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灼熱の太陽 編
第42話 師弟となりて
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次の日 ジャッジメントのお屋敷にて
「昨日はお疲れ様.......で?どうだった?」
ジャッジメントの前にエルフの3人が正座している。
「私は青髪の子と戦いました.......冷静な判断で私に勝ちました。」
白い長髪の彼女はそう言うと瞳を閉じる。
「私は茶髪の子と戦いました!序盤は真面目に戦ってくれなかったですが.......後半は私の1分後にミノタウロスを討伐!狙撃の腕前は.......まぁ私には及ばないけど!いい方だと思います!」
小さい彼女は誇らしそうに言うと真ん中で正座する金髪の女性を見つめた。
「最後はエレアか........どうだった?」
「はい、私はリオという赤髪の冒険者と戦いました。私と同じく炎の技を基本としています。彼の剣のわずかに残った傷跡が彼の今までの戦いを物語っていました。」
「ふーーん。」
「彼の剣はほぼ新品です、数ヶ月ほどしか使っていないようでした。しかし傷跡はかなりありました。深いものも浅いものも.......それに彼の剣の一振り一振りで分かりました。彼の剣技は我流のようです。誰にも教わっていない、戦いのなかで学んだ......そのような感じです。」
彼女の報告はまだ続く。
「彼は大切な場面で剣が右にブレる癖があります。その癖を直さないと後に彼は痛い目に遭うでしょう。しかし彼の攻撃で私の剣に「ヒビ」が入った事は事実........。」
彼女の言葉に2人は驚く。2人共目がカッ!と開いている。
「うっそ!エレアの剣にヒビが!?」
「今までそんな事はありませんでしたよね........。」
「ヒビが入ったのか......彼の攻撃で。」
「はい、彼自身はまだ未熟......しかし戦いの最中....ジャッジメント様....貴方が言う「炎」を彼の瞳の奥で見た気がします。」
ジャッジメントは考え事をするかのように顔を下にした後に、彼女にこう言った。
「君はどうする?」
「私は彼を鍛え上げる......つまり弟子にしたいと考えております。」
2人「え?......えぇぇえぇぇぇえぇぇ!!」
午前9時47分 エルフの森の守人達の修練場にて
「遅いぞリオ!!」
俺がディルバマッハーから降りるとそこには木刀を持っているのエレアさんが怒った表情でこちらを見つめていた。
「すっすみません!まだエルフの森に慣れてなくて.......。」
「言い訳は無用!それにエルフの森の地図は昨日渡したはずだが?」
エレアさんがこちらを睨みつける。
「うっ...........。」
「めんどくさいやつだな.....。」
「ディルバしっ!!」
「何か言ったかそこの変な赤色の乗り物よ?」
さらに怒った表情でディルバを睨みつける。でもきっとディルバだったら「んだとッ!!」とか言うんだろうな......。
「いえ!何も!それじゃ僕は帰ります!お疲れ様でした!」
そう言うとディルバはエンジンをかけてブルンブルン!と鳴らしながら魔法陣の中へと帰ってしまった。
「おい!ディルバ!(お前いつもそんな感じじゃないだろ!お前の一人称は俺様じゃないのか!?)」
魔法陣に入っていくディルバを連れ戻そうと魔法陣のある後ろへ走ったが間に合わなかった。
バンッ!!!!
「ひっ!!」
振り返るとエレアさんが木刀を近くの木に叩きつけていた。
「さぁ、特訓を始めようじゃないか。我が弟子よ。」
にこっ♪
怒った表情から急に満面な笑顔を見せる。その笑顔が俺にとって恐怖でしかなかった。
「はっはひ!」
「私の事は先生.....もしくは師匠と呼べ!」
「そっそれは...........やめときます......。」
バンッ!!!
