71 / 95
灼熱の太陽 編
第55話 日の光
しおりを挟む
数日後のエルフの村
それは早朝のことだった。1人の赤髪の青年が花束を持ってここに来た。ここは「リーゼの花園」.......エルフの森にある花園で色とりどりの花々が生えている。神が住む場所はこのような場所で溢れているのだろう。
「ここに眠っているんですね。」
赤髪はリーゼの花園の隅の方に広がる墓地にいる。たくさんある墓の一つの前に立つとしゃがみ込み花束を供えた。これは彼の師であるエレアの墓だ。その横には彼女の父と母の墓がある。
「ご両親の横に作ってもらいました。村の方ですか?大丈夫です......被害はありません。守人の人達がシャドウ達の侵攻を必死で抑えてくれたおかげです。」
青年は優しく微笑むとゆっくり立ち上がった。
「そろそろ俺は行きますね.....今日は月と太陽が昼に重なる「日食」の日らしくて........ちょっとしたお祭りがあるらしいんです。明日の朝にはこの森を出てオリオンの街に戻りたいと思います。」
青年は少し泣きそうな顔をするとその場を去っていった。涼しい風が彼の頬をくすぐる。暖かい日の光が彼を照らす。
(ありがとうリオ........)
師であるエレアの優しい声が風と日の光と共に聴こえたような気がした。
その頃エルフの森の崖の上では
エルフの村を一望する事ができるこの崖には大きな大樹が生えている。ここに来るのは滅多にいない。しかしそこに向かって1人の黒髪の男が剣を引きずりながらやってきた。
「この場所も変わんねぇな........美しい自然、清らかな水、たくさんの妖精達、エルフ達の賑わった声......俺が嫌いなもので溢れてやがるぜ。」
「目を覚ましたみたいだねバルハラ......どう?50年ぶりの故郷は?」
魔法陣の中から青髪の青年がニコニコしながらやってきた。ラグル族のモーゼだ。バルハラはエルフの村を見下ろす。
「故郷?そんなとこじゃねぇさ。俺はこの景色を壊せればそれでいい。なんも変わっちゃいねぇな.....特にあそこは.....。」
バルハラが指さす先にあるのはジャッジメントの館だ。
「アイツが1番俺のことを差別してたからな。あそこから襲うのもありか?」
「君はこれからどうするの?」
モーゼの質問に答えるようにバルハラは剣を振るった。
「これから?違うな.......今日でこの村を全て破壊し尽くしてやる。シャドウ達とさっき見つけて洗脳した冒険者2人を使ってな!!」
「そうか今日は日食の日......ははっ面白くなってきたね!」
2人の会話を盗み聴くように桃色の長髪の女性が木の後ろに隠れていた。
「ふーーーん。あれがノワールが最初に破壊した森の奥の洞窟にあった祭壇に封印されていた狂人さんね。っていうかラグル族のモーゼ様が森の中に入れている。ジャッジメントの結界がモーゼ様が入れるくらいにまで弱まっているのね。」
彼女はそう言うとそのままどこかへと消えてしまった。
ジャッジメントの屋敷では
「エレア...........なぜだ。なぜ人間をかばって死んだ.....。」
赤髪のジャッジメントはただ座っていた。ここ数日何も手についていないのか彼の机には山のような資料の紙が置かれている。本当ならすぐに片付けてエルフ達に指示を出すはずなのに........。
「ここにいてもしょうがない。少し外の空気でも吸いに行こう。」
ボソっと呟くと彼は立ち上がり外に広がり庭園に向かった。庭園に着いて歩いていると彼は空を見上げた。庭園は丁寧に手入れされており小さな池には魚が泳いでいる。
「やはりここは落ち着くな。」
ジャリ.....ジャリ.....
