呪われた王子様の真実の鍵を探して

記憶のない「私」は気がつくと真っ暗な暗闇の中にいた。

疲労感と罪悪感でひどく疲れている私の前に、暖かい光が漏れた大きな扉が現れる。

ーーそれはまるで力が湧いてくる光のようで。 ためらいながら開けた扉の先には、真っ赤なリボンをつけたメルヘンチックな案内人がいた。

ニンマリと読めない表情で笑う男は天使のように美しく、男はそんな私に、 「この先の囚われの王子様の呪いを解いたら、願いを一つ叶えてやろう」 と扉の先を指さす。

扉の先は、失われた私の罪の記憶があった。

男の正体に気付いた時、私は何を想い、何を願うのだろうか?
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