148 / 247
第4章
第29話
しおりを挟む
第29話
休憩所のドームに転移して戻ると、目の前にシオンがいてシオンが目を見開いて俺の頭をガン見している。
「おい、ミーツ、お前の頭に乗せているのは何だ?俺の見間違いでなければ、それはスライムじゃないのか?」
「ん、そうだけど、スライムのアッシュだ。
俺の新しい使い魔だ」
「はあ~~~?あり得ないぞ!スライムを使い魔に出来るなんて!」
どうあり得ないかは分からないが、とりあえずの所シオン達が無事を確認する為に戻って来た為、姐さんがどんな様子かを見にダンジョンに向かう事にしよう。
「じゃあ、シオン危険だと思ったら早めにソルトに言えよ。一瞬で帰ってくるからさ」
「お、おい、まだ話しが…」
それだけ言うと、ダンジョンコアのある部屋に転移して、姐さんとキマイラの様子を見る事にした。シオンが何かを言いかけていたが、大した事じゃないだろう。
ダンジョンの全体の様子を見てみると、上の方の階層は元ギルマスのシルビアと、この国の王妃が泣きながら剣や槍を構えて冒険者にコキ使われている映像が見える。冒険者達から少し離れた所に金ピカの鎧を着込んだ兵士がいる所をみると、冒険者達が暴走してシルビアや王妃を犯したりしないように見張っているのだろう。
次にダンジョン最深部のセーフティゾーンは少し人数が減っているが、盗賊達の肉体祭りが行われていた。
盗賊の肉体的の組体操が行われていた。ごちゃごちゃと様々な肉体祭りな為、具合が悪くなった。
間違って濃厚なゲイの動画を見てしまったみたいになってしまったが、とりあえずのところは見なかった事にして、食材のあるところを見るとデスワームがガッツリと減っていた。
やっぱりと思いつつ、気をとりなおして姐さんがいるであろう最深部の階層を見てみると、キマイラの血を被ったのか自身の血なのか、血まみれの姐さんと傷だらけのキマイラの姿があった。
まだ倒せてないが、あきらかにキマイラが劣勢の様子で、尻尾の蛇と蠍の部分が千切れて自身で踏み潰したのか残骸が床に散らばっている。
姐さんはキレているのか、笑いながらキマイラを殴り蹴り、床を砕いて砕いた石をキマイラに投げて攻撃しているが、その全ての攻撃が半端ない。
投げた石はキマイラの身体を貫通し、キマイラの身体に蹴りを入れればキマイラはグラつき、キマイラの山羊の角を殴れば殴った箇所が砕けていった。
だが、キマイラもやられっぱなしでは済まない様子で、姐さんを鋭い爪で切り裂こうとしたり、残った尻尾のウナギが液体を吐き出して攻撃したりしている。
鋭い爪は避けていたが、ウナギの吐いた液体に姐さんはモロにかかってしまった。
俺がかかった時は、一瞬で火傷になって水膨れになった液体だ姐さんも無事では済まない筈だ。
液体がかかった事で蒸気が立ち込もり、キマイラごと全てが見えなくなって焦った俺は最深部に転移した。
転移して直ぐに目にしたのは、着ている衣服はボロボロに溶けて真っ赤な肌でほぼ全裸の姐さんがキマイラに向かっている姿だった。
危険を感じて直ぐ後方に飛び退くと、キマイラの爪が目の前を掠めて行った。
