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第四章
アフィー・ライカ(一)
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アフィー・ライカが生まれたのは、北都の郊外にある、小さな春宿だった。
彼女がそこで過ごしたのは、生まれてから三歳になるまでの、ごくわずかな期間だった。母親は客を取るのに忙しく、もっぱらアフィーの面倒を見ていたのは、口のきけない小間使いの男だった。
まだ幼かったこともあり、アフィーには春宿での記憶はほとんどない。
けれどひとつだけ鮮明に残っているものがある。
それは母親が客に踊って見せている姿だった。
春宿でアフィーの相手をしてくれるのは小間使いの男だけだった。
男が忙しいと、アフィーは春宿の中を一人で遊びまわっていた。
情事の部屋を覗き見ることもあった。
もちろん当時のアフィーには、そこで行われていることの意味はわからない。
アフィーの目にはそれは奇怪な踊りに映った。
大人が肉体を絡ませ合う、あやしげで、どこかおかしい踊りだった。
けれど母親の踊りだけは、本物の踊りだった。
アフィーの母親は、行為に至る前、よく客の前で踊ってみせていた。
それは美しい踊りだった。
アフィーは美しい母の、美しい踊りが大好きだった。
それはアフィーの目に、記憶に深く焼き付きついた。
今では春宿のことは、よく世話をしてくれた小間使いの男の存在さえ忘れてしまったが、母の踊りだけは、深く脳裏に焼き付いていた。
踵と爪先で床を打ち鳴らすその踊りは、足元の動きだけ見ていると、小鳥が地面を跳ね回っているかのように可愛らしいものだった。
反して、上半身の動きは妖艶だった。
なまめかしく開かれた手と、ころころと変わる表情は、誘っているようでも、突き放しているようでもあった。
薄暗い小さな部屋で踊る母に、客の誰もが目を奪われ、喉を鳴らした。
踊りを見た客はみなアフィーの母のことを宝物のように扱った。
アフィーの記憶に残る母は、いつも美しく舞っていた。
そして誰からも、宝物として愛され、大切に扱われていた。
けれどそんな母の子であるアフィーは、誰からも愛されず、誰からも軽んじられていた。
*
アフィ―の母は、もともとは東都で最も大きな春宿の高級遊君だった。
一方でアフィーの父は、北東の峡谷で暮らす貧しい農民だった。
男は出稼ぎに出た東都で女と出会い、燃えるような恋に落ちた。
二人は出会って間もなく通じ合い、逢瀬を重ね、女はすぐにアフィーを身ごもった。
けれど二人が結ばれることはなかった。
男には峡谷に残してきた家族があった。
彼にはすでに伴侶と、まだ幼い娘が一人いたのだ。
女も妊娠したことが店に知れると、すぐに堕胎するよう迫られた。
女は店に大きな借金があり、そのため店を辞めることも、子を産むことも許されなかったのだ。
それでも愛した人との子を産むのだと、女は店を抜け出し、場末の廃れた春宿に身を寄せた。
出産後に店で客をとることを条件に、女はアフィーをその春宿で産み、客を取りながら育てた。
男には、なにも知らせなかった。
女は自分と腹の子のために男に苦労をかけたくなかったのだ。
しかし蒸発した女を、男は血眼になって探した。
妻も子も顧みず、ただ女を求め続けた。
数年をかけてようやく、男は絶世の踊り手がいると噂される場末の春宿にたどり着いた。
しかしそこにもう女はいなかった。
女は再び蒸発していた。
春宿には、三歳になったばかりの我が子、アフィーだけが残されていた。
他に女の痕跡になるものはなにも残っていなかった。
店の者も、女の行方は知らなかった。
病気で死んだ。もといた店に連れ戻された。小間使いと駆け落ちした。
人の数だけ噂はあったが、いずれにしろ消息はぴたりと途絶えてしまった。
男はひどく落胆した。
店の者に半ば押し付けられるような形で家にアフィーを連れ帰ったが、失意に暮れる男が、アフィーにかまうことはなかった。
男は自身の伴侶も、アフィーのほかにもうけた三人の子ども顧みることなく、ただ仕事にばかり打ち込むようになってしまった。
アフィーはなにも悪くなかった。
けれど村に連れてこられたその日から、アフィーは村中の嫌われ者となっていた。
*
義母と義姉弟は、父を憎んでいた。
自分たちに見向きもせず、よそで女をつくり、それがいなくなったために意気消沈するような男を、父だとは認めなかった。
彼女たちは同様にアフィーを憎み、蔑んだ。
愛想のかけらもない。
無口で、無表情。年齢にそぐわないぞっとするような美貌は、いかにも遊君の子らしい。
のろまで、不器用。
ろくに仕事もできなくせに、飯ばかり人の倍は食べる。
アフィ―のすべてが、彼女たちの神経を逆なでた。
父を狂わせた女の子どもとして、彼女たちはアフィーを虐げた。
彼らは家の中で父の存在を無視し、アフィ―を召使いのように扱った。
アフィーは家の外でも冷遇された。
小さな村だった。村人はみな親戚のようなもので、アフィーがなぜ渓谷にやってきたか、知らない者はいなかった。
大人はみなアフィーに冷たくあたった。子どもたちは大人を真似てアフィーを無視し、罵り、石を投げた。
幼いアフィーは泣いて起こった。
やめてほしいと訴えた。
なぜそんなことをするのかと理由を訊いた。
返ってくる答えはいつも同じだった。
お前は汚れた女から生まれた不貞の子だ。
不貞の子は人ではない。
だからなにをしてもいいのだ、と。
幼いアフィーにはどうして自分の美しい母親が汚れていると言われるのか、不貞とはなんなのか、わからなかった。
わざわざ彼女に詳細を語る人間もいなかった。
アフィーはなぜ自分が差別されるのかわからないまま成長した。
なぜ自分が差別されるのか理解する前に、アフィーは差別に慣れてしまった。
アフィーは成長と共に、怒ることも泣くこともしなかった。
悲しいとも、嫌だとも、思わなくなった。
アフィーは慣れてしまった。
差別されることに対して、なにも感じなくなってしまった。
家族にも、村人にも、無視されるのが当たり前で、石を投げられるのが日常となった。
自分の置かれた環境が異常で、過酷なものであることにも気づかず、アフィーは成長していった。
それが当たり前であると思い込んでいた。
村人の暴言を真に受け、自分は卑しい女と色狂いの男の間に生まれた子で、汚くて、価値がない、田畑を荒らす害虫も同然なのだと、信じてしまった。
同じ虫なら蚕がよかった。
アフィーは常々そう考えていた。
同じ虫でも、田畑に巣くう青虫と違って、とても大切にされる。
幼虫から成虫にいたるまでずっと美しい白色の身体をしていられる。
温かく滑らかな繭の中でつく眠りは、きっと安らぎに満ちたものだろう、と。
けれどアフィーは蚕にはなれなかった。
いつまでも害虫のままだった。
アフィーは孤独だった。
義母はよく異母姉弟の頭を撫で、抱きしめていた。惜しむことなく愛を与えていた。
村で暮らす他の子どもたちも同じだ。
村は貧しく、生活は厳しかったが、大人たちは決して子どもに辛くあたらなかった。
村の子どもたちは歩けるようになるとすぐ仕事を手伝わなければならなかった。
身なりも貧相で、簡単な文字の読み書きしかできなかった。
それでも、食べる物は十分に与えられた。
どの親も、我が子を、深く愛していた。
けれどアフィーには愛してくれる親がいなかった。
自分を虫けらとして扱う義母と、自分に一切の関心を示さない父がいるだけだった。
アフィーは何度も夢を見た。
記憶の中にある母が、自分の頭を撫で、抱きしめてくれる夢を。
母は踊っている。
いつも通り、寝台に腰掛ける誰かのために、美しい舞を披露している。
かあさん、とアフィーが声をかけると、母はぴたりと踊りをやめ、アフィーを抱き上げてくれる。
