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神様なのにパソコンがめちゃくちゃいまどきな件について…
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さっきはクラウンさんの恐い一面を見てしまった……イケメンの微笑み恐るべし!!私がそんなことを思っていると、クラウンさんから声が掛かった
「まあ、そんな小話は一旦置いておきまして…そろそろ本題に入りましょうか」
「ほ、本題?」
「そうです。本題、ですよ」
また、クラウンさんがさっきの恐ろしいほどの微笑みをみせた。ひいっ、こっ恐い、でも………美しくすぎる!!
「ふふ、本題とは…」
「本題…とは?」
「貴方に他の世界に転生してほしいんです」
「それって…つまり……異世界転生ってことですか?!」
つい興奮してしまって、早口でまくし立てる。だって……異世界転生は私の憧れだった。死んでしまう前は毎日毎日暇を見つけてはスマホの小説サイトを見ていて…小説が凄く好きだったんだけど、その中でも異世界転生物が一番好きで、そんなこと現実ではあり得ないって分かっていたんだけどいつか異世界転生をしてみたいって心の中でずっと思っていた…
「そうです。貴方には異世界転生してもらいます。ですが、すいませんが拒否権はありません」
「いえっ、私…転生したいです」
「でも…拒否権はないってなんでですか?」
「実はですね…貴方は本当は死ぬ予定ではなかったんですよ……」
「死ぬ予定ではなかった…って、じゃあ、どうして私は死んだんですか?」
「その……大変………申し訳ないのですが…私のせいなのです」
「えっ」
「私はクラウスを罰として人間界に落としました…ですが……その………クラウスが人間界でうまくやっているか…心配で…」
クラウンさんが美しい顔を薄らだが、淡い赤に染めている…えっ、可愛い…可愛いんですけど、クラウンさん!!
あっ、でも、ふと疑問に思う
「そのことと私が死んでしまったことはどう関係あるんですか?」
「そのですね……実は……この世界には…死神というものがおりまして、その日に死ぬ予定の人間が死ぬと魂を回収したり…あまりにも極悪な人間を私の許可を得て…事故や病気で……魂を奪ったりするんです。その、貴方が死んでしまったのは、私がクラウスをこの世界から見るのに夢中で…死神からのたまってしまった極悪人間リストのチェックを急いでやったせいで…間違えて貴方を死神の強制魂回収人物にしてしまったのです…気づいたときにはもう遅く…貴方は死ぬ間際で…もう……手遅れだったんです」
「な、なるほど」
あまりにもすごい話の展開に唖然とする。強制魂回収とかあるんだ……てゆうかさ…しっかりしてそうなのに弟に夢中で神様の仕事を怠ってしまうなんて…結構、重症なブラコンじゃないのかな…
「ですので……貴方には生きる予定だった分を異世界で生きて欲しいのです。あっ、これは全て私のせいなので…転生したい世界は自由に選んでいただきたいのです。たとえば…ゲームの世界や漫画の世界…といった世界でも転生させることができます。」
「えっ、ゲームの世界でもいいんですか?てゆうか…ゲームの世界なんてあるんだ…」
「はい、ゲームの世界に転生させることもできますよ。この世にはたくさんの世界があります。それは…人々の想像による世界も多くあります、まあ、それにも細かく条件がありますが…ゲームや漫画…小説といった世界なら大半は転生させられますよ」
「じゃ、じゃあ、桜散る頃にという乙女ゲームの世界は転生することができますか?」
わくわく…
「ちょっと待てください…調べてみるので」
そういうと、クラウンさんは神々しく光り輝く天使のような小さな翼がついた…なんと……めちゃくちゃいまどきな…パソコンを取り出した。
えー、神様がいまどきパソコンをお使いになっている……神々しく光り輝いて天使みたいな翼まで付いているのにめちゃくちゃいまどきっぽいパソコン使ってる……面白すぎる……
作者の感相
次回もお楽しみに~!!
「まあ、そんな小話は一旦置いておきまして…そろそろ本題に入りましょうか」
「ほ、本題?」
「そうです。本題、ですよ」
また、クラウンさんがさっきの恐ろしいほどの微笑みをみせた。ひいっ、こっ恐い、でも………美しくすぎる!!
「ふふ、本題とは…」
「本題…とは?」
「貴方に他の世界に転生してほしいんです」
「それって…つまり……異世界転生ってことですか?!」
つい興奮してしまって、早口でまくし立てる。だって……異世界転生は私の憧れだった。死んでしまう前は毎日毎日暇を見つけてはスマホの小説サイトを見ていて…小説が凄く好きだったんだけど、その中でも異世界転生物が一番好きで、そんなこと現実ではあり得ないって分かっていたんだけどいつか異世界転生をしてみたいって心の中でずっと思っていた…
「そうです。貴方には異世界転生してもらいます。ですが、すいませんが拒否権はありません」
「いえっ、私…転生したいです」
「でも…拒否権はないってなんでですか?」
「実はですね…貴方は本当は死ぬ予定ではなかったんですよ……」
「死ぬ予定ではなかった…って、じゃあ、どうして私は死んだんですか?」
「その……大変………申し訳ないのですが…私のせいなのです」
「えっ」
「私はクラウスを罰として人間界に落としました…ですが……その………クラウスが人間界でうまくやっているか…心配で…」
クラウンさんが美しい顔を薄らだが、淡い赤に染めている…えっ、可愛い…可愛いんですけど、クラウンさん!!
あっ、でも、ふと疑問に思う
「そのことと私が死んでしまったことはどう関係あるんですか?」
「そのですね……実は……この世界には…死神というものがおりまして、その日に死ぬ予定の人間が死ぬと魂を回収したり…あまりにも極悪な人間を私の許可を得て…事故や病気で……魂を奪ったりするんです。その、貴方が死んでしまったのは、私がクラウスをこの世界から見るのに夢中で…死神からのたまってしまった極悪人間リストのチェックを急いでやったせいで…間違えて貴方を死神の強制魂回収人物にしてしまったのです…気づいたときにはもう遅く…貴方は死ぬ間際で…もう……手遅れだったんです」
「な、なるほど」
あまりにもすごい話の展開に唖然とする。強制魂回収とかあるんだ……てゆうかさ…しっかりしてそうなのに弟に夢中で神様の仕事を怠ってしまうなんて…結構、重症なブラコンじゃないのかな…
「ですので……貴方には生きる予定だった分を異世界で生きて欲しいのです。あっ、これは全て私のせいなので…転生したい世界は自由に選んでいただきたいのです。たとえば…ゲームの世界や漫画の世界…といった世界でも転生させることができます。」
「えっ、ゲームの世界でもいいんですか?てゆうか…ゲームの世界なんてあるんだ…」
「はい、ゲームの世界に転生させることもできますよ。この世にはたくさんの世界があります。それは…人々の想像による世界も多くあります、まあ、それにも細かく条件がありますが…ゲームや漫画…小説といった世界なら大半は転生させられますよ」
「じゃ、じゃあ、桜散る頃にという乙女ゲームの世界は転生することができますか?」
わくわく…
「ちょっと待てください…調べてみるので」
そういうと、クラウンさんは神々しく光り輝く天使のような小さな翼がついた…なんと……めちゃくちゃいまどきな…パソコンを取り出した。
えー、神様がいまどきパソコンをお使いになっている……神々しく光り輝いて天使みたいな翼まで付いているのにめちゃくちゃいまどきっぽいパソコン使ってる……面白すぎる……
作者の感相
次回もお楽しみに~!!
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