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流星祭 編
第27話 拳落ちる
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(最悪だ......身体がどんどんなくなっていく........。こんな冒険者に負けた...........あのお方から能力をいただいたのに?でも大丈夫、きっとまた助けてくれる。)
(君には失望したよ......)
(待ってください!お願いします!)
(冒険者に勝てなかった......僕の能力をあげたのにだよ?つまんなすぎでしょ、惨めに死んだらどう?)
「待って!待ってください!!」
顔だけになったミラレナが泣きながら叫んでいる。まだ生きているのか........でもだんだん顔が無くなってきている。きっともうすぐ死ぬだろう。
「死ぬ前にさらった人達がどこにいるか教えろ!」
俺は地上に着地すると瓦礫に紛れるように落ちているミラレナの頭に近づいていく。
その時だ...........。
「へーお前強いんだな.......。」
「はっ!」
後ろからの声に寒気がたった.......身体が重い......。
俺は後ろを振り返り剣を構える。するとそこには誰もいなかった.........。
「どこだ!」
「上だよ上.......。」
急いで上を見上げる!フードを被った男が殴ろうと落下するのが見えた。
避けろ!俺はディルバのスピードを利用して右へ避ける。
ドゴコゴゴゴゴゴゴコォォォオォ!!
男の拳が道にぶつかると同時に爆風を上げて俺は吹き飛ばされてしまった。
「くっ!!」
「すごいな!俺の攻撃を避けるだなんて!」
なんて力だ...........道が隕石が落下したかのように割れているのが見えた。ミラレナより確実に強い。モンスターか?
「言っておくが俺はモンスターではないぞ........それに人間じゃない。」
「モンスターでも人間でもないって言うんだったら何だって言うんだ!」
俺に質問に答えるようにフードを脱ぎ捨てる。
「俺の名は「神武」........「ラグル族」だ!!」
フードを脱いだ男の姿は赤髪の短髪.......身体中には変な模様が描かれていた。首からは勾玉のネックレスをぶら下げていた。
ラグル族?どこかで聞いた事がある名前だ。思い出せそうで思い出せない。
でもコイツはヤバイ.......それだけは分かる。
「さぁ闘おう!この命尽きるまで!」
まともに戦ったら殺される!逃げる事が大切だ!
「なんだあれ?あれもモンスターか?」
「え?」
神武の後ろから冒険者がやってくる。3人くらいの冒険者がロボットの姿で武器を構えながら近づいていく。
「何にせよ倒さないとな!報酬欲しいし!」
「おりゃー!!」
武器を振り回しながら神武に向かって走り出す。
「ダメです!逃げてください!」
「これは俺達の獲物だぁ!!」
「........弱いやつに興味はない、立ち去れ。」
神武はその3人の冒険者の方へ振り返り拳を握る、身体から赤いオーラが湧き出てきた。血管がどんどん浮き出てくる。
そして
「豪殺拳・建国........一撃ノ型ァァァァァア!!」
拳を向けた瞬間に先程よりも強い爆風が起こり、3人の冒険者は悲鳴を上げながら吹き飛ばされてしまった。真っ直ぐ.......ただ真っ直ぐに吹き飛ばされた。
数秒後にはどこかに当たる音がして静かになってしまう。
「これで邪魔者はいなくなった!闘おう!」
笑顔でそう語ると3人を吹き飛ばした時と同じ構えをする.....俺も吹き飛ばされるのか?..........思い出した、ラグル族.......オリオンの街に来た時にお爺さんから聞いたことがあった。
「この世界にあった文明を壊した.........謎の生命体達......「ラグル族」。」
「そうだ!よく知っているな!7000年前くらいの時の事だったか........あれは実に楽しかった!」
「..................。」
ラグル族.......思い出さなかった方が良かったような気がする。足が動かない!確か昔の人達が封印........倒したのではない封印したのだ。
「それじゃいくぞ..........」
神武から赤いオーラが湧き出てくる。まずい!でも動けない!
シャリンシャリン!
どこからか鈴の音が聞こえる。
「神武、そろそろ帰らないと怒られてしまう。」
声がする方をゆっくりと振り向くと路地裏から同じようなフードを纏った青髪で仮面を付けた青年が杖を持ちながら現れた。
「いい時なんだ!邪魔をしないでくれ!」
「僕はいいけどあの人はなんて言うかな?」
青髪のその発言に舌打ちをすると神武は構えをやめて路地裏の方へと歩き出す。
「........分かった、ひとまず帰るとしよう。そこの赤い冒険者、お前の顔は覚えたからな!またいつか会おう!」
そう言って消えてしまった。
「....................たっ助かった..........。」
バタン!