頭をなで、その温かく柔らかい胸の中に、アフィーを迎え入れてくれる。
アフィーはそんな夢を、繰り返し、何度も見た。
アフィー・ライカが生まれたのは、北都の郊外にある、小さな春宿だった。
彼女がそこで過ごしたのは、生まれてから三歳になるまでの、ごくわずかな期間だった。母親は客を取るのに忙しく、もっぱらアフィーの面倒を見ていたのは、口のきけない小間使いの男だった。
まだ幼かったこともあり、アフィーには春宿での記憶はほとんどない。
けれどひとつだけ鮮明に残っているものがある。
それは母親が客に踊って見せている姿だった。
春宿でアフィーの相手をしてくれるのは小間使いの男だけだった。
男が忙しいと、アフィーは春宿の中を一人で遊びまわっていた。
情事の部屋を覗き見ることもあった。
もちろん当時のアフィーには、そこで行われていることの意味はわからない。
アフィーの目にはそれは奇怪な踊りに映った。
大人が肉体を絡ませ合う、あやしげで、どこかおかしい踊りだった。
けれど母親の踊りだけは、本物の踊りだった。
アフィーの母親は、行為に至る前、よく客の前で踊ってみせていた。
それは美しい踊りだった。
アフィーは美しい母の、美しい踊りが大好きだった。
それはアフィーの目に、記憶に深く焼き付きついた。
今では春宿のことは、よく世話をしてくれた小間使いの男の存在さえ忘れてしまったが、母の踊りだけは、深く脳裏に焼き付いていた。
踵と爪先で床を打ち鳴らすその踊りは、足元の動きだけ見ていると、小鳥が地面を跳ね回っているかのように可愛らしいものだった。
反して、上半身の動きは妖艶だった。
なまめかしく開かれた手と、ころころと変わる表情は、誘っているようでも、突き放しているようでもあった。
薄暗い小さな部屋で踊る母に、客の誰もが目を奪われ、喉を鳴らした。
踊りを見た客はみなアフィーの母のことを宝物のように扱った。
アフィーの記憶に残る母は、いつも美しく舞っていた。
そして誰からも、宝物として愛され、大切に扱われていた。
けれどそんな母の子であるアフィーは、誰からも愛されず、誰からも軽んじられていた。
*
アフィ―の母は、もともとは東都で最も大きな春宿の高級遊君だった。
一方でアフィーの父は、北東の峡谷で暮らす貧しい農民だった。
男は出稼ぎに出た東都で女と出会い、燃えるような恋に落ちた。
二人は出会って間もなく通じ合い、逢瀬を重ね、女はすぐにアフィーを身ごもった。
けれど二人が結ばれることはなかった。
男には峡谷に残してきた家族があった。
彼にはすでに伴侶と、まだ幼い娘が一人いたのだ。
女も妊娠したことが店に知れると、すぐに堕胎するよう迫られた。
女は店に大きな借金があり、そのため店を辞めることも、子を産むことも許されなかったのだ。
それでも愛した人との子を産むのだと、女は店を抜け出し、場末の廃れた春宿に身を寄せた。
出産後に店で客をとることを条件に、女はアフィーをその春宿で産み、客を取りながら育てた。
男には、なにも知らせなかった。
女は自分と腹の子のために男に苦労をかけたくなかったのだ。
しかし蒸発した女を、男は血眼になって探した。
妻も子も顧みず、ただ女を求め続けた。
数年をかけてようやく、男は絶世の踊り手がいると噂される場末の春宿にたどり着いた。
しかしそこにもう女はいなかった。
女は再び蒸発していた。
春宿には、三歳になったばかりの我が子、アフィーだけが残されていた。
他に女の痕跡になるものはなにも残っていなかった。
店の者も、女の行方は知らなかった。
病気で死んだ。もといた店に連れ戻された。小間使いと駆け落ちした。
人の数だけ噂はあったが、いずれにしろ消息はぴたりと途絶えてしまった。
男はひどく落胆した。
店の者に半ば押し付けられるような形で家にアフィーを連れ帰ったが、失意に暮れる男が、アフィーにかまうことはなかった。
男は自身の伴侶も、アフィーのほかにもうけた三人の子ども顧みることなく、ただ仕事にばかり打ち込むようになってしまった。
アフィーはなにも悪くなかった。
けれど村に連れてこられたその日から、アフィーは村中の嫌われ者となっていた。
*
義母と義姉弟は、父を憎んでいた。
自分たちに見向きもせず、よそで女をつくり、それがいなくなったために意気消沈するような男を、父だとは認めなかった。
彼女たちは同様にアフィーを憎み、蔑んだ。
愛想のかけらもない。
無口で、無表情。年齢にそぐわないぞっとするような美貌は、いかにも遊君の子らしい。
のろまで、不器用。
ろくに仕事もできなくせに、飯ばかり人の倍は食べる。
アフィ―のすべてが、彼女たちの神経を逆なでた。
父を狂わせた女の子どもとして、彼女たちはアフィーを虐げた。
彼らは家の中で父の存在を無視し、アフィ―を召使いのように扱った。
アフィーは家の外でも冷遇された。
小さな村だった。村人はみな親戚のようなもので、アフィーがなぜ渓谷にやってきたか、知らない者はいなかった。
大人はみなアフィーに冷たくあたった。子どもたちは大人を真似てアフィーを無視し、罵り、石を投げた。
幼いアフィーは泣いて起こった。
やめてほしいと訴えた。
なぜそんなことをするのかと理由を訊いた。
返ってくる答えはいつも同じだった。
お前は汚れた女から生まれた不貞の子だ。
不貞の子は人ではない。
だからなにをしてもいいのだ、と。
幼いアフィーにはどうして自分の美しい母親が汚れていると言われるのか、不貞とはなんなのか、わからなかった。
わざわざ彼女に詳細を語る人間もいなかった。
アフィーはなぜ自分が差別されるのかわからないまま成長した。
なぜ自分が差別されるのか理解する前に、アフィーは差別に慣れてしまった。
アフィーは成長と共に、怒ることも泣くこともしなかった。
悲しいとも、嫌だとも、思わなくなった。
アフィーは慣れてしまった。
差別されることに対して、なにも感じなくなってしまった。
家族にも、村人にも、無視されるのが当たり前で、石を投げられるのが日常となった。
自分の置かれた環境が異常で、過酷なものであることにも気づかず、アフィーは成長していった。
それが当たり前であると思い込んでいた。
村人の暴言を真に受け、自分は卑しい女と色狂いの男の間に生まれた子で、汚くて、価値がない、田畑を荒らす害虫も同然なのだと、信じてしまった。
同じ虫なら蚕がよかった。
アフィーは常々そう考えていた。
同じ虫でも、田畑に巣くう青虫と違って、とても大切にされる。
幼虫から成虫にいたるまでずっと美しい白色の身体をしていられる。
温かく滑らかな繭の中でつく眠りは、きっと安らぎに満ちたものだろう、と。
けれどアフィーは蚕にはなれなかった。
いつまでも害虫のままだった。
アフィーは孤独だった。
義母はよく異母姉弟の頭を撫で、抱きしめていた。惜しむことなく愛を与えていた。
村で暮らす他の子どもたちも同じだ。
村は貧しく、生活は厳しかったが、大人たちは決して子どもに辛くあたらなかった。
村の子どもたちは歩けるようになるとすぐ仕事を手伝わなければならなかった。
身なりも貧相で、簡単な文字の読み書きしかできなかった。
それでも、食べる物は十分に与えられた。
どの親も、我が子を、深く愛していた。
けれどアフィーには愛してくれる親がいなかった。
自分を虫けらとして扱う義母と、自分に一切の関心を示さない父がいるだけだった。
アフィーは何度も夢を見た。
記憶の中にある母が、自分の頭を撫で、抱きしめてくれる夢を。
母は踊っている。
いつも通り、寝台に腰掛ける誰かのために、美しい舞を披露している。
かあさん、とアフィーが声をかけると、母はぴたりと踊りをやめ、アフィーを抱き上げてくれる。
頭をなで、その温かく柔らかい胸の中に、アフィーを迎え入れてくれる。
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