小さな石がたくさん敷かれている庭園を誰かが歩く音がする。
「誰だ?」
「久しぶりだな.....ジャッジメント......。」
ジャッジメントが振り返るとそこにいたのは黒髪の男バルハラだ。
「貴様は....バルハラ。なぜだ.....なぜ貴様がこの場所にいるッ!」
「相変わらず酷い対応だなーあの頃と何も変わっちゃいねぇ。俺を見下すような差別的なその瞳が大っ嫌いだぜ。」
そう言うとバルハラは剣を引きずるのをやめジャッジメントに向かって走り出す。剣の刀身は赤黒いオーラを纏っている。
「死ねッ!ジャッジメントォォォォォ!!レクイエムスラッシュ!!」
「くっ........!!」
「させるかァァ!!バーニングスラッシュ!」
ファイヤ!スラッシュ!
バーニングスラッシュ!!
バルハラの剣がジャッジメントに当たる直前に赤髪の青年リオが2人の間に割って入り攻撃を防いだ。
「なんだお前?」
「俺はリオ.....デュリオンだ!この人は絶対傷つけさせない!」
「さっきのお前の技......エレアの技か?そういえばアイツいねぇーな」
「エレアさんは.........。」
リオの言葉と表情を見た瞬間にバルハラは笑い始めた。
「フッハハハハハハ........そうか、その感じだとアイツ死んだんだな!!あぁー死んだかーざまぁーねーなー。
「何がおかしい!エレアさんは....師匠は俺を守る為に!!その命を俺に繋いでくれたんだぞ!」
「命を繋ぐ?命の炎はそこで消えたら終わりだろ?エレアみてぇな事言ってんじゃねぇ!!レクイエム....バァァァストォォォォ!!!」
ズバァァァァァ!!!
赤黒いオーラを纏った斬撃をバルハラはジャッジメントに向かって放つ。
「はっ!チェンジ!!」
リオは腰につけられたケースからカードを一枚取り出すと右腕に付けられた白いデバイスにカードをかざし姿を変化させる。
Heart is burning! The sword is dyed red! Acceleration is non-stop!
デュリオニックマッハー!!!ブルン!ブルン!
「ダメだ間に合わない!!だったらッ!!」
ドガァァァァァァァァァアン!!
「ぐあぁぁぁあ!!!」
静かな庭園に激しい爆発音が鳴り響く。爆風で地面に敷かれた小さな石が吹き飛ぶ。リオは強制的に変身を解除され地面に倒れていた。
「斬るのが間に合わないと思って自らが盾になったか.....。なんでだ?お前人間だろ?そいつは人間の事が嫌いなんだぜ?」
「確かに.......この人は俺達の事が少し嫌いみたい......でも.....でも....この人はエレアさんの大切な家族だから......。エレアさんが守りたかったものだからァッ!!」
「リオ............。」
「チッ......つまんねぇな。そろそろ村に大量のシャドウ達が湧く頃だ。あとはあの2人に任せて俺はあの場所に行かせてもらうぜ。」
そう言うと再び剣を引きずりながらどこかへ向かっていってしまった。リオの意識はここで途絶える。
エルフの村では
「明日でこの村とお別れかー......だったら今のうちに服とか買っておかなきゃ!他の場所では絶対買えなさそうだし!」
「そんなに荷物は持っていけませんよサナさん.......。」
「私も今日中にこの村おすすめのグルメを全て食したいと考えています。まずはこの本に書かれてるパンケーキから.........。」
「サファイアまで.......。」
「キャァァァァアァ!!!助けて!!」
サナ、メガネくん、サファイアの3人が村を歩いているとどこからか女性や男性の悲鳴が聞こえ始めた。
「なっ何!?!?」
「あっちからです急ぎましょう!」
サナ達が悲鳴のする方へと向かう。そこでサナ達が見たのはエルフの人々を襲おうとする数体の黒い影のモンスター「シャドウ」達の姿だった。
「なんでシャドウ達?」
「とにかく......みんなを助けなきゃ!」
サナはコートのポケットからアイテムを取り出しボタンを押してデバイスにかざす。
\\\Limit Blake///
デバイスにかざすと同時に彼女の腰にベルトが巻かれる。そのベルトにアイテムをセットしてレバーを引く。
「「「チェンジ!!!」」」
サファイアとメガネ君は魔法陣を潜って変身。それに対してサナは緑魔法陣を潜った瞬間に緑色の狼が現れそれがアーマーへと変化し装着され変身する。
ボルテックサバイバー!!!
