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灼熱の太陽 編
第59話 バルハラ
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数百年前のエルフの村
日が沈みかけたエルフの森。1人の青年が剣を腰につけて帰路に着こうとしていた。エルフには珍しい黒髪と黒い瞳......青年は微笑みながら家の扉を開ける。家の前に着いた時には辺りは暗闇だ。
「母さんただいま!」
部屋の明かりはついておらず青年は自分が使える魔法の一つ「ファイヤ」を使って小さい人魂のようなものを出現させる。リビングの机に置いてあった照明に火をつけた。
「ごめんね今日は早く帰れる予定だったんだけど思った以上にミノタウロスの討伐が難しくて........母さんもしかして寝ちゃったの?」
青年は暗い母親の寝室を方に近づく。そこで彼が見たのは照明の光で少しだけ照らされた床に見える浮いた脚の影。寝室の照明にも灯りをつけた。
「母さ.......あ......あぁああああ!!!!母さん!!!」
そこにあったのは泣きながら首を吊る金髪のエルフの母親の姿だった。彼女の瞳には光はなく窓が開いていてそこからくる風でゆっくりと揺れている。
「うわぁあぁぁぁあぁぁぁ!!!」
ズバッ!ゴトッ
青年は泣きながら首を吊っている母親のロープを腰につけていた剣で切り落とす。母親の身体が床に倒れた。首を絞めていたロープも外す。かなり強く絞められており解こうとしてもなかなか解けない。
この時の彼はベッドに置かれていた遺書には気づいていない。
数日後には彼女の葬式が開かれた。葬式参列した人は少なく青年の友人や近所の人ばかりだ。青年はただぼーーっと棺に入った自分の母親を見ていた。すると木の下にいる近所のエルフのおばさん達が喋っている声が聞こえた。
「やっと死んだわね~」
「あんな子産むからよ.....人間との間に生まれた子供なんてね~」
「私達は悪くないわ、あの女が勝手に自殺したの。」
青年は耳がいい。その会話を全て静かに聞いていた。青年は知っていた自分の母親が自分を産んだ事を原因で差別されていた事を........。その日以来青年の目に映る村の景色が全て汚れて見えるようになった。
「俺なんて生まれるべきなんかじゃなかったんだ。母さんも俺の事を恨んでいる.........」
「恨んでなんかないよ。貴方のお母さんは貴方に幸せになって欲しいと思っていた」
ズバッ!ガキーン!
漆黒の鎧を身に纏ったリオがバルハラにゆっくりと近づく。バルハラを何度も斬撃を放つがリオには一切その攻撃は通用しなかった。
「そんな事分かるはずねぇだろッ!!」
「貴方の母親.....元々ジャッジメントさんの直属の部下だったらしいんだよ。俺のプロミネンスドラゴンにはこの森で生きてきた守人の記憶の断片が映し出される。」
リオはベルトに装填された黒い本のような形のアイテムの天面にあるボタンを3回押す。リオは両手に持った二つ剣を構えてバルハラに向かって走り出した。
「近づけさせるかァァ!!!いけシャドウ!!」
バルハラの影から数十体のシャドウ達がナイフのようなものを構えながらリオに向かって動き出す。しかしその数十体が一瞬でリオの斬撃により数メートル先まで吹き飛ばされてしまった。崖から落ちてしまうシャドウもいる。
「なんだと.............」
「これで終わりにしようバルハラ!陽月重炎斬!!!」
タッタッタッタッタッタッ!!!
ズバッ!!ズバァァァァァァァァア!!!
「ぐぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!」
ドガァァァァァァァァァアン!!!!
エクリプススラッシュ!!!エンド..........
