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第二章
恐喝
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日没が近い。
四人の上に、西日で作られた長い影が落ちる。
「ウルフは実在して、でもケタリングを操れるから滅ぼされた、ということですか?」
ラウラの問いに、カイが続く。
「じゃああんたの目的は復讐なのか?復讐のために、縮地の邪魔をすんのか?」
「勘違いするな。おれはてめえらを恨んじゃいない」
レオンは仕方ねえ、と言って大きくため息をついた。
「どうつついてもそいつは誤魔化すみてえだからな。教えてやるよ。おれがガキの頃さんざん寝物語で聞かされた話を」
レオンはそう言って、ちらりと、押し黙るラウラに視線をやった。
ラウラは立っているが、その視線は定かでなく、今にも倒れそうな顔色をしていた。
無理もない。高度四千五百メートルまでケタリングによって急上昇させられたのだ。
酸素濃度は平地の三分の二を切っている。
疲労と寒さ、そして断崖絶壁の上で強風に晒されるという緊張状態が長時間続き、心身ともに限界を迎えていた。
それでもラウラは悟られまいと必死に平静を繕っていた。
ラウラの限界に気づいているのは、正面から向かい合ってその全身をくまなく観察できるレオンだけだった。
レオンはそれを指摘せず、むしろカイとシェルティの意識をラウラから遠ざけようとするかのように、二人を睨み付けながら話し始めた。
「百年前、たしかにウルフは朝廷の転覆を企てた」
「だが先手を打たれた」
「決行前夜に毒を盛られたんだ」
「一族全員な」
「難を逃れたのは近隣の村の女のとこに通ってたおれの曽祖父だけだった」
「なにを盛られたのか、曽祖父が朝になって村に戻ると、一族は残らず発狂してたらしい」
「ラサの連中はそいつらを全員動けないようにして、村に火を放った」
「山林に隠していた十頭のケタリングも残らず屠った」
「どうも内通者がいたみてえでな。そいつの手引きで、ケタリングは簡単に捕らえられちまったんだ」
「ラサはケタリングの身体から金になる部分だけをはぎ取って、あとは村と同じように火を放って燃やした」
「虐殺だ」
「清廉潔白な、民衆から信仰厚いラサ様に、ウルフは虐殺されたんだよ」
吐き捨てるレオンに、シェルティは毅然とした態度で言い返す。
「民衆に混乱をもたらすものを排除するのは、皇族の務めだ」
「……大義のためならなにをしても許されるってか」
「いいや。許されない」
シェルティは胸をはって、矛盾を、理想を、堂々と口にする。
「それでもやるんだ。どれだけ罪を重ねようと、血を浴びようと、それがエレヴァンのためになるのであれば、僕たちはやる」
「エレヴァンのためだと?じゃあそれを決めるのは誰だ?どんな行動がエレヴァンのためになって、どんな行動がならないのか、それを判断するのは誰だ?」
レオンは恫喝するように捲し立てる。
「てめえのものさしが誤っているとは思わねえのか?」
「誤っていようとも、僕らはそれを規範と定めた。ならば従うまでだ。重要なのは正誤ではなく、なにがあっても揺らがないことだ。柱はまっすぐじゃなくていい。どれだけ不格好でも、汚れていようとも、不動であれば、頑強であれば、家が崩れることはない。ラサはエレヴァンの柱だ。ラサの役目は、エレヴァンの中枢にあって、玉座にあって、決して揺らがないことだけだ」
レオンは苦虫を嚙みつぶしたような表情で、己の足元を見る。
「くそが」
「貴方には理解できないだろう。自由を愛するウルフには」
シェルティはまるで教科書を読んでいるかのように、感情なく、淡々と続けた。
「だがその自由を、我われは寛容できない。エレヴァンの秩序を脅かす貴方たちの存在を、ラサは認めない。また復権を望むなら、朝廷を転覆させるつもりなら、ラサはそれを断固阻止する」
「言ってるだろ、おれは一族の無念を晴らすなんてことは考えてねえ」
レオンは辟易して言った。
「復讐なんてくだらねえもんのためじゃねえ。おれの目的は縮地術、ただそれだけだ」
「縮地をなにに使う?」
「災嵐から逃れるためだ」
シェルティは怪訝そうに眼を細める。
「貴方が手を出さずとも、我われはエレヴァン全土を縮地させる。災嵐から逃がす。貴方は黙っていても、災嵐には遭わない」
「信じられるか」
レオンは嘲り、ラサの粛清を免れた男のその後を語った。
「集落が焼かれたあと、曽祖父は女のいる村に身を隠した」
「ウルフ族は外見でわかるからな。人目のつく町なんかには出られなかったんだ」
「女の村の人間はほとんど災嵐を恐れて都市に避難していた」
「だが災嵐の日が過ぎてしばらくすると、逃げ帰ってきた」
「ほとんどが疫病に罹って虫の息だ」
「安全な都市に避難したはずだったのに」
「なぜかわかるか?」
「都市は辺境の野蛮人を陣の中に入れなかったんだ」
レオンの言う陣とは、災嵐時、東西南北中央の五大都市に敷かれる、霊術による防御陣のことだった。
陣は外と中を完全に隔てる。
不干渉地帯を生み出す。
それは疫病に関しても同じだった。
陣の中で人は災嵐の影響を一切受けることがなかった。
ただし陣は縮地とは異なり時間の経過がある。
空気も、水も、食料も、中にあるもので住民を賄わなければならない。
よって中に入れられる避難民には限りがある。
陣の中にいた者たちはみな、病に侵されることなく、陣の内部で飢餓に苦しむこともなく災嵐を乗り越えることができた。
死んだのは、受け入れを拒否された辺境の住人、都市に居を持てない貧しい人びとだけだった。
「縮地がどれだけのもんか知らねえが、全員を救う気なんてさらさらねえことは確かだろ」
だからおれはお前たちをさらったんだ、とレオンは言った。
「朝廷に代わって、貴方が縮地を発動させると?」
「そうだ」
レオンは断言する。
「縮地をどこで展開させるのか、誰を守って誰を捨てるのか。決めるのはてめえらラサじゃねえ。このおれだ」
「なんだよ、それ」
カイは震える声で言った。
「おれたちはみんな救うよ。なにを疑うことがあるんだよ。そりゃ、今まではいろいろあったのかもしんないけど、でもそれは、縮地が無かったからだろ?今回は違う。確実に全員を守れるんだ。みんな助かるんだ。命を選別する必要なんてないんだよ」
「お前になにがわかる?」
取りつく島もなくレオンはカイを突き放す。
「飢えも寒さも知らねえ甘ったれの吐く理想なんざ、聞いてるだけで耳が腐りそうだ」
「カイ、これ以上こいつと話しても無駄だ」
シェルティは息があがっていた。
カイとラウラの身を温め続けていたため、体内の霊力がほとんど尽きかけてしまっていた。
「お前の目的はわかった。だが、僕らがそれに手を貸すと思うか?」
レオンは鼻を鳴らす。
「お前らに選択肢はねえよ」
レオンはそれまで指先で弄んでいた硝子球を高く放り投げた。
硝子球は空中で砕け、輝く光球へと姿を変える。
ケタリングは待ちかねていた、と言わんばかりに、光球目がけて飛びあがる。
「落ちんなよ!」
レオンは光球を三人の後方へ飛ばす。ケタリングはそれを追って、三人の頭上をかすめて飛んでいく。
三人は咄嗟に地面に伏せ、岩石にしがみつき、どうにかやり過ごす。
「くそ……」
カイとシェルティはすぐに身を起こす。
「無事かい?」
「うん、おれは平気――――ラウラ?!」
二人はそこではじめてラウラの異変に気付く。
ラウラは嘔吐していた。
「……だいじょうぶ、です」
ラウラは口元を拭い、絞り出すような声で言ったが、その顔色は真っ青で、額には大粒の汗を浮かべていた。
ラウラは高山病を発症していた。
「言ったろ、お前らに選択肢はねえって」
レオンはそう言って、再びケタリングがカイ達の頭上を通過するように誘導する。
カイとシェルティはラウラに覆いかぶさるようにして伏せる。
「やめろ!」
「やめてほしかったら、おれに協力しろ」
「それは……」
「カイ、ダメだ、従っちゃ」
そう言ったシェルティの顔も、ラウラと変わらぬ青さをしていた。
カイははっとする。
シェルティは体内の霊を切らしている。
カイとラウラに熱を送るどころか、自身の身体の保温ももはやままならない状態に陥っている。
「こいつらの命が惜しくないのか?」
「……!」
日が落ちる。
西日が引いていた影はみるみるうちに薄まり、宵闇の中で輪郭を失っていく。
カイは拳を握り、覚悟を決める。
「わかった」
カイの答えに、レオンは目を細める。
「カイ……!」
「カイさん……」
シェルティとラウラは、カイに縋り、引き留めようとする。
カイは首をふり、二人を抱きしめる。
「ごめんな。――――うまくできるかわかんないけど、今は、これしか方法がない」
カイはそう言って、二人を抱きしめたまま、岩石の上から飛び降りた。
