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Ririsu◡̈*♡.°⑅

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第1章

3.可愛い男の子

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部屋から出ると瀬戸さんと鉢合わせする。

「お、明里ちゃん」

「あの、瀬戸さん足りない食材があって1番近いスーパーは…」

瀬戸さんの後ろに男の子が2人立っていた。

「えっと…」

「よーっす!俺、椎葉尚!中3
splashってアイドルグループに所属してるぜ!よろしく」

ぴょんぴょん跳ねながら自己紹介をしてくれるのは可愛らしい男の子。

「あの、初めまして…。
ぼく、潮見由です。高校1年生です…よろしくお願いします」

モジモジしながら話す潮見くんに椎葉くんは、背中を叩く。

「痛っ」

「職業は?」

「あ、そうだった。
声優をやっています」

潮見くんの手を握る。

「そうなの!?声優さんってことは潮見くん、アニメとか見る?」

「えっ?まぁ、それなりに…」

「そっか、アニメ好きなんだー!
オススメとかあったら教えてね!
あ、私は笹塚明里です。
よろしくね」

「よろしくお願いします」

顔を真っ赤にして笑う潮見くん、めちゃ可愛い。

「見た目も声も癒し系なんだねー」

「そ、そんなことはないですよ」

子犬みたいで本当にキュンキュンする。

「おい!俺を無視するな!!」

椎葉くんは私と潮見くんの手を離し、

「それで、スーパーに行きたいんだっけ?」

瀬戸さんが間に入ってくる。

「はい!でもここら辺あんまり詳しくなくて…」

「それならせっかく意気投合してるみたいだし、由と行くと良い」

「僕が一緒にですか?」

「潮見くん、一緒にいってもらってもいいかな?」

「はい、もちろんです」

瀬戸さんと椎葉くんに見送られ、スーパーに向かう。
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