「サナさん......その姿は........。」
「5分......だよ......。」
彼女は武器のショットガンを構える。
「え?」
「5分しか私の正気は保てない。だからそれまでに片付ける。行くよ!!2人共!!」
「「......はい!!」」
3人がそれぞれ武器を構えてシャドウ達に向かって走り出す。その時だった.........。
バン!バン!バン!!!
「銃声?」
「へーーーここにも冒険者っているんだな。」
「そうですな。」
シャドウ達がいる奥の方から2人の男が銃を構えてゆっくりと歩き始めた。彼らの右腕にはデバイスが取り付けられている。
「あのデバイス.....冒険者!?でも1人クマみたいな人が......。」
「クマじゃなくて犬です!!」
「貴方達は一体..........。」
サファイアの問いに薄い水色の髪の男が答える。
「俺はグラセリアス.......こっちの犬みてぇなやつがロムだ。俺達はバルハラ様の目的の為にここにいるんだ。」
「そうです!そうです!私がロムでございます!それじゃ早速.........。」
2人は右腕に取り付けられたデバイスの画面に触れて同じように銃を構えた。
「「チェンジ」」
ババン!!!
銃口から飛び出した弾丸は発射されたと同時に魔法陣へと変化し2人はその魔法陣を潜った。
バレットチェンジ!Blue shining thunder~!
バレットチェンジ!Aim for the shadow wolf!!
It's time to hunt.............。
「さぁ暴れるぞ........。」
「駄犬なんかじゃない事を証明してみせます!!」
それは早朝のことだった。1人の赤髪の青年が花束を持ってここに来た。ここは「リーゼの花園」.......エルフの森にある花園で色とりどりの花々が生えている。神が住む場所はこのような場所で溢れているのだろう。
「ここに眠っているんですね。」
赤髪はリーゼの花園の隅の方に広がる墓地にいる。たくさんある墓の一つの前に立つとしゃがみ込み花束を供えた。これは彼の師であるエレアの墓だ。その横には彼女の父と母の墓がある。
「ご両親の横に作ってもらいました。村の方ですか?大丈夫です......被害はありません。守人の人達がシャドウ達の侵攻を必死で抑えてくれたおかげです。」
青年は優しく微笑むとゆっくり立ち上がった。
「そろそろ俺は行きますね.....今日は月と太陽が昼に重なる「日食」の日らしくて........ちょっとしたお祭りがあるらしいんです。明日の朝にはこの森を出てオリオンの街に戻りたいと思います。」
青年は少し泣きそうな顔をするとその場を去っていった。涼しい風が彼の頬をくすぐる。暖かい日の光が彼を照らす。
(ありがとうリオ........)