俺はその場で倒れてしまう、そのまま元の人間の姿に戻ってしまった。汗が止まらない。心臓の音も速い。
「リオ君!リオ君!大丈夫?」
「リオ先輩が倒れてる!急いで連れて行かないと!」
ぼやけている景色の中、見たことのある2人が見えた。
「メ.....ガネく......ん....サナさ......ん.......。」
そこで俺の意識は途切れてしまった。
気づけば朝になっていた。スズメの鳴く声がする。
ここはどこだろう?見覚えのある場所..........ここは俺の部屋?
懐かしい匂い、棚には漫画にゲームのカセット。ずっと使ってきた机に学校のカバンが置かれていた。そうだ今日は英語の小テストがあるんだ。俺は急いで支度をする。
時計を見ると朝8時だ。
「あぁ、もうどうして母さん達起こしてくれなかったの!」
制服に着替えると机の上に置いてあるバッグに教科書やノートを突っ込んで部屋のドアを開けようとする。
ガチャガチャ!
「あれ開かない?何で!」
無理矢理開けようとしてもドアが一向に開く気配を見せない。
「これじゃ学校に遅刻しちゃう!いや.......もうしかけてるけど......母さん!父さん!........あれ?」
妹の名前が出てこない?なんで?
「その先は出れませんよ」
「誰?」
振り返ると俺のベッドで綺麗な青髪の少女が座っていた。宝石のような綺麗な目で俺を見つめる。
「君は........確か.........。」
「今、思い出させてあげる。」
パチン
少女は指を鳴らした。
「はっ!思い出した!君は.....俺にカードの使い方を教えてくれた女の子!」
サナさん達と初めて出会ったあの森.......その時に見た夢の中に出てきた少女だ。でも少し身長が伸びてる?
「もうすぐ流星祭..........。」
「そうか......流星祭か......みんな楽しみにしている。」
俺がそう言うと青髪の少女は俺を見つめる。
「なんで?」
「え?」
「貴方はまだ.......流星祭の本当の意味を知らない。」
少女がそう言い終わると部屋がどんどん霧で溢れてくる。少女の姿が見えなくなってくる。前にもこんな事があった。
「待って!最後まで話を聞かせて!」
「貴方に蒼き流星の導きがあらん事を........。」
少女は消えてしまった。
おまけコーナー
神武に吹き飛ばされてしまった3人の冒険者は街を囲う壁にぶち当たりました。なんとか生きてるらしいです。
ミラレナはギガモンスターなので道にカードが落ちています。それをサナさんが拾いました。ミラレナは「鏡」のモンスターです。
神武 ラグル族の赤髪の男性のような容姿をしている。
首には勾玉のようなネックレスをつけており、足に巻いているミサンガにも勾玉が付いている。柔道の道着のような格好をしている。
元になったのは日本人の祖先達を導いた神武天皇
(君には失望したよ......)
(待ってください!お願いします!)
(冒険者に勝てなかった......僕の能力をあげたのにだよ?つまんなすぎでしょ、惨めに死んだらどう?)
「待って!待ってください!!」
顔だけになったミラレナが泣きながら叫んでいる。まだ生きているのか........でもだんだん顔が無くなってきている。きっともうすぐ死ぬだろう。
「死ぬ前にさらった人達がどこにいるか教えろ!」
俺は地上に着地すると瓦礫に紛れるように落ちているミラレナの頭に近づいていく。
その時だ...........。
「へーお前強いんだな.......。」
「はっ!」
後ろからの声に寒気がたった.......身体が重い......。
俺は後ろを振り返り剣を構える。するとそこには誰もいなかった.........。
「どこだ!」
「上だよ上.......。」
急いで上を見上げる!フードを被った男が殴ろうと落下するのが見えた。
避けろ!俺はディルバのスピードを利用して右へ避ける。
ドゴコゴゴゴゴゴゴコォォォオォ!!
男の拳が道にぶつかると同時に爆風を上げて俺は吹き飛ばされてしまった。
「くっ!!」
「すごいな!俺の攻撃を避けるだなんて!」
なんて力だ...........道が隕石が落下したかのように割れているのが見えた。ミラレナより確実に強い。モンスターか?
「言っておくが俺はモンスターではないぞ........それに人間じゃない。」
「モンスターでも人間でもないって言うんだったら何だって言うんだ!」
俺に質問に答えるようにフードを脱ぎ捨てる。
「俺の名は「神武」........「ラグル族」だ!!」
フードを脱いだ男の姿は赤髪の短髪.......身体中には変な模様が描かれていた。首からは勾玉のネックレスをぶら下げていた。
ラグル族?どこかで聞いた事がある名前だ。思い出せそうで思い出せない。
でもコイツはヤバイ.......それだけは分かる。
「さぁ闘おう!この命尽きるまで!」
まともに戦ったら殺される!逃げる事が大切だ!