リオの持つ2つの剣でバルハラの身体を斬撃で切り裂く。バルハラの身体にXのような斬撃の跡が浮かび上がった直後に激しい爆発が起こった。黒い煙の中から傷だらけのバルハラが立ち上がる。
「まだ.......終わらない。終わらせてたまるかよ........」
「終わらせるよ。真実を知る時が来たんだ。」
リオがそう言った瞬間は地面に倒れ込んでしまった。
「ぐっ........なんだ......この映像は?どこだ....ここは....」
バルハラの脳裏に映し出された映像。それは暗い牢屋の中に鎖で繋がれた1人の金髪のエルフの少女の姿だ。そこに人間の男が何人もやってきた。
「おい、このエルフ。腹にガキがいるぞ。これじゃもう売れないな」
「まぁいい。使えなくなったら捨てればいいんだからな....アッハハハハハ!!!」
「...............。」
それから数ヶ月後のある日。彼女は無事檻の中で出産。少し汚い布に包まれた黒い髪の赤ん坊をただ微笑みながら見つめていた。するとその赤ん坊は瞳を開け彼女の目を見つめたあとゆっくりと笑った。
「ふふっ.....初めて私の赤ちゃん。今日から私が貴方のお母さんよ」
泣きながらエルフの少女は笑顔で赤ん坊にそう告げた。
「これは.............。」
バルハラの身体が足元からゆっくりと黒い灰になって消えていく。彼の目には大粒の涙がこぼれ落ちていた。
「あの時斬撃に貴方の母親の記憶の断片を込めて放った。それが真実だよ」
「俺は.......やり直せるか?」
「過去は変えられないんだ。無理矢理変えようとしてもダメだ。でもね未来は変えられる........またいつかどこかで会おうバルハラ」
「はは.......世界が少し綺麗に見えたよエレアの弟子」
バルハラの身体が消える直前の会話だった。数秒後にはバルハラの身体は完全に消え去りカードも残っていない。完全な消滅だ。
「変えられるよ未来なら.......そろそろ戻るか」
リオが変身を解除しようとしたその瞬間だった。どこからか剣と剣がぶつかる音がする。その方向にリオは近づく。そこで見たのはバルハラと金髪の少女が戦う姿だった。
「あれは過去のバルハラ?だったらあれは若い頃のエレアさん..........」
「やめてくれ!私はお前と戦いたくない!」
「お前の意見なんてどうでもいい!!お前は敵だ!!」
「やめて......やめてくれ.......。」
バシッ!!!
「うっ!!」
バルハラの攻撃でエレアの剣を崖から落としてしまう。このままでは彼女の命はないだろう。
「これで終わりだな.........レクイエムストラッシュ!!」
バルハラはエレアに近づいて剣先を彼女の顔に向ける。エレアは怯えたような表情で彼の顔を見つめていた。
「嫌.........嫌だ........。」
彼は剣を振り上げる。逃げる事なんてできない。彼が剣を振り下ろした、その時だ.........。リオの身体は既にもう動いていた。
ガキーーーン!!
「何?」
「え?」
バルハラの剣が弾かれ、エレアの目の前には黒い騎士が2本の剣を構えて現れてた。過去と現在を繋ぐ穴は消えてしまう可能性がある、それなのにリオはエレアを助ける事を選んだ。
「この人は殺させない!!」
「誰だお前?」
「絶対に......絶対に.........!!」
そう言うと彼は2本の剣で斬撃で攻撃を開始する。青い炎と赤い炎の二つの激しい斬撃でバルハラを襲う。
ジャキーン!ジャキーン!
「くっ........!!そんな馬鹿な。」
「............エンディングを見せてやる。」
彼は2本の剣に炎を纏い息切れをするバルハラに向かって剣を大きく振り下ろす。剣の持ち手を使ってベルトに装填したアイテムの天面の大きなボタンを3回押す。
「陽月重炎斬ッ!!ハァァァア!!」
ズバァァァァァァァァァァァァァァア!!
