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第3章
第36話
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第36話
さて、自由に倒しても良いって事で早速、宝として手に入れたスキル、瞬間転移を使ってみるかな。
再度ダンジョンボスである超弩級デスワームを遠くだが視認すると、あそこまで行く様に軽く考えると、一瞬でデスワームの頭上に転移した。
おお、凄いな。
想像魔法とは違う感覚だ。
コレが瞬間転移か、ダンジョンを出たら色々試さないといけないな。
炎熱剣をI.Bから取り出して、先にデスワームを倒そうと炎熱剣による衝撃波でブツ切りにしてI.Bに仕舞い続けた。
本当はこんな物I.Bに入れたくないが、シオンが茹でると美味いって言ってたし、食べたいだろうから取っておく事にしたのだ。
全長5kmものデスワームをブツ切りにしてしまったら、先程と同じ様に俺の背後で扉が出現してスカルブとガメニが扉から出て来たが、それと同時に魔法陣も現れた。
「え?もう倒したのか?」
「ミーツ様、流石です」
ガメニとスカルブは俺を称賛しまくっているが、正直どうでも良いと思っていたが、直ぐに倒してしまったから分からなかったが、本当に前回より強かったのかな?
倒してしまった後で、あーだこーだ考えても仕方ないし、スカルブに頼んでコアの場所に連れて行ってもらう事にしよう。
「スカルブ、称賛はいいからダンジョンコアの場所に連れて行ってくれ」
「了解致しました」
返事をしたスカルブは、ボスを倒して出現した扉を一度閉めて何やら扱っているみたいだが、何やっているのだろうか?
そう思ってしばらく見ていると、魔法陣は消えてしまった。
「準備が整いました。
移動致します」
閉めたままの扉が無くなって、扉型の虹色の空間が現れた。
スカルブはそのまま空間に入って行ったので、俺も続いて中に入ると、スキルのあった部屋みたいになっている訳ではなく、虹色の空間の中は無重力状態で漂っている感覚だ。
そんな空間の中でスカルブを探すが、見当たらない。
どこにいるのだろうか、そう思っていると急に無重力状態の感覚が無くなり、重力がある重みを感じだした。
立っている所をみると、ちゃんと地面がある様で安心して、スカルブを探すがまだ見当たらない。ついでに付いて来ている思っていたガメニも居ない様だ。
「何なんだ?この空間は!
スカルブ、どこにいる返事しろ!
ガメニは近くにいるのか?」
そう叫ぶと、近くにいるのか耳元で囁くように返事が返ってきた。
「ミーツ様、こちらに居ます。
もう少し空間の安定に時間かかります」
スカルブが近くにいる様で安心したが、ガメニからは返事がない所をみると、何処に行ったのだろうか。
もしかしたら、この空間に入って来なかったか、入れなかったのかも知れない。
スカルブの言う通り少し待っていると、虹色の空間の色が無くなっていき、スキルがあった部屋よりは多少広いが、それでも余り広くない部屋の端に俺は立っていて、部屋の中央部分に直径3m程の黄金の玉がフワフワと浮いていた。
そして、部屋を見渡すとスカルブは本当に俺の近くに居て、四角の箱を持っていた。
「スカルブ、それは何だ?」
「回答、ダンジョンコアの欠片です。
コアは私でも近寄れませんので、前の主の残したダンジョンを修復する為だけの欠片です。
ミーツ様にはこれから、このコアの欠片に魔力を注いで貰います。
さすれば、ダンジョンの修復に魔物の出現復活頻度が早くなります」
スカルブは両手に乗せたダンジョンコアの欠片という、箱を俺に差し出して来た。
俺はそれをスカルブの手に乗せたまま、俺も魔力を込めて触るが特に何も起きなかった。
「ミーツ様、終わりました。
ありがとうございます。お疲れ様でした」
「え?もう終わりなのか?
特に何も起こらなかったけど?」
「回答、大丈夫です。
欠片は本体と繋がっていますので、先程ミーツ様が魔力を込められた時、本体のダンジョンコアが光りましたので、それで回復したのが分かりました」
「そうか、もう少し何かあると思っていたのに何か残念だな。
ダンジョンコアは触る事って出来るか?」
「回答、出来ません。
厳重な結界を何重にも張ってありますので、流石のミーツ様でも、結界に阻まれて触る事は出来ないと思われます。私でも結界を解く事が出来ませんので」
「そうか、なら近くで見るだけならいいか?」
「回答、見るだけなら大丈夫だと思いますが、お気を付けて下さい。
私はこれより、この場を再び閉じる作業に取り掛かります」
スカルブはダンジョンコアの欠片を部屋の隅に持って行き、壁に埋め込んで壁を指でタップしだした。
結界で触れないと言っていたが、好奇心により近くで見たい衝動に負けてしまい、黄金の玉が浮くダンジョンコアに近づくと普通に近づく事が出来て、触る事が出来たが結界が作動されてないのか?