「なんだあれ?あれもモンスターか?」
「え?」
神武の後ろから冒険者がやってくる。3人くらいの冒険者がロボットの姿で武器を構えながら近づいていく。
「何にせよ倒さないとな!報酬欲しいし!」
「おりゃー!!」
武器を振り回しながら神武に向かって走り出す。
「ダメです!逃げてください!」
「これは俺達の獲物だぁ!!」
「........弱いやつに興味はない、立ち去れ。」
神武はその3人の冒険者の方へ振り返り拳を握る、身体から赤いオーラが湧き出てきた。血管がどんどん浮き出てくる。
そして
「豪殺拳・建国........一撃ノ型ァァァァァア!!」
拳を向けた瞬間に先程よりも強い爆風が起こり、3人の冒険者は悲鳴を上げながら吹き飛ばされてしまった。真っ直ぐ.......ただ真っ直ぐに吹き飛ばされた。
数秒後にはどこかに当たる音がして静かになってしまう。
「これで邪魔者はいなくなった!闘おう!」
笑顔でそう語ると3人を吹き飛ばした時と同じ構えをする.....俺も吹き飛ばされるのか?..........思い出した、ラグル族.......オリオンの街に来た時にお爺さんから聞いたことがあった。
「この世界にあった文明を壊した.........謎の生命体達......「ラグル族」。」
「そうだ!よく知っているな!7000年前くらいの時の事だったか........あれは実に楽しかった!」
「..................。」
ラグル族.......思い出さなかった方が良かったような気がする。足が動かない!確か昔の人達が封印........倒したのではない封印したのだ。
「それじゃいくぞ..........」
神武から赤いオーラが湧き出てくる。まずい!でも動けない!
シャリンシャリン!
どこからか鈴の音が聞こえる。
「神武、そろそろ帰らないと怒られてしまう。」
声がする方をゆっくりと振り向くと路地裏から同じようなフードを纏った青髪で仮面を付けた青年が杖を持ちながら現れた。
「いい時なんだ!邪魔をしないでくれ!」
「僕はいいけどあの人はなんて言うかな?」
青髪のその発言に舌打ちをすると神武は構えをやめて路地裏の方へと歩き出す。
「........分かった、ひとまず帰るとしよう。そこの赤い冒険者、お前の顔は覚えたからな!またいつか会おう!」
そう言って消えてしまった。
「....................たっ助かった..........。」
バタン!
俺はその場で倒れてしまう、そのまま元の人間の姿に戻ってしまった。汗が止まらない。心臓の音も速い。
「リオ君!リオ君!大丈夫?」
「リオ先輩が倒れてる!急いで連れて行かないと!」
ぼやけている景色の中、見たことのある2人が見えた。
「メ.....ガネく......ん....サナさ......ん.......。」
そこで俺の意識は途切れてしまった。
気づけば朝になっていた。スズメの鳴く声がする。
ここはどこだろう?見覚えのある場所..........ここは俺の部屋?
懐かしい匂い、棚には漫画にゲームのカセット。ずっと使ってきた机に学校のカバンが置かれていた。そうだ今日は英語の小テストがあるんだ。俺は急いで支度をする。
時計を見ると朝8時だ。
「あぁ、もうどうして母さん達起こしてくれなかったの!」
制服に着替えると机の上に置いてあるバッグに教科書やノートを突っ込んで部屋のドアを開けようとする。
ガチャガチャ!
「あれ開かない?何で!」
無理矢理開けようとしてもドアが一向に開く気配を見せない。
「これじゃ学校に遅刻しちゃう!いや.......もうしかけてるけど......母さん!父さん!........あれ?」
妹の名前が出てこない?なんで?
「その先は出れませんよ」
「誰?」
振り返ると俺のベッドで綺麗な青髪の少女が座っていた。宝石のような綺麗な目で俺を見つめる。
「君は........確か.........。」
「今、思い出させてあげる。」
パチン
少女は指を鳴らした。
「はっ!思い出した!君は.....俺にカードの使い方を教えてくれた女の子!」
サナさん達と初めて出会ったあの森.......その時に見た夢の中に出てきた少女だ。でも少し身長が伸びてる?
「もうすぐ流星祭..........。」
「そうか......流星祭か......みんな楽しみにしている。」
俺がそう言うと青髪の少女は俺を見つめる。
「なんで?」
「え?」
「貴方はまだ.......流星祭の本当の意味を知らない。」
少女がそう言い終わると部屋がどんどん霧で溢れてくる。少女の姿が見えなくなってくる。前にもこんな事があった。
「待って!最後まで話を聞かせて!」
「貴方に蒼き流星の導きがあらん事を........。」
少女は消えてしまった。
おまけコーナー
神武に吹き飛ばされてしまった3人の冒険者は街を囲う壁にぶち当たりました。なんとか生きてるらしいです。
ミラレナはギガモンスターなので道にカードが落ちています。それをサナさんが拾いました。ミラレナは「鏡」のモンスターです。
神武 ラグル族の赤髪の男性のような容姿をしている。
首には勾玉のようなネックレスをつけており、足に巻いているミサンガにも勾玉が付いている。柔道の道着のような格好をしている。
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