この時、この状況を見ていた他の守人のエルフ達は思った。
(あっ、この人間.....今日で死ぬな)
30分後
「剣の素振り3000回!これを1時間でしろ!」
1時間後
「この修練場の周りを10周......昼まで終わらなければ昼食はなしだ。」
さらに1時間後
「どうやら間に合ったようだな.....昼食は10分で済ませろ。」
10分後
「生身でゴブリン5匹を倒せ!それができなければ話にならない!」
(やばい.....吐きそう。)
時は流れ気付けば午後3時になっていた。俺達は修練場から離れ、なぜか公園にいた。
「あの......エレアさんなんで僕達は公園に?」
俺がそう言うとエレアさんは俺に木刀を一本投げ渡す。
「私に一撃でも攻撃を与えろ。そして私の事は師匠....又は先生と呼べ。」
エレアさんはそう言うと俺に向かって走り出す。
「うわぁぁぁぁぁあ!!」
俺は公園中を走り回る。
「コラ!逃げるなーー!!」
「逃げますよー!!」
俺はすべり台から飛び降りたりブランコくぐったり、鉄棒にぶつかったり.........。とにかく逃げ回った。
「お父さーんあのお兄ちゃん達何してるのー?」
「しっ.....見ちゃダメ。」
その日の夜
「全身の全てが痛い.............。」
「大丈夫リオ君?」
「大丈夫じゃないです..........。」
俺はハシを震える手で持ち、ご飯を口へと運ぶ。まさかこんなところでも和食が食べれるだなんて.........。ここはジャッジメントさんの屋敷の客室らしい。俺達の一人一人に部屋が用意されている。
まるで旅館だ。
「あ!そういえばサファイア!なんで私のパワーアップ完成してなかったの!」
「だから、あれはまだ未完成だと言ったはずです。もう少し待ってください。」
「う.....はーーーい。」
しょぼんとした顔をしながらサナさんは食事を続けた。そういえばメガネ君がいない。
「メガネ君は?」
「今日はもう寝ちゃったよ。メガネ君お昼はオーロラ?っていう人がいる場所へ行っちゃったみたいだよ。」
「オーロラ.....って確かエレアさんが言ってた幼馴染?」
「そういえばリオは本当にエレアの弟子になったのですか?」
「うっうん......明日もあるんだ。」
そう思うと絶望が一気に押し寄せてきた。
「リオ君.....目が死んでるよ。」
「眠れない.........。」
明日にもあると考えると眠れない。そうだ.....少し外を散歩してみよう。俺は右腕に付けられたデバイスで時間を確認する。
午前2時36分
深夜だ........窓を覗くと綺麗な星空が見える。オリオンの街のみんなも元気かな........。俺は立ち上がり、部屋から出ると廊下を歩いた。
ガチャ
「あ.....。」
前方から誰かが来る.....灯りを持っている。あまりはっきり見えないがあの赤髪はジャッジメントさんだろう。
「ジャッジメントさん.....。」
「やぁ、リオ君じゃないか。眠れないのかい?」
「はい....明日の事を考えると......。」
「はは、彼女は頑固なんだ......自分の信念を決して曲げない。」
ジャッジメントさんはそう言うと立ち去ろうとしてしまう。
「ちょっと待ってください!」
「彼女は幼少期に.....両親を失っているんだ。」
「え?」
「何十年も前に起こった事件だ。人間のせいだよ......人間がエルフの森に攻めてきた。数十人というエルフが死んだ.....数百人のエルフが悲しみで涙を流した。だから両親を失った彼女は俺が育てたんだ。」
「あの..........。」
「なんだい?」
「ジャッジメントさんは....人間が嫌いなんですか?」
俺がそう言うとジャッジメントさんは振り返ってこう言った。
「あぁ、大嫌いさ........7000年前からね。」
その表情は初日に見たあの憎しみと怒りで溢れた表情だった。
おまけコーナー
その1
リオ達がエルフの森を進んでいく時にサナさん達を驚かせた幽霊の正体はエルフの森に住むエルフの女の子です。
森を散歩してたらオドオドしながら進んでいるリオ達を見ていてイタズラがしたくなったらしいです
