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Ririsu◡̈*♡.°⑅

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第4章

33.逃げている

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??〖もしも~し!リョウゴちゃん
起きてちょうだい!  〗

「…………zzZZ」

??〖んもう!リョウゴちゃん!
私よ!フェリーチェよ! 〗

「!?え?フェリーチェって
駄女神の名前じゃねーか!!
…………あの、おネエさん?は、どちら様で?」

女神〖まぁ!失礼しちゃうわ~!
駄女神じゃないわよ~!
こうして会うのは初めましてね♡
デラ・フェリーチェを管理してます。
愛の女神!フェリーチェよ!  〗

「…………女神...おネエ様でしたか...」

女神〖そうよ~♡   貴方の女神よ~
そうだわ!リョウゴちゃん!
貴方、私からの手紙!
スライムちゃんに食べさせたでしょ~!
酷いじゃないのよぉ~  〗

「(ヤベッ!)いやぁ、違いますよ~!
思わず落としちゃったのを
スライムが食べちゃったんすよ~!
ちゃんと見てました~?」

女神〖そうだっかしら? それならいいわ!
あれはね、魔法の事を書いておいたのよ~♡
もう一度書くから今度はちゃんと読みなさいよ~?
女神様からの有難いお手紙なんですから~
わかったかしら~?  〗

「おー!それはありがとうございます!
内容も読まずに食べられちゃったので!
気になってたんですよ~
態々、寝てるの起こして伝えに来てくれたんですね!
態々ありがとうございます~」

女神〖なんか棘のある言い方ね...
それと、住める島を探してるらしいじゃない~
いい所があるわぁ~!
収納に行先の地図と専用の扉を送るわ~
そろそろ朝よ~♡
たまには教会に来て会いに来てちょうだいね♡
約束よん!またね~♡ 〗

……………………寝た気がしねぇ~!!
あんの駄女神がぁぁぁぁ~~~!!

------------------------------------------------

おはようございます!いやぁいい天気!
夢見が最悪だったけどな!
てか、女神...いや、男神?
女装でもしてれば、女神に見えるのに……
神々しくはあったな!確かに!
ちょっとゴツいおネエ様……
うん!そういう人もいるよね~!

それより、手紙ね~
魔法の事書いてあるって言ってたな!
あと、住める島の地図と扉ね~

«収納!手紙出して~»
これか、何何?

------------------------------------------------

《リョウゴ・アスカ様》
さっきぶりね~!リョウゴちゃんの為に
魔法について教えてあげるわ~♡

魔法はイメージよ~!
それと、転移魔法は
1度行った事ある所にしか行けないわ~

ネットは、知りたい事も調べられるように
してあるわよ~♡

わかったかしらん?
引き続き異世界を楽しんでね~♡
          貴方の愛の女神♡

------------------------------------------------

燃やしてやろうか!«ファイア!»
なーにが「魔法の事について書いてあるわ~」
だよ!「魔法はイメージよ~!」って!
知ってるよ!
マジでさ!毛という毛を燃やしてやろうか!

地図と扉も期待したら負けだ!
もうヤダ!あの駄女神!
…………地図は気になるかな...見てみようかな
期待しないように……カサっ

これ、地図なの?山!森!海!しか書いてないけど……

------------------------------------------------
《リョウゴの島の地図》
島全体の凡その形が解る。
未開拓地。リョウゴ・アスカ様の島地図
開拓していくと地図に描写されていく。
許可無しに立ち入り出来ない。

-----------------------------------------------

おお~!そういう意味の地図ね!
こりゃ凄い!
扉は後で確認だな~
昨日はトンノしか食べてないから、腹減った

「リョウゴ!起きたか?
森まで来てたんだな! 番人様に聞いたぜ!
でもな、人の住んでない
安全な島はわからないらしいぜ!」

『ふぉっふぉっふぉっ。
お主、人の住む街は馴染めなんだのう
火に聞いたがのう、安全な島は知らんのう
スマンのう』

「お久しぶりです。フェンリル……
じゃなかった!神獣フンババ様。
それがですね、女神...さまが!
俺に島を用意してくれたみたいで
移動の為の扉までくれたんですよ~!
後でちょっと行ってみようと思って~
今はとりあえず、ご飯の時間にしようかな~?とね!

ちゃちゃっと作るんで皆で食べましょう~」
        ・
        ・
        ・
        ・
扉はこの辺でいいかな~?
うっわ~  悪趣味にも程があるだろ……
なんだこのヒョウ柄……  ギャルか!!
これに虎の絵書いてあったら
大阪のおばちゃんが着てる服だよ!!

「リョウゴ!俺様も行くぜ!仲間だしな!」
「ちーす!オレっちも行くっす~」
「わたくしもお供致しますわ~」
「なんで?なんで?派手な扉!行く!です!」
「キャー♡ハデ、ハデ!私も行く~」
「お腹いっぱい、リョウゴ、僕も行く」
「人族、俺も行っていいか?」

「……マジでくる? わかった...
よし、オープンザドア~!!
眩しいなーーー!!」

「到着!か? 周り見る感じあの島と
似てるな~
白い砂浜に、エメラルドグリーンの海
振り向けばゴブリン!は、いなかった!
見渡す限り木!木!木!
魔物の気配……しないな!!」

「リョウゴ!魔物はいないぜ!その代わり
妖精がいるな!」
「うっひょー!な~んもない!」
「フフフ。素敵なところですわ~」
「なんで?なんで?何もない!です!」
「キャー♡キレイ、キレイ!妖精さん!」
「…………グッ!...ナイス...シマ...」
「この美しさは!まるで宝石のよう!」
「人族、妖精が来たみたいだ」

精霊のつぎは妖精かよ!
あ~!本とかで見る 
羽の生えた小さいエルフみたいのじゃない!!
これは可愛い!
フェアリーキノコってヤツじゃん!!
あと、犬の妖精!カーシーだっけ?
ブサ可愛い!!

「やぁやぁ~!こんにちは~
今度ここに住む事になった<リョウゴ>だよ
仲良くしてね~」

「キュンキュンキュンキュン~○」
「クーン!キャン!キャン!」

超可愛い~!?
小さすぎて踏みそうだぞ~

「今日は島を見に来たんだよ~
これからよろしくね~!」


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