師であるエレアの優しい声が風と日の光と共に聴こえたような気がした。
その頃エルフの森の崖の上では
エルフの村を一望する事ができるこの崖には大きな大樹が生えている。ここに来るのは滅多にいない。しかしそこに向かって1人の黒髪の男が剣を引きずりながらやってきた。
「この場所も変わんねぇな........美しい自然、清らかな水、たくさんの妖精達、エルフ達の賑わった声......俺が嫌いなもので溢れてやがるぜ。」
「目を覚ましたみたいだねバルハラ......どう?50年ぶりの故郷は?」
魔法陣の中から青髪の青年がニコニコしながらやってきた。ラグル族のモーゼだ。バルハラはエルフの村を見下ろす。
「故郷?そんなとこじゃねぇさ。俺はこの景色を壊せればそれでいい。なんも変わっちゃいねぇな.....特にあそこは.....。」
バルハラが指さす先にあるのはジャッジメントの館だ。
「アイツが1番俺のことを差別してたからな。あそこから襲うのもありか?」
「君はこれからどうするの?」
モーゼの質問に答えるようにバルハラは剣を振るった。
「これから?違うな.......今日でこの村を全て破壊し尽くしてやる。シャドウ達とさっき見つけて洗脳した冒険者2人を使ってな!!」
「そうか今日は日食の日......ははっ面白くなってきたね!」
2人の会話を盗み聴くように桃色の長髪の女性が木の後ろに隠れていた。
「ふーーーん。あれがノワールが最初に破壊した森の奥の洞窟にあった祭壇に封印されていた狂人さんね。っていうかラグル族のモーゼ様が森の中に入れている。ジャッジメントの結界がモーゼ様が入れるくらいにまで弱まっているのね。」
彼女はそう言うとそのままどこかへと消えてしまった。
ジャッジメントの屋敷では
「エレア...........なぜだ。なぜ人間をかばって死んだ.....。」
赤髪のジャッジメントはただ座っていた。ここ数日何も手についていないのか彼の机には山のような資料の紙が置かれている。本当ならすぐに片付けてエルフ達に指示を出すはずなのに........。
「ここにいてもしょうがない。少し外の空気でも吸いに行こう。」
ボソっと呟くと彼は立ち上がり外に広がり庭園に向かった。庭園に着いて歩いていると彼は空を見上げた。庭園は丁寧に手入れされており小さな池には魚が泳いでいる。
「やはりここは落ち着くな。」
ジャリ.....ジャリ.....
小さな石がたくさん敷かれている庭園を誰かが歩く音がする。
「誰だ?」
「久しぶりだな.....ジャッジメント......。」
ジャッジメントが振り返るとそこにいたのは黒髪の男バルハラだ。
「貴様は....バルハラ。なぜだ.....なぜ貴様がこの場所にいるッ!」
「相変わらず酷い対応だなーあの頃と何も変わっちゃいねぇ。俺を見下すような差別的なその瞳が大っ嫌いだぜ。」
そう言うとバルハラは剣を引きずるのをやめジャッジメントに向かって走り出す。剣の刀身は赤黒いオーラを纏っている。
「死ねッ!ジャッジメントォォォォォ!!レクイエムスラッシュ!!」
「くっ........!!」
「させるかァァ!!バーニングスラッシュ!」
ファイヤ!スラッシュ!
バーニングスラッシュ!!
バルハラの剣がジャッジメントに当たる直前に赤髪の青年リオが2人の間に割って入り攻撃を防いだ。
「なんだお前?」
「俺はリオ.....デュリオンだ!この人は絶対傷つけさせない!」
「さっきのお前の技......エレアの技か?そういえばアイツいねぇーな」
「エレアさんは.........。」
リオの言葉と表情を見た瞬間にバルハラは笑い始めた。
「フッハハハハハハ........そうか、その感じだとアイツ死んだんだな!!あぁー死んだかーざまぁーねーなー。
「何がおかしい!エレアさんは....師匠は俺を守る為に!!その命を俺に繋いでくれたんだぞ!」
「命を繋ぐ?命の炎はそこで消えたら終わりだろ?エレアみてぇな事言ってんじゃねぇ!!レクイエム....バァァァストォォォォ!!!」
ズバァァァァァ!!!
赤黒いオーラを纏った斬撃をバルハラはジャッジメントに向かって放つ。
「はっ!チェンジ!!」
リオは腰につけられたケースからカードを一枚取り出すと右腕に付けられた白いデバイスにカードをかざし姿を変化させる。
Heart is burning! The sword is dyed red! Acceleration is non-stop!
デュリオニックマッハー!!!ブルン!ブルン!
