黙秘　両親を殺害した息子

のせ　しげる

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【　起　訴　状　】

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　令和２年　検第１２４５号

　公　訴　状

　令和　2年　7月　24日

岐阜地方裁判所　殿

　　岐阜地方検察庁
　　　検察官検事　田野原　謙三
　　　　

下記被告事件につき公訴を提起する。

　　　　　　　記

本　籍　　岐阜県郡上市大和町剣164
住　居　　岐阜県郡上市大和町剣164
職　業　　地方公務員　　勾留中

　　　　　　上田　健一
　　　　　　　平成　８年８月13日生

　　　　　公訴事実

　被告人は、令和２年の７月３日午後8時15分ころ、郡上市大和町剣164の自宅において、入浴中に、背中を流してくれていた養母　上田詢子　当時63歳と些細なことから口論となり、養母　上田詢子の後頭部を浴室の鏡に殴打し、割れた鏡の破片を用い、左総頸動脈ひだりそうけいどうみゃくを切断し失血死させた。その後、異変に気づき、１１９番通報を行っていた養父　上田紘一　当時65歳の左腹部を、テーブルに置かれていた包丁で刺し腎動脈じんどうみゃく損傷及び左腎臓損傷により失血死させたものである。

　　　　罪　名　及び　罰　条

　殺　人　　　　刑法　１９９条

　　　　　　　　　　　　　　　以上

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