異世界召喚されて神様貴族生活

シロイイヌZ

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第六十四話

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 大きな二棟を見てみたけど、この二棟には彼方の屋敷と違って大きな風呂が無い。
一階に普通の家庭の大きさくらいの風呂が有るだけだ。
「此方のお屋敷が完成した頃は今と違って、あまりお風呂に入る風習が無かったそうです。とは言っても、ダーリンの世界と比べたら此方のお風呂事情はまだまだ粗末でしょうけど」
まぁ、確かにサナの言う通り日本に比べたら、石鹸が一般的な物ではなかった此方の世界の風呂はまだまだなのかもな。
 でも、こっちにも温泉が有るから、やはり近いうちに温泉を採掘して敷地の何処かに入浴施設を建設しようと思う。
それまでは此方の屋敷に住む皆も彼方の屋敷の風呂を使ってもらおう。
 アパートくらいの大きさの一棟は、元々管理棟として使われていたそうだ。
他の建物と同じで三階建てだが、建物の内部に入って見てみるとそこそこ広い。
一階には二十五畳くらいの広い部屋が三室有り、二階は二十畳くらいの部屋が両脇に二室と、それよりは小さい十畳くらいの同じ大きさの部屋が三室。あと、小さいキッチンが有る。三階は広い部屋が三室という作りだ。
サナと相談した結果、この建物は事務棟として使うことにした。
一階は応接室、騎士隊控室、それと屋敷の住民が増えることが決まった時に漠然と考えていた売店を作ることにした。
今までは下着や日用品は俺が買って来てプレゼントしていたけど、三十名以上にそれをするのは無理が有るし、シャンプーやボディーソープ、化粧水などの化粧品なんかにも個人の好みが有るだろうから、これからは売店で購入してもらおうということになった。
ただ、そこで利益を取るつもりは無いので格安で販売し、売り上げは屋敷の維持費に回すことにした。
二階は両脇の広い部屋が俺の執務室と勇者パーティーの控室として、俺の執務室とコネクティングドアで繋がっている隣の部屋をサナの秘書執務室、その横をアイナとサラのメイド執務室、最後の一室は騎士団長レイナと各騎士隊長の騎士隊執務室とすることにした。
三階はまだ決定はしていないけど、その部屋の一つにベッドを持ち込もうと考えている。
「此処にもベッドが有ったら、サナとエッチしたくなった時にすぐに押し倒せるから便利かもね」
と零したら
「すぐに手配しますね!」
と、『フンスッ』のポーズをしてくれた。
それと会議室も必要だと思うから、それも三階に設置しようと思う。
 食堂も大人数で食事を共にするには今までの屋敷のダイニングでは手狭だし、大人数の食事の準備をするにはキッチンもちょっと狭いとサナが言っていた。
「此方のお屋敷のキッチンやダイニングは広いですから、此方を使用されては如何でしょうか?」
とも意見してくれたので、それをそのまま採用した。
実際に使う人の意見を尊重するのが一番だしな。
明日の夕食から使用できるように手配してくれると言ってくれた。
元々、かなりの大人数が一気に食事が摂れるくらいに大きなテーブルや椅子が置いてあったから、大丈夫だろう。
流石に王宮の元迎賓館だけに、家具もかなりしっかりした重厚な作りになっている。
食道のテーブルや椅子だけではなく、各個室のベッドや机、作り付けのクローゼットなんかもしっかりと作られていて古さを感じさせない。
迎賓館として使われていたから使用頻度も低く、それでいて掃除などは定期的に行われている建物だから、痛みもほとんど無くて綺麗な物だ。
買ったわけじゃないけど、ある意味でお買い得な物件だと言えると思う。
 そう言えば、プールなんかの福利厚生施設も何とかしないとな。
七~八人くらいで使うことを想定していたから、そんなに大きな物は作っていない。
二十人以上が一度に入っても問題無いレベルのプールを増設した方が良いだろうな。
騎士たちが住むならプールで身体を鍛えたい者も居るだろうし、オリンピック級とまでは言わなくても、二十五メートル級以上のプールを作っても良いような気がするな。
あと、テニスコートやビーチバレーのコートが有っても良いな。
折角女の子に囲まれた生活を送るんだ。水着女子を眺め倒したいじゃないか。
飽くまでも娯楽のための設備で公式戦をやるわけじゃないから、適当に作ってしまっても問題無いだろう。
 
