サイコパスの美少年と、危機管理能力の低い女主人公

ニコニコと愛想のいい綺麗な青年。
その人と再び出会ったのは、鉄格子を隔てたところだった。

昔、高校生の頃不法侵入され、軽く軟禁させられた時の少年だったと気づく。
自分を知ってるかのような物言いをしてくる青年に、女主人公のわたしは疑い深い目を向ける。

自分を利用しようとしているのか、それともわたしのことが本当に好きなのか、自問自答する。
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