴口をぐりぐりと刺激してやると、ハァルは一際高い嬌声をあげた。
「ああ、たまんねぇな。キツキツなのに俺の指をキュウキュウ喰いしめて……具合が良さそうだ」
「あっ、あんっ、あ、あ、あぁっ!」
あちこち刺激してやりながら、ナカの良さを教え込むように指を抜き差しし、ゆるく擦りあげて快感を身体に教え込む。初めてにしては敏感すぎる様子にナハムの顔がだらしなく緩むが、あんあん言わされているハァルはそれに気づくどころではない。
さて、最高に気持ち良い状態で精通させてやろう。一生俺から離れられないようにな。
にやりと悪辣に笑う男は優しく獲物を追い詰めていく。
「ハァル、かわいいな。そろそろナカがよくなってきたか? さっきから気持ち良さげに指を喰いしめて離さないもんな? 恥かしがらなくてもいい。初めてなのに偉いぞ」
「やっ、んんっ、しょこ、だめぇ、あ、ああっ」
恥かしがる顔をたっぷり堪能しながらナハムがナカを丁寧に擦り、くにくにと指を曲げて刺激するとハァルは面白いほど感じて喘いだ。
「このままエロかわいくぴゅっぴゅと出しちまえ……ううん? 尻の刺激だけじゃ無理か? ほら、ここが気持ち良い所だろう?」
「ふあっ、あああっ、……ひやぁぁぁっ!」
何かが込み上げてくる感覚と共にナカをグリッと抉られ、ハァルの腰が勝手に浮き上がる。
止めとばかりに鈴口をとがった舌先で刺激されるともう駄目だった。
「ひぅっ! んっ、んっ、やぁぁ――――――っ!」
「おぉっ、エッロ、ハァルのはじめての……よ、よしよし、良い子だ。全部ペロペロしてやるからな」
ビクビクと体を震わせる様をうっとりと眺めていたナハムは、鼻息荒くハァルの腹を濡らす白濁を舐め尽くし、そのまま憐れに震えて萎えている性器に吸い付き残滓まで綺麗に吸いだすと、達成感から長く息を吐きだした。
「ふふふっ、まぁ、初めてだしあまりやりすぎてもいけない。次はもっと気持ち良くイカせてやろう」
もっと? 次は僕死んじゃうの?
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