危うく頭がなくなるところだった為、ここに居ては危険だと感じて、フロアの天井付近に飛び上がって宙に浮いて下を見下ろし、姐さんが本当に危険な状況になったら、いつでも避難出来るように見守ろうと身構える事にした。
真っ赤な肌をした姐さんは先程まで笑っていたのが無言になり、とてもじゃないが目で追えるスピードを凌駕した動きでキマイラの山羊の頭をも破壊した。
キマイラに残された頭は虎と蜻蛉だったが、蜻蛉の頭も山羊の頭を破壊した直後に弾け飛んだ。
残りは虎とウナギの尻尾だが、キマイラは蜻蛉の翅を生やして飛び立とうとしだしたが、少し宙を浮いた所で翅が砕け散りキマイラは地面に落ちた。
姐さんの姿を探すとキマイラから離れた場所に居て、目を瞑り自分の拳と拳を合わせて力を溜めている雰囲気だ。
そんな姿を捉えたキマイラは姐さんに向かって突進しだして、姐さんを食いつこうとキマイラは大口を開け、虎の牙が当たる寸前に合わせていた拳を前に突き出し、大声で技名を叫んだ。
「殺爆発拳ーーー!」
俺の見ている角度からは何をしたのか分からないが、キマイラの虎の頭は砕け散って身体さえも内部から爆弾でも仕掛けられたかの様に爆発した。
かなり消耗する技なのか、姐さんは腰を曲げ両膝に手を当てて息を激しく切らしていたが、余程ツライのかその場に座り込んだ。
戦闘が終わった事で下に降りて姐さんを癒そうと下降しだしたが、破裂したキマイラがピクリと動いた気がする。
姐さんの元に行く前にキマイラを下降しながら観察していると、胴体がグチャグチャになっていても尻尾のウナギが無傷であり、ウナギがゆっくりと胴体から離れ、座り込んでいる姐さんの頭上からウナギの液体を吐き出した。
流石にこれは避けきれないと思った俺は下降するのを中断して、姐さんを俺の背に瞬間転移させた。転移させると同時に姐さんは俺の肩に掴まったが、一瞬掴んだ手が緩んだ気がした。
それだけ体力が消耗しているのだろう。
「え?ミ、ミーツちゃん?どうしたの?」
流石の姐さんでもウナギの存在に気付いてなかったみたいだ。
「姐さん下見てみなよ」
「え!な、なんで?倒したはずなのに」
俺は姐さんに下を見ろと指示すると、姐さんは下を見て驚いていた。
「俺は姐さんがキマイラと戦っているのを途中からだけど見ていて、最後に姐さんが何か必殺技みたいなのを使って倒した直後に尻尾のウナギが身体から分離したんだ。
どうする?俺が倒しても良いけど、姐さんとは何か因縁があるんだろ?」
「ええ、あたしの手で倒すわ。
でも、ちょっとMPが足らないからミーツちゃんのMPを少し分けてくれないかしら」
「少しか…」
「お願い。ダメ?」
「いや、いいよ。でも今は前に姐さんに見せたステータスから更に上がっているから、俺にとって少しでも、姐さんにとって少しではない可能性があるんだけど、MP譲渡って貰い過ぎると何か変化があったりするのかな?」
「あら、大丈夫よ。
魔力と違ってMPは…って終わったら話してあげるから今はMPを頂戴」
姐さんと話していると、下にいるウナギがボコボコ身体が膨らみだし、ヌルヌルした人間の手がムカデの足の様に沢山生え出した。
「ミーツちゃん!早く!
