26 / 95
流星祭 編
第20話 和洋折衷
しおりを挟む
前回までのあらすじ!
リオ「俺達はハンドさんの提案による大型クエストに参加する事になったんだ!俺達はAグループとして探索を開始したんだけど.........突然俺達の前に鎧を着たカブトムシのモンスターが現れ!俺達を襲い始めた!」
サナ「一方その頃、ゾロちゃんは蜂のモンスターのリビュエと交戦.......さらにはハンドさんが暴走しちゃってもう大変!」
リオ「カブトムシのモンスターのゴウジンマルと交戦している最中.....突如赤いボディのアイツが現れた.....その名も.......」
ディルバ「最高最速!この俺様!ディルバ様だぜ!」
リオ「ディルバ!なんであらすじに...........。」
ディルバ「お前らがあらすじ紹介ができて俺様ができないわけがないだろうッ!!」
リオ「そっそうなのか!!」
ディルバ「さぁーそこの赤いの!俺様と戦え!まぁ勝つのは俺様だがな!」
リオ「いや!俺が勝ってみせる!」
Aグループ 二階
「なんでリオ君を狙うの!」
「俺様と同じ赤色をしている!赤は俺様だけで充分だせ!」
そっそんな理由で!!
俺は戸惑いながらも剣を握る。コイツの戦闘力はゴウジンマルをあっさり倒してしまうところからも分かる。まずは様子を見よう。
「あ、後ろにいるやつらの相手は「コイツら」だ。」
そう言うとディルバは自分の胸を思いっきり叩く。
ドガッ!
「なっ何やってるの!?!」
「見れば分かる、来い!兵隊共!」
するとディルバの影から何かがどんどん溢れて出てくる。その何かは人の形を形成すると次々と走り出し俺達の方向へと向かって来た。
襲われる!
そう思って構えるもそいつらは後ろにいるマサムネ君達を襲い始めた。
「これで邪魔する奴らはいなくなった......さぁ戦おうぜ赤いの。」
「俺は赤いのじゃない!リオ.....デュリオンだー!!」
俺はそう叫びディルバに向かって走り出した!
一心に剣を振るい斬撃を放つ!
ズバ!
「おっせーんだよ!」
ブルン!ブルブルン!
ディルバは足に付けられたタイヤを回転させ俺の斬撃をひょい!っと簡単に避けてしまう。
「うっ..........!!」
「それじゃこっちの番な!」
タイヤをさらに回転させ、走り出す。来る!アイツの攻撃だ!俺は背中に背負った盾を構えた。盾でなら防げるはず!
そう思っていた俺が甘かった.......。
「くらえ!飛炎襲撃斬!」
手に付けられた剣で盾を思いっきり破壊しようとする。衝撃で火花が散るがディルバは攻撃をやめようとしない、それどころかさらに加速を続けている!
バキッ
ヒビが入った音がする......頼む耐えてくれ!
「からのーー襲撃破!」
剣で攻撃するのをやめたかと思えば回し蹴りに変えた。炎を纏ってはいないがすごい力だ。
バキバキバキバキ!
その瞬間に盾が完全に崩壊、床に破片となって落ちていってしまった。
「たっ盾がッ!!」
初期装備だから24時間後には戻っていると思うけど.......防げないのはかなりまずい。
「おい!聞こえるか少年!」
後ろで戦っているベガスさんの声がする。
「さっきそいつから受け取ったカードがあるじゃないか!使え!」
「そうか!」
俺はカードを取り出す。それは今まで手に入れたカードとは全く違う新しいカード。その絵には刀が大きく描かれていた。
「使ってみよう!」
俺はデバイスにカードをかざす。するといつもどおり謎の音楽が鳴り始めた。
ズバッと抜刀!
凄まじき妖刀が敵を切るッ!デュリオン!妖刀「兜断ち」
「おっ俺の名前が鳴った!!」
するとその音楽が終わると共に左から青色の魔法陣がこちらへ向かってくる。いつもは上か下からかなのに。その魔法陣は左半身までくぐると消えてしまった。
「え?まだ全身くぐってないよ!おーい!帰っておいでー!」
「それです!ギガモンスターから手に入るカードは左半身が変化するんです!」
自分の身体を見てみると確かに左半身が青色になって左手にはゴウジンマルが使っていた刀が握られていた。
「おーすげー!右手には剣!左手には刀かー和洋折衷ってやつだね!」
「何言ってんだお前?」
「リオ君!私はいいと思うよ!和洋折衷!」
俺は剣と刀を振り回してディルバに向かって再び走り出した。
ズバッ!シャキーン!