あとでちゃんと謝りました。
その2
オーロラが使うアックスはオーロラの身長の約2.5倍
彼女も高身長だが、それ以上にこのアックスを作った人達の努力を感じる。
刃が青いクリスタルでできている。エルフの森の奥にある洞窟で採取されたクリスタルの中で最も大きいクリスタルが使われている。
制作期間は1年半......職人の皆様お疲れ様です。
ちなみに壊れたらいけないのでオーロラは手入れはちゃんとしていますが、一回の手入れで4時間は必要です。
「昨日はお疲れ様.......で?どうだった?」
ジャッジメントの前にエルフの3人が正座している。
「私は青髪の子と戦いました.......冷静な判断で私に勝ちました。」
白い長髪の彼女はそう言うと瞳を閉じる。
「私は茶髪の子と戦いました!序盤は真面目に戦ってくれなかったですが.......後半は私の1分後にミノタウロスを討伐!狙撃の腕前は.......まぁ私には及ばないけど!いい方だと思います!」
小さい彼女は誇らしそうに言うと真ん中で正座する金髪の女性を見つめた。
「最後はエレアか........どうだった?」
「はい、私はリオという赤髪の冒険者と戦いました。私と同じく炎の技を基本としています。彼の剣のわずかに残った傷跡が彼の今までの戦いを物語っていました。」
「ふーーん。」
「彼の剣はほぼ新品です、数ヶ月ほどしか使っていないようでした。しかし傷跡はかなりありました。深いものも浅いものも.......それに彼の剣の一振り一振りで分かりました。彼の剣技は我流のようです。誰にも教わっていない、戦いのなかで学んだ......そのような感じです。」
彼女の報告はまだ続く。
「彼は大切な場面で剣が右にブレる癖があります。その癖を直さないと後に彼は痛い目に遭うでしょう。しかし彼の攻撃で私の剣に「ヒビ」が入った事は事実........。」
彼女の言葉に2人は驚く。2人共目がカッ!と開いている。
「うっそ!エレアの剣にヒビが!?」
「今までそんな事はありませんでしたよね........。」
「ヒビが入ったのか......彼の攻撃で。」
「はい、彼自身はまだ未熟......しかし戦いの最中....ジャッジメント様....貴方が言う「炎」を彼の瞳の奥で見た気がします。」
ジャッジメントは考え事をするかのように顔を下にした後に、彼女にこう言った。
「君はどうする?」
「私は彼を鍛え上げる......つまり弟子にしたいと考えております。」
2人「え?......えぇぇえぇぇぇえぇぇ!!」
午前9時47分 エルフの森の守人達の修練場にて
「遅いぞリオ!!」
俺がディルバマッハーから降りるとそこには木刀を持っているのエレアさんが怒った表情でこちらを見つめていた。
「すっすみません!まだエルフの森に慣れてなくて.......。」
「言い訳は無用!それにエルフの森の地図は昨日渡したはずだが?」
エレアさんがこちらを睨みつける。
「うっ...........。」
「めんどくさいやつだな.....。」
「ディルバしっ!!」
「何か言ったかそこの変な赤色の乗り物よ?」
さらに怒った表情でディルバを睨みつける。でもきっとディルバだったら「んだとッ!!」とか言うんだろうな......。
「いえ!何も!それじゃ僕は帰ります!お疲れ様でした!」
そう言うとディルバはエンジンをかけてブルンブルン!と鳴らしながら魔法陣の中へと帰ってしまった。
「おい!ディルバ!(お前いつもそんな感じじゃないだろ!お前の一人称は俺様じゃないのか!?)」
魔法陣に入っていくディルバを連れ戻そうと魔法陣のある後ろへ走ったが間に合わなかった。
バンッ!!!!
「ひっ!!」
振り返るとエレアさんが木刀を近くの木に叩きつけていた。
「さぁ、特訓を始めようじゃないか。我が弟子よ。」
にこっ♪
怒った表情から急に満面な笑顔を見せる。その笑顔が俺にとって恐怖でしかなかった。
「はっはひ!」
「私の事は先生.....もしくは師匠と呼べ!」
「そっそれは...........やめときます......。」
バンッ!!!