 その日の夕飯は、食事の準備時間が少なかったこととニューフェイスのメイドたちとティファの歓迎会を兼ねて、サナの提案でカップ麺パーティーを催すことになった。
急遽日本に戻ってド〇キでペヤ〇グなどの四種類のカップ麺を箱買いしてきた。
「どれでも好きなだけ食べて良いよ」
と振舞ったんだが、全員が三つ以上のカップ麺を食べていた。
若い女の子はよく食べるなぁ。
特に人気が有ったのがカレー麺だったことは驚きだった。
「私はこれが一番美味しいです」
と、サナまでもがカレー麺を二つも食べていた。
ミクはやはりペヤ〇グがお気に入りのようだが、お前は本当にペヤ〇グに謝れ。
『茶色くて不味そう』と宣ったことを、俺は忘れていないぞ。
それにしても、日本のインスタント食品は大人気だな。
売店で販売したら、よく売れるかも知れないな。

 風呂はまずメイドの皆に入ってもらった。
サナから俺も一緒に入ってあげて欲しいと言われたが、本人たちが緊張していたようだし急ぐ必要もないだろうから、今日は止めておこう。
代わりにサナがシャンプーやボディーソープの使い方を教えるためにメイドたちと一緒に入ったのだが、俺が風呂に入る時にも一緒に入ってくれる。
「妻として当然ですよ♡」
と言って笑っているけど、可愛いなぁ。
異世界のシャンプーなどはメイドたちにも好評だったようで、近いうちに売店で販売することを告知したら大喜びだった。
 風呂でフェラチオの練習と言う名目でティファに手を出しちゃう。
形の良いおっぱいを揉みしだき、よく締まるおまんこを指で攻め立てる。
愛液の量も多くて、その量はサナと同等くらいだ。
ティファもサナと同じで濡れやすい体質みたいだな。
「あひぃっ♡ すっ…すっごっ♡ んはぁっ♡ イっくぅぅっ♡」
挿入してポルチオをガンガン攻め立てて、潮を立て続けに吹かせる。
後ろから挿入していると、ティファの丸いお尻が気になって仕方ない。
ティファを少し休ませてあげるつもりで腰の動きを止めていたけど、その柔らかいお尻を思わず引っ叩いてしまう。
パシーン
肉付きの良いお尻がプルルンと波打ち、風呂場に快い打音が響き渡る。
「あひぃぃんっ♡」
ティファのあまりにキュートな鳴き声が、俺の琴線に触れてしまった。
パシーン パシーン パシーン
力は全く入れていないけど、ティファのお尻に桜色のモミジが咲き乱れる。
「ひぃぃぃっ♡ あぁぁんっ♡ 英喜さまぁぁっ♡ イイっ♡」
一発引っ叩く度にティファが身を捩り震わせて喘ぐ。セクシーだな。
それから三発ほど引っ叩いたら、ティファがかなり派手に潮を吹いた。
え?お尻を叩かれて絶頂しちゃったの?
ティファってちょっとSな女教師みたいな見た目なのに、実はドMちゃんだったのか。
ちょっと楽しくなっちゃって、今度は乳首を抓りながら引っ張って乱暴に腰をピストンさせる。
その度にティファの乳首は強く引っ張られて、より快感を味わわせることになる。
ぐっぽ ぬっちゅ ぐっぽ ぬっちゅ ぐっぽ ぬっちゅ
「いひぃぃっ♡ んっふぅっ♡ あぁぁんっ♡ 英喜…さまぁ…♡ ちくび…取れちゃう…♡」
言いながら、またジュバッと潮を吹く。
そこに間髪入れず子宮に亀頭を送り込む。
「ひぎぃぃっ♡ こ…これっ…すっごいぃっ♡ イくぅぅっ♡」
絶叫して全身を震わせると、すぐさま絶頂する。
それと同調するように子宮口と膣襞をギュゥッと締め付けられて、俺もティファの最奥に精を迸らせる。
