あなたの子ではありません。



公爵令嬢アナスタシアは王太子セドリックと結婚したが、彼に愛人がいることを初夜に知ってしまう。

セドリックを愛していたアナスタシアは衝撃を受けるが、セドリックはアナスタシアにさらに追い打ちをかけた。

「子は要らない」

そう話したセドリックは避妊薬を飲みアナスタシアとの初夜を終えた。

それ以降、彼は愛人と過ごしておりアナスタシアのところには一切来ない。

そのまま二年の時が過ぎ、セドリックと愛人の間に子供が出来たと伝えられたアナスタシアは、子も産めない私はいつまで王太子妃としているのだろうと考え始めた。

離縁を決意したアナスタシアはセドリックに伝えるが、何故か怒ったセドリックにアナスタシアは無理矢理抱かれてしまう。

しかし翌日、離縁は成立された。

アナスタシアは離縁後母方の領地で静かに過ごしていたが、しばらくして妊娠が発覚する。

セドリックと過ごした、あの夜の子だった。



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