溺愛攻めを怒らせた

冬田シロクマ 

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6.3 フェラ

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「そんなんじゃイけないよ。ほら、口もっと開けて。あーん」

ロンはさっきまで、首を振っていたが、みんなにバラすと脅すと、簡単に口を開けた。
泣きそうになりながら、恐る恐る開けるその口は、とても小さい。

「指一本なら入るけど、俺のは入らないなぁ」

本当に指一本を、ロンの口に入れ言った。
ロンはハルの指を咥えながら、怯えている。

なので、ハルは上の唇に触れ、口をもっと大きく開けさせる。
カパッと開いたその口は、ギリギリ入りそうだった。

「この口のままでいてね。あーん」

ハルはとても優しく言う。
…間近で、しかも正気の状態でハルのチンコを至近距離で見て、ロンは分かりやすく怯えていた。
ハルはその様子を見て「ふふっ」と笑った。

こんな間近で見ると…こわい…

ハルに左手で耳を覆うように、顔を持たれれ、右手で「よしよし」と言われながら撫でられる。

ニコニコと笑っている、ハルがわかる。
開けている僕の下唇に、ハルの陰部が、プニッと当たった。
大袈裟なほど、ビクッと震えた。

ハルに人差し指と、中指で口を開いた状態で固定される。
目が滲み、涙が溢れ落ちそうだった。

「ロンのくちに入れるね。」

ハルはわざわざ言った。
ゆっくりと、ロンの口にチンコを入れた。
入れる瞬間もずっと、ロンは今にも泣き出しそうだった。

「…ッ」

ロンはパ…クッと咥えた。

「なめて」

ハルの大きな手に、頬をなでられる。
ペチョ…ペチョ…と音がゆっくりする。

うう…いやだ…

「…」

ハルは、嫌そうに咥えているロンを、静かに見つめる。
支配欲に浸されたような、ハルの表情。

「ロン、ちゃんと根本まで咥えて」

ロンの耳元を、コショコショとなでる。
冷や汗をかいていた。
いつもは可哀想…と思うはずが、何故か…歓喜に浸った。

とても…興奮した。

可哀想に、嫌なのに男のを咥えて。
かわいそうに。ロン…

口角が無意識に上がってしまう。
丁度ロンは、そろそろ口から離していいか、許可を取ろうと、ハルの方を見ていた。

ピクッと震える。
小動物のような様子のロンに、ますます情欲を掻き立てられる。
加虐心が沸き立つ。

「かわいい。ロン…」

うっとりして言う。
ロンは諦めたように目をつぶった。
溜まっていた涙が落ちる。

「頑張ってね」

ハルは、ロンの頭を持ち、グポッと奥まで咥えさせた。

「ゔ…うんっ…ゔぅ…んグッ」

じゅぽ、じゅぽとロンのくちを使う。

「気持ちいいよ。ロンの上のくち

っ…!…苦しい…そろそろ…離せよっ…ハル!

ロンはつらそうな表情で、ハルを見る。
上には優しく笑ったハルがいた。

「…まだだね。もっと奥使って。上顎も、さっき俺の指でしたように」

さっきのことを思い出し、カアアと顔が赤くなる。

「恥ずかしいの?こんなこともしてるのに」

ハルは笑い、そして髪の毛をサラッとなでる。
…優しい手に、手加減してくれることを期待した。

「動くよ」

無慈悲な声は冷たく響いた。
ハルはジュポジュポと、ロンの口の中で動かす。
苦しそうに、ロンはハルのズボンを掴んでいた。

「…そろそろ出すね」
「!?」

ロンは口にハルのチンコを咥えたまま、「ゔゔーゔーー」と言い、顔を振っている。

だめだッ…だめっ…

思いっきり抵抗する。
後ろの頭を抑えられている手を、跳ね除けようとする。
だがびくともしない。

「力まないで」

ハルの優しい声。

いやだ…いやだ…と首を振る。

お願い。ハル…

涙目で懇願の表情でハルを見た。
ハルは優しく笑った。

ハルは、言い聞かすようなキスを、ロンのつむじにした。

ロンの瞳に、また一粒の涙が溢れた。
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