ドプッ ビュルルッ ドピュッ
大量の精液がティファの子宮の天井に叩き付けられ、ティファはさらなる快感の高みに昇り詰める。
「あぅぅっ…♡ 英樹様の…お子種…温かい…♡」
快感に腰を痙攣させながら振り返るティファにキスをする。
「んっ♡ んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっぱ♡ 英樹様…大好き…です…♡」
キスをしながら治癒魔法を施してあげる。
「あっ♡ はぁ…♡ すごく…気持ちいい…♡」
治癒魔法を受けながら腰をビクつかせる。綺麗だな。
ティファから肉棒を引き抜くと、ユキとサナがダブルお掃除フェラをしてくれるけど、あまりに気持ち良くてフル勃起してしまった。
なので、そのままサナの口内に射精す。
「んむっ♡ んンっ♡ んくっ♡ んっ♡ 」
じゅるる ちゅるると音を立てて精液を搾り出して、ユキとディープキスして分け合ってからゴクリと喉を鳴らして飲み込んでくれる。
いつも通りの光景だけど、やっぱり良いもんだな。
風呂を済ませた後は、本日のデザートタイムだ。
今日のデザートは女王に持って行ったのと同じ大福だ。
この店はフルーツ大福に力を入れていて、フルーツがかなり美味い。
勿論、メイドたちも一緒に食べるが、異世界の和菓子に腰を抜かしてしまっている。
「こんなに美味しいお菓子がこの世に有るんですね…」
「サラ、これは異世界のお菓子です…。この世の物ではないですよ…」
「そうでした…」
なんて言い合っている。面白いなぁ。
 そう言えば、食事を摂る時に一悶着有ったんだ。
「私たちメイドが主である英樹様とご一緒にお食事をいただくなんて許されません!」
とアイナとサラが言い出したんだが、すぐにサナが
「アイナ、この屋敷では身分の上下や主従など、一切関係ありません。ダーリンは相手が誰であっても、皆平等に接して下さる器の大きいお方なんですよ」
と言ってくれた。
「ですけど、それでは示しが…」
と尚も自分たちを下にしようとするので
「サナの言う通り。この屋敷では遠慮は無用だよ。それぞれの仕事をキッチリとしてくれれば、意見や要望は何でも言ってくれて構わないし、俺たちは一緒に暮らす家族なんだから楽しい事や美味しい物は皆で共有したいじゃないか。今日は皆で入るのは控えるけど、風呂も食事も皆で出来るだけ一緒にしたいんだ。それがこの屋敷のルールだよ」
「本当に…よろしいのですか…?」
「どうしてもイヤならそれは無理強いしないけど、此処の共同生活に合わせられないのなら、俺の妾や妻の候補からも外れてもらうことになる。協調性の無い女性とはより良い関係なんて築けないからね」
既に五人もの妻と婚約者が居るのに、新たな開拓をしようと必死だ。
が、決してガッツキ感は見せずにクールを装う卑怯者である。
「英樹様がそうまで仰って下さるのなら…」
と、漸く納得してくれた。
この会話の中で重要なのは『風呂も一緒』と明言したことであるが、一体何人が気付いただろうか?
だって、メイドの皆も美少女揃いなんだもん。エッチなことしたいじゃん?
今日は紳士ぶって我慢したけど、早くアイナの形が良さそうな巨乳を拝みたいもんだ。

その夜はサナとユキとの3Pをたっぷりと楽しんでから、二人を両腕に抱き締めて眠った。
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