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49 クソ貴族に報復を
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不快な描写があります。ご注意ください。
────────────────────────────────────
─ガモト・ミスリアド視点─
俺は、ガモト・ミスリアド。
このミスリアド侯爵家の長男だ。
そして次期当主でもある。
そう、俺は偉いんだ。
平民如きは俺の奴隷だ。
そんな俺がいい女がいないか街中を歩いていたら、女のガキがぶつかってきやがった。
俺様にぶつかったんだから相応の報いを与えてやろうと思ったのに、あの冒険者のせいで恥をかいた。
「クソが!」
あの冒険者を殺してやろうと暗殺者に依頼したが、どうもあの冒険者はSランク冒険者らしい。
暗殺者からも依頼を断られた。
本当に使えない連中だ。
しかし、俺のイラつきは収まらない。
せめて今日ぶつかってきたガキを攫ってくるように依頼した。
そして連れてこられたガキを見て俺は高揚した。
「ガキが、楽に死ねると思うなよ」
そう言って怯えるガキを壊れるまで強姦した後、拷問のように痛ぶり続け、3日ほどかけて殺した。
最後の方はもう殺してくださいとしか言わなくなった。つまらん、こいつも同じだ。
今までも気に入った女は屋敷に招くか、地下牢に攫うかをしてきて、壊れるまで強姦をして最後は拷問によって殺した。
こんなのは父上だってやってきたことだ。
しかし、もう少し、俺の拷問に耐えられる女が欲しいと思っていたら、酒場で見目のいい冒険者を見つけた。
こいつはいいな。泣き叫びながら犯されている姿を見たい。そして拷問でどこまで耐えてくれるか楽しみだ。
「そこの金髪の女よ。見目がいいな。俺の愛人にしてやるからついて来い」
俺の誘いを断るということは、貴族に喧嘩を売るのと同義だ。
だが、この女は断ってきた。さらには、銀髪の女も逆らってきた。
俺の発言でミスリアド侯爵家に泥を塗るわけにはいかない。
どうせ、後で攫えば済むことだ。ここは大人しく引き下がったほうがいい。
屋敷に帰り、今日出会った冒険者を調べさせた。
調べると、Bランクの冒険者パーティみたいだった。
「あの見目でBランクの冒険者か……」
ますます楽しみになってきた。
しばらくすると、夜に金髪の冒険者を攫ってきて、地下牢に入れたと報告が入った。
「ふっ、今夜にでも可愛がってやろう……」
─ヒナタ視点─
私は地下牢の扉を開けて、奥に進むと鎖に繋がれたシャルの姿があった。
「シャル!」
シャルはどうやら気を失っているようだ。
そして、私が一番心配していた暴行は行われていない。
たぶん、今夜にあのクソ貴族が来るのだろう。
なら、私はすぐにシャルを助けなくてはいけない。
夜まではまだ時間はあるが、いつ来るかも分からない。
私は地下牢の扉付近にあった鍵を持ってきて、シャルのいる牢を開けた。
シャルは眠っているから、担いで牢から出る。
最初はシャルしか見ていなかったが、よく周囲を確認すると血だらけの死体が複数ある。
それに白骨化したものもたくさんあり、あまりにも悲惨な光景だった。
「酷過ぎる……」
見ていて吐きそうになったが生存者がいないようなので、急いで牢から出る。
さすがにあたりも暗くなっており、庭にも人がいない。
私は初めてではあったが、シャルごと飛行魔法を使ってカレンの元に行き、ミスリアド侯爵家から出た。
私たちが向かったのはブルガルド伯爵家だ。
宿だとまた攫われるかもしれない。
「すいません、ユリア様はいらっしゃいますか」
私はまた、門番の人に話しかけた。
すると、すでに話が通っていたかのように、すぐに屋敷の中へ案内された。
扉で待っていると、ユリアが出迎えてくれた。
「よく無事に帰ってきたわね。どうぞ入って」
私たちは、別室に通され、シャルは寝室に寝かせた。
「やはり、ミスリアド侯爵家でしたか……」
ユリアは深刻な面持ちだった。
「しかし、今回攫った件については証拠が残らない以上、罪に問うのは難しいかもしれません。いくら事実でも冒険者の言葉くらいは侯爵家で揉み消すことができるからです」
やっぱりそうか。なら、証拠を集めてきたのは正解だ。
「でしたら、私が屋敷を探索した時に見つけた書類ではどうでしょうか?」
「そんなのがあるの!?」
ユリアが身を乗り出して、私に問い詰める。
「はい、こんなこともあろうかと、探してきました。これが証拠の書類です」
私は机に50枚くらいの書類を置いた。
ユリアは、目を見開きながら読んでいる。
「まさか、ここまでのことをしているとは……」
ユリアは頭を抱えて項垂れた。
「あと、シャルを見つけた場所は地下牢です。ミスリアド侯爵家の裏庭に隠された地下牢への入り口があります。その中には、数え切れないほどの死体がありました」
「本当ですか!?」
ユリアのテンションの浮き沈みが激しい。
「はい、なのであとはブルガルド家にミスリアド侯爵家への法の裁きを任せたいのです」
「それくらいは構いません。すぐに王宮に行きます」
そう言って、ユリアは馬車で王宮へと向かった。
私とカレンはシャルのところへ向かい、起きるまで寝室にずっといた。
─ガモト・ミスリアド視点─
さて、今日はあの金髪冒険者を楽しめる。
とりあえず、屋敷の従業員が寝静まったのを確認して俺は地下牢に向かった。
あの冒険者はどんな顔で泣いてくれるか、どんな顔で助けを求めるのか……。
今から楽しみで仕方ない。俺は高揚しながら地下牢の階段を降りた。
「い、いない……だと」
なぜだ、どこにいる。
闇組織の連中に眠らされた人間は丸1日は眠り続けるはずだ。
それなのにいない。俺は焦る。
すぐに地下牢から出て、屋敷の中に入り執務室で遅くまで仕事をしていた父親に相談する。
「父上! 今日攫ってきた女が地下牢からいなくなりました!」
「な、なんてことをしているんだ! もしあの地下牢がバレたらこの家は終わりだぞ! すぐに探し出せ!」
父親に怒鳴られたが、俺だけじゃどうすることもできない。
すぐに、闇組織のアジトに行き、攫ってきた冒険者を探し出して殺すように指示をした。
あとは、連中に任せるしかない。
俺は連中からの報告を待ちながら、自分のベッドの上で朝を迎えた。
屋敷の門で、何やら騒ぎが起きている。
一体何が。なんで騎士があんなにたくさんいるんだ。
まさかバレたか。それにしても、騎士がくるのが早すぎる。
父上も屋敷の門で騒いでいる。そして手枷を嵌められて馬車に連れて行かれた。
「まずい! 俺も捕まる! 逃げないと!」
すぐに、屋敷の裏口から逃げようとしたが、裏庭にも騎士がいた。
地下牢に入る瞬間だった。
なぜ、地下牢の場所までバレている。
あの金髪の冒険者の伝でここまで国の騎士団がすぐに動くものなのか。
「やめろ! はなせ! 俺様を誰だと思っている!」
捕まりそうになって逃げようとするが、抵抗虚しく手枷を嵌められた。
なぜこんなことに……。
あの冒険者に手を出そうとしたのが間違いだったのか……。
後悔してももう遅い。
ミスリアド侯爵家は終わりだ……。
ユリアが王宮に証拠書類を持って、証言をしに行ったことにより、早急にミスリアド侯爵家への騎士団の派遣が決まった。
数日後、ミスリアド侯爵家の当主及び息子のガモトは火炙りによる公開処刑が行われた。
侯爵夫人および娘は今回の件に関与はしていなかったが、連座で斬首刑となった。
さらには、ミスリアド家の依頼を受けていた闇組織は捕らえられ、全員斬首刑になった。
ミスリアド侯爵家は当然取り潰しで、従業員は関与していなかったというより、そもそも知らなかったことから罪には問われなかった。
ミスリアド侯爵家の罪は王都中に広がり、しばらくの間は王都を騒がせていた。
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─ガモト・ミスリアド視点─
俺は、ガモト・ミスリアド。
このミスリアド侯爵家の長男だ。
そして次期当主でもある。
そう、俺は偉いんだ。
平民如きは俺の奴隷だ。
そんな俺がいい女がいないか街中を歩いていたら、女のガキがぶつかってきやがった。
俺様にぶつかったんだから相応の報いを与えてやろうと思ったのに、あの冒険者のせいで恥をかいた。
「クソが!」
あの冒険者を殺してやろうと暗殺者に依頼したが、どうもあの冒険者はSランク冒険者らしい。
暗殺者からも依頼を断られた。
本当に使えない連中だ。
しかし、俺のイラつきは収まらない。
せめて今日ぶつかってきたガキを攫ってくるように依頼した。
そして連れてこられたガキを見て俺は高揚した。
「ガキが、楽に死ねると思うなよ」
そう言って怯えるガキを壊れるまで強姦した後、拷問のように痛ぶり続け、3日ほどかけて殺した。
最後の方はもう殺してくださいとしか言わなくなった。つまらん、こいつも同じだ。
今までも気に入った女は屋敷に招くか、地下牢に攫うかをしてきて、壊れるまで強姦をして最後は拷問によって殺した。
こんなのは父上だってやってきたことだ。
しかし、もう少し、俺の拷問に耐えられる女が欲しいと思っていたら、酒場で見目のいい冒険者を見つけた。
こいつはいいな。泣き叫びながら犯されている姿を見たい。そして拷問でどこまで耐えてくれるか楽しみだ。
「そこの金髪の女よ。見目がいいな。俺の愛人にしてやるからついて来い」
俺の誘いを断るということは、貴族に喧嘩を売るのと同義だ。
だが、この女は断ってきた。さらには、銀髪の女も逆らってきた。
俺の発言でミスリアド侯爵家に泥を塗るわけにはいかない。
どうせ、後で攫えば済むことだ。ここは大人しく引き下がったほうがいい。
屋敷に帰り、今日出会った冒険者を調べさせた。
調べると、Bランクの冒険者パーティみたいだった。
「あの見目でBランクの冒険者か……」
ますます楽しみになってきた。
しばらくすると、夜に金髪の冒険者を攫ってきて、地下牢に入れたと報告が入った。
「ふっ、今夜にでも可愛がってやろう……」
─ヒナタ視点─
私は地下牢の扉を開けて、奥に進むと鎖に繋がれたシャルの姿があった。
「シャル!」
シャルはどうやら気を失っているようだ。
そして、私が一番心配していた暴行は行われていない。
たぶん、今夜にあのクソ貴族が来るのだろう。
なら、私はすぐにシャルを助けなくてはいけない。
夜まではまだ時間はあるが、いつ来るかも分からない。
私は地下牢の扉付近にあった鍵を持ってきて、シャルのいる牢を開けた。
シャルは眠っているから、担いで牢から出る。
最初はシャルしか見ていなかったが、よく周囲を確認すると血だらけの死体が複数ある。
それに白骨化したものもたくさんあり、あまりにも悲惨な光景だった。
「酷過ぎる……」
見ていて吐きそうになったが生存者がいないようなので、急いで牢から出る。
さすがにあたりも暗くなっており、庭にも人がいない。
私は初めてではあったが、シャルごと飛行魔法を使ってカレンの元に行き、ミスリアド侯爵家から出た。
私たちが向かったのはブルガルド伯爵家だ。
宿だとまた攫われるかもしれない。
「すいません、ユリア様はいらっしゃいますか」
私はまた、門番の人に話しかけた。
すると、すでに話が通っていたかのように、すぐに屋敷の中へ案内された。
扉で待っていると、ユリアが出迎えてくれた。
「よく無事に帰ってきたわね。どうぞ入って」
私たちは、別室に通され、シャルは寝室に寝かせた。
「やはり、ミスリアド侯爵家でしたか……」
ユリアは深刻な面持ちだった。
「しかし、今回攫った件については証拠が残らない以上、罪に問うのは難しいかもしれません。いくら事実でも冒険者の言葉くらいは侯爵家で揉み消すことができるからです」
やっぱりそうか。なら、証拠を集めてきたのは正解だ。
「でしたら、私が屋敷を探索した時に見つけた書類ではどうでしょうか?」
「そんなのがあるの!?」
ユリアが身を乗り出して、私に問い詰める。
「はい、こんなこともあろうかと、探してきました。これが証拠の書類です」
私は机に50枚くらいの書類を置いた。
ユリアは、目を見開きながら読んでいる。
「まさか、ここまでのことをしているとは……」
ユリアは頭を抱えて項垂れた。
「あと、シャルを見つけた場所は地下牢です。ミスリアド侯爵家の裏庭に隠された地下牢への入り口があります。その中には、数え切れないほどの死体がありました」
「本当ですか!?」
ユリアのテンションの浮き沈みが激しい。
「はい、なのであとはブルガルド家にミスリアド侯爵家への法の裁きを任せたいのです」
「それくらいは構いません。すぐに王宮に行きます」
そう言って、ユリアは馬車で王宮へと向かった。
私とカレンはシャルのところへ向かい、起きるまで寝室にずっといた。
─ガモト・ミスリアド視点─
さて、今日はあの金髪冒険者を楽しめる。
とりあえず、屋敷の従業員が寝静まったのを確認して俺は地下牢に向かった。
あの冒険者はどんな顔で泣いてくれるか、どんな顔で助けを求めるのか……。
今から楽しみで仕方ない。俺は高揚しながら地下牢の階段を降りた。
「い、いない……だと」
なぜだ、どこにいる。
闇組織の連中に眠らされた人間は丸1日は眠り続けるはずだ。
それなのにいない。俺は焦る。
すぐに地下牢から出て、屋敷の中に入り執務室で遅くまで仕事をしていた父親に相談する。
「父上! 今日攫ってきた女が地下牢からいなくなりました!」
「な、なんてことをしているんだ! もしあの地下牢がバレたらこの家は終わりだぞ! すぐに探し出せ!」
父親に怒鳴られたが、俺だけじゃどうすることもできない。
すぐに、闇組織のアジトに行き、攫ってきた冒険者を探し出して殺すように指示をした。
あとは、連中に任せるしかない。
俺は連中からの報告を待ちながら、自分のベッドの上で朝を迎えた。
屋敷の門で、何やら騒ぎが起きている。
一体何が。なんで騎士があんなにたくさんいるんだ。
まさかバレたか。それにしても、騎士がくるのが早すぎる。
父上も屋敷の門で騒いでいる。そして手枷を嵌められて馬車に連れて行かれた。
「まずい! 俺も捕まる! 逃げないと!」
すぐに、屋敷の裏口から逃げようとしたが、裏庭にも騎士がいた。
地下牢に入る瞬間だった。
なぜ、地下牢の場所までバレている。
あの金髪の冒険者の伝でここまで国の騎士団がすぐに動くものなのか。
「やめろ! はなせ! 俺様を誰だと思っている!」
捕まりそうになって逃げようとするが、抵抗虚しく手枷を嵌められた。
なぜこんなことに……。
あの冒険者に手を出そうとしたのが間違いだったのか……。
後悔してももう遅い。
ミスリアド侯爵家は終わりだ……。
ユリアが王宮に証拠書類を持って、証言をしに行ったことにより、早急にミスリアド侯爵家への騎士団の派遣が決まった。
数日後、ミスリアド侯爵家の当主及び息子のガモトは火炙りによる公開処刑が行われた。
侯爵夫人および娘は今回の件に関与はしていなかったが、連座で斬首刑となった。
さらには、ミスリアド家の依頼を受けていた闇組織は捕らえられ、全員斬首刑になった。
ミスリアド侯爵家は当然取り潰しで、従業員は関与していなかったというより、そもそも知らなかったことから罪には問われなかった。
ミスリアド侯爵家の罪は王都中に広がり、しばらくの間は王都を騒がせていた。
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