「ダメだ間に合わない!!だったらッ!!」
ドガァァァァァァァァァアン!!
「ぐあぁぁぁあ!!!」
静かな庭園に激しい爆発音が鳴り響く。爆風で地面に敷かれた小さな石が吹き飛ぶ。リオは強制的に変身を解除され地面に倒れていた。
「斬るのが間に合わないと思って自らが盾になったか.....。なんでだ?お前人間だろ?そいつは人間の事が嫌いなんだぜ?」
「確かに.......この人は俺達の事が少し嫌いみたい......でも.....でも....この人はエレアさんの大切な家族だから......。エレアさんが守りたかったものだからァッ!!」
「リオ............。」
「チッ......つまんねぇな。そろそろ村に大量のシャドウ達が湧く頃だ。あとはあの2人に任せて俺はあの場所に行かせてもらうぜ。」
そう言うと再び剣を引きずりながらどこかへ向かっていってしまった。リオの意識はここで途絶える。
エルフの村では
「明日でこの村とお別れかー......だったら今のうちに服とか買っておかなきゃ!他の場所では絶対買えなさそうだし!」
「そんなに荷物は持っていけませんよサナさん.......。」
「私も今日中にこの村おすすめのグルメを全て食したいと考えています。まずはこの本に書かれてるパンケーキから.........。」
「サファイアまで.......。」
「キャァァァァアァ!!!助けて!!」
サナ、メガネくん、サファイアの3人が村を歩いているとどこからか女性や男性の悲鳴が聞こえ始めた。
「なっ何!?!?」
「あっちからです急ぎましょう!」
サナ達が悲鳴のする方へと向かう。そこでサナ達が見たのはエルフの人々を襲おうとする数体の黒い影のモンスター「シャドウ」達の姿だった。
「なんでシャドウ達?」
「とにかく......みんなを助けなきゃ!」
サナはコートのポケットからアイテムを取り出しボタンを押してデバイスにかざす。
\\\Limit Blake///
デバイスにかざすと同時に彼女の腰にベルトが巻かれる。そのベルトにアイテムをセットしてレバーを引く。
「「「チェンジ!!!」」」
サファイアとメガネ君は魔法陣を潜って変身。それに対してサナは緑魔法陣を潜った瞬間に緑色の狼が現れそれがアーマーへと変化し装着され変身する。
ボルテックサバイバー!!!
「サナさん......その姿は........。」
「5分......だよ......。」
彼女は武器のショットガンを構える。
「え?」
「5分しか私の正気は保てない。だからそれまでに片付ける。行くよ!!2人共!!」
「「......はい!!」」
3人がそれぞれ武器を構えてシャドウ達に向かって走り出す。その時だった.........。
バン!バン!バン!!!
「銃声?」
「へーーーここにも冒険者っているんだな。」
「そうですな。」
シャドウ達がいる奥の方から2人の男が銃を構えてゆっくりと歩き始めた。彼らの右腕にはデバイスが取り付けられている。
「あのデバイス.....冒険者!?でも1人クマみたいな人が......。」
「クマじゃなくて犬です!!」
「貴方達は一体..........。」
サファイアの問いに薄い水色の髪の男が答える。
「俺はグラセリアス.......こっちの犬みてぇなやつがロムだ。俺達はバルハラ様の目的の為にここにいるんだ。」
「そうです!そうです!私がロムでございます!それじゃ早速.........。」
2人は右腕に取り付けられたデバイスの画面に触れて同じように銃を構えた。
「「チェンジ」」
ババン!!!
銃口から飛び出した弾丸は発射されたと同時に魔法陣へと変化し2人はその魔法陣を潜った。
バレットチェンジ!Blue shining thunder~!
バレットチェンジ!Aim for the shadow wolf!!
It's time to hunt.............。
「さぁ暴れるぞ........。」
「駄犬なんかじゃない事を証明してみせます!!」
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる