Metal Blood World 〜ようこそ選ばれしプレイヤー達〜

風鈴ナツ

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灼熱の太陽 編

Metal Blood World〜every one's holiday〜第6話 アイツら今何してる?

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オリオンの街 ファンタジーモールギルドにて
ハンドの社長室ではいつも通りあの2人が会話をしていた。



ハンド「いやージェネシスの4人が旅行行っちゃって寂しいね(´;ω;`)」

テン「そうですね......さてそれは置いといて仕事をしましょう」

ハンド「置いたものをまた元の場所に戻して.......(*゚▽゚*)」

テン「それをまた置き直して」

ハンド「また戻して........(*^o^*)」

テン「置き直して」

ハンド「また戻して」

テン「置き直して!」

ハンド「また戻して!」

社長室の扉を少しだけ開けて誰かが見つめている。

カスタード「何やってるんだろう.....あの2人」








ソードオブベルサイユでは

ヴァルキル「どうせファンタジーモールは暇しているんだろうな.......。」

団員A「団長!まだ走るんですか!」

後ろを振り返るとヘトヘトの団員達がヴァルキルの後を追う。ほとんどがリタイアしていて15人ほどしか残っていない。

ヴァルキル「当たり前だ!ジェネシスがいない間に鍛え直さなければ!」

団員B「なんでそこまで........。」

団員C「なんか知らないけど団長....ジェネシスのリオ?みたいにパワーアップした姿が欲しいらしいぜ?(小声)」

団員B「マジで?オーバードライブで充分じゃね?(小声)」

ヴァルキル「そこ!何か言ったか!」

B and C「いえ!ナニモ!!」

ヴァルキルは団員達から恐れられている。






紅桜では

マサムネ「やっぱり夏はそうめんだよねー」

ココノビ「そうだねー」

紅桜にある大きな部屋で全員で畳の上に座ってそうめんを食べている。

アヤメ「この5日間.....ずーっとお昼そうめんだね......。」

桃色の髪の女性が麺をすすりながらそう言った。

こまち「しょうがないわよ....だって流星祭の時のファンタジーモールの屋台のクジで「そうめん一年分」が当たっちゃったんだもん。早く消費しないともったいないでしょ。」

アヤメ「だからって......あ、こまちーそこのワサビ取ってー」

こまち「はいはい........。」

マサムネ(リオさん達元気にしてるかな?僕も鍛錬に取り組まないと。)






黄昏の流星では

ジャンヌ「はーーいご飯できましたよー.....だから折り紙しまって。」

キッド「えーー見てみて!ジャン姉!ダル兄が作ってくれた紙飛行機すごく飛ぶんだぜ!」

ダルタン「だろ?折り方に工夫があってな.........。」

カンカン!

ジャンヌがおたまを叩いて音をたてる。

「はいはい!お昼の時間だから!早く片付けて!」

2人「はーーーーーい」

片付けを始めるダルタンを後ろから誰かが叩く。

ダルタン「うん?」

ベガス「そんなに飛ぶなら......私が作った紙飛行機と勝負しようじゃないか。ご飯を食べ終わったあとに.......。」

キッド「あ!俺もやるやる!」

ジャンヌ「はぁー....まったくあの3人と来たら.....ちゃんとしてるのはゾロくらいね.......って!?何してるのゾロ!」

ジャンヌが振り返るとそこにいたのは椅子に座って熱心に折り紙を折り続けるゾロの姿だった。

ゾロ「せっ.....千羽鶴を作っているんだ......。」

ジャンヌ「千羽鶴って1人で作るものじゃないと思うけど........。」

ゾロ「もう少し待ってくれ!あと265羽なんだ.......。」




結論 オリオンの街は今日も平和=暇!!





そしてアヴァロンは

アーサー「はぁーはぁー..........。」

マリナ「アーサーさん........このままじゃ力尽きちゃう。」

ラック「もうやめた方がいいですって!」

傷だらけのアーサー....その片手には大きな黄金の剣が握られていた。息切れが激しく目が虚ろになっている。

アーサー「まだだ.......うぉぉぉぉぉぉおおお!!」

アーサーは剣を大きく振りかぶる。すると一瞬だけ大きな光を放った。

アーサー「ぐはっ!!」

バタン!!

ヒマリ「アーサーさん!」

その場で倒れてしまうアーサーに仲間達が集まる。
彼の手には黄金の剣ではなく一枚のカードが握られていた。

アーサー「なぜ.......俺の事を認めてくれないんだ....「エクスカリバー」.....。」

彼の意識はそこで途絶えてしまう。







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