それに触って見ると、普通に金みたいにスベスベしていて、ずっと触っていたいくらいに気持ちがいい。
「なあ、スカルブ、ダンジョンコアってスベスベしているんだな」
俺から見て後ろ向きで作業しているスカルブに話しかけた。
「さようでございますか、ダンジョンコアは私でも欠片しか触った事がないのですが欠片でもスベスベしていますよ。
え?ミ、ミーツ様?どうやってそこに入られたのですか?」
スカルブは後ろ向きで答えていたが、スベスベの辺りで振り向いて、俺がコアを触っている事に驚いている様子だ。
「普通に触れたけど結界が作動されて無いんじゃないか?」
「そんな筈は…」
スカルブは今やっている作業を中断させて、俺の所に歩いて来たが、途中で立ち止まった。
「やはり、結界は正常です。
ミーツ様、何かされましたか?」
そう言うスカルブは、パントマイムの様に見えない壁をペタペタと触っていた。
「スカルブ、そこに何かあるのか?」
「回答、結界は通常通りに作動されています。私は結界に阻まれて、ミーツ様の元に行く事が出来ません」
何で俺は入れたのだろうか?
コアに招き入れられたのか?
試しにコアに魔力を流してみるか!
再度、コアに触れて思いっきり魔力を注いでみると、コアが金色に光り輝き出した。
「ミーツ様!何をなされたのですか!」
「いや、えと魔力をな?思いっきり流したんだよ」
「何てことを、、、私にはもう何が起こるかわかりませんが、最後まで付いて行きます」
スカルブがそう言った途端、俺の頭の中にこのダンジョンの魔物から地図等、様々な情報が入り込んで頭が割れそうなくらい痛くて蹲った。
「ミーツ様、大丈夫でございますか!」
情報によると、俺はこのダンジョンマスターになってしまった様だ。
現在のダンジョンの様子が、目の前にモニターでもあるかの様に見えているし、魔物の強さに出現場所や復活など、ダンジョンの設定が事細かに出来る様になってしまった。
「スカルブ、俺はこのダンジョンのマスターになってしまったみたいなんだけど、この場合ってダンジョンに拘束されるのかな?」
「か、回答、恐らくですが、拘束はされないと思います。天然のダンジョンですと拘束されると思いますが、このダンジョンは私の前の主達が作った人工ダンジョンな為、出入りが自由だと思います」
「そうか、ならちょっと色々試してみるかな」
そういえば、ガメニは何処に居るのだろうか?
モニターを見ると、俺達が入って来た扉の前で体育座りをしていた。
俺はガメニをこの部屋に招き入れようと思い、ガメニの元に魔法陣を出した。
すると、ガメニはスカルブの真横に呆けた顔で現れた。
「な、何だ⁉︎ミ、ミーツさん?
扉に入れなかったから、どうしようと思っていたのに、え?どういう事?」
「ガメニ、あのな?俺はこのダンジョンのマスターになってしまったみたいなんだ。
つまりダンジョンの管理者だよ」
「はぁ?何言ってんだよミーツさん!
あり得ないだろ?じゃあ何か?オレが此処にこられたのはミーツさんのお陰って言うのか?」
「そうだよ。ついでに言うなら好きなだけ、魔物も出せるし、ダンジョンの入口に行くのも好きな階層にも行けるよ」
そういえば、まだ苦魔と戦ってなかったし、見てないから出して見るか!
魔物の一覧みたいな項目があって、それをタップしたら黄金鴉から弱い物順に並んである。
苦魔は全体で言えば中間くらいか。
「ちょっとこの部屋に苦魔を出してみるからガメニ、戦ってみてくれよ」
「この部屋じゃあ、狭過ぎるだろ!」
ガメニが突っ込む前に、既に操作済みでガメニとスカルブの前に苦魔を出した。
出して見ると確かにこの部屋じゃ狭いくらい苦魔は大きかった。
前に森で見た熊ン魔ミーアと大差ないくらい大きい為、この場にいるコアを除いた全てを先程まで居た最下層のデスワームのいた場所に転移した。
さて、自由に倒しても良いって事で早速、宝として手に入れたスキル、瞬間転移を使ってみるかな。
再度ダンジョンボスである超弩級デスワームを遠くだが視認すると、あそこまで行く様に軽く考えると、一瞬でデスワームの頭上に転移した。
おお、凄いな。
想像魔法とは違う感覚だ。
コレが瞬間転移か、ダンジョンを出たら色々試さないといけないな。
炎熱剣をI.Bから取り出して、先にデスワームを倒そうと炎熱剣による衝撃波でブツ切りにしてI.Bに仕舞い続けた。
本当はこんな物I.Bに入れたくないが、シオンが茹でると美味いって言ってたし、食べたいだろうから取っておく事にしたのだ。
全長5kmものデスワームをブツ切りにしてしまったら、先程と同じ様に俺の背後で扉が出現してスカルブとガメニが扉から出て来たが、それと同時に魔法陣も現れた。
「え?もう倒したのか?」
「ミーツ様、流石です」
ガメニとスカルブは俺を称賛しまくっているが、正直どうでも良いと思っていたが、直ぐに倒してしまったから分からなかったが、本当に前回より強かったのかな?
倒してしまった後で、あーだこーだ考えても仕方ないし、スカルブに頼んでコアの場所に連れて行ってもらう事にしよう。
「スカルブ、称賛はいいからダンジョンコアの場所に連れて行ってくれ」
「了解致しました」
返事をしたスカルブは、ボスを倒して出現した扉を一度閉めて何やら扱っているみたいだが、何やっているのだろうか?
そう思ってしばらく見ていると、魔法陣は消えてしまった。
「準備が整いました。
移動致します」
閉めたままの扉が無くなって、扉型の虹色の空間が現れた。
スカルブはそのまま空間に入って行ったので、俺も続いて中に入ると、スキルのあった部屋みたいになっている訳ではなく、虹色の空間の中は無重力状態で漂っている感覚だ。
そんな空間の中でスカルブを探すが、見当たらない。
どこにいるのだろうか、そう思っていると急に無重力状態の感覚が無くなり、重力がある重みを感じだした。
立っている所をみると、ちゃんと地面がある様で安心して、スカルブを探すがまだ見当たらない。ついでに付いて来ている思っていたガメニも居ない様だ。
「何なんだ?この空間は!
スカルブ、どこにいる返事しろ!
ガメニは近くにいるのか?」
そう叫ぶと、近くにいるのか耳元で囁くように返事が返ってきた。
「ミーツ様、こちらに居ます。
もう少し空間の安定に時間かかります」
スカルブが近くにいる様で安心したが、ガメニからは返事がない所をみると、何処に行ったのだろうか。
もしかしたら、この空間に入って来なかったか、入れなかったのかも知れない。
スカルブの言う通り少し待っていると、虹色の空間の色が無くなっていき、スキルがあった部屋よりは多少広いが、それでも余り広くない部屋の端に俺は立っていて、部屋の中央部分に直径3m程の黄金の玉がフワフワと浮いていた。
そして、部屋を見渡すとスカルブは本当に俺の近くに居て、四角の箱を持っていた。
「スカルブ、それは何だ?」
「回答、ダンジョンコアの欠片です。
コアは私でも近寄れませんので、前の主の残したダンジョンを修復する為だけの欠片です。
ミーツ様にはこれから、このコアの欠片に魔力を注いで貰います。
さすれば、ダンジョンの修復に魔物の出現復活頻度が早くなります」
スカルブは両手に乗せたダンジョンコアの欠片という、箱を俺に差し出して来た。
俺はそれをスカルブの手に乗せたまま、俺も魔力を込めて触るが特に何も起きなかった。
「ミーツ様、終わりました。
ありがとうございます。お疲れ様でした」
「え?もう終わりなのか?
特に何も起こらなかったけど?」
「回答、大丈夫です。
欠片は本体と繋がっていますので、先程ミーツ様が魔力を込められた時、本体のダンジョンコアが光りましたので、それで回復したのが分かりました」
「そうか、もう少し何かあると思っていたのに何か残念だな。
ダンジョンコアは触る事って出来るか?」
「回答、出来ません。
厳重な結界を何重にも張ってありますので、流石のミーツ様でも、結界に阻まれて触る事は出来ないと思われます。私でも結界を解く事が出来ませんので」
「そうか、なら近くで見るだけならいいか?」
「回答、見るだけなら大丈夫だと思いますが、お気を付けて下さい。
私はこれより、この場を再び閉じる作業に取り掛かります」
スカルブはダンジョンコアの欠片を部屋の隅に持って行き、壁に埋め込んで壁を指でタップしだした。
結界で触れないと言っていたが、好奇心により近くで見たい衝動に負けてしまい、黄金の玉が浮くダンジョンコアに近づくと普通に近づく事が出来て、触る事が出来たが結界が作動されてないのか?
それに触って見ると、普通に金みたいにスベスベしていて、ずっと触っていたいくらいに気持ちがいい。
「なあ、スカルブ、ダンジョンコアってスベスベしているんだな」
俺から見て後ろ向きで作業しているスカルブに話しかけた。
「さようでございますか、ダンジョンコアは私でも欠片しか触った事がないのですが欠片でもスベスベしていますよ。
え?ミ、ミーツ様?どうやってそこに入られたのですか?」
スカルブは後ろ向きで答えていたが、スベスベの辺りで振り向いて、俺がコアを触っている事に驚いている様子だ。
「普通に触れたけど結界が作動されて無いんじゃないか?」
「そんな筈は…」
スカルブは今やっている作業を中断させて、俺の所に歩いて来たが、途中で立ち止まった。
「やはり、結界は正常です。
ミーツ様、何かされましたか?」
そう言うスカルブは、パントマイムの様に見えない壁をペタペタと触っていた。
「スカルブ、そこに何かあるのか?」
「回答、結界は通常通りに作動されています。私は結界に阻まれて、ミーツ様の元に行く事が出来ません」
何で俺は入れたのだろうか?
コアに招き入れられたのか?
試しにコアに魔力を流してみるか!
再度、コアに触れて思いっきり魔力を注いでみると、コアが金色に光り輝き出した。
「ミーツ様!何をなされたのですか!」
「いや、えと魔力をな?思いっきり流したんだよ」
「何てことを、、、私にはもう何が起こるかわかりませんが、最後まで付いて行きます」
スカルブがそう言った途端、俺の頭の中にこのダンジョンの魔物から地図等、様々な情報が入り込んで頭が割れそうなくらい痛くて蹲った。
「ミーツ様、大丈夫でございますか!」
情報によると、俺はこのダンジョンマスターになってしまった様だ。
現在のダンジョンの様子が、目の前にモニターでもあるかの様に見えているし、魔物の強さに出現場所や復活など、ダンジョンの設定が事細かに出来る様になってしまった。
「スカルブ、俺はこのダンジョンのマスターになってしまったみたいなんだけど、この場合ってダンジョンに拘束されるのかな?」
「か、回答、恐らくですが、拘束はされないと思います。天然のダンジョンですと拘束されると思いますが、このダンジョンは私の前の主達が作った人工ダンジョンな為、出入りが自由だと思います」
「そうか、ならちょっと色々試してみるかな」
そういえば、ガメニは何処に居るのだろうか?
モニターを見ると、俺達が入って来た扉の前で体育座りをしていた。
俺はガメニをこの部屋に招き入れようと思い、ガメニの元に魔法陣を出した。
すると、ガメニはスカルブの真横に呆けた顔で現れた。
「な、何だ⁉︎ミ、ミーツさん?
扉に入れなかったから、どうしようと思っていたのに、え?どういう事?」
「ガメニ、あのな?俺はこのダンジョンのマスターになってしまったみたいなんだ。
つまりダンジョンの管理者だよ」
「はぁ?何言ってんだよミーツさん!
あり得ないだろ?じゃあ何か?オレが此処にこられたのはミーツさんのお陰って言うのか?」
「そうだよ。ついでに言うなら好きなだけ、魔物も出せるし、ダンジョンの入口に行くのも好きな階層にも行けるよ」
そういえば、まだ苦魔と戦ってなかったし、見てないから出して見るか!
魔物の一覧みたいな項目があって、それをタップしたら黄金鴉から弱い物順に並んである。
苦魔は全体で言えば中間くらいか。
「ちょっとこの部屋に苦魔を出してみるからガメニ、戦ってみてくれよ」
「この部屋じゃあ、狭過ぎるだろ!」
ガメニが突っ込む前に、既に操作済みでガメニとスカルブの前に苦魔を出した。
出して見ると確かにこの部屋じゃ狭いくらい苦魔は大きかった。
前に森で見た熊ン魔ミーアと大差ないくらい大きい為、この場にいるコアを除いた全てを先程まで居た最下層のデスワームのいた場所に転移した。
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