あれは今倒さないとマズイ事になりそうだわ」
確かに姐さんの言う通り、今倒さないと更に厄介な魔物になりそうな気がした。
姐さんに言われた通り、膨大なMPをほんの少しの水一滴分程のMPを手に乗せて姐さんに触れた。
すると姐さんは身体が発熱しているのか、とても熱くなりだし、俺の肩を掴んでいる手を離して下にいるウナギの元に落下しながら
「爆砕殺蹴り!」と叫びながら落ちるのと同時に土煙が上がった。
俺は宙に浮いたまま土煙が晴れるのを待っていると、腰に手を置いて仁王立ちしている姐さんが見えてきた。
そして、ウナギがいた場所には無残に跡形もなくグチャグチャになった肉塊が、そこら中に散らばっていた。
休憩所のドームに転移して戻ると、目の前にシオンがいてシオンが目を見開いて俺の頭をガン見している。
「おい、ミーツ、お前の頭に乗せているのは何だ?俺の見間違いでなければ、それはスライムじゃないのか?」
「ん、そうだけど、スライムのアッシュだ。
俺の新しい使い魔だ」
「はあ~~~?あり得ないぞ!スライムを使い魔に出来るなんて!」
どうあり得ないかは分からないが、とりあえずの所シオン達が無事を確認する為に戻って来た為、姐さんがどんな様子かを見にダンジョンに向かう事にしよう。
「じゃあ、シオン危険だと思ったら早めにソルトに言えよ。一瞬で帰ってくるからさ」
「お、おい、まだ話しが…」
それだけ言うと、ダンジョンコアのある部屋に転移して、姐さんとキマイラの様子を見る事にした。シオンが何かを言いかけていたが、大した事じゃないだろう。
ダンジョンの全体の様子を見てみると、上の方の階層は元ギルマスのシルビアと、この国の王妃が泣きながら剣や槍を構えて冒険者にコキ使われている映像が見える。冒険者達から少し離れた所に金ピカの鎧を着込んだ兵士がいる所をみると、冒険者達が暴走してシルビアや王妃を犯したりしないように見張っているのだろう。
次にダンジョン最深部のセーフティゾーンは少し人数が減っているが、盗賊達の肉体祭りが行われていた。
盗賊の肉体的の組体操が行われていた。ごちゃごちゃと様々な肉体祭りな為、具合が悪くなった。
間違って濃厚なゲイの動画を見てしまったみたいになってしまったが、とりあえずのところは見なかった事にして、食材のあるところを見るとデスワームがガッツリと減っていた。
やっぱりと思いつつ、気をとりなおして姐さんがいるであろう最深部の階層を見てみると、キマイラの血を被ったのか自身の血なのか、血まみれの姐さんと傷だらけのキマイラの姿があった。
まだ倒せてないが、あきらかにキマイラが劣勢の様子で、尻尾の蛇と蠍の部分が千切れて自身で踏み潰したのか残骸が床に散らばっている。
姐さんはキレているのか、笑いながらキマイラを殴り蹴り、床を砕いて砕いた石をキマイラに投げて攻撃しているが、その全ての攻撃が半端ない。
投げた石はキマイラの身体を貫通し、キマイラの身体に蹴りを入れればキマイラはグラつき、キマイラの山羊の角を殴れば殴った箇所が砕けていった。
だが、キマイラもやられっぱなしでは済まない様子で、姐さんを鋭い爪で切り裂こうとしたり、残った尻尾のウナギが液体を吐き出して攻撃したりしている。
鋭い爪は避けていたが、ウナギの吐いた液体に姐さんはモロにかかってしまった。
俺がかかった時は、一瞬で火傷になって水膨れになった液体だ姐さんも無事では済まない筈だ。
液体がかかった事で蒸気が立ち込もり、キマイラごと全てが見えなくなって焦った俺は最深部に転移した。
転移して直ぐに目にしたのは、着ている衣服はボロボロに溶けて真っ赤な肌でほぼ全裸の姐さんがキマイラに向かっている姿だった。
危険を感じて直ぐ後方に飛び退くと、キマイラの爪が目の前を掠めて行った。
危うく頭がなくなるところだった為、ここに居ては危険だと感じて、フロアの天井付近に飛び上がって宙に浮いて下を見下ろし、姐さんが本当に危険な状況になったら、いつでも避難出来るように見守ろうと身構える事にした。
真っ赤な肌をした姐さんは先程まで笑っていたのが無言になり、とてもじゃないが目で追えるスピードを凌駕した動きでキマイラの山羊の頭をも破壊した。
キマイラに残された頭は虎と蜻蛉だったが、蜻蛉の頭も山羊の頭を破壊した直後に弾け飛んだ。
残りは虎とウナギの尻尾だが、キマイラは蜻蛉の翅を生やして飛び立とうとしだしたが、少し宙を浮いた所で翅が砕け散りキマイラは地面に落ちた。
姐さんの姿を探すとキマイラから離れた場所に居て、目を瞑り自分の拳と拳を合わせて力を溜めている雰囲気だ。
そんな姿を捉えたキマイラは姐さんに向かって突進しだして、姐さんを食いつこうとキマイラは大口を開け、虎の牙が当たる寸前に合わせていた拳を前に突き出し、大声で技名を叫んだ。
「殺爆発拳ーーー!」
俺の見ている角度からは何をしたのか分からないが、キマイラの虎の頭は砕け散って身体さえも内部から爆弾でも仕掛けられたかの様に爆発した。
かなり消耗する技なのか、姐さんは腰を曲げ両膝に手を当てて息を激しく切らしていたが、余程ツライのかその場に座り込んだ。
戦闘が終わった事で下に降りて姐さんを癒そうと下降しだしたが、破裂したキマイラがピクリと動いた気がする。
姐さんの元に行く前にキマイラを下降しながら観察していると、胴体がグチャグチャになっていても尻尾のウナギが無傷であり、ウナギがゆっくりと胴体から離れ、座り込んでいる姐さんの頭上からウナギの液体を吐き出した。
流石にこれは避けきれないと思った俺は下降するのを中断して、姐さんを俺の背に瞬間転移させた。転移させると同時に姐さんは俺の肩に掴まったが、一瞬掴んだ手が緩んだ気がした。
それだけ体力が消耗しているのだろう。
「え?ミ、ミーツちゃん?どうしたの?」
流石の姐さんでもウナギの存在に気付いてなかったみたいだ。
「姐さん下見てみなよ」
「え!な、なんで?倒したはずなのに」
俺は姐さんに下を見ろと指示すると、姐さんは下を見て驚いていた。
「俺は姐さんがキマイラと戦っているのを途中からだけど見ていて、最後に姐さんが何か必殺技みたいなのを使って倒した直後に尻尾のウナギが身体から分離したんだ。
どうする?俺が倒しても良いけど、姐さんとは何か因縁があるんだろ?」
「ええ、あたしの手で倒すわ。
でも、ちょっとMPが足らないからミーツちゃんのMPを少し分けてくれないかしら」
「少しか…」
「お願い。ダメ?」
「いや、いいよ。でも今は前に姐さんに見せたステータスから更に上がっているから、俺にとって少しでも、姐さんにとって少しではない可能性があるんだけど、MP譲渡って貰い過ぎると何か変化があったりするのかな?」
「あら、大丈夫よ。
魔力と違ってMPは…って終わったら話してあげるから今はMPを頂戴」
姐さんと話していると、下にいるウナギがボコボコ身体が膨らみだし、ヌルヌルした人間の手がムカデの足の様に沢山生え出した。
「ミーツちゃん!早く!
あれは今倒さないとマズイ事になりそうだわ」
確かに姐さんの言う通り、今倒さないと更に厄介な魔物になりそうな気がした。
姐さんに言われた通り、膨大なMPをほんの少しの水一滴分程のMPを手に乗せて姐さんに触れた。
すると姐さんは身体が発熱しているのか、とても熱くなりだし、俺の肩を掴んでいる手を離して下にいるウナギの元に落下しながら
「爆砕殺蹴り!」と叫びながら落ちるのと同時に土煙が上がった。
俺は宙に浮いたまま土煙が晴れるのを待っていると、腰に手を置いて仁王立ちしている姐さんが見えてきた。
そして、ウナギがいた場所には無残に跡形もなくグチャグチャになった肉塊が、そこら中に散らばっていた。
31
お気に入りに追加
7,225
あなたにおすすめの小説

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。

無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。