「二本に変わったところで変わんねえよ!......イテっ!」
余裕をかましていたディルバに直撃する。よしこの調子ならたぶんいける!
「チッ!腹が立つ!もういい!必殺技で終わらせてやる!........あれ?」
構えるもディルバの脚に炎が纏われない。
「どうやら魔力切れみたいですね。」
「なっなにーー!?!10年も封印されていたせいか?まずいぞ!」
「よし!次は俺の番だ!いざ参る!」
俺はデバイスから使う技を選択する。刀と剣は両方共炎を纏い始めた!
「.......ここでやられるわけにはいかねぇんだよ!ここは......逃げるが勝ちだぜ!」
そう言うと再びタイヤを回転させ後ろの方ね逃げていく。逃げるなんて卑怯だぞ!っと言いたいとこだが........そっちは確か.......。
「そっちは壁だよ?」
「うわー!逃げられない!俺様とした事がー!!」
走って追いかけてついに壁まで追い詰める事ができた。ゆっくり歩いてさらに追い詰める。
「おりゃ!」
俺は持っていた刀をディルバに向かって投げつける。
ファイヤ!スラッシュ!
火炎斬!!
グサ!
「うぎゃあぁぁあ!!」
ディルバの腕に見事命中、刀はディルバの腕を貫通すると壁にまで刺さってしまった。これでディルバは身動きができない状況になっている。
「痛くはないけど!この刀抜けねぇ!」
必死に刀を抜こうとするが抜けないらしい。俺はデバイスから技を選択する。これを使ってみよう。
「抜けねぇ!なんでこの刀!返しがついてんだよ!」
俺は構え、足先に力を集中させる。すると右足が炎を纏い始めた。全く熱くない。俺は天井くらいまでジャンプした。いつもはできない事だ。
「よし抜けた!............え?」
「これでとどめだ!紅炎蹴撃破!」
俺はディルバに向かってヒーローの定番必殺技!キックを放つ!
ファイヤ!スマッシュ!
バーニングスマッシュ!!
「俺様の技をパクるんじゃねぇ!!」
ズドッ!!!
炎を纏った脚はぶつかると同時にディルバの身体に移りディルバの身体は燃え始め爆発してしまった。
ドガーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!
「スタッ!」
見事に着地!ディルバが爆発した場所には一枚のカードだけが残されていた。それ以外は何もなかったかのようになっている。壁にも黒くなったりもしていない。
「お疲れリオ君!」
サナさん達が走ってやってくる。ディルバがやられた事によってあの兵隊達はいなくなったらしい。
俺はその一枚のカードを拾い上げ、人間の姿に戻ってポケットにしまった。なんだろうか.......ポケットが熱い。まるで炎天下に晒されて熱々になった車を触ったかのような........。
まぁ炎の中にあったし熱いのは当たり前か。そう思って4人で探索を再開した。
「メガネ君達.....大丈夫かな?」
一方その頃 城の外の森では
「グルルルッ!うぎゃあお!」
「はは!さっきまでとは違う!まるで獣だ!」
暴走したハンドさんと城の主人であるギルバと戦っている。あれはまさにモンスター同士の戦い.......そう言った方が当てはまっていた。
「あれ大丈夫なんですか?テンさん........。」
「大変な事になったら私が止めます。」
するとハンドさんは手に付けられたクローの甲の部分にあるボタンを押す。
1!
デストロイクロー!
その音が鳴るとクローが紫色のオーラを纏って、ハンドさんはそれを勢いよく斬撃としてギルバに向かって放つ。
ズバッズバッズバッ!!!
「くっ............!!!」
斬撃を鎌で受け止めるギルバ。火花が散って森を明るく照らしていく。
「おりゃァァァァァア!!」
キーーーーン!グサッ!
「弾き返した!」
「なかなかやるじゃねぇか!!面白くなってきたぜ!」
おまけコーナー
シャドウ
ギガモンスターだけが使える兵隊達。見た目はローブを纏った黒い奴ら。ギガモンスターの合図と共に影から出現して命令を実行する。
武器はナイフを持っている
強さは普通で一定の負荷がかかると消えてしまう。いくらでも呼び出せるが呼び出すたびにMPを消費する。ディルバが負けた要因の一つ
リオ「俺達はハンドさんの提案による大型クエストに参加する事になったんだ!俺達はAグループとして探索を開始したんだけど.........突然俺達の前に鎧を着たカブトムシのモンスターが現れ!俺達を襲い始めた!」
サナ「一方その頃、ゾロちゃんは蜂のモンスターのリビュエと交戦.......さらにはハンドさんが暴走しちゃってもう大変!」
リオ「カブトムシのモンスターのゴウジンマルと交戦している最中.....突如赤いボディのアイツが現れた.....その名も.......」
ディルバ「最高最速!この俺様!ディルバ様だぜ!」
リオ「ディルバ!なんであらすじに...........。」
ディルバ「お前らがあらすじ紹介ができて俺様ができないわけがないだろうッ!!」
リオ「そっそうなのか!!」
ディルバ「さぁーそこの赤いの!俺様と戦え!まぁ勝つのは俺様だがな!」
リオ「いや!俺が勝ってみせる!」
Aグループ 二階
「なんでリオ君を狙うの!」
「俺様と同じ赤色をしている!赤は俺様だけで充分だせ!」
そっそんな理由で!!
俺は戸惑いながらも剣を握る。コイツの戦闘力はゴウジンマルをあっさり倒してしまうところからも分かる。まずは様子を見よう。
「あ、後ろにいるやつらの相手は「コイツら」だ。」
そう言うとディルバは自分の胸を思いっきり叩く。
ドガッ!
「なっ何やってるの!?!」
「見れば分かる、来い!兵隊共!」
するとディルバの影から何かがどんどん溢れて出てくる。その何かは人の形を形成すると次々と走り出し俺達の方向へと向かって来た。
襲われる!
そう思って構えるもそいつらは後ろにいるマサムネ君達を襲い始めた。
「これで邪魔する奴らはいなくなった......さぁ戦おうぜ赤いの。」
「俺は赤いのじゃない!リオ.....デュリオンだー!!」
俺はそう叫びディルバに向かって走り出した!
一心に剣を振るい斬撃を放つ!
ズバ!
「おっせーんだよ!」
ブルン!ブルブルン!
ディルバは足に付けられたタイヤを回転させ俺の斬撃をひょい!っと簡単に避けてしまう。
「うっ..........!!」
「それじゃこっちの番な!」
タイヤをさらに回転させ、走り出す。来る!アイツの攻撃だ!俺は背中に背負った盾を構えた。盾でなら防げるはず!
そう思っていた俺が甘かった.......。
「くらえ!飛炎襲撃斬!」
手に付けられた剣で盾を思いっきり破壊しようとする。衝撃で火花が散るがディルバは攻撃をやめようとしない、それどころかさらに加速を続けている!
バキッ
ヒビが入った音がする......頼む耐えてくれ!
「からのーー襲撃破!」
剣で攻撃するのをやめたかと思えば回し蹴りに変えた。炎を纏ってはいないがすごい力だ。
バキバキバキバキ!
その瞬間に盾が完全に崩壊、床に破片となって落ちていってしまった。
「たっ盾がッ!!」
初期装備だから24時間後には戻っていると思うけど.......防げないのはかなりまずい。
「おい!聞こえるか少年!」
後ろで戦っているベガスさんの声がする。
「さっきそいつから受け取ったカードがあるじゃないか!使え!」
「そうか!」
俺はカードを取り出す。それは今まで手に入れたカードとは全く違う新しいカード。その絵には刀が大きく描かれていた。
「使ってみよう!」
俺はデバイスにカードをかざす。するといつもどおり謎の音楽が鳴り始めた。
ズバッと抜刀!
凄まじき妖刀が敵を切るッ!デュリオン!妖刀「兜断ち」
「おっ俺の名前が鳴った!!」
するとその音楽が終わると共に左から青色の魔法陣がこちらへ向かってくる。いつもは上か下からかなのに。その魔法陣は左半身までくぐると消えてしまった。
「え?まだ全身くぐってないよ!おーい!帰っておいでー!」
「それです!ギガモンスターから手に入るカードは左半身が変化するんです!」
自分の身体を見てみると確かに左半身が青色になって左手にはゴウジンマルが使っていた刀が握られていた。
「おーすげー!右手には剣!左手には刀かー和洋折衷ってやつだね!」
「何言ってんだお前?」
「リオ君!私はいいと思うよ!和洋折衷!」
俺は剣と刀を振り回してディルバに向かって再び走り出した。
ズバッ!シャキーン!
「二本に変わったところで変わんねえよ!......イテっ!」
余裕をかましていたディルバに直撃する。よしこの調子ならたぶんいける!
「チッ!腹が立つ!もういい!必殺技で終わらせてやる!........あれ?」
構えるもディルバの脚に炎が纏われない。
「どうやら魔力切れみたいですね。」
「なっなにーー!?!10年も封印されていたせいか?まずいぞ!」
「よし!次は俺の番だ!いざ参る!」
俺はデバイスから使う技を選択する。刀と剣は両方共炎を纏い始めた!
「.......ここでやられるわけにはいかねぇんだよ!ここは......逃げるが勝ちだぜ!」
そう言うと再びタイヤを回転させ後ろの方ね逃げていく。逃げるなんて卑怯だぞ!っと言いたいとこだが........そっちは確か.......。
「そっちは壁だよ?」
「うわー!逃げられない!俺様とした事がー!!」
走って追いかけてついに壁まで追い詰める事ができた。ゆっくり歩いてさらに追い詰める。
「おりゃ!」
俺は持っていた刀をディルバに向かって投げつける。
ファイヤ!スラッシュ!
火炎斬!!
グサ!
「うぎゃあぁぁあ!!」
ディルバの腕に見事命中、刀はディルバの腕を貫通すると壁にまで刺さってしまった。これでディルバは身動きができない状況になっている。
「痛くはないけど!この刀抜けねぇ!」
必死に刀を抜こうとするが抜けないらしい。俺はデバイスから技を選択する。これを使ってみよう。
「抜けねぇ!なんでこの刀!返しがついてんだよ!」
俺は構え、足先に力を集中させる。すると右足が炎を纏い始めた。全く熱くない。俺は天井くらいまでジャンプした。いつもはできない事だ。
「よし抜けた!............え?」
「これでとどめだ!紅炎蹴撃破!」
俺はディルバに向かってヒーローの定番必殺技!キックを放つ!
ファイヤ!スマッシュ!
バーニングスマッシュ!!
「俺様の技をパクるんじゃねぇ!!」
ズドッ!!!
炎を纏った脚はぶつかると同時にディルバの身体に移りディルバの身体は燃え始め爆発してしまった。
ドガーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!
「スタッ!」
見事に着地!ディルバが爆発した場所には一枚のカードだけが残されていた。それ以外は何もなかったかのようになっている。壁にも黒くなったりもしていない。
「お疲れリオ君!」
サナさん達が走ってやってくる。ディルバがやられた事によってあの兵隊達はいなくなったらしい。
俺はその一枚のカードを拾い上げ、人間の姿に戻ってポケットにしまった。なんだろうか.......ポケットが熱い。まるで炎天下に晒されて熱々になった車を触ったかのような........。
まぁ炎の中にあったし熱いのは当たり前か。そう思って4人で探索を再開した。
「メガネ君達.....大丈夫かな?」
一方その頃 城の外の森では
「グルルルッ!うぎゃあお!」
「はは!さっきまでとは違う!まるで獣だ!」
暴走したハンドさんと城の主人であるギルバと戦っている。あれはまさにモンスター同士の戦い.......そう言った方が当てはまっていた。
「あれ大丈夫なんですか?テンさん........。」
「大変な事になったら私が止めます。」
するとハンドさんは手に付けられたクローの甲の部分にあるボタンを押す。
1!
デストロイクロー!
その音が鳴るとクローが紫色のオーラを纏って、ハンドさんはそれを勢いよく斬撃としてギルバに向かって放つ。
ズバッズバッズバッ!!!
「くっ............!!!」
斬撃を鎌で受け止めるギルバ。火花が散って森を明るく照らしていく。
「おりゃァァァァァア!!」
キーーーーン!グサッ!
「弾き返した!」
「なかなかやるじゃねぇか!!面白くなってきたぜ!」
おまけコーナー
シャドウ
ギガモンスターだけが使える兵隊達。見た目はローブを纏った黒い奴ら。ギガモンスターの合図と共に影から出現して命令を実行する。
武器はナイフを持っている
強さは普通で一定の負荷がかかると消えてしまう。いくらでも呼び出せるが呼び出すたびにMPを消費する。ディルバが負けた要因の一つ
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる