131 / 247
第4章
第12話
しおりを挟む
第12話
デスワームを吐いた後、馬車内で横になって寝ていると、何者かが俺の背中に寄り添う形でくっ付き、体をベタベタと触ってきていた。
きっとソルトだろうと手で軽く振り払うと、今度は俺の服の中に手を入れて触ってきた。
流石にカチンときた俺は目を開けて、触っているソルトに向かって「止めろ!」と強めに振り返ると、俺の体を触っていたのは姐さんだった。
「はぁ?姐さん何やってんだよ」
「ハァ、ハァ、ハァ、ミーツちゃんでもいいからあたしを抱いて頂戴」
意味が分からなかった。
姐さんの呼吸は荒く、性欲を溜めに溜め込んだ性犯罪者の様な血走った目をしていた。
「あ、姐さん、こういう事はシオンにしなきゃだよ」
「行ってきたわ。でも、シオンちゃんは見回りなのか居なかったわ」
姐さんは息を乱れたまま、俺の体を未だに触っていて、姐さんの手つきは同性なのにエロく、段々と股間の方に手が伸びた所で、俺は姐さんの顔面目掛けて拳を突き出した。
普段は絶対当たらないだろうけど、この時は綺麗にクリーンヒットして、姐さんは後方に倒れ、馬車を覆っている布を破って外に落ちた。
「イタタタ、な~に~、何で?あたし鼻血出てるの?それと何で、あたしが外にいるの?」
たった今落ちた姐さんが、顔を押さえつつ穴の空いた布から俺に質問してきたが、たった今の出来事を憶えてないのか?
試しに質問してみよう。
「姐さん、俺を襲いかけたのは憶えてるかい?」
「あたしが?ミーツちゃんを?
ふふ、それは有り得ないわ」
「じゃあ、どこから記憶がないのかい?」
「そうねぇ。デスワームを完食して…あれ?記憶が曖昧だわ。もしかしたら、あたしミーツちゃんを襲ってたかも…」
やっぱり、憶えてない様だ。
いや、憶えてないってより曖昧って言葉が合っているか。
もしかしたら、ダンジョン産のデスワームには催淫効果が付いていたのかも知れない。
だとしたら、シオンがヤバイ!
「姐さん、シオンがヤバイ!
シオンが冒険者達に襲われてるかも知れない、さっき姐さんはシオンが見当たらなかったと言ってたけど、見えなかっただけかも知れない」
「え?え?なに?」
姐さんは何の事だか分からないみたいで、頭に?を浮かべているみたいだが、姐さんに説明する暇がないと考えた俺はシオン達が眠っているテントにダッシュした。
テントに近づいた所で叫び声が聞こえ、テントを覗くと…
「うおおおお、止めろお前達!」
シオンが4人の屈強な男達に、手足を押さえて付けられていて、うつ伏せにさせられている状況で、シオンは止めろと叫んでいた。
ここで俺は疑問が出て来た。シオンはデスワームは食べなかったのか?
俺は不思議に思っていると、先程の俺の戸惑った姿がおかしかったのか、姐さんが俺を追いかけてきて、シオンの襲われかけている姿を見ると一瞬固まってプルプル震えだした。
「あーたーしーの、シオンちゃんに何しやがってんだ!ごの糞冒険者共がぁ!」
姐さんらしくない、汚い言葉を吐いてシオンのテントに特攻して、冒険者達の手足をマッチでも折るかの様にポキポキと折っていった。
そして、姐さんはシオンをお姫様抱っこして俺の元まで歩いてきた。
「ミーツちゃん?こうなった原因はミーツちゃんにあると、あたしは踏んでいるんだけど、ちゃんと説明してくれるわよね?」
姐さんはニッコリと笑いかけてきたけど、目が笑ってなく、黒いオーラを纏っているようで凄く怖い。
姐さんはシオンを抱っこしたまま、俺達の馬車の方角に歩いて行ったが、姐さんが手足を折った冒険者達を見ると、全員我に返ったのか仲間同士で、何で手足を折れてる状態にあるのかヒソヒソと相談し合っていた。
俺の所為でこんな状態になっていると分かったら、後が怖い為に回復ポーションを冒険者達に飲ませて、姐さんの後を追って俺達の馬車に向かった。
馬車に向かう前に、冒険者達にお礼を言われたが、急いでいるし適当に急いでいるからっと言い訳をつけて離れた。
馬車に到達して馬車の中に恐る恐る入ると、腕を組んで目を瞑って立っているシオンと、座って俺を凝視している姐さん、何故か御者席からこちらに向いているソルトが揃っていた。
「さぁ、ミーツちゃん、知ってる事を洗いざらい説明して頂戴」
姐さんが俺に説明を求めてきたが、俺は確信がある訳ではないし、何て言えばいいのだろうか。
でも、確信はないけど説明はした方がいいだろうな。
「憶測だけど、俺が持って来たダンジョン産のデスワームを食べると催淫効果のあると思う」
「ミーツ、お前は知ってて俺達に食わせたのか?それとも知らなくて食わせたのか?それだけでも教えてくれ」
シオンが説明は不用で知っててか、知らずかだけで良いと言ってくれたが、俺も良い大人だ。いくら知らずに食べさせた結果で、最悪な状況になったとしても、責任は取らないといけないと分かっているけど、睨んでいる姐さんとシオンが正直怖い。
「正直に言えば知らなかった。
姐さんが俺を襲いかけて、姐さんにパンチを繰り出して正気に戻して、いつから記憶がないかとかの説明を聞いた時にデスワームが原因なのが分かったんだ。
俺も良い歳した大人だ。
シオンは冒険者達に掘られて、取り返しのつかない事になってしまったし、俺に取れる責任は取ろうと思う。
シオンの気が済むまで、俺を好きなだけ斬るなり殴るなり好きにしたらいい。
正直、無抵抗で斬られたり殴られるのは嫌だけど、嫌だと言える立場じゃないし好きにしろよ」
俺はシオンの目を真っ直ぐに見つめて、責任の取り方を言うと、余程怒っているのかプルプル震えて真っ赤な顔をしだすシオンがいた。
「バ、バカヤロウ!俺があいつらにヤられるかよ!」
「え?シオンちゃん、まだヤられてなかったの?だったら、冒険者ちゃん達には悪い事しちゃったわね」
「何だ?ダンク、何したんだ?」
「う、んと、あのね、あの子達の手足の骨を折って来ちゃったの」
「はあ?何やってんだよ!
いつもミーツにやり過ぎとか言ってるお前が、やり過ぎてどうするんだ!」
シオンは姐さんの言葉に、俺の事はそっちのけで怒りを露わにしだした。
「だって、あたしのシオンちゃんがヤられてると思ったんだもの。ごめんなさい」
姐さんは自分の指をモジモジと絡めて、シオンに上目遣いして謝り出した。
「俺はお前の物じゃないんだがな。
だが仕方ない、ミーツ、後でアイツらの手足を癒しておいてくれ」
良かったな、先に癒してこちらに来ておいて。
「それはコッチの馬車に向かう前に、治しておいたよ」
「ほう、ミーツの割には気が利いているじゃないか」
お、この流れだとデスワームの話は無かった事になるのかな?
「じゃあ、ミーツ話は戻すが、あのデスワームは今後はどうするつもりだ?」
そう簡単に話は無かった事にならなかった。
考えていると、ソルトが俺とシオンの間に割って入った。
「あの、シオン様、ダンク様、デスワームは塩茹でされた後、茹でたお湯ごと召し上がりましたか?」
急にどうしたのだろうか?
もしかしたらソルトは知っていたのか?
「俺は見回りをして食べようと思って、まだ食べて無かったが、アイツらは鍋にそのままフォークを突き刺して食ってたな」
「あたしも同じよ。茹でた鍋ごと食べて、茹で汁も飲んだわ」
「そうですか、あのダンジョンのデスワームは塩茹でされた後、お湯を捨てなければならないのです。
そうでなければ、催淫効果で身近にいる者を襲ってしまう効果があるのです。
一度捨てるだけでは軽くですが、効果は出ますので二度茹でた後、二度目も捨てなければならないのです。
ですから全部で三度茹でる必要があります。
そこまですれば普通のデスワームより、何倍も美味しくなるそうです。
他の調理法ですと、油で揚げて召し上がる方法もございますが、この場合ですと油は捨てる必要ありませんが、カリカリに揚げる必要があります」
成る程、あの時シオンと姐さんにデスワームを渡した時、ソルトは馬車の番として残してきたのが悪かったのか。
そして、シオンはまだ食べてなかったのか、シオンも食べていたらと思うと…気色の悪い想像しか出来ないから、考えるのは止めておこう。
「そうか、ミーツ、今回はお前も知らなくてダンクに襲われかけた事について、罰は無しにする。幸い俺にも何も無かったからな」
「そうね。あたしもハッキリとした記憶にないし、シオンちゃんが良いって言うなら、あたしも何も言えないわね」
「でも、ミーツ、デスワームは悪用だけはするなよ?」
「シオンは俺がコレを使って悪用するとでも思っているのか?ガキじゃないんだしする訳ないだろう」
「お前の事だ、そのうちウッカリで人に食べさせそうでそれが怖い」
心外だなっと思って口に出そうと思ったが、良く良く思い出すと、心当たりがあって口に出すのを止めた。
心当たりというのがダンジョンに仮で置いて来た盗賊達の食料として、ダンジョン産のデスワームの尻尾の部分を少し置いてきていた事だが、これについてはシオン達には内緒にしておこうと思う。
デスワームを吐いた後、馬車内で横になって寝ていると、何者かが俺の背中に寄り添う形でくっ付き、体をベタベタと触ってきていた。
きっとソルトだろうと手で軽く振り払うと、今度は俺の服の中に手を入れて触ってきた。
流石にカチンときた俺は目を開けて、触っているソルトに向かって「止めろ!」と強めに振り返ると、俺の体を触っていたのは姐さんだった。
「はぁ?姐さん何やってんだよ」
「ハァ、ハァ、ハァ、ミーツちゃんでもいいからあたしを抱いて頂戴」
意味が分からなかった。
姐さんの呼吸は荒く、性欲を溜めに溜め込んだ性犯罪者の様な血走った目をしていた。
「あ、姐さん、こういう事はシオンにしなきゃだよ」
「行ってきたわ。でも、シオンちゃんは見回りなのか居なかったわ」
姐さんは息を乱れたまま、俺の体を未だに触っていて、姐さんの手つきは同性なのにエロく、段々と股間の方に手が伸びた所で、俺は姐さんの顔面目掛けて拳を突き出した。
普段は絶対当たらないだろうけど、この時は綺麗にクリーンヒットして、姐さんは後方に倒れ、馬車を覆っている布を破って外に落ちた。
「イタタタ、な~に~、何で?あたし鼻血出てるの?それと何で、あたしが外にいるの?」
たった今落ちた姐さんが、顔を押さえつつ穴の空いた布から俺に質問してきたが、たった今の出来事を憶えてないのか?
試しに質問してみよう。
「姐さん、俺を襲いかけたのは憶えてるかい?」
「あたしが?ミーツちゃんを?
ふふ、それは有り得ないわ」
「じゃあ、どこから記憶がないのかい?」
「そうねぇ。デスワームを完食して…あれ?記憶が曖昧だわ。もしかしたら、あたしミーツちゃんを襲ってたかも…」
やっぱり、憶えてない様だ。
いや、憶えてないってより曖昧って言葉が合っているか。
もしかしたら、ダンジョン産のデスワームには催淫効果が付いていたのかも知れない。
だとしたら、シオンがヤバイ!
「姐さん、シオンがヤバイ!
シオンが冒険者達に襲われてるかも知れない、さっき姐さんはシオンが見当たらなかったと言ってたけど、見えなかっただけかも知れない」
「え?え?なに?」
姐さんは何の事だか分からないみたいで、頭に?を浮かべているみたいだが、姐さんに説明する暇がないと考えた俺はシオン達が眠っているテントにダッシュした。
テントに近づいた所で叫び声が聞こえ、テントを覗くと…
「うおおおお、止めろお前達!」
シオンが4人の屈強な男達に、手足を押さえて付けられていて、うつ伏せにさせられている状況で、シオンは止めろと叫んでいた。
ここで俺は疑問が出て来た。シオンはデスワームは食べなかったのか?
俺は不思議に思っていると、先程の俺の戸惑った姿がおかしかったのか、姐さんが俺を追いかけてきて、シオンの襲われかけている姿を見ると一瞬固まってプルプル震えだした。
「あーたーしーの、シオンちゃんに何しやがってんだ!ごの糞冒険者共がぁ!」
姐さんらしくない、汚い言葉を吐いてシオンのテントに特攻して、冒険者達の手足をマッチでも折るかの様にポキポキと折っていった。
そして、姐さんはシオンをお姫様抱っこして俺の元まで歩いてきた。
「ミーツちゃん?こうなった原因はミーツちゃんにあると、あたしは踏んでいるんだけど、ちゃんと説明してくれるわよね?」
姐さんはニッコリと笑いかけてきたけど、目が笑ってなく、黒いオーラを纏っているようで凄く怖い。
姐さんはシオンを抱っこしたまま、俺達の馬車の方角に歩いて行ったが、姐さんが手足を折った冒険者達を見ると、全員我に返ったのか仲間同士で、何で手足を折れてる状態にあるのかヒソヒソと相談し合っていた。
俺の所為でこんな状態になっていると分かったら、後が怖い為に回復ポーションを冒険者達に飲ませて、姐さんの後を追って俺達の馬車に向かった。
馬車に向かう前に、冒険者達にお礼を言われたが、急いでいるし適当に急いでいるからっと言い訳をつけて離れた。
馬車に到達して馬車の中に恐る恐る入ると、腕を組んで目を瞑って立っているシオンと、座って俺を凝視している姐さん、何故か御者席からこちらに向いているソルトが揃っていた。
「さぁ、ミーツちゃん、知ってる事を洗いざらい説明して頂戴」
姐さんが俺に説明を求めてきたが、俺は確信がある訳ではないし、何て言えばいいのだろうか。
でも、確信はないけど説明はした方がいいだろうな。
「憶測だけど、俺が持って来たダンジョン産のデスワームを食べると催淫効果のあると思う」
「ミーツ、お前は知ってて俺達に食わせたのか?それとも知らなくて食わせたのか?それだけでも教えてくれ」
シオンが説明は不用で知っててか、知らずかだけで良いと言ってくれたが、俺も良い大人だ。いくら知らずに食べさせた結果で、最悪な状況になったとしても、責任は取らないといけないと分かっているけど、睨んでいる姐さんとシオンが正直怖い。
「正直に言えば知らなかった。
姐さんが俺を襲いかけて、姐さんにパンチを繰り出して正気に戻して、いつから記憶がないかとかの説明を聞いた時にデスワームが原因なのが分かったんだ。
俺も良い歳した大人だ。
シオンは冒険者達に掘られて、取り返しのつかない事になってしまったし、俺に取れる責任は取ろうと思う。
シオンの気が済むまで、俺を好きなだけ斬るなり殴るなり好きにしたらいい。
正直、無抵抗で斬られたり殴られるのは嫌だけど、嫌だと言える立場じゃないし好きにしろよ」
俺はシオンの目を真っ直ぐに見つめて、責任の取り方を言うと、余程怒っているのかプルプル震えて真っ赤な顔をしだすシオンがいた。
「バ、バカヤロウ!俺があいつらにヤられるかよ!」
「え?シオンちゃん、まだヤられてなかったの?だったら、冒険者ちゃん達には悪い事しちゃったわね」
「何だ?ダンク、何したんだ?」
「う、んと、あのね、あの子達の手足の骨を折って来ちゃったの」
「はあ?何やってんだよ!
いつもミーツにやり過ぎとか言ってるお前が、やり過ぎてどうするんだ!」
シオンは姐さんの言葉に、俺の事はそっちのけで怒りを露わにしだした。
「だって、あたしのシオンちゃんがヤられてると思ったんだもの。ごめんなさい」
姐さんは自分の指をモジモジと絡めて、シオンに上目遣いして謝り出した。
「俺はお前の物じゃないんだがな。
だが仕方ない、ミーツ、後でアイツらの手足を癒しておいてくれ」
良かったな、先に癒してこちらに来ておいて。
「それはコッチの馬車に向かう前に、治しておいたよ」
「ほう、ミーツの割には気が利いているじゃないか」
お、この流れだとデスワームの話は無かった事になるのかな?
「じゃあ、ミーツ話は戻すが、あのデスワームは今後はどうするつもりだ?」
そう簡単に話は無かった事にならなかった。
考えていると、ソルトが俺とシオンの間に割って入った。
「あの、シオン様、ダンク様、デスワームは塩茹でされた後、茹でたお湯ごと召し上がりましたか?」
急にどうしたのだろうか?
もしかしたらソルトは知っていたのか?
「俺は見回りをして食べようと思って、まだ食べて無かったが、アイツらは鍋にそのままフォークを突き刺して食ってたな」
「あたしも同じよ。茹でた鍋ごと食べて、茹で汁も飲んだわ」
「そうですか、あのダンジョンのデスワームは塩茹でされた後、お湯を捨てなければならないのです。
そうでなければ、催淫効果で身近にいる者を襲ってしまう効果があるのです。
一度捨てるだけでは軽くですが、効果は出ますので二度茹でた後、二度目も捨てなければならないのです。
ですから全部で三度茹でる必要があります。
そこまですれば普通のデスワームより、何倍も美味しくなるそうです。
他の調理法ですと、油で揚げて召し上がる方法もございますが、この場合ですと油は捨てる必要ありませんが、カリカリに揚げる必要があります」
成る程、あの時シオンと姐さんにデスワームを渡した時、ソルトは馬車の番として残してきたのが悪かったのか。
そして、シオンはまだ食べてなかったのか、シオンも食べていたらと思うと…気色の悪い想像しか出来ないから、考えるのは止めておこう。
「そうか、ミーツ、今回はお前も知らなくてダンクに襲われかけた事について、罰は無しにする。幸い俺にも何も無かったからな」
「そうね。あたしもハッキリとした記憶にないし、シオンちゃんが良いって言うなら、あたしも何も言えないわね」
「でも、ミーツ、デスワームは悪用だけはするなよ?」
「シオンは俺がコレを使って悪用するとでも思っているのか?ガキじゃないんだしする訳ないだろう」
「お前の事だ、そのうちウッカリで人に食べさせそうでそれが怖い」
心外だなっと思って口に出そうと思ったが、良く良く思い出すと、心当たりがあって口に出すのを止めた。
心当たりというのがダンジョンに仮で置いて来た盗賊達の食料として、ダンジョン産のデスワームの尻尾の部分を少し置いてきていた事だが、これについてはシオン達には内緒にしておこうと思う。
42
お気に入りに追加
7,250
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

【完結】憧れの異世界転移が現実になったのでやりたいことリストを消化したいと思います~異世界でやってみたい50のこと
Debby
ファンタジー
【完結まで投稿済みです】
山下星良(せいら)はファンタジー系の小説を読むのが大好きなお姉さん。
好きが高じて真剣に考えて作ったのが『異世界でやってみたい50のこと』のリスト。
やっぱり人生はじめからやり直す転生より、転移。
転移先の条件としては『★剣と魔法の世界に転移してみたい』は絶対に外せない。
そして今の身体じゃ体力的に異世界攻略は難しいのでちょっと若返りもお願いしたい。
更にもうひとつの条件が『★出来れば日本の乙女ゲームか物語の世界に転移してみたい(モブで)』だ。
これにはちゃんとした理由がある。必要なのは乙女ゲームの世界観のみで攻略対象とかヒロインは必要ない。
もちろんゲームに巻き込まれると面倒くさいので、ちゃんと「(モブで)」と注釈を入れることも忘れていない。
──そして本当に転移してしまった星良は、頼もしい仲間(レアアイテムとモフモフと細マッチョ?)と共に、自身の作ったやりたいことリストを消化していくことになる。
いい年の大人が本気で考え、万全を期したハズの『異世界でやりたいことリスト』。
理想通りだったり思っていたのとちょっと違ったりするけれど、折角の異世界を楽しみたいと思います。
あなたが異世界転移するなら、リストに何を書きますか?
----------
覗いて下さり、ありがとうございます!
10時19時投稿、全話予約投稿済みです。
5話くらいから話が動き出します?
✳(お読み下されば何のマークかはすぐに分かると思いますが)5話から出てくる話のタイトルの★は気にしないでください

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。