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18.新じゃがの美味しさを思い返すと

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私にとって7~8月は新じゃがの季節。採れたてのじゃがいもってなんておいしいんでしょう。例えるならば、ボージョレ―・ヌーヴォーと言ってよいのかと思います。

★★★


ホントは違うのかも知れませんが・・・と言うか各県で違うのかも知れません。何がと言いますと、新じゃがの季節なんですよ。


で、私が思う新じゃがのシーズンが間もなくやってきます。美味しいですよね新じゃが。私の母が実家の裏庭で家庭菜園をやってて、ジャガイモも栽培してたんですよ。採れたてのジャガイモって普通にスーパーで売ってるものとは明らかに味が違いますよね。何というかこう、味が濃いというか華やかと言うか。目隠しして食べ比べしても絶対外さないくらいの差が有ります。

スーパーなんかで販売されてるジャガイモは、だいたい倉庫で長期間保管されてるものですからその間に味が変化したり香りが抜けちゃったりするんでしょう。保管する技術は日々進化してるんでしょうけどやっぱり採れたての旬のものとは比べることは出来ないようです。やっぱり農産物は旬にいただくのが一番美味しいようですね。

新じゃがの食べ方で好きなのが、味噌汁に入れる、これです。ジャガイモの旨味と香りと味噌の風味と魚介系のお出汁の風味はどうしてこんなにマッチするのでしょう。勿論、ふかしてお塩振ったりバター乗せたり塩辛乗せたりしていただくのも美味しいんですが、私の一押しは味噌汁です。ジャガイモだけじゃなく、お揚げも一緒に入れても美味しいんですよね~、お揚げって独特のお出汁が出るじゃないですか、あれとも会うように感じるんですよね。

あと、某『カルビー』様から発売されてるポテトチップス、あれも新じゃがのシーズンになると少し味が変わりますよね。ただ、ここ近年はその差があんまりわからなくなってて、ちょっと寂しく感じます。採れたてのものは使わないである程度保管して、安定したお味を提供するという方針に変わってしまったんでしょうか。新じゃがポテトチップス、美味しいんだけどなぁ。

市販されてるジャガイモは、鹿児島や長崎県で栽培されてるものが5~6月に出荷されて、7月頃には北海道で栽培されてるものが出荷されるようですね。だから新じゃがが食べられるのは5月から7月までの3カ月、意外と長期間チャンスが有るわけなんですが、これもまた、保管に回っちゃうんですかねぇ、市販されてるものは旬の時期になってもあんまり味が変わらないです。それに、目玉商品って言うことで新じゃがをアピールするスーパーもあるので、市販品を見つけるのはやっぱり難しいのかな、残念なことです。

ジャガイモはそれほど手をかけなくても育つ植物なんだそうで、家庭菜園でも比較的簡単に育てることができるんだそうですよ、家庭菜園をしている皆様、挑戦してみませんか、新鮮なジャガイモはホントに美味しいです、育てる喜び、食べる喜びを味わってみようじゃぁ有りませんか。ああ、新じゃが、魅惑の新じゃが、ホント素敵です。今年は味わうことが出来るかなぁ、是非ぜひ食べてみたいです。
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