この時、この状況を見ていた他の守人のエルフ達は思った。
(あっ、この人間.....今日で死ぬな)
30分後
「剣の素振り3000回!これを1時間でしろ!」
1時間後
「この修練場の周りを10周......昼まで終わらなければ昼食はなしだ。」
さらに1時間後
「どうやら間に合ったようだな.....昼食は10分で済ませろ。」
10分後
「生身でゴブリン5匹を倒せ!それができなければ話にならない!」
(やばい.....吐きそう。)
時は流れ気付けば午後3時になっていた。俺達は修練場から離れ、なぜか公園にいた。
「あの......エレアさんなんで僕達は公園に?」
俺がそう言うとエレアさんは俺に木刀を一本投げ渡す。
「私に一撃でも攻撃を与えろ。そして私の事は師匠....又は先生と呼べ。」
エレアさんはそう言うと俺に向かって走り出す。
「うわぁぁぁぁぁあ!!」
俺は公園中を走り回る。
「コラ!逃げるなーー!!」
「逃げますよー!!」
俺はすべり台から飛び降りたりブランコくぐったり、鉄棒にぶつかったり.........。とにかく逃げ回った。
「お父さーんあのお兄ちゃん達何してるのー?」
「しっ.....見ちゃダメ。」
その日の夜
「全身の全てが痛い.............。」
「大丈夫リオ君?」
「大丈夫じゃないです..........。」
俺はハシを震える手で持ち、ご飯を口へと運ぶ。まさかこんなところでも和食が食べれるだなんて.........。ここはジャッジメントさんの屋敷の客室らしい。俺達の一人一人に部屋が用意されている。
まるで旅館だ。
「あ!そういえばサファイア!なんで私のパワーアップ完成してなかったの!」
「だから、あれはまだ未完成だと言ったはずです。もう少し待ってください。」
「う.....はーーーい。」
しょぼんとした顔をしながらサナさんは食事を続けた。そういえばメガネ君がいない。
「メガネ君は?」
「今日はもう寝ちゃったよ。メガネ君お昼はオーロラ?っていう人がいる場所へ行っちゃったみたいだよ。」
「オーロラ.....って確かエレアさんが言ってた幼馴染?」
「そういえばリオは本当にエレアの弟子になったのですか?」
「うっうん......明日もあるんだ。」
そう思うと絶望が一気に押し寄せてきた。
「リオ君.....目が死んでるよ。」
「眠れない.........。」
明日にもあると考えると眠れない。そうだ.....少し外を散歩してみよう。俺は右腕に付けられたデバイスで時間を確認する。
午前2時36分
深夜だ........窓を覗くと綺麗な星空が見える。オリオンの街のみんなも元気かな........。俺は立ち上がり、部屋から出ると廊下を歩いた。
ガチャ
「あ.....。」
前方から誰かが来る.....灯りを持っている。あまりはっきり見えないがあの赤髪はジャッジメントさんだろう。
「ジャッジメントさん.....。」
「やぁ、リオ君じゃないか。眠れないのかい?」
「はい....明日の事を考えると......。」
「はは、彼女は頑固なんだ......自分の信念を決して曲げない。」
ジャッジメントさんはそう言うと立ち去ろうとしてしまう。
「ちょっと待ってください!」
「彼女は幼少期に.....両親を失っているんだ。」
「え?」
「何十年も前に起こった事件だ。人間のせいだよ......人間がエルフの森に攻めてきた。数十人というエルフが死んだ.....数百人のエルフが悲しみで涙を流した。だから両親を失った彼女は俺が育てたんだ。」
「あの..........。」
「なんだい?」
「ジャッジメントさんは....人間が嫌いなんですか?」
俺がそう言うとジャッジメントさんは振り返ってこう言った。
「あぁ、大嫌いさ........7000年前からね。」
その表情は初日に見たあの憎しみと怒りで溢れた表情だった。
おまけコーナー
その1
リオ達がエルフの森を進んでいく時にサナさん達を驚かせた幽霊の正体はエルフの森に住むエルフの女の子です。
森を散歩してたらオドオドしながら進んでいるリオ達を見ていてイタズラがしたくなったらしいです
あとでちゃんと謝りました。
その2
オーロラが使うアックスはオーロラの身長の約2.5倍
彼女も高身長だが、それ以上にこのアックスを作った人達の努力を感じる。
刃が青いクリスタルでできている。エルフの森の奥にある洞窟で採取されたクリスタルの中で最も大きいクリスタルが使われている。
制作期間は1年半......職人の皆様お疲れ様です。
ちなみに壊れたらいけないのでオーロラは手入れはちゃんとしていますが、一回の手入れで4時間は必要です。
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