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猫の神様?!イケメンの不敵な微笑み恐すぎます

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ペロ、ペロ
んん?何だろう?何かが私の顔を舐めているようだ。ふっふふ、くすぐったい…
重い瞼をゆっくりと開ける。と、目を開けたそこには…
「えっ、」
目を開けたそこにはたくさんの猫がいた。寝ている猫もいれば、猫同士でじゃれあっている猫もいる。とにかくたくさんの、様々な色や種類の猫がいる。私にとってのパラダイスだ!!わーい、わーい、あはははは
ん?ん~?私、さっきトラックにひかれなかったけ?てか、絶対死んでない?えっ、なんで?確かにここは猫ちゃんパラダイスだけど、楽しいけれどもね、さっき絶対、私死んだよね?!まさかのここは天国とか?うん、だよね。普通こんなに猫いないし、うん…まあ、いいかぁ、どうせ死んだんならこの猫パラダイスを思うぞんぶん楽しもう!!
「可愛い、可愛い!!最高!!」
今、私人生で一番最高な瞬間かもしれない!!
はぁ、可愛い、癒やされるよぉ!!
「ふふっ、クスクス」
「面白いですね、そんなに楽しそうで私も嬉しいです」
?!!え、なんか、急にイケメンがぶっ込んできたよ。えー、普通に超イケメンだよ。黒のさらさらの長めの髪の毛に右目がグリーンで左目がブルーのオッドアイの瞳に……頭にはぴょこんっと可愛い猫耳が生えてる。ああぁ、萌える、萌えるぅ、優しそうで大人っぽい見た目なのに可愛い猫耳なんて尊すぎる!!じゅるり、はっ、ついよだれが、イケメン様の前でなんてことを、ごしごしごしっ、急いでよだれを拭く。
「すいません、つい……」
「ふふふ」
「あの~、ところでどなた様でしょうか?」
「あっ、失礼致しました。私は貴方様がお世話をして下さった、クラウス、ああ、そっちの世界でいうとクロの兄でクランスといいます。そして、この世界の神様?的なものでございます」
「えぇー!!」
「クロのお兄さん?!」
「はい」
「この世界の神様?!」
「はい、そうです。」
えぇ!!本当に驚きの連発だ。確かに瞳の色がオッドアイで左右は反対だけど綺麗で透き通るようなグリーンとブルーの瞳の色は一緒だけど、まさかクロのお兄さんなんて、でも、あれ?
「クランスさんは人間なのに何でクロは猫なんですか」
「ふふ、それはですね、クラウスはまだ未熟者なので貴方の世界ではうまく人間になれないのでしょう」
へぇー、うん、よく分かんないけど、とにかく私の世界では人間になれないってことだよね。
でも、そんな未熟者なのに
「なんで、クロ……クラウスは私の世界に居たんですか?」
クラウンさんは不敵な笑みを浮かべる
「それは、この世界でイタズラや悪事をしすぎたので罰として人間界に落としたんですよ」
ふふふ、と微笑むクラウンさん逆に……逆に恐いです!!クラウンさん!!



作者のお話
次回もお楽しみに(●`ω´●)






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