2本の剣を振り下ろすとそこから赤いドラゴンと青いドラゴンが現れバルハラに向かって放たれる。
「ぬァァァァァァァァア!!」
「今です!」
彼はエレアに持っていた剣の一本を渡す。金髪の少女は戸惑いながら彼に問いを投げかける。
「なんで?」
「貴方が最後を決めてください.........。」
黒い騎士の鎧を纏ったリオの青い瞳が水色に光輝く。若かりし頃のエレアはうなづくとエレアの形見である剣の持ち手を握って立ち上がった。
「分かった.....うぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉお!!」
かつての友に一撃を与える為、彼女は走り出す。
「やめろぉぉおぉぉぉぉおぉ!!」
エレアは彼に向かって剣を振り下ろす。赤い炎が彼の身体を切り裂いた。
ズバァァァァァァァァァァァァァァア
「あ.....あ.......ぐはぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ、いつか必ず!!」
彼の身体は消え、一枚のカードがその場に落ちた。エレアの形見の剣は耐えきれず砕け散って消えてしまった。リオはその様子を見た後に静かにその場から立ち去る。
「これでいいんだ.........さよなら、また未来で」
日が沈みかけたエルフの森。1人の青年が剣を腰につけて帰路に着こうとしていた。エルフには珍しい黒髪と黒い瞳......青年は微笑みながら家の扉を開ける。家の前に着いた時には辺りは暗闇だ。
「母さんただいま!」
部屋の明かりはついておらず青年は自分が使える魔法の一つ「ファイヤ」を使って小さい人魂のようなものを出現させる。リビングの机に置いてあった照明に火をつけた。
「ごめんね今日は早く帰れる予定だったんだけど思った以上にミノタウロスの討伐が難しくて........母さんもしかして寝ちゃったの?」
青年は暗い母親の寝室を方に近づく。そこで彼が見たのは照明の光で少しだけ照らされた床に見える浮いた脚の影。寝室の照明にも灯りをつけた。
「母さ.......あ......あぁああああ!!!!母さん!!!」
そこにあったのは泣きながら首を吊る金髪のエルフの母親の姿だった。彼女の瞳には光はなく窓が開いていてそこからくる風でゆっくりと揺れている。
「うわぁあぁぁぁあぁぁぁ!!!」
ズバッ!ゴトッ
青年は泣きながら首を吊っている母親のロープを腰につけていた剣で切り落とす。母親の身体が床に倒れた。首を絞めていたロープも外す。かなり強く絞められており解こうとしてもなかなか解けない。
この時の彼はベッドに置かれていた遺書には気づいていない。
数日後には彼女の葬式が開かれた。葬式参列した人は少なく青年の友人や近所の人ばかりだ。青年はただぼーーっと棺に入った自分の母親を見ていた。すると木の下にいる近所のエルフのおばさん達が喋っている声が聞こえた。
「やっと死んだわね~」
「あんな子産むからよ.....人間との間に生まれた子供なんてね~」
「私達は悪くないわ、あの女が勝手に自殺したの。」
青年は耳がいい。その会話を全て静かに聞いていた。青年は知っていた自分の母親が自分を産んだ事を原因で差別されていた事を........。その日以来青年の目に映る村の景色が全て汚れて見えるようになった。
「俺なんて生まれるべきなんかじゃなかったんだ。母さんも俺の事を恨んでいる.........」
「恨んでなんかないよ。貴方のお母さんは貴方に幸せになって欲しいと思っていた」
ズバッ!ガキーン!
漆黒の鎧を身に纏ったリオがバルハラにゆっくりと近づく。バルハラを何度も斬撃を放つがリオには一切その攻撃は通用しなかった。
「そんな事分かるはずねぇだろッ!!」
「貴方の母親.....元々ジャッジメントさんの直属の部下だったらしいんだよ。俺のプロミネンスドラゴンにはこの森で生きてきた守人の記憶の断片が映し出される。」
リオはベルトに装填された黒い本のような形のアイテムの天面にあるボタンを3回押す。リオは両手に持った二つ剣を構えてバルハラに向かって走り出した。
「近づけさせるかァァ!!!いけシャドウ!!」
バルハラの影から数十体のシャドウ達がナイフのようなものを構えながらリオに向かって動き出す。しかしその数十体が一瞬でリオの斬撃により数メートル先まで吹き飛ばされてしまった。崖から落ちてしまうシャドウもいる。
「なんだと.............」
「これで終わりにしようバルハラ!陽月重炎斬!!!」
タッタッタッタッタッタッ!!!
ズバッ!!ズバァァァァァァァァア!!!
「ぐぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!」
ドガァァァァァァァァァアン!!!!
エクリプススラッシュ!!!エンド..........
リオの持つ2つの剣でバルハラの身体を斬撃で切り裂く。バルハラの身体にXのような斬撃の跡が浮かび上がった直後に激しい爆発が起こった。黒い煙の中から傷だらけのバルハラが立ち上がる。
「まだ.......終わらない。終わらせてたまるかよ........」
「終わらせるよ。真実を知る時が来たんだ。」
リオがそう言った瞬間は地面に倒れ込んでしまった。
「ぐっ........なんだ......この映像は?どこだ....ここは....」
バルハラの脳裏に映し出された映像。それは暗い牢屋の中に鎖で繋がれた1人の金髪のエルフの少女の姿だ。そこに人間の男が何人もやってきた。
「おい、このエルフ。腹にガキがいるぞ。これじゃもう売れないな」
「まぁいい。使えなくなったら捨てればいいんだからな....アッハハハハハ!!!」
「...............。」
それから数ヶ月後のある日。彼女は無事檻の中で出産。少し汚い布に包まれた黒い髪の赤ん坊をただ微笑みながら見つめていた。するとその赤ん坊は瞳を開け彼女の目を見つめたあとゆっくりと笑った。
「ふふっ.....初めて私の赤ちゃん。今日から私が貴方のお母さんよ」
泣きながらエルフの少女は笑顔で赤ん坊にそう告げた。
「これは.............。」
バルハラの身体が足元からゆっくりと黒い灰になって消えていく。彼の目には大粒の涙がこぼれ落ちていた。
「あの時斬撃に貴方の母親の記憶の断片を込めて放った。それが真実だよ」
「俺は.......やり直せるか?」
「過去は変えられないんだ。無理矢理変えようとしてもダメだ。でもね未来は変えられる........またいつかどこかで会おうバルハラ」
「はは.......世界が少し綺麗に見えたよエレアの弟子」
バルハラの身体が消える直前の会話だった。数秒後にはバルハラの身体は完全に消え去りカードも残っていない。完全な消滅だ。
「変えられるよ未来なら.......そろそろ戻るか」
リオが変身を解除しようとしたその瞬間だった。どこからか剣と剣がぶつかる音がする。その方向にリオは近づく。そこで見たのはバルハラと金髪の少女が戦う姿だった。
「あれは過去のバルハラ?だったらあれは若い頃のエレアさん..........」
「やめてくれ!私はお前と戦いたくない!」
「お前の意見なんてどうでもいい!!お前は敵だ!!」
「やめて......やめてくれ.......。」
バシッ!!!
「うっ!!」
バルハラの攻撃でエレアの剣を崖から落としてしまう。このままでは彼女の命はないだろう。
「これで終わりだな.........レクイエムストラッシュ!!」
バルハラはエレアに近づいて剣先を彼女の顔に向ける。エレアは怯えたような表情で彼の顔を見つめていた。
「嫌.........嫌だ........。」
彼は剣を振り上げる。逃げる事なんてできない。彼が剣を振り下ろした、その時だ.........。リオの身体は既にもう動いていた。
ガキーーーン!!
「何?」
「え?」
バルハラの剣が弾かれ、エレアの目の前には黒い騎士が2本の剣を構えて現れてた。過去と現在を繋ぐ穴は消えてしまう可能性がある、それなのにリオはエレアを助ける事を選んだ。
「この人は殺させない!!」
「誰だお前?」
「絶対に......絶対に.........!!」
そう言うと彼は2本の剣で斬撃で攻撃を開始する。青い炎と赤い炎の二つの激しい斬撃でバルハラを襲う。
ジャキーン!ジャキーン!
「くっ........!!そんな馬鹿な。」
「............エンディングを見せてやる。」
彼は2本の剣に炎を纏い息切れをするバルハラに向かって剣を大きく振り下ろす。剣の持ち手を使ってベルトに装填したアイテムの天面の大きなボタンを3回押す。
「陽月重炎斬ッ!!ハァァァア!!」
ズバァァァァァァァァァァァァァァア!!
2本の剣を振り下ろすとそこから赤いドラゴンと青いドラゴンが現れバルハラに向かって放たれる。
「ぬァァァァァァァァア!!」
「今です!」
彼はエレアに持っていた剣の一本を渡す。金髪の少女は戸惑いながら彼に問いを投げかける。
「なんで?」
「貴方が最後を決めてください.........。」
黒い騎士の鎧を纏ったリオの青い瞳が水色に光輝く。若かりし頃のエレアはうなづくとエレアの形見である剣の持ち手を握って立ち上がった。
「分かった.....うぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉお!!」
かつての友に一撃を与える為、彼女は走り出す。
「やめろぉぉおぉぉぉぉおぉ!!」
エレアは彼に向かって剣を振り下ろす。赤い炎が彼の身体を切り裂いた。
ズバァァァァァァァァァァァァァァア
「あ.....あ.......ぐはぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ、いつか必ず!!」
彼の身体は消え、一枚のカードがその場に落ちた。エレアの形見の剣は耐えきれず砕け散って消えてしまった。リオはその様子を見た後に静かにその場から立ち去る。
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