「おれを信じてくれ」
瞠目するレオンを残し、三人は崖の下に落ちていった。
四人の上に、西日で作られた長い影が落ちる。
「ウルフは実在して、でもケタリングを操れるから滅ぼされた、ということですか?」
ラウラの問いに、カイが続く。
「じゃああんたの目的は復讐なのか?復讐のために、縮地の邪魔をすんのか?」
「勘違いするな。おれはてめえらを恨んじゃいない」
レオンは仕方ねえ、と言って大きくため息をついた。
「どうつついてもそいつは誤魔化すみてえだからな。教えてやるよ。おれがガキの頃さんざん寝物語で聞かされた話を」
レオンはそう言って、ちらりと、押し黙るラウラに視線をやった。
ラウラは立っているが、その視線は定かでなく、今にも倒れそうな顔色をしていた。
無理もない。高度四千五百メートルまでケタリングによって急上昇させられたのだ。
酸素濃度は平地の三分の二を切っている。
疲労と寒さ、そして断崖絶壁の上で強風に晒されるという緊張状態が長時間続き、心身ともに限界を迎えていた。
それでもラウラは悟られまいと必死に平静を繕っていた。
ラウラの限界に気づいているのは、正面から向かい合ってその全身をくまなく観察できるレオンだけだった。
レオンはそれを指摘せず、むしろカイとシェルティの意識をラウラから遠ざけようとするかのように、二人を睨み付けながら話し始めた。
「百年前、たしかにウルフは朝廷の転覆を企てた」
「だが先手を打たれた」
「決行前夜に毒を盛られたんだ」
「一族全員な」
「難を逃れたのは近隣の村の女のとこに通ってたおれの曽祖父だけだった」
「なにを盛られたのか、曽祖父が朝になって村に戻ると、一族は残らず発狂してたらしい」
「ラサの連中はそいつらを全員動けないようにして、村に火を放った」
「山林に隠していた十頭のケタリングも残らず屠った」
「どうも内通者がいたみてえでな。そいつの手引きで、ケタリングは簡単に捕らえられちまったんだ」
「ラサはケタリングの身体から金になる部分だけをはぎ取って、あとは村と同じように火を放って燃やした」
「虐殺だ」
「清廉潔白な、民衆から信仰厚いラサ様に、ウルフは虐殺されたんだよ」
吐き捨てるレオンに、シェルティは毅然とした態度で言い返す。
「民衆に混乱をもたらすものを排除するのは、皇族の務めだ」
「……大義のためならなにをしても許されるってか」
「いいや。許されない」
シェルティは胸をはって、矛盾を、理想を、堂々と口にする。
「それでもやるんだ。どれだけ罪を重ねようと、血を浴びようと、それがエレヴァンのためになるのであれば、僕たちはやる」
「エレヴァンのためだと?じゃあそれを決めるのは誰だ?どんな行動がエレヴァンのためになって、どんな行動がならないのか、それを判断するのは誰だ?」
レオンは恫喝するように捲し立てる。
「てめえのものさしが誤っているとは思わねえのか?」
「誤っていようとも、僕らはそれを規範と定めた。ならば従うまでだ。重要なのは正誤ではなく、なにがあっても揺らがないことだ。柱はまっすぐじゃなくていい。どれだけ不格好でも、汚れていようとも、不動であれば、頑強であれば、家が崩れることはない。ラサはエレヴァンの柱だ。ラサの役目は、エレヴァンの中枢にあって、玉座にあって、決して揺らがないことだけだ」
レオンは苦虫を嚙みつぶしたような表情で、己の足元を見る。
「くそが」
「貴方には理解できないだろう。自由を愛するウルフには」
シェルティはまるで教科書を読んでいるかのように、感情なく、淡々と続けた。
「だがその自由を、我われは寛容できない。エレヴァンの秩序を脅かす貴方たちの存在を、ラサは認めない。また復権を望むなら、朝廷を転覆させるつもりなら、ラサはそれを断固阻止する」
「言ってるだろ、おれは一族の無念を晴らすなんてことは考えてねえ」
レオンは辟易して言った。
「復讐なんてくだらねえもんのためじゃねえ。おれの目的は縮地術、ただそれだけだ」
「縮地をなにに使う?」
「災嵐から逃れるためだ」
シェルティは怪訝そうに眼を細める。
「貴方が手を出さずとも、我われはエレヴァン全土を縮地させる。災嵐から逃がす。貴方は黙っていても、災嵐には遭わない」
「信じられるか」
レオンは嘲り、ラサの粛清を免れた男のその後を語った。
「集落が焼かれたあと、曽祖父は女のいる村に身を隠した」
「ウルフ族は外見でわかるからな。人目のつく町なんかには出られなかったんだ」
「女の村の人間はほとんど災嵐を恐れて都市に避難していた」
「だが災嵐の日が過ぎてしばらくすると、逃げ帰ってきた」
「ほとんどが疫病に罹って虫の息だ」
「安全な都市に避難したはずだったのに」
「なぜかわかるか?」
「都市は辺境の野蛮人を陣の中に入れなかったんだ」
レオンの言う陣とは、災嵐時、東西南北中央の五大都市に敷かれる、霊術による防御陣のことだった。
陣は外と中を完全に隔てる。
不干渉地帯を生み出す。
それは疫病に関しても同じだった。
陣の中で人は災嵐の影響を一切受けることがなかった。
ただし陣は縮地とは異なり時間の経過がある。
空気も、水も、食料も、中にあるもので住民を賄わなければならない。
よって中に入れられる避難民には限りがある。
陣の中にいた者たちはみな、病に侵されることなく、陣の内部で飢餓に苦しむこともなく災嵐を乗り越えることができた。
死んだのは、受け入れを拒否された辺境の住人、都市に居を持てない貧しい人びとだけだった。
「縮地がどれだけのもんか知らねえが、全員を救う気なんてさらさらねえことは確かだろ」
だからおれはお前たちをさらったんだ、とレオンは言った。
「朝廷に代わって、貴方が縮地を発動させると?」
「そうだ」
レオンは断言する。
「縮地をどこで展開させるのか、誰を守って誰を捨てるのか。決めるのはてめえらラサじゃねえ。このおれだ」
「なんだよ、それ」
カイは震える声で言った。
「おれたちはみんな救うよ。なにを疑うことがあるんだよ。そりゃ、今まではいろいろあったのかもしんないけど、でもそれは、縮地が無かったからだろ?今回は違う。確実に全員を守れるんだ。みんな助かるんだ。命を選別する必要なんてないんだよ」
「お前になにがわかる?」
取りつく島もなくレオンはカイを突き放す。
「飢えも寒さも知らねえ甘ったれの吐く理想なんざ、聞いてるだけで耳が腐りそうだ」
「カイ、これ以上こいつと話しても無駄だ」
シェルティは息があがっていた。
カイとラウラの身を温め続けていたため、体内の霊力がほとんど尽きかけてしまっていた。
「お前の目的はわかった。だが、僕らがそれに手を貸すと思うか?」
レオンは鼻を鳴らす。
「お前らに選択肢はねえよ」
レオンはそれまで指先で弄んでいた硝子球を高く放り投げた。
硝子球は空中で砕け、輝く光球へと姿を変える。
ケタリングは待ちかねていた、と言わんばかりに、光球目がけて飛びあがる。
「落ちんなよ!」
レオンは光球を三人の後方へ飛ばす。ケタリングはそれを追って、三人の頭上をかすめて飛んでいく。
三人は咄嗟に地面に伏せ、岩石にしがみつき、どうにかやり過ごす。
「くそ……」
カイとシェルティはすぐに身を起こす。
「無事かい?」
「うん、おれは平気――――ラウラ?!」
二人はそこではじめてラウラの異変に気付く。
ラウラは嘔吐していた。
「……だいじょうぶ、です」
ラウラは口元を拭い、絞り出すような声で言ったが、その顔色は真っ青で、額には大粒の汗を浮かべていた。
ラウラは高山病を発症していた。
「言ったろ、お前らに選択肢はねえって」
レオンはそう言って、再びケタリングがカイ達の頭上を通過するように誘導する。
カイとシェルティはラウラに覆いかぶさるようにして伏せる。
「やめろ!」
「やめてほしかったら、おれに協力しろ」
「それは……」
「カイ、ダメだ、従っちゃ」
そう言ったシェルティの顔も、ラウラと変わらぬ青さをしていた。
カイははっとする。
シェルティは体内の霊を切らしている。
カイとラウラに熱を送るどころか、自身の身体の保温ももはやままならない状態に陥っている。
「こいつらの命が惜しくないのか?」
「……!」
日が落ちる。
西日が引いていた影はみるみるうちに薄まり、宵闇の中で輪郭を失っていく。
カイは拳を握り、覚悟を決める。
「わかった」
カイの答えに、レオンは目を細める。
「カイ……!」
「カイさん……」
シェルティとラウラは、カイに縋り、引き留めようとする。
カイは首をふり、二人を抱きしめる。
「ごめんな。――――うまくできるかわかんないけど、今は、これしか方法がない」
カイはそう言って、二人を抱きしめたまま、岩石の上から飛び降りた。
「おれを信じてくれ」
瞠目するレオンを残し、三人は崖の下に落ちていった。
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