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第二章
戌歴九九八年・春(三)
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〇〇〇
エレヴァンのほぼ中心に位置する首都は、内城と外城、大きく二つの地域に分けられる。
内城は朝廷を中心に、官舎や学舎、大商店や名家の邸宅が立ち並ぶ。
呼び名は内城であるが、城壁に囲まれているわけではない。
各建造物の合間に、深い水路が敷かれており、その水が行き着く長大な堀が、外城との境であった。
外城はいわゆる郊外で、小売店や宿屋、長屋が所狭しとひしめき合っている。
特に堀沿いは密度が高く、まるで城壁のように内城を取り囲んでいた。
内城の建物はどれも歴史ある、洒脱なものばかりだ。
多くは模様の入ったタイルで飾られており、特に名家の邸宅はその鮮やかさを競い合っていた。
翻って外城は全体が砂漠色だ。
建物のほとんどは日干し煉瓦で作られた四角い平屋で、色も装飾もない。
それどころか少しの強風で吹き飛んでしまいそうな、見るからに脆い作りだった。
首都は内城と外城で、まったく色の異なる場所だった。
馬車に乗ったカイとラウラは、堀にかかる橋を渡り、外城に出た。
「中と全然雰囲気違うんだなあ」
屋型に吊るされた御簾をあげて、カイは外城の街並みを見物する。
馬車は人が早歩きする程度の速度で街中を進んでいるので、カイは通りすぎる商店ひとつひとつを、つぶさに観察することができる。
「なにここ、商店街?すげえおもしろそうな店がいっぱいあるじゃん」
子どものようにはしゃぐカイをよそに、ラウラは背筋を伸ばして座したまま、おっしゃる通りです、と言った。
「内外を繋ぐ橋は複数ありますが、外城側のたもとは、どこもこのように食事処や商店が集中しています」
「駅前が栄えてるみたいなもんか?中で働いてる人の帰り道だからってこと?」
「属員や使用人は、もっと離れたところにある大衆食堂や安宿を使います。たもとに集まるのは内城に住まう貴人向けの高級店ばかりです」
「へえ」
カイは各店の入り口から覗く内装を見て納得する。
店構えこそ一律で、砂漠色の簡素な平屋だが、中は派手な壁掛けやタイルで飾られている。
客席が極端に少なく、一軒に一組しか入れないような贅沢なつくりの店も散見される。
「でも、みんな自分ちでいくらでもご馳走食えんのに、わざわざここまでくるんだ?」
カイは苦い顔で胃をさすった。
朝廷にやってきて一週間、カイは毎夜どこかの宴席に呼ばれ、贅の凝らした料理を振る舞われていたので、胃腸を痛めてしまっていた。
しかし今晩も熱心な誘いを受けてしまい、断り切れず、宴席会場へと向かっているところだった。
「言われてみれば――――どうしてでしょうね?」
ラウラは首を傾げ、カイと同じように、御簾に顔をよせた。
しばらくすると、馬車は煌びやかな装いの集団を追い抜いた。
派手な化粧の、若い男女である。
「ねえ、あれ……」
御簾をあげ、屋型から顔を出すラウラとカイを見て、彼らは何事か囁き合った。
「なんか、おれら見られてる?」
カイに視線を送られたラウラは、少し考えてから、照れたようにはにかんだ。
「田舎者だと、思われたのかもしれません。ふつう屋型から顔を覗かせるなんてはしたないことはしませんから……」
「え、まじ?」
カイは慌てて御簾を下げようとする。
「待って、お兄さん!」
しかし、彼らの呼び声がそれを留めさせる。
「揚げ菓子はどうだい?揚げたてだよ」
先頭を歩いていた男がそう言うと、列の中から、揚げ菓子が山と積まれた大皿を持ったひとりが駆け寄ってきた。
面紗で目元以外は隠されていたが、それでも息を飲むほど美しいひとだった。
「え、いやでも、おれ、金ないんで……」
「あたしらそんなケチくさそうに見える?いっぱいあるから、おすそ分けさ!」
また列の中から別が声をあげる。カイは躊躇ったが、大皿を抱える女をいつまでも馬車と並走させるのは悪いと思い、皿からラウラの分と合わせてふたつの揚げ菓子を受け取った。
それを見た面紗のひとは、目を半月型に細める。
外灯の光を受ける金の瞳が、蜜のようにとろける。
カイは目を奪われ、礼どころか、息をすることさえ忘れてしまう。
「――――あの、ありがとうございます」
ラウラは、カイに代わって述べた。
それを聞いたカイは我に返り、背の高い女に頭を下げ、ほかの者にも感謝を伝えた。
「ありがとうございます、いただきます」
彼らは嬌声をあげて、カイに向かって手を振った。
「お礼なんて!」
「お目にかかれただけで十分光栄ですわ!」
「いつか店にもきてくれ!」
そのとき突然、馬車の速度があがった。
御者が馬を急かしたのだ。
遠ざかっていく彼らに、カイは声を張って尋ねた。
「どこのお店ですか?」
「『羽衣花人』!」
「すぐ近くにあるわ!」
彼らはそう答え、甲高い笑い声を響かせながら、雑踏の中に消えていった。
しばらく行くと御者は馬の速度を戻し、えらい目に合いましたね、と言った。
「でも旦那方、どうかお気になさらず。猫にじゃれつかれたとでも思って、見逃してやってください」
「え、なにがですか?」
「あいつらは――――」
御者は言いかけて、ラウラも、十三歳の少女も同席していることを思い出し、口をつぐんだ。
「あの人たちが、なんです?」
「――――いいや、なんでもありません。やつらはちょっとした有名人なもんでね。それよりもうすぐ着きますよ、そいつははやく食べちまった方がいいんじゃないですか」
「はあ……」
カイは御簾を降ろし、揚げ菓子のひとつをラウラに渡した。
「有名人なんだって、あの人たち。知ってる?」
「いえ……」
「ふうん。でもたしかに、すごい美人ばっかりだったな。女優さんとかかな?」
「服装は踊り子のようでもありましたけど……。おかしいですね、あの方たち、閣下のことを知っているようなそぶりでした。まだ公の場に出てはいないのに、どうしてわかったんでしょうか」
「さあ?……なんか、世界を救う英雄のオーラ的な物が出てたかな?」
カイは冗談のつもりで言ったが、ラウラは曇りのない眼を瞬かせる。
「オーラとはなんでしょうか?」
「なんでもないです調子乗りましたごめんなさい」
カイは早口で言うと、誤魔化すように、揚げ菓子を一口で頬張った。
「……」
そして口を押えて硬直した。
「どうしましたか?」
ラウラは慌てて背中に手を添える。
「喉に詰まりましたか?」
カイは首をふり、ゆっくり菓子を飲み込むと、声を絞り出した。
「めちゃくちゃうまい……」
「えっ?」
「超うまい。なにこれ、ドーナツ?これも高級品なの?」
ラウラはカイがあまりに大げさな反応をするので、自分も一口、揚げ菓子を頬張る。
「……ええっと、これは、ふつうの揚げ菓子ですね。よくある、庶民のおやつです」
「こっちの世界で食べたもんの中で断トツうまい……。さんざんご馳走食べてきたのに……おれバカ舌なのかな……」
「お気に召したなら、これも食べますか?食べかけですけど……」
ラウラはそう言って自分の分を差し出した。
「え、いいの!?……ってよくないな!ぜんぜんよくない!気に入ったからって年下の女の子から譲ってもらうのはやばすぎるでしょ!!」
「……ふふっ」
カイの自戒に、ラウラは思わず笑ってしまう。
兄のカーリーは食事に関心がなく、放っておけば飲まず食わずで霊術の研究に没頭するのが常だった。
中身が別人とはいえ、食べ物のことで一喜一憂する兄の姿を観るのは、とても新鮮で可笑しかった。
「笑うなよお」
カイは不満をこぼしたが、内心は、ラウラの見せた素の笑顔に、楽し気な笑い声に、心を弾ませていた。
カイはずっと、まだ十三歳のラウラが自分の前で大人の振る舞いをすることに居心地の悪さを感じていた。
それがほんの少し剥がれたように思えて、嬉しかったのだ。
「気に入ったのでしたら、買って帰りますか?」
「いいね、そうしよう。さっきの人たちのお店に行けば買えるよね?お礼にもなるし、ちょうどいい」
ラウラが自分の分の揚げ菓子を食べ終わると同時に、馬車は止まり、目的の店の前に到着した。
エレヴァンのほぼ中心に位置する首都は、内城と外城、大きく二つの地域に分けられる。
内城は朝廷を中心に、官舎や学舎、大商店や名家の邸宅が立ち並ぶ。
呼び名は内城であるが、城壁に囲まれているわけではない。
各建造物の合間に、深い水路が敷かれており、その水が行き着く長大な堀が、外城との境であった。
外城はいわゆる郊外で、小売店や宿屋、長屋が所狭しとひしめき合っている。
特に堀沿いは密度が高く、まるで城壁のように内城を取り囲んでいた。
内城の建物はどれも歴史ある、洒脱なものばかりだ。
多くは模様の入ったタイルで飾られており、特に名家の邸宅はその鮮やかさを競い合っていた。
翻って外城は全体が砂漠色だ。
建物のほとんどは日干し煉瓦で作られた四角い平屋で、色も装飾もない。
それどころか少しの強風で吹き飛んでしまいそうな、見るからに脆い作りだった。
首都は内城と外城で、まったく色の異なる場所だった。
馬車に乗ったカイとラウラは、堀にかかる橋を渡り、外城に出た。
「中と全然雰囲気違うんだなあ」
屋型に吊るされた御簾をあげて、カイは外城の街並みを見物する。
馬車は人が早歩きする程度の速度で街中を進んでいるので、カイは通りすぎる商店ひとつひとつを、つぶさに観察することができる。
「なにここ、商店街?すげえおもしろそうな店がいっぱいあるじゃん」
子どものようにはしゃぐカイをよそに、ラウラは背筋を伸ばして座したまま、おっしゃる通りです、と言った。
「内外を繋ぐ橋は複数ありますが、外城側のたもとは、どこもこのように食事処や商店が集中しています」
「駅前が栄えてるみたいなもんか?中で働いてる人の帰り道だからってこと?」
「属員や使用人は、もっと離れたところにある大衆食堂や安宿を使います。たもとに集まるのは内城に住まう貴人向けの高級店ばかりです」
「へえ」
カイは各店の入り口から覗く内装を見て納得する。
店構えこそ一律で、砂漠色の簡素な平屋だが、中は派手な壁掛けやタイルで飾られている。
客席が極端に少なく、一軒に一組しか入れないような贅沢なつくりの店も散見される。
「でも、みんな自分ちでいくらでもご馳走食えんのに、わざわざここまでくるんだ?」
カイは苦い顔で胃をさすった。
朝廷にやってきて一週間、カイは毎夜どこかの宴席に呼ばれ、贅の凝らした料理を振る舞われていたので、胃腸を痛めてしまっていた。
しかし今晩も熱心な誘いを受けてしまい、断り切れず、宴席会場へと向かっているところだった。
「言われてみれば――――どうしてでしょうね?」
ラウラは首を傾げ、カイと同じように、御簾に顔をよせた。
しばらくすると、馬車は煌びやかな装いの集団を追い抜いた。
派手な化粧の、若い男女である。
「ねえ、あれ……」
御簾をあげ、屋型から顔を出すラウラとカイを見て、彼らは何事か囁き合った。
「なんか、おれら見られてる?」
カイに視線を送られたラウラは、少し考えてから、照れたようにはにかんだ。
「田舎者だと、思われたのかもしれません。ふつう屋型から顔を覗かせるなんてはしたないことはしませんから……」
「え、まじ?」
カイは慌てて御簾を下げようとする。
「待って、お兄さん!」
しかし、彼らの呼び声がそれを留めさせる。
「揚げ菓子はどうだい?揚げたてだよ」
先頭を歩いていた男がそう言うと、列の中から、揚げ菓子が山と積まれた大皿を持ったひとりが駆け寄ってきた。
面紗で目元以外は隠されていたが、それでも息を飲むほど美しいひとだった。
「え、いやでも、おれ、金ないんで……」
「あたしらそんなケチくさそうに見える?いっぱいあるから、おすそ分けさ!」
また列の中から別が声をあげる。カイは躊躇ったが、大皿を抱える女をいつまでも馬車と並走させるのは悪いと思い、皿からラウラの分と合わせてふたつの揚げ菓子を受け取った。
それを見た面紗のひとは、目を半月型に細める。
外灯の光を受ける金の瞳が、蜜のようにとろける。
カイは目を奪われ、礼どころか、息をすることさえ忘れてしまう。
「――――あの、ありがとうございます」
ラウラは、カイに代わって述べた。
それを聞いたカイは我に返り、背の高い女に頭を下げ、ほかの者にも感謝を伝えた。
「ありがとうございます、いただきます」
彼らは嬌声をあげて、カイに向かって手を振った。
「お礼なんて!」
「お目にかかれただけで十分光栄ですわ!」
「いつか店にもきてくれ!」
そのとき突然、馬車の速度があがった。
御者が馬を急かしたのだ。
遠ざかっていく彼らに、カイは声を張って尋ねた。
「どこのお店ですか?」
「『羽衣花人』!」
「すぐ近くにあるわ!」
彼らはそう答え、甲高い笑い声を響かせながら、雑踏の中に消えていった。
しばらく行くと御者は馬の速度を戻し、えらい目に合いましたね、と言った。
「でも旦那方、どうかお気になさらず。猫にじゃれつかれたとでも思って、見逃してやってください」
「え、なにがですか?」
「あいつらは――――」
御者は言いかけて、ラウラも、十三歳の少女も同席していることを思い出し、口をつぐんだ。
「あの人たちが、なんです?」
「――――いいや、なんでもありません。やつらはちょっとした有名人なもんでね。それよりもうすぐ着きますよ、そいつははやく食べちまった方がいいんじゃないですか」
「はあ……」
カイは御簾を降ろし、揚げ菓子のひとつをラウラに渡した。
「有名人なんだって、あの人たち。知ってる?」
「いえ……」
「ふうん。でもたしかに、すごい美人ばっかりだったな。女優さんとかかな?」
「服装は踊り子のようでもありましたけど……。おかしいですね、あの方たち、閣下のことを知っているようなそぶりでした。まだ公の場に出てはいないのに、どうしてわかったんでしょうか」
「さあ?……なんか、世界を救う英雄のオーラ的な物が出てたかな?」
カイは冗談のつもりで言ったが、ラウラは曇りのない眼を瞬かせる。
「オーラとはなんでしょうか?」
「なんでもないです調子乗りましたごめんなさい」
カイは早口で言うと、誤魔化すように、揚げ菓子を一口で頬張った。
「……」
そして口を押えて硬直した。
「どうしましたか?」
ラウラは慌てて背中に手を添える。
「喉に詰まりましたか?」
カイは首をふり、ゆっくり菓子を飲み込むと、声を絞り出した。
「めちゃくちゃうまい……」
「えっ?」
「超うまい。なにこれ、ドーナツ?これも高級品なの?」
ラウラはカイがあまりに大げさな反応をするので、自分も一口、揚げ菓子を頬張る。
「……ええっと、これは、ふつうの揚げ菓子ですね。よくある、庶民のおやつです」
「こっちの世界で食べたもんの中で断トツうまい……。さんざんご馳走食べてきたのに……おれバカ舌なのかな……」
「お気に召したなら、これも食べますか?食べかけですけど……」
ラウラはそう言って自分の分を差し出した。
「え、いいの!?……ってよくないな!ぜんぜんよくない!気に入ったからって年下の女の子から譲ってもらうのはやばすぎるでしょ!!」
「……ふふっ」
カイの自戒に、ラウラは思わず笑ってしまう。
兄のカーリーは食事に関心がなく、放っておけば飲まず食わずで霊術の研究に没頭するのが常だった。
中身が別人とはいえ、食べ物のことで一喜一憂する兄の姿を観るのは、とても新鮮で可笑しかった。
「笑うなよお」
カイは不満をこぼしたが、内心は、ラウラの見せた素の笑顔に、楽し気な笑い声に、心を弾ませていた。
カイはずっと、まだ十三歳のラウラが自分の前で大人の振る舞いをすることに居心地の悪さを感じていた。
それがほんの少し剥がれたように思えて、嬉しかったのだ。
「気に入ったのでしたら、買って帰りますか?」
「いいね、そうしよう。さっきの人たちのお店に行けば買えるよね?お礼にもなるし、ちょうどいい」
ラウラが自分の分の揚げ菓子を食べ終わると同時に、馬車は止まり、目的の店の前に到着した。
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