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目が覚めたらこれまた美少女なメイドさんがいらっしゃいました!

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「あぶぅー(ねむぅー)」
私はなにやら誰かからのもの凄い目線を感じて目を覚ました。すると、そこには………
「おはようございます。ソージュレンス様」
きゃー!!もの凄い美少女様がいらっしゃった。実は私……猫とイケメンの次に美少女が大好きなのです!!!
「きゃっ、きゃあーう(かっわいい)!!」
私は一緒懸命喜びを伝えた!!
「!!」
あれ、少し顔が赤くなったような?気のせいかな?でも、可愛い!!
「お嬢様自己紹介が遅れました…今日からお嬢様にお仕えさせていただきます、メイドのリーシャ、と申します。」
「よろしくお願いいたします。」
め、めちゃくちゃ可愛い!!少し切れ目でクールな感じだけど淡いブルーの髪とか吸い込まれそうな真っ黒の瞳がとっても可愛い!!!面食いの私には最高なご褒美です。
「あ、あぶー(よろしくね)」
私はこちらこそよろしくね、と親しみの気持ちを込めてリーシャの手を握ろうとするでも……でも、私の手が短すぎて届かないよぉ!!!いやぁーー!!せっかく、美少女の手に触るチャンスなのに!!と、届かない!!
「ふ、ふぎぁ!(と、届け!)」
私は懸命に手をブンブンとしてリーシャの手を触ろとする。
「お、お嬢様!」
?伝わった?私の気持ち!!
「まさか!!」
うんうん
「ご乱心ですか?」
うんうんうんって違う!!違うよ!そんなわけないじゃない!!
「あぶぅ!(違う!)」
「うんって言ってるんですか?」
「あぶぅぅ!(違うぅ!)」
「そうなんですか!!ふふふふ」
リーシャ、ふふふふって可愛い!!可愛いけど……けどね、わかってよ!私の気持ち!!でも……可愛いから……って私!!可愛いからってだめよだめ!!もう!
「あれ、どうかされましたか?ソージュレンス様、あっ、もしかしてお腹空きましたか?それともオムツですか?ああ、オムツですね。今替えますから少し待っていてくださいね」
えっ、お、オムツ?私が……リーシャに………替えてもらうの?ううっ、私は今赤ちゃんだから……それはわかっているけど…………私………中身は…OLなのよ!!なのにっ……なのに…オムツを他の人に替えられるなんて!!!あああぁぁぁ、恥ずかしい……恥ずかし過ぎるぅ!!!!!!
「あぶぶぶぶぶぶ!!!(嫌だぁぁぁぁぁ)」
「お待たせ致しました。お嬢様!私が今すぐに早急にソージュレンス様のオムツをお替えいたしますからね。」
きてしまった、この時が、こっ、ここは心を決めるしかない、さあ、早く来なさい!!リーシャ!!
「あぁぶぅ!(リーシャ!)」
「ふふふっ!ソージュレンス様はレーナ様に似てとてもお可愛らしいですね。」
?レーナ様って、誰なのかな?うーん?
「それでは!!ソージュレンス様、オムツ、替えさせていただきますよー!」
!!!きた!!
「わー!!たくさんしてますねー!!」
い、言わないでぇー、言わないでよ!リーシャ!!!余計に恥ずかしいから!もう触れないでぇ!
「ぐすっ」
「あっ、よしよし、いい子ですね。ふふふ」
「ふぇ」
こうして、無事にソージュレンスのオムツ替えが終わったのであった。ソージュレンスはそれ以来、オムツを替えるときは目を全力で瞑り、無心になったという。
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