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[他案の続々] 可愛がられるロン
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「だか、ら、…たい、せつに…して…ってば…」
涙でぐしゃぐしゃなロンは、すすり泣きながら言う。
声は、いつもよりずっと弱々しかった。
「大切にしてるよ」
ハルは優しくほほえみ、何度も同じことを繰り返す。
「ゔゔぅ…」
拘束具の上から、ロンに抱きつく大きな身体。
ロンの表情とは裏腹に、いたずらっ子のように、そして嬉しそうに笑ったハルの顔。その顔が近くにあった。
「う…うそだ…ぁ…こん、な…」
ロンは顔を振る。
冷たい拘束具が、手足に当たっていた。
「き…きらいだぁッ…!ハルなんかあああッ…!」
ロンは、うわーんと泣き出した。
「離してッ!離してえッ!もういやだあっ…ハルぅ…」
イヤイヤと、顔を振っている。
グズグズとし、受け入れない。
「ロン」
なだめるような声を出す。
頬をなでた。
…自分は悪くないのに、まるで僕が悪いかのような声をハルは出す。
聞き分けの悪い子どもにするように、ハルは話しかけた。
「ロン、もうちょっとだから」
「なにがあぁ…!?」
涙を拭いてあげる。
ロンは泣き止きやむ気配がない。
「さっきよりも、もっと奥入れるから」
決まり事項のように言うハル。
アナルにハルのチンコが当たる。
「ヒェッ…」と喉が鳴る。
「ハル…はる…もう…もっ…無理ッ!むりッ!」
ロンの懇願も虚しく、ズブプッ…!と入れられた。
「あああ!!…もうッ…もうや…やだってええ…!」
泣いている。
今更じゃないので続ける。
ロンの奥を突いた。
「あっ!…ああ!!…は、る…いやだあ!やだああ!」
逃げようと藻掻く。
怖がってるので、手を握ってあげた。
案の定、ロンはハルの手をしっかり握って離さない。
突くたびに、ロンの中は甘えてくる。
「いやだいやだ」と言い、泣くロンとは違い、ロンのアナルは締め付けて離さない。
それがかわいくて、何度も何度もロンが弱いとこを突いてしまう。
「いっ…!あ…う…いやああ!」
ロンのかわいい叫び声がした。
……
「かわいい」
先程まで、目を閉じて少し寝ていたロンは、目を開いた。
涙でおぼろげになった瞳で、ハルを見る。
ハルは優しそうな笑顔を、僕に向けた。
ぼくは、後退りの代わりに、ベッドのクッションに、さらに沈み込もうとする。
こわい雰囲気をまとうハル。
「………な…なに」
あまい雰囲気で近づいてくる。
嫌な予感がした。
「寝顔も、してる時も可愛かったよ」
優しく笑うハル。
ピロートークに、ぼくは付き合う気は、無かった。
静かに目を閉じる。
このまま無視を貫き通せるか…
涙でぐしゃぐしゃなロンは、すすり泣きながら言う。
声は、いつもよりずっと弱々しかった。
「大切にしてるよ」
ハルは優しくほほえみ、何度も同じことを繰り返す。
「ゔゔぅ…」
拘束具の上から、ロンに抱きつく大きな身体。
ロンの表情とは裏腹に、いたずらっ子のように、そして嬉しそうに笑ったハルの顔。その顔が近くにあった。
「う…うそだ…ぁ…こん、な…」
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冷たい拘束具が、手足に当たっていた。
「き…きらいだぁッ…!ハルなんかあああッ…!」
ロンは、うわーんと泣き出した。
「離してッ!離してえッ!もういやだあっ…ハルぅ…」
イヤイヤと、顔を振っている。
グズグズとし、受け入れない。
「ロン」
なだめるような声を出す。
頬をなでた。
…自分は悪くないのに、まるで僕が悪いかのような声をハルは出す。
聞き分けの悪い子どもにするように、ハルは話しかけた。
「ロン、もうちょっとだから」
「なにがあぁ…!?」
涙を拭いてあげる。
ロンは泣き止きやむ気配がない。
「さっきよりも、もっと奥入れるから」
決まり事項のように言うハル。
アナルにハルのチンコが当たる。
「ヒェッ…」と喉が鳴る。
「ハル…はる…もう…もっ…無理ッ!むりッ!」
ロンの懇願も虚しく、ズブプッ…!と入れられた。
「あああ!!…もうッ…もうや…やだってええ…!」
泣いている。
今更じゃないので続ける。
ロンの奥を突いた。
「あっ!…ああ!!…は、る…いやだあ!やだああ!」
逃げようと藻掻く。
怖がってるので、手を握ってあげた。
案の定、ロンはハルの手をしっかり握って離さない。
突くたびに、ロンの中は甘えてくる。
「いやだいやだ」と言い、泣くロンとは違い、ロンのアナルは締め付けて離さない。
それがかわいくて、何度も何度もロンが弱いとこを突いてしまう。
「いっ…!あ…う…いやああ!」
ロンのかわいい叫び声がした。
……
「かわいい」
先程まで、目を閉じて少し寝ていたロンは、目を開いた。
涙でおぼろげになった瞳で、ハルを見る。
ハルは優しそうな笑顔を、僕に向けた。
ぼくは、後退りの代わりに、ベッドのクッションに、さらに沈み込もうとする。
こわい雰囲気をまとうハル。
「………な…なに」
あまい雰囲気で近づいてくる。
嫌な予感がした。
「寝顔も、してる時も可愛かったよ」
優しく笑うハル。
ピロートークに、ぼくは付き合う気は、無かった。
静かに目を閉じる。
このまま